ポルト、リバプールからグルイッチを再レンタル! 「ファンからの愛情を無視できなかった」
2021.07.20 19:52 Tue
ポルトは20日、リバプールからセルビア代表MFマルコ・グルイッチ(25)を買い取りオプション付きの1年間のレンタル移籍で獲得したことを発表した。
再びエスタディオ・ド・ドラゴンに戻ることになったセルビア代表MFは、「ポルトに戻るためにできる限りのことをした」と、自身の希望がポルトでプレーすることだと改めて強調している。
「本当に嬉しいよ。ポルトに戻るためにできる限りのことをした。この日が来たことをとても嬉しく思うよ。クラブ間で合意に達し、ポルトに戻ることが僕にとって最も重要なことだったんだ。昨シーズンはここで素晴らしい時間を過ごしたからね」
「クラブとファンの間に素晴らしい雰囲気を感じていたんだ。もちろん、ポルトは素晴らしいクラブで、素晴らしい歴史と多くのトロフィーを獲得していることをよく理解している。ただ、 ポルトを離れたその日から、ファンから戻ってきてほしいというメッセージが届いたんだ。彼らはたくさんの愛情を示し、僕にたくさんのサポートを与えてくれた。それは僕にとって無視できないものだったんだ」
「僕らの最も大きな目標は、チャンピオンシップに勝つことだ。それがファンにとってどれほどの意味があるかはわかっているし、他のすべてのトロフィーのためにも戦うつもりだ。 まだシーズン前だけど、アルガルヴェに行き、シーズンを順調にスタートさせるために努力を続けていくよ」
そのヘルタでの2年間の武者修行を通じて、190cmの恵まれた体躯を生かした空中戦、高いデュエル勝率という本来の持ち味に加え、展開力やポジショニングといった部分でも大きな成長を遂げた守備的MFは、昨夏にポルトへ1年間のレンタル移籍で加入していた。
そして、ポルトではパリ・サンジェルマンに旅立ったポルトガル代表MFダニーロ・ペレイラの後釜として39試合に出場し、2ゴールを挙げていた。
今夏の移籍市場ではイタリア代表MFマヌエル・ロカテッリの後釜としてサッスオーロが関心を示していたが、引き続きポルトガルの地でキャリアを継続することになった。
再びエスタディオ・ド・ドラゴンに戻ることになったセルビア代表MFは、「ポルトに戻るためにできる限りのことをした」と、自身の希望がポルトでプレーすることだと改めて強調している。
「本当に嬉しいよ。ポルトに戻るためにできる限りのことをした。この日が来たことをとても嬉しく思うよ。クラブ間で合意に達し、ポルトに戻ることが僕にとって最も重要なことだったんだ。昨シーズンはここで素晴らしい時間を過ごしたからね」
「僕らの最も大きな目標は、チャンピオンシップに勝つことだ。それがファンにとってどれほどの意味があるかはわかっているし、他のすべてのトロフィーのためにも戦うつもりだ。 まだシーズン前だけど、アルガルヴェに行き、シーズンを順調にスタートさせるために努力を続けていくよ」
2013年にセルビアの名門ツルヴェナ・ズヴェズダでプロデビューを果たしたグルイッチは、その後2016年にリバプールに加入。移籍後すぐにツルヴェナ・ズヴェズダにレンタルバックしたほか、カーディフ、ヘルタ・ベルリンとレンタル移籍を繰り返していた。
そのヘルタでの2年間の武者修行を通じて、190cmの恵まれた体躯を生かした空中戦、高いデュエル勝率という本来の持ち味に加え、展開力やポジショニングといった部分でも大きな成長を遂げた守備的MFは、昨夏にポルトへ1年間のレンタル移籍で加入していた。
そして、ポルトではパリ・サンジェルマンに旅立ったポルトガル代表MFダニーロ・ペレイラの後釜として39試合に出場し、2ゴールを挙げていた。
今夏の移籍市場ではイタリア代表MFマヌエル・ロカテッリの後釜としてサッスオーロが関心を示していたが、引き続きポルトガルの地でキャリアを継続することになった。
マルコ・グルイッチの関連記事
