財政難のバルセロナ、交渉難航のアスピリクエタをフリーで獲得か
2021.11.16 15:50 Tue
バルセロナがチェルシーのスペイン代表MFセサール・アスピリクエタ(32)に興味を示しているようだ。スペイン『ESPN』が伝えている。
前体制から引き継いだ負の遺産により、極度の財政難に悩まされているバルセロナ。それでも巧みな交渉術を活用し、今夏の移籍市場ではオランダ代表FWメンフィス・デパイやアルゼンチン代表FWセルヒオ・アグエロなどの大物選手をフリーで獲得していた。
そのバルセロナがこの度興味を示しているのがアスピリクエタだ。2012年からチェルシーに在籍し、プレミアリーグやチャンピオンズリーグ優勝に貢献。トーマス・トゥヘル監督就任以降は状況に応じてウイングバックとセンターバックで起用されており、いまだにチームの欠かせない選手の一人だ。
ただ、現行契約が2022年までとなっており、交渉も順調とは言えない模様。そこに目をつけているのが、以前も同選手への関心が取り沙汰されたバルセロナだ。同クラブでは先日にチャビ・エルナンデス監督が就任。新監督は、4バックにおける右サイドバックや、3バックでの右センターバックをこなすことができるユーティリティ性を高く評価しているとのこと。
また、DFセルジーニョ・デストやDFロナルド・アラウホなど、20代前半の選手が多く在籍するバルセロナの守備陣に経験を伝えることも期待されるているようだ。
前体制から引き継いだ負の遺産により、極度の財政難に悩まされているバルセロナ。それでも巧みな交渉術を活用し、今夏の移籍市場ではオランダ代表FWメンフィス・デパイやアルゼンチン代表FWセルヒオ・アグエロなどの大物選手をフリーで獲得していた。
そのバルセロナがこの度興味を示しているのがアスピリクエタだ。2012年からチェルシーに在籍し、プレミアリーグやチャンピオンズリーグ優勝に貢献。トーマス・トゥヘル監督就任以降は状況に応じてウイングバックとセンターバックで起用されており、いまだにチームの欠かせない選手の一人だ。
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