ユーベ副会長ネドベド、C・ロナウド残留宣言 「我々の下に残る」

2021.07.25 10:35 Sun
Getty Images
ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(36)はユベントスに残留するようだ。

2018年夏にレアル・マドリーからユベントスに活躍の場を移して以降も公式戦通算133試合で101得点22アシストと傑出した数字を残すC・ロナウド。昨季も公式戦44試合出場で36得点を挙げ、セリエAに限れば29得点で初の得点王にも輝いた。

だが、ユベントスはセリエAで10連覇を逃すなど失意のシーズンとなり、監督1年目だったアンドレア・ピルロ氏もわずか1年で更迭。C・ロナウドは2022年まで契約が残るが、チームの不振で批判の矛先が向けられ、退団が取り沙汰されている。
ユベントスが陥る財政難も移籍に向かわせているともいわれるC・ロナウドだが、副会長を務めるパベル・ネドベド氏が24日に行われたチェゼーナとのプレシーズンマッチ後、イタリア『スカイ』で来週の合流見込みとともに今夏退団を否定した。

「彼は月曜日(26日)にトリノに戻ってくる。彼は我々の下に残る」
今夏にマッシミリアーノ・アッレグリ体制を再び発足して、復権を期す新シーズンのユベントス。いまだその得点力が衰え知らずのC・ロナウドはユベントスで4シーズン目を迎えるのだろうか。

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