ポルトの関連記事
記事をさがす
|
|
ポルトの人気記事ランキング
1
ビラス=ボアス新会長が誕生! ポルトでは32歳で監督、46歳で会長に「とても誇りに思っている」
ポルトは7日、かつて指揮を執ったこともあるアンドレ・ビラス=ボアス(46)が新会長に就任したことを発表した。任期は4年間となる。 ビラス=ボアス氏は、名将でありかつてポルトで指揮を執っていたサー・ボビー・ロブソン監督にみそめられクラブスタッフとして働くことに。スカウティングや統計部門で働くと、ロブソン監督のアシスタントだったジョゼ・モウリーニョ氏からも気に入られた。 17歳で欧州サッカー連盟(UEFA)のC級ライセンスを取得。2000年には21歳でイギリス領ヴァージン諸島代表の監督に就任しキャリアをスタートした。 2001年1月にはモウリーニョ氏のコーチングスタッフとしてポルトに帰還。その後、チェルシー、インテルとモウリーニョ氏のアシスタントコーチを務めた。 2009年にはアカデミカ・コインブラで監督就任。2010年にはポルトで監督に就任すると、チェルシー、トッテナム、ゼニト、上海上港(現:上海海港)、マルセイユで指揮を執っていた。 2021年を最後に現場を離れると、サッカーからも離れてラリーに参加するなどしたが、ポルトの会長選に出馬。4月28日に行われた会長選挙で過去42年間会長職にある現職のホルへ・ヌーノ・ピント・ダ・コスタ会長を破って、新会長に選出。7日に正式に会長に就任することが発表された。 ビラス=ボアス会長は、会長就任に際し、コメントしている。 「この同じ部屋で、私は魔法のような年に、32歳でポルトの監督となり、そして今、ポルトの第32代会長に就任した。とても誇りに思っている」 「現在および過去の役員会のメンバー、全ての監督、キャプテン、選手、スタッフ、パートナー、そしてここにいる我々を愛するポルトの全てのメンバー、ファン・サポーターの皆さんにご挨拶したいと思う」 「同じ感情と考えを持ち、我々と共にある精神を持った人々。そして、クラブを今日のような文化的成長と都市の基礎的な機関にすることに貢献し、努力によってクラブの威厳を高めてきた全ての人々に挨拶をしたい。地域、そして国、人々の価値観と理想の旗手となる」 若くしてポルトに関わり、指揮官、そして会長とクラブへの想いを強く持つ会長。今シーズンはライバルであるスポルティングCPに優勝を明け渡したが、今後の復権に期待がかかる。 2024.05.07 22:47 Tue2
現場を離れて3年弱…アンドレ・ビラス=ボアス氏が古巣ポルトの会長選挙に出馬へ
アンドレ・ビラス=ボアス氏(46)がポルトの会長選挙への立候補を表明した。 プロアマ問わずサッカー選手歴がほとんどないにも関わらず、故サー・ボビー・ロブソン氏、ジョゼ・モウリーニョ氏という稀代の名将に師事して指導者キャリアを積み上げたビラス=ボアス氏。2010年ごろに30代前半の青年指揮官として名を上げたが、今も46歳と非常に若い。 キャリアの出発地点となったポルトを指揮官としてリーグ制覇、UEFAカップ(現EL)制覇に導き、その後はチェルシー、トッテナム、ゼニトなどでも指揮。ただ、2021年2月にマルセイユを解任されて以降は現場復帰していない。 ポルトガル『Diario de Noticias』によると、ビラス=ボアス氏は先日行われたポルト関連の式典で自らを「ポルトの会長候補」と前置きして熱意を披露。今年4月に行われる会長選挙への立候補を表明した。 現在のポルトは、ホルへ・ヌーノ・ピント・ダ・コスタ氏が1982年から40年以上、16期にわたって会長に君臨。全世界で最も長くプロサッカークラブの会長を務めている長老で、サポーター出身ということもあって幅広い尊敬を集めているが、その年齢は86歳。現時点で17期目への出馬を決断していない。 また、ビラス=ボアス氏が立候補した今回の会長選挙に向けては、前回立候補で落選した地元出身の実業家ヌーノ・ロボ氏も再び名乗りを上げている。 2024.01.23 19:55 Tue3
