
史上稀に見る大混戦のJ2残留争い…残り2節で8チームに降格の可能性、今節で3チーム降格確定の結末も
2021.11.28 13:01 Sun
28日、明治安田生命J2リーグ第41節の11試合が行われる。
リーグ戦も残り2試合。J1への昇格はジュビロ磐田が決め、今節にもJ2優勝が決定する可能性がある。また、2位の京都サンガF.C.も引き分け以上で昇格が決定する状況だ。
一方で、残留争いは熾烈。残り2節の段階で1チームも確定しておらず、9チームに可能性があるという異例の事態。4枠という降格枠がどのように決まるかに注目が集まる。
◆明治安田生命J2リーグ順位表(第40節終了時点)
14位:勝ち点42 レノファ山口FC(得失点:-13)
15位:勝ち点42 栃木SC(得失点:-14)
16位:勝ち点40 ザスパクサツ群馬(得失点:-19)
17位:勝ち点38 大宮アルディージャ(得失点:-8)
18位:勝ち点37 SC相模原(得失点:-18)
ーーーーー残留ライン
19位:勝ち点37 ツエーゲン金沢(得失点:-22)
20位:勝ち点35 ギラヴァンツ北九州(得失点:-26)
21位:勝ち点34 愛媛FC(得失点:-28)
22位:勝ち点33 松本山雅FC(得失点:-36)
結果次第では今節で3チームの降格が確定する可能性がある一方で、結果次第では最終節に4チームが決定する可能性もあるという例年にない混戦状況だ。
◆明治安田J2第41節カード
SC相模原(18位) vs 松本山雅FC(22位)
水戸ホーリーホック(11位) vs 愛媛FC(21位)
ザスパクサツ群馬(16位) vs ジュビロ磐田(1位)
FC町田ゼルビア(5位) vs 大宮アルディージャ(17位)
ツエーゲン金沢(19位) vs モンテディオ山形(7位)
レノファ山口FC(14位) vs ヴァンフォーレ甲府(3位)
ギラヴァンツ北九州(20位) vs 栃木SC(15位)
今節は残留争い中のライバル対決も準備されており、つくづく日程くんの仕事ぶりには驚かされる。
【降格決定条件:松本】
◯:大宮、金沢が共に勝利で降格
△、×:降格
まず最下位の松本はギリギリ残留ラインにいる相模原との一戦だ。
松本は今節勝利しなければ降格が決定。勝利しても金沢と北九州が共に勝利した場合は降格決定となる。
最後に勝利したのは9月26日の北九州戦。9試合勝利がない中で意地を見せることができるのか。最終節まで望みを繋ぎたいところだ。
【降格決定条件:愛媛】
◯:今節の降格はなし
△:相模原、金沢いずれかが勝利で降格
×:相模原、金沢いずれかが引き分け以上で降格
21位の愛媛も今節で降格の可能性がある。6戦未勝利の状況だが、今節水戸に勝利すれば、最終節まで残留争いを繰り広げられることとなる。
しかし、引き分け、負けの場合は他会場の結果次第で降格が決定。生き延びるためには勝ち点3が必要だ。ホームでは水戸に0-5と惨敗を喫しており、ここ5試合で2得点と攻撃陣が寂しい状況だけに苦戦が予想される。
【降格決定条件:北九州】
◯:今節の降格はなし
△:大宮、相模原、金沢のうち2チームが勝利で降格
×:大宮が引き分け、相模原、金沢が勝利のうち2つ揃うと降格
20位の北九州も降格の可能性がある。非常に複雑な条件とはなるが、まず勝った場合は最終節まで持ち越すことが可能だ。
2節前には勝利を収めている北九州だが、直近4試合で得点は「1」。勝利に結びつけるのはなかなか難しい。相手も多少は余裕はあるものの、まだ残留が確定していない栃木だ。相手も必死に戦ってくるはずだ。
そして引き分け、負けの場合でも2つの条件が満たされなければ今節の降格は免れる。上に位置する、大宮、相模原、金沢の結果だ。この3チームの結果で2つ揃えば降格が決定。とにかく勝利して、最終節に望みをつなげたい。
なお、大宮、相模原は残留ラインに位置しているが、今節の結果で降格権転落の可能性がある。群馬も降格圏行きはないものの、最終節でのシビアな戦いを強いられる可能性は残っているだけに、首位相手の難しい試合で勝ち点を稼げるかは重要だ。
また、明治安田J3のテゲバジャーロ宮崎が2位以内を確定させれば、降格チームは3枠に減少。その辺りも関わるシビアな残留争いだが、とにかくどのチームも勝ち点3を獲得して優位に立っておきたいところだ。
