フランクフルト指揮官が狙い通りの鎌田大地のゴールを評価「とても上手くいった」

フランクフルトのオリヴァー・グラスナー監督が、オリンピアコス戦を振り返った。クラブ公式サイトが伝えた。フランクフルトは21日、ヨーロッパリーグ(EL)グループD第3節でオリンピアコスをホームに迎えた。ここまで1勝1分けのフランクフルト。この試合では長谷部誠と鎌田大地が揃って先発出場を果たすと、27分にPKをラファエル・サントス・ボレが決めて先制する。
しかし、30分にユセフ・エル・アラビにPKを決められ同点とされるが、前半アディショナルタイムにアルマミー・トゥーレが勝ち越しゴール。さらに59分には鎌田に今シーズン初ゴールが生まれ3-1と突き放し、そのまま勝利を収めた。

試合後、グラスナー監督がチームのパフォーマンスを高く評価した。「特に我々のパフォーマンスにはとても満足している。一緒にリアクションを見せたいと思っていたし、それが成功した」

「前半はスピードのあるウイングに対してしっかりと守り、1-1となった後も信じ続けていた。後半はより組織的になり、チャンスを待つことにした。3つ目のゴールでは、それがとても上手くいった」

「全体的に勝利はとても価値のあるものだった。我々はビルドアップがうまくいき、とても変化に富んでいた。そしてバランスを崩さなかった」

また、16日に行われたブンデスリーガ第8節のヘルタ・ベルリン戦での敗戦からしっかりとチームは立ち直ったと語り、改善と狙いが上手くハマったと語った。

「ヘルタとの試合後、我々は正しい結論を導き出した。より落ち着いてボールを保持し、より規律正しくプレーした」

「選手たちはやろうとしていることを全て表現した。我々は[4-1-4-1]でオリンピアコスが来ると予想していたので、中央で勝負をかけたかった。そしてそれがうまくいった」

「それでも常に改善すべきことがある。雰囲気を楽しむことができた。試合中は集中しているからそうはいかないが、試合後は名誉を感じた」

「我々が少年時代にテレビの前に座り、その場に居れたら良いなと思っていた試合だった。我々は多くのボールを賢く奪い、得点するチャンスをもっと増やせるはずだった」

「これは高いレベルでの不満だが、低いレベルの不満よりはマシだ。あとは、この勢いと自信を次に繋げるだけだ」