「悩む必要はなかった」セルティック加入の古橋亨梧が入団会見、イニエスタからの助言も明かす

2021.08.03 08:45 Tue
Getty Images
セルティックの日本代表FW古橋亨梧が、入団会見に臨んだ。
PR
古橋は7月16日にセルティック加入が発表。30日には背番号が「8」になることが発表されていた。
7月31日には、スコティッシュ・プレミアシップの開幕戦であるハート・オブ・ミドロシアン戦でデビュー。およそ10分間プレーしたが、チームは2-1で敗れていた。

その古橋は2日に入団会見に臨み、記者からの質問に応対。いきなりのデビューとなったが「少しずつ落ち着いてきています」とスコットランドにも慣れていると語った。

「すごくエキサイティングで面白いと感じましたし、今は自分のプレーに集中してチームに貢献したいと考えています」
アンジェ・ポステコグルー監督とはJリーグ時代にも何度も対戦している古橋。ポステコグルー監督のサッカーについては「日本にいる時から凄く面白いサッカーをしていて、サイドの選手がゴールに向かって走っていく、ボールをつないで全員でゴールへ向かっていく面白いサッカーをしていました」とコメント。「セルティックでもそれができると思いますし、僕はそれができるからここに来ました。自分のプレーに集中できたらと思います」と、セルティックでも面白いサッカーができると感じているようだ。

セルティック移籍の理由については「歴史ある素晴らしい大きなクラブで、ここでプレーするということは僕のキャリアにとっても大きなことで、悩む必要はなかったです。ここでプレーできることを今は幸せに感じています」とコメント。ヴィッセル神戸の同僚であったアンドレス・イニエスタからは「自分のやってきたことを信じてやれば活躍できる。だから頑張ってこい」と言われと明かした。

セルティックについては「すごく良い選手が揃っていますし、目指すべきところは高く持っています」と語り、「監督も素晴らしいので、僕たちは自分たちを信じて、自分たちにフォーカスを当てて試合ができれば、結果がついてくると思います」と自信を持っているとコメント。「先のことはあまり考えたくないですし、今は目の前のことを考えたいですが、優勝を目指して頑張りたいです」とあまり先を見過ぎないとしながらも、リーグ優勝を目標に掲げた。

セルティックと言えば、かつてMF中村俊輔 (横浜FC)が所属し、偉大な功績を残した。その中の1つには、チャンピオンズリーグのマンチェスター・ユナイテッド戦で決めたFKがある。

古橋は中村のFKにも触れ、自身も同じように結果を残したいと語った。

「僕にとっても、ファン・サポーターのみなさんにとっても、チャンピオンズリーグのマンチェスター・ユナイテッド戦で決めたFKは歴史ある素晴らしいゴールだなと思います」

「僕もチャンスがあるなら、そういった大きな大会で結果を残せたらなと、この素晴らしいクラブで結果を残せたらと思います」

開幕戦でデビューした古橋は「まずデビューできたことは幸せです」とコメント。ホームでのデビューが待たれるところだが「楽しみで仕方ないですし、ここで得点を決めて、たくさんのファン・サポーターの皆さんと喜べることが楽しみで仕方ないです」と、観客を沸かせたいと語った。

