インテルCEOがベジェリンへの関心を確認「我々が追いかけている選手」
2021.07.18 13:40 Sun
インテルのジュゼッペ・マロッタ会長が、アーセナルのスペイン代表DFエクトル・ベジェリン(26)への関心を明らかにした。
今夏にモロッコ代表DFアクラフ・ハキミをパリ・サンジェルマンに売却したインテルは右サイドバックの補強に動いている。先日、イタリア人ジャーナリストのジャンルカ・ディ・マルツィオ氏は、インテルがベジェリンに興味を持っていることを報じており、同時に同選手がアーセナルに退団の意思を伝えたと主張していた。
加熱していくベジェリン移籍の噂に関して、インテルの最高経営責任者であるマロッタ氏が直々にコメント。イタリア『スカイ』によると、「エクトル・ベジェリンは我々が追いかけている選手だが、それ以上は言えない」と、関心を持っていることを公言したようだ。
また、インテルはベジェリンの他にもバルセロナのスペイン代表DFセルジ・ロベルト(29)やラツィオのイタリア人MFマヌエル・ラッツァーリ(27)ともリンクしているが、そのうちの一人であるマンチェスター・ユナイテッドのブラジル人DFアレックス・テレス(27)については「その可能性を否定することはできないが、我々には計画があり様子を見ているところだ」と言及した。
なお現段階では「ハキミを売却した今は、ベストプレーヤーを残すことを優先している」とのことだ。
今夏にモロッコ代表DFアクラフ・ハキミをパリ・サンジェルマンに売却したインテルは右サイドバックの補強に動いている。先日、イタリア人ジャーナリストのジャンルカ・ディ・マルツィオ氏は、インテルがベジェリンに興味を持っていることを報じており、同時に同選手がアーセナルに退団の意思を伝えたと主張していた。
加熱していくベジェリン移籍の噂に関して、インテルの最高経営責任者であるマロッタ氏が直々にコメント。イタリア『スカイ』によると、「エクトル・ベジェリンは我々が追いかけている選手だが、それ以上は言えない」と、関心を持っていることを公言したようだ。
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