欧州5大リーグ以外で最も市場価値が高い選手は…やはり際立つポルトガル勢
欧州5大リーグ以外で最も市場価値が高い選手は…。 15日、スイスのスポーツ研究国際センター(CIES)サッカー観測所が、欧州5大リーグ以外でプレーする選手の中から、市場価値が最も高い10選手を発表した。 10人中6人を占めたのがプリメイラ・リーガ(ポルトガル1部)勢。またトップ3はいずれもポルトガル代表選手。若手の登竜門として名高いベンフィカ、スポルティングCP、ポルトは、市場価値が高い選手を生み出し続けているようだ。 一方で、欧州外から唯一ランクインしたのは、今夏のレアル・マドリー移籍が決定しているパウメイラスのブラジル代表FWエンドリッキ(17)。ポスト・ネイマールは4位に食い込んでいる。 1位 DFアントニオ・シウバ(20) 所属:ベンフィカ 市場価値:1億1400万ユーロ(約187億円) 代表チーム:ポルトガル代表 2位 MFジョアン・ネヴェス(19) 所属:ベンフィカ 市場価値:9500万ユーロ(約156億円) 代表チーム:ポルトガル代表 3位 DFゴンサロ・イナシオ(22) 所属:スポルティングCP 市場価値:8700万ユーロ(約143億円) 代表チーム:ポルトガル代表 4位 FWエンドリッキ(17) 所属:パウメイラス 市場価値:8000万ユーロ(約131億円) 代表チーム:ブラジル代表 5位 DFウスマーヌ・ディオマンデ(20) 所属:スポルティングCP 市場価値:7800万ユーロ(約128億円) 代表チーム:コートジボワール代表 6位 ヨレル・ハト(18) 所属:アヤックス 市場価値:7800万ユーロ(約128億円) 代表チーム:U-21オランダ代表 7位 アナトリー・トルビン 所属:ベンフィカ 市場価値:7200万ユーロ(約118億円) 代表チーム:ウクライナ代表 8位 GKジオゴ・コスタ(24) 所属:ポルト 市場価値:7100万ユーロ(約116億円) 代表チーム:ポルトガル代表 9位 FWブライアン・ブロビー(22) 所属:アヤックス 市場価値:6900万ユーロ(約113億円) 代表チーム:オランダ代表 10位 MFケネス・テイラー(21) 所属:アヤックス 市場価値:6600万ユーロ(約108億円) 代表チーム:U-21オランダ代表 2024.03.22 14:35 Fri4
ポルトの18歳怪物が新契約にサイン! 契約解除条項は114億円に設定
ポルトは8日、U-21ポルトガル代表MFロドリゴ・モラ(18)との契約を2030年6月30日まで延長したことを発表した。この新契約によって契約解除条項は7000万ユーロ(約114億6000万円)に設定されている。 ポルトの下部組織出身でブラガやモレイレンセなど国内の複数クラブでプレーしたホセ・マヌエル氏を父親に持つモラ。 その父と同じポルトのアカデミーからキャリアをスタートした168㎝の攻撃的MFは、ポルトガル屈指の名門、ポルトガル代表の世代別チームで常に注目を集めてきた。 プロ契約前にポルトBでリーグ史上最年少(15歳8カ月10日)のシニアデビューを飾ると、2023年11月には当時のセグンダ・リーガ(ポルトガル2部)の最年少ゴール記録(16歳6カ月6日)を樹立し、今シーズンはファーストチームに定着。 昨年10月のAvs戦ではクラブ歴代3位となる17歳5カ月23日でのゴールも記録。今季ここまではプリメイラ・リーガで21試合8ゴール4アシストと見事な数字を残している。 傑出した攻撃センス、テクニック、クイックネスに加え、ここに来て決定力まで身に着けた18歳の怪物にはすでに国外のビッグクラブも関心を示しており、クラブは今後の売却も見据えて条件面を改善した新契約を締結するに至った。 2025.05.09 07:00 Fri5
