スパーズとセビージャのトレード完了! ブライアン・ヒルがロンドン、ラメラがアンダルシアへ

2021.07.26 21:36 Mon
Getty Images
トッテナムセビージャは26日、元アルゼンチン代表MFエリク・ラメラ(29)と、U-24スペイン代表FWブライアン・ヒル(20)のトレード成立を発表した。

なお、移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によると、トッテナムはブライアン・ヒル獲得に向けて、ラメラの譲渡と共に2500万ユーロ(約32億2000万円)+各種インセンティブを支払うことになるという。

セビージャのカンテラ出身のブライアン・ヒルは、左右のウイングを主戦場とする左利きの気鋭のアタッカー。優れたアジリティ、足元の技術に加えて、クロスやラストパスの精度にも優れる次代のラ・ロハを担うドリブラーだ。
昨シーズンはレンタル先のエイバルでラ・リーガ29試合に出場し、4ゴール3アシストを記録。また、今年初めにはバルセロナからの関心も伝えられていた。

現在、U-24スペイン代表として東京オリンピックに参戦中の20歳は、同大会後に国際移籍証明書の取得を前提にトッテナムと2026年までの5年契約にサインする予定だ。
一方、2013年にローマからトッテナムに加入したラメラはここまで公式戦257試合に出場し、37ゴール47アシストを記録。昨シーズンは公式戦35試合に出場し、4ゴール1アシストの数字を残していたが、筋肉系に慢性的な問題を抱えており、現行契約が2022年までとなっていることから、今夏の放出候補の一人にも挙がっていた。

なお、すでにセビージャ入りし、メディカルチェックをパスしたラメラは2024年までの3年契約にサイン。背番号は「17」に決定している。

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スパーズとリバプールのアルゼンチン代表2選手がSNSで場外戦…マク・アリスターが審判恩恵揶揄のコメント

トッテナムとリバプールのアルゼンチン代表2選手が、ピッチ上での直接対決後にSNSでもバトルを繰り広げた。イギリス『SPORT bible』が伝えている。 開幕から無敗を継続するトッテナムとリバプールは、9月30日に行われたプレミアリーグ第7節で激突。2人の退場者を出したアウェイチームに対して、終盤に猛攻を見せたトッテナムは後半アディショナルタイムのオウンゴールで勝ち越し、劇的な2-1の勝利で無敗対決を制した。 ただ、同試合ではMFカーティス・ジョーンズとFWジオゴ・ジョタの退場という判定に加え、試合後にPGMOL(イギリス審判協会)が誤審を認め謝罪したFWルイス・ディアスの幻の先制点という物議を醸す幾つかの判定が注目を集める結果となった。 そういったなか、トッテナムのDFクリスティアン・ロメロは同試合後に公式インスタグラムを通じ、「このチームは素晴らしいスピリットと素晴らしいハートを持っている。いつもこんな感じで、全員が一緒なんだ」と、劇的勝利を祝う投稿を行った。 この投稿に嚙みついたのが、リバプールのMFアレクシス・マク・アリスターだった。 昨シーズンまで在籍したブライトン時代のトッテナム戦でも、誤審によって悔しい敗戦を喫していた悔しさがあったか、同選手はロメロの前述の投稿に対して「君は“12人”でプレーするのが普通だ」と、常に審判の恩恵を受けていることを揶揄したコメントを送った。(当該投稿は削除済み) これに対して、ロメロは「家で泣いてろ」と不快感を露わにした返答を行い、場外戦を繰り広げる結果となった。 両者ともに試合後の高ぶったメンタル状態での投稿ということもあり、これが関係悪化につながるとは思えないが、今月のインターナショナルマッチウィークでアルゼンチン代表に招集された際には少し気まずい対面となるかもしれない。 2023.10.01 23:43 Sun

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