復帰したファン・ダイクの起用にキャラガー氏が注意喚起 「急がないように」

2021.08.02 16:38 Mon
Getty Images
リバプールのレジェンドであるジェイミー・キャラガー氏が大ケガを負っていたオランダ代表DFヴィルヒル・ファン・ダイクに復帰を急がせないよう促している。イギリス『メトロ』が伝えた。

ファン・ダイクは昨年10月の試合で相手の激しいタックルを受けて右ヒザを負傷。検査の結果、前十字じん帯の損傷が発覚し、シーズンの早い段階で終了に追い込まれてしまった。
しかし、手術とリハビリを経て、29日に行われたヘルタ・ベルリンとのプレシーズンマッチに69分から出場。同じく長期離脱中だったイングランド代表DFジョー・ゴメスとともに、9カ月半ぶりとなる実戦復帰を果たしている。

サポーターがプレミアリーグでの復帰も望んでいる中、キャラガー氏は新シーズンのファン・ダイク起用について言及。リーグ戦でのプレーを急がないよう警鐘を鳴らした。

「注意しないとならないし、ユルゲン・クロップもそういう思っているはずだ。ファン・ダイクがリバプールに戻ってきたからと言って、自然とリーグを優勝できるなんてことは期待しない方が良いと思うよ」
「彼は本当に大きなケガを負っていたので、復帰を急がないようにしなければならない」

「ベストな状態に戻れば、彼は世界最高のセンターバックとなる。それはチームが今後5~6週間ではなく、これからの5~6年にわたって望んでいることだ」

「シーズン最初の試合に出られなくても、別に世界が終わるわけではない。100%の状態であることを確認し、彼がリバプールで次の数年をトップレベルで過ごせるような状態にすることが大事だ」

「ヴィルヒルが万全の状態になるまではスロースタートになるかもしれない。でも、それがシーズン最初の試合で実現し、その後の数試合にも出場できたら、誰もが喜ぶと思うけどね」

また、リバプールは昨季にセンターバックの相次ぐ故障に悩まされたため、新シーズンに同じ轍を踏まないようRBライプツィヒからU-21フランス代表DFイブラヒマ・コナテを獲得。ファン・ダイクとゴメスの復帰もあった中で、最適なコンビの選択についても言及した。

「初戦にファン・ダイクとゴメスのコンビを選ぶのは、あまり好ましくない」

「今、全員が最高の状態であれば、ファーストチョイスは常にその2人だ。しかし、2人とも長い間深刻な負傷を抱えていたから、最高の状態で臨むのは難しいと思う」

「コナテがそれを打開できるかどうかだね。それに(ジョエル・)マティプは出場すれば毎回、とても良い仕事をしてくれる」
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