ユーロ制覇の影響がすごい…インシーニェの“シュート名”が辞書に!?
2021.07.27 14:00 Tue
ナポリのFWロレンツォ・インシーニェの“シュート名”がイタリアの辞書に載ったという。イタリア『スカイ』が伝えている。インシーニェと言えば、ボックス手前左から放たれる右足のコントロールショットが印象的。イタリア代表の優勝で幕を閉じたユーロ2020でもベルギー戦で同様のゴールを決めていた。
イタリアでは「tiro a giro(回転のかかったシュート)」と呼ばれ、元々はナポリサポーターが作った名前。彼らは「destraggiro(右足の回転)」とも呼んでいるそうだ。
そして、この度辞書に載ることになったのは「tiraggiro」という言葉。「tiro a giro」がナポリの発音で「tir a ggir」に近いことから、“o”は付けずに1単語として、イタリアのオックスフォード英語辞典の新語に採用された。
なお、インシーニェの代名詞ともなっているこのシュートだが、イタリアのレジェンドであるアレッサンドロ・デル・ピエロ氏も得意としていたもので、日本でもゴールに向かって左45度の角度は「デルピエロゾーン」と呼ばれることも少なくない。
イタリアでは「tiro a giro(回転のかかったシュート)」と呼ばれ、元々はナポリサポーターが作った名前。彼らは「destraggiro(右足の回転)」とも呼んでいるそうだ。
なお、インシーニェの代名詞ともなっているこのシュートだが、イタリアのレジェンドであるアレッサンドロ・デル・ピエロ氏も得意としていたもので、日本でもゴールに向かって左45度の角度は「デルピエロゾーン」と呼ばれることも少なくない。
そのため、特にイタリアでは賛否両論あり、「gol alla Del Piero(デル・ピエロ風ゴール)」とも言われているようだ。
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