インテルでデビュー弾のジェコがチーム環境を称賛「ここにはサッカーを知っているチャンピオンたちがいる」

2021.08.26 14:41 Thu
Getty Images
インテルのボスニア・ヘルツェゴビナ代表FWエディン・ジェコが、新天地でのデビュー戦を振り返った。『フットボール・イタリア』が伝えている。
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ローマの絶対的エースとして、在籍6年間でクラブ歴代3位となる119ゴールを記録したジェコは、14日にインテルが獲得を正式発表。チェルシーに移籍したベルギー代表FWロメル・ルカクの後釜として、高い期待が寄せられていた。21日に行われたセリエA開幕節のジェノア戦で、ジェコは早速スタメンとしてデビュー。試合では随所で熟練のポストプレーを披露しただけでなく、88分にはインテルでの初ゴールを記録。チームは4-0での勝利を収め、ジェコにとって文句なしのデビュー戦となった。
試合後、クラブの公式チャンネル『Inter TV』に出演したジェコはジェノア戦を振り返り、良いパフォーマンスが発揮できたとコメント。すでにチームに馴染み、気持ちよく仕事ができているとも語っている。

「スタジアムにファンが戻ってきた最初の試合だったこともあって、特に感情的な一日になったよ。僕の母もサン・シーロにいたんだ。この日は、チームの勝利と僕の懸命な努力によるゴールで締めくくられた重要な日だったね。セリエAでは長い間ゴールを決めていなかったから、この状況を打破できて将来に向けての自信を深めることもできた」
「ここで何年もプレーしているような気がする。チームメイトとはとても仲が良く、スムーズに仕事ができているんだ。その理由は、ここにはサッカーのやり方を知っているチャンピオンがたくさんいるからだと思う。そしてそれこそが、僕がインテルに来た理由だ」

また、ジェコはジェノア戦前の緊張についても告白。同時に、かつては宿敵のラツィオで指揮をとっていたシモーネ・インザーギ監督の手腕も称賛している。

「ジェノア戦の前は僕にしては珍しく緊張していた。サン・シーロには何度も対戦相手として来ていたのもあって、アウェイチームのドレッシングルームに入りそうになったんだ。イバン・ペリシッチに教えてもらったよ」

「インザーギと一緒に仕事をしていた選手たちから、彼の素晴らしい話をたくさん聞いている。それに僕もラツィオのプレーを見ていたから、彼が自分にぴったりな監督だと確信していたよ」

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