フリーの状況続くD・ルイスにラツィオが接近? サッリがかつての教え子獲得に関心か

2021.09.02 16:23 Thu
Getty Images
ラツィオが元ブラジル代表DFダビド・ルイス(34)の獲得に関心を示しているようだ。『フットボール・イタリア』が伝えている。

ブラジルのヴィトーリアでキャリアをスタートさせたダビド・ルイスは、これまでベンフィカ、チェルシー、パリ・サンジェルマン(PSG)、アーセナルでプレー。プレミアリーグやリーグ・アン、チャンピオンズリーグ(CL)など数多くのタイトルを獲得してきた。また、ブラジル代表としても56試合3ゴールを記録しており、高い実績と経験を備えている。

2019年8月に加入したアーセナルでは、公式戦73試合出場4ゴール1アシストを記録。昨シーズンも公式戦30試合に出場したが負傷の影響により終盤はプレーせず、今夏に契約満了で退団となった。
現在フリーの状況となっているダビド・ルイスに対しては、母国復帰や古巣ベンフィカ加入の噂が流れている。しかし、イタリア『Sportitalia』の移籍に精通するアルフレッド・ペドゥーラ氏によると、ここにきてラツィオも獲得に関心を示しているようだ。

ラツィオは今夏からマウリツィオ・サッリ監督が就任しており、スカッドの刷新を進めている。そんな中で、チェルシー時代に指導した過去のあるダビド・ルイスが、チームに経験をもたらしてくれることを期待しているようだ。
ペドゥーラ氏によればラツィオはすでにダビド・ルイスに接触しており、選手本人もヨーロッパでプレーを続ける希望を持っていることから、移籍が実現する可能性はあるかもしれない。

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