次節は5日にヨーロッパリーグ予選のヤブロネツ戦がアウェイで開催。8日にはホームで第2節のダンディー戦が行われる。



PR
1 2
関連ニュース

「素晴らしいタッチとフィニッシュ」半年ぶりゴールの旗手怜央を指揮官も絶賛「戻ってきたのは素晴らしい」

セルティックのブレンダン・ロジャーズ監督が、ゴールを記録した日本代表MF旗手怜央、FW古橋亨梧を称えた。クラブ公式サイトが伝えた。 13日、スコティッシュ・プレミアシップ第33節でセルティックはセント・ミレンと対戦した。 日本代表FW前田大然が今季絶望とも言われる負傷を負った中、旗手、古橋、DF岩田智輝が先発出場。すると0-0で迎えた52分に旗手がボックス手前でパスを受けると、そのまま持ち出し右足一閃。半年ぶりのゴールで先生に成功すると、60分にはアリスター・ジョンストンの完璧なクロスに古橋がヘッドで飛び込み、2-0とした。 その後も追加点をあげ、3-0で勝利したセルティック。ロジャーズ監督は、試合を振り返り、「こういう試合は常に先制ゴールが重要で、後半の初めにゴールを決めて、そこから全てが流れ始めて、後半は非常に調子が良かったように見えた」と先制点が重要だったとした。 その先制点を決めた旗手のゴールについては「レオの素晴らしいタッチとフィニッシュだった」とコメント。「彼が戻ってくるのを見るのは素晴らしいことだ。今日は試合の出場時間が少し長くなり、それはとても喜ばしいことだ」と、ケガで離脱する時間が長かった旗手の復活を喜んだ。 また、2点目を奪った古橋のゴールについても言及。「2点目は、最初にクロスを見ればアリ(アリスター・ジョンストン)の素晴らしいクロスだった。キョウゴの動きは彼のゲームの全てであり、自分のためのスペースをどう作り出すかが重要だ」と語り、「最初の動きはディフェンダーを動かし、その後は彼がポジションを移してフィニッシュした」と、古橋の特徴が出たゴールだったとして称えた。 <span class="paragraph-title">【動画】半年ぶり!旗手怜央が華麗なフィニッシュ&古橋亨梧のドンピシャヘッド</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="YmBT5LrRb8k";var video_start = 52;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.04.14 21:50 Sun

「なんて男だ」「スコットランドで最高の1人」古橋亨梧が3試合ぶりゴール! 完璧なクロスに完璧なヘッドで応える「素晴らしい」

セルティックの日本代表FW古橋亨梧が完璧なヘディングを決めた。 13日、スコティッシュ・プレミアシップ第33節でセルティックはセント・ミレンと対戦した。 日本代表FW前田大然が今季絶望とも言われる負傷を負った中、古橋、MF旗手怜央、DF岩田智輝が先発出場を果たした。 優勝に向けて落とせないセルティック。しかし、試合は0-0のまま推移する。 すると52分、旗手がボックス手前でパスを受けると、ボックス内に持ち出し半年ぶりの復活ゴール。セルティックが先制すると、60分には古橋も続いた。 右サイドを仕掛けたセルティック。アリスター・ジョンストンが狙いすましたクロスをボックス内に入れると、これを見事な動き出しでフリーになった古橋がドンピシャヘッド。3試合ぶりのゴールで追加点を奪った。 今季のリーグ戦11点目を決めた古橋。ファンは「素晴らしいクロスに、素晴らしいヘッド」、「なんて男だ」、「スコットランドで最高の1人」、「素晴らしいな」、「キョウゴール」と喜びを露わにしている。 <span class="paragraph-title">【動画】完璧すぎるクロスに、古橋亨梧がドフリーで完璧なヘッド</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="YmBT5LrRb8k";var video_start = 88;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.04.14 12:50 Sun

「とんでもないゴールだった」「待ってたぞ」旗手怜央が半年ぶりの圧巻ゴール! 現地ファンも興奮「これぞレオ」

セルティックの日本代表MF旗手怜央が華麗なゴールを決めて話題となっている。 13日、スコティッシュ・プレミアシップ第33節でセルティックはセント・ミレンと対戦した。 日本代表FW前田大然が今季絶望とも言われる負傷を負った中、旗手、FW古橋亨梧、DF岩田智輝が先発出場を果たした。 優勝に向けて落とせないセルティック。しかし、試合は0-0のまま推移する。 しかし52分、旗手が復活のゴールを記録した。 右サイドを崩したセルティック。ボックス手前でアリスター・ジョンストンからのパスを引き出した旗手は、落ち着いたトラップからボックス内に持ち出しすぐさま右足を振り抜くシュート。相手GKのタイミングを外した見事なシュートがネットに突き刺さった。 ハムストリングやふくらはぎの負傷などで離脱する期間が長かった旗手にとっては、昨年10月以来半年ぶりの今季3点目となった。 ファンは「素晴らしいフィニッシュ」、「とんでもないゴールだった」、「これぞレオ」、「待ってたぞ」と現地のファンも興奮していた。 <span class="paragraph-title">【動画】半年ぶりのゴール!旗手怜央が華麗なフィニッシュ!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="YmBT5LrRb8k";var video_start = 52;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.04.14 10:40 Sun