リーグ戦も残り2試合。J1への昇格はジュビロ磐田が決め、今節にもJ2優勝が決定する可能性がある。また、2位の京都サンガF.C.も引き分け以上で昇格が決定する状況だ。
一方で、残留争いは熾烈。残り2節の段階で1チームも確定しておらず、9チームに可能性があるという異例の事態。4枠という降格枠がどのように決まるかに注目が集まる。
14位:勝ち点42 レノファ山口FC(得失点:-13)
15位:勝ち点42 栃木SC(得失点:-14)
16位:勝ち点40 ザスパクサツ群馬(得失点:-19)
17位:勝ち点38 大宮アルディージャ(得失点:-8)
18位:勝ち点37 SC相模原(得失点:-18)
ーーーーー残留ライン
19位:勝ち点37 ツエーゲン金沢(得失点:-22)
20位:勝ち点35 ギラヴァンツ北九州(得失点:-26)
21位:勝ち点34 愛媛FC(得失点:-28)
22位:勝ち点33 松本山雅FC(得失点:-36)
見ての通り、残留ラインを跨いで勝ち点37で3チームが並ぶ状況。1つ上の17位大宮までは勝ち点差「1」という混戦状況だ。
結果次第では今節で3チームの降格が確定する可能性がある一方で、結果次第では最終節に4チームが決定する可能性もあるという例年にない混戦状況だ。
◆明治安田J2第41節カード
SC相模原(18位) vs 松本山雅FC(22位)
水戸ホーリーホック(11位) vs 愛媛FC(21位)
ザスパクサツ群馬(16位) vs ジュビロ磐田(1位)
FC町田ゼルビア(5位) vs 大宮アルディージャ(17位)
ツエーゲン金沢(19位) vs モンテディオ山形(7位)
レノファ山口FC(14位) vs ヴァンフォーレ甲府(3位)
ギラヴァンツ北九州(20位) vs 栃木SC(15位)
今節は残留争い中のライバル対決も準備されており、つくづく日程くんの仕事ぶりには驚かされる。
【降格決定条件:松本】
◯:大宮、金沢が共に勝利で降格
△、×:降格
まず最下位の松本はギリギリ残留ラインにいる相模原との一戦だ。
松本は今節勝利しなければ降格が決定。勝利しても金沢と北九州が共に勝利した場合は降格決定となる。
最後に勝利したのは9月26日の北九州戦。9試合勝利がない中で意地を見せることができるのか。最終節まで望みを繋ぎたいところだ。
【降格決定条件:愛媛】
◯:今節の降格はなし
△:相模原、金沢いずれかが勝利で降格
×:相模原、金沢いずれかが引き分け以上で降格
21位の愛媛も今節で降格の可能性がある。6戦未勝利の状況だが、今節水戸に勝利すれば、最終節まで残留争いを繰り広げられることとなる。
しかし、引き分け、負けの場合は他会場の結果次第で降格が決定。生き延びるためには勝ち点3が必要だ。ホームでは水戸に0-5と惨敗を喫しており、ここ5試合で2得点と攻撃陣が寂しい状況だけに苦戦が予想される。
【降格決定条件:北九州】
◯:今節の降格はなし
△:大宮、相模原、金沢のうち2チームが勝利で降格
×:大宮が引き分け、相模原、金沢が勝利のうち2つ揃うと降格
20位の北九州も降格の可能性がある。非常に複雑な条件とはなるが、まず勝った場合は最終節まで持ち越すことが可能だ。
2節前には勝利を収めている北九州だが、直近4試合で得点は「1」。勝利に結びつけるのはなかなか難しい。相手も多少は余裕はあるものの、まだ残留が確定していない栃木だ。相手も必死に戦ってくるはずだ。
そして引き分け、負けの場合でも2つの条件が満たされなければ今節の降格は免れる。上に位置する、大宮、相模原、金沢の結果だ。この3チームの結果で2つ揃えば降格が決定。とにかく勝利して、最終節に望みをつなげたい。
なお、大宮、相模原は残留ラインに位置しているが、今節の結果で降格権転落の可能性がある。群馬も降格圏行きはないものの、最終節でのシビアな戦いを強いられる可能性は残っているだけに、首位相手の難しい試合で勝ち点を稼げるかは重要だ。
また、明治安田J3のテゲバジャーロ宮崎が2位以内を確定させれば、降格チームは3枠に減少。その辺りも関わるシビアな残留争いだが、とにかくどのチームも勝ち点3を獲得して優位に立っておきたいところだ。
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