リールがベンフィカGKヴラチョディモス獲得に動く! ミランに旅立ったメニャンの後釜候補

2021.07.28 14:53 Wed
Getty Images
リールベンフィカに所属するギリシャ代表GKオディセアス・ヴラチョディモス(27)の獲得に向けて交渉を進めているようだ。移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏が報じている。

昨シーズンのリーグ・アン王者のリールは、今夏の移籍市場で守護神を務めていたフランス代表GKマイク・メニャン(26)がミランに引き抜かれた。

その後釜探しに奔走するクラブは先日にパリ・サンジェルマン(PSG)の元スペイン代表GKセルヒオ・リコ(27)の獲得に動いていたものの、交渉は破談に終わっていた。
そのため、現在はベンフィカの守護神の獲得に動いているようだ。

ドイツ生まれのヴラチョディモスはシュツットガルトでプロデビュー。その後、自身のルーツがあるギリシャの名門クラブであるパナシナイコスに完全移籍。同クラブで台頭を見せると、2018年にベンフィカに加入した。
以降、アトレティコ・マドリーGKヤン・オブラク、マンチェスター・シティGKエデルソンと、ここ数年多くの名手を輩出しているポルトガルの名門の新守護神として高い評価を集めていた。

ただ、昨シーズンの後半戦はブラジル人GKエウトン・レイチとのポジション争いに敗れ、2番手に序列を下げている。

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ムバッペ、5失点大敗に落胆「初心者のようなプレーだった」

パリ・サンジェルマン(PSG)に所属するフランス代表FWキリアン・ムバッペが、リール戦での大敗に落胆した。『ユーロスポーツ』が伝えている。 PSGは14日、リーグ・アン第32節でリールと対戦。引き分け以上で優勝が決まる一戦だったが、1-1で試合が進むと、PSGはDFチアゴ・シウバ、DFトーマス・ムニエが負傷交代。さらにはベルナトが決定機阻止で一発退場となり、前半にトラブルが相次ぐ。するとPSGは後半、数的不利の状況に対応できず、4失点。1-5の大敗を喫し、PSGのリーグ優勝は持ち越しとなった。 試合後、ムバッペは数的不利になったとはいえ、5失点の大敗に失望。「初心者のようなプレーだった」と振り返り、修正を誓った。 「ここで負けたとしても僕らは、チャンピオンになるだろう。しかし、負けるにも負け方というものがある」 「より個性を持ってプレーしなくてはならない。それは僕らの欠点の1つでもある。今日は初心者のようなプレーだった。早く修正しなくてはならない」 2019.04.15 08:45 Mon

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