旗手と古橋が共にゴール! 後半躍動セルティックが快勝で首位キープ【スコティッシュ・プレミアシップ】

セルティックは13日、セルティック・パークで行われたスコティッシュ・プレミアシップ第33節でセント・ミレンと対戦し、3-0で勝利した。 前節、レンジャーズとのオールドファームを3-3のドローで終えたセルティックは勝ち切れなかったものの、暫定首位をキープ。2戦ぶりの白星を目指した5位チーム相手のホームゲームではFW古橋享梧、MF岩田智輝、MF旗手怜央がスタメンも、負傷のFW前田大然はDF小林友希と共にベンチ外となった。 立ち上がりからボールを保持するものの、相手のコンパクトな守備を前に攻め切れない状況が続くセルティック。古橋ら前線の選手も効果的にボールに関与できず。 前半半ばを過ぎると、左CKの流れからペナルティアーク付近の旗手にシュートチャンスが訪れるが、抑えの利いたシュートはゴール前のDFにはじき出される。このファーストシュートをきっかけにギアを上げたいところだったが、アタッキングサードでの苦戦を改善できぬままゴールレスで前半を終えた。 迎えた後半、ヤン・ヒョンジュンの右クロスに飛び込んだ古橋に際どい場面が訪れるなど悪くない入りを見せたホームチームは、早い時間帯にゴールをこじ開ける。 52分、右サイドでの崩しからボックス中央でボールを受けた旗手がDFに寄せられながらも素早いひざ下の振り抜きから右足アウトで押し出す形の技ありシュートをゴール左上隅に突き刺し、6カ月ぶりとなる今季3点目を挙げた。 旗手のゴールによって完全に流れを掴んだホームチームは攻勢を強めると、エースが決定的な仕事を果たす。60分、右サイドでフリーのジョンストンが正確なクロスを上げると、タイミング良くゴール前に走り込んだ古橋がドンピシャのヘディングシュートを突き刺した。 古橋の3試合ぶりとなるリーグ11ゴール目で相手を突き放したセルティックは、以降もボックス内に侵入した旗手に自身2点目のチャンスが訪れるなどきっちりゲームをコントロールする。 70分過ぎには旗手と古橋のゴールスコアラーに加え、アンカーでゲームをオーガナイズしていた岩田がお役御免に。フレッシュな選手の投入で逃げ切り態勢に入った。 その後、チームは86分のイダーのゴールでダメ押しに成功し、このままクリーンシートで試合をクローズ。この結果、旗手と古橋の活躍によって2試合ぶりの白星を挙げたセルティックが首位キープに成功した。 セルティック 3-0 セント・ミレン 【セルティック】 旗手怜央(後7) 古橋享梧(後15) イダー(後41) 2024.04.14 01:06 Sun

オールドファーム・ダービーでゴールの前田大然がハムストリング負傷で離脱

セルティックの日本代表FW前田大然がハムストリングを痛め、数週間の離脱を強いられる可能性があるようだ。ブレンダン・ロジャーズ監督が明かしている。 前田は7日に行われたレンジャーズとのオールドファーム・ダービーに先発。たった21秒で先制ゴールを挙げる活躍を見せ、フル出場していたが、この試合で負傷していたようだ。 首位に立つセルティックは今後、第33節セント・ミレン戦を消化した後、上位6チームによる総当たりの優勝決定リーグ戦に臨むが、前田を欠くことになるかもしれない。 前田は今季、スコティッシュ・プレミアリーグ25試合に出場して5ゴール2アシストを記録していた。 <span class="paragraph-title">【動画】時間も早いが足はもっと速い!前田大然がスピード生かして21秒先制点</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="YCaw2Z9ecIk";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.04.13 06:30 Sat
NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly