「ゴールを獲らないと」FW前田大然、目指すは金メダル「優勝しないとしっかりした結果とは言えない」

2021.07.10 21:02 Sat
©超ワールドサッカー
U-24日本代表は10日、静岡合宿を切り上げて大阪へと移動。12日に行われるU-24ホンジュラス代表戦に向けて調整をスタートする。

東京オリンピックへのメンバーは18名から22名に増員されたこともあり、チームとしては幅をもたせてプレーが可能に。その中で、新たな競争がまた生まれることとなるが、チームとしての幅が広がるというメリットもある。

FWとして招集を受けている前田大然(横浜F・マリノス)がオンラインのメディア取材に応対。3人の中で1トップを争うという状況でありながら、脳震とうの影響もあり出遅れていた。
静岡合宿の最後にチーム練習に合流できた前田。現在の状態については「1週間ぐらい休んだので、体としてはキツい部分はありますが、そうも言ってられないので、ここから上げていければと思います」と、ここからコンディションを上げていきたいと語った。

いよいよオリンピック本番に向かっていくことになるが、気持ちの面については「ずっとやりたい気持ちで、入ったらしっかり自分のプレーを出すということを見ながら、リハビリをしていました。今回最後に練習できて良かったと思います」と、高ぶる気持ちがあったようだ。
ここからは、FW林大地(サガン鳥栖)、FW上田綺世(鹿島アントラーズ)と3人で先発の座を争うことにもなる。アピールしたい点については「大地も綺世も同じことを言っていますが、ゴールを獲らないとダメだと思います。目に見える結果を出せればと思っています」とやはり数字を残したいと語った。

2人との関係については「ライバルというよりはチームとして勝たないと金メダルは獲れないので、チームとして一致団結してやれればと思います」とコメント。競争がありながらも、チームとして結果を出すために働きたいと語った。

東京オリンピックでの目標は「金メダルをチームとして目指してやっているので、しっかり獲りたいなと思っています」と改めてコメント。「ただ、ここが全てではないので、ここでまずは結果を残す、活躍することが大事になってくると思います」と語り、全てではないもののしっかりと結果を残したいとした。

その結果はやはり金メダル。「チームとして優勝しないとしっかりした結果とは言えないので、チームとしてしっかり優勝を目指して、個人としてはゴールやアシストをしっかり出していければと思います」と意気込んだ。

また、今大会は東京都の緊急事態宣言下での開催になることが決まり、東京都以外でも無観客で開催されるこ都となり、U-24日本代表の試合は全て無観客になることが決まった。

前田の家族は全試合に訪れる予定があったそうで「全試合来ると言っていたので、それは僕じゃなくて家族が一番悲しいと思うので、テレビで見ると思いますが、活躍しているところを見せたいです」と家族のためにも、しっかりと結果を残したいと意気込んだ。

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東京五輪に臨むU-24アルゼンチン代表が発表! 日本戦でゴールのガイチら22名

アルゼンチンサッカー協会(AFA)は1日、東京オリンピックに臨むU-24アルゼンチン代表メンバー22名を発表した。 フェルナンド・バティスタ監督は、3月に来日したメンバーからはGKヘレミアス・レデスマ(カディス)やFWアドルフォ・ガイチ(ベネヴェント)ら数名のみを招集。多くは日本戦に招集されていないメンバーとなった。 アルゼンチンは、22日に初戦でオーストラリアと対戦。25日にエジプト、28日にスペインと対戦する。 今回発表されたU-24アルゼンチン代表メンバーは以下の通り。 ◆U-24アルゼンチン代表メンバー GK ヘレミアス・レデスマ(カディス/スペイン) ラウタロ・モラレス(ラヌース) ホアキン・ブラスケス(タジェレス) DF エルナン・デ・ラ・フエンテ(ベレス・サルスフィエルド) マルセロ・エレーラ(サンロレンソ) ネウエン・ペレス(アトレティコ・マドリー/スペイン) レオネル・モセビチ(アルヘンティノス・ジュニアーズ) ファクンド・メディーナ(RCランス/フランス) フランシスコ・オルテガ(ベレス・サルスフィエルド) クラウディオ・ブラーボ(ポートランド・ティンバーズ/アメリカ) MF ファウスト・ベラ(アルヘンティノス・ジュニアーズ) サンティアゴ・コロンバット(クラブ・レオン/メキシコ) トマス・ベルモンテ(ラヌース) マルティン・パジェロ(バンフィエルド) フェルナンド・バレンスエラ(ファマリカン/ポルトガル) アレクシス・マク・アリステル(ブライトン&ホーヴ・アルビオン/イングランド) チアゴ・アルマダ(べレス・サルスフィエルド) FW エセキエル・バルコ(アトランタ・ユナイテッド/アメリカ) アグスティン・ウルシ(バンフィエルド) ペドロ・デ・ラ・ベガ(ラヌース) アドルフォ・ガイチ(ベネヴェント/イタリア) エセキエル・ポンセ(スパルタク・モスクワ/ロシア) 2021.07.02 13:05 Fri
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松木玖生の最適なポジションは?/六川亨の日本サッカーの歩み

今月16日、AFC U-23アジアカップ カタールの初戦、中国戦からパリ五輪出場権獲得のチャレンジが始まる。前回のコラムでも、DF陣の経験不足は否めないものの攻撃陣のタレントはバリエーションに富んでいて期待できるという原稿を書いた。そして先週と今週のJリーグを取材して、FC東京の松木玖生の新しい一面を見ることができて、その期待はさらに高まった。 松木といえば、青森山田高時代から、強靱なフィジカルと体幹の強さを生かした球際での勝負強さ、豊富な運動量と労を惜しまない献身的なプレーでチームに貢献してきたし、それはFC東京でも変わらない。そしてボランチのポジションから、時には意外性のある攻撃参加でゴールを決めたり、左足のロング、ミドルシュートで相手ゴールを脅かしたりしてきた。 そんな松木が、4月3日のJ1リーグ第6節の浦和戦では、荒木遼太郎と2トップに近い形で前線に起用された。すると、トップに張るのではなく変幻自在に左右に流れたり、落ちてきたりする荒木との絶妙のコンビネーションで攻撃陣をコントロール。とりわけ左サイドのFW俵積田晃太とSBバングーナガンデ佳史扶との相性は抜群で、意外性のあるパスで彼らの攻撃参加を引き出していた。 アウトサイドにかけたスペースへの絶妙なパスには「こんな技巧的なパスが出せるんだ」と感嘆してしまった。 試合は0-1とリードされた後半、左サイドで俵積田、佳史扶とつないだパスから荒木が同点弾。さらに松木のサイドチェンジを受けた俵積田のクロスをゴール前に走り込んだ松木がボレーで決めて逆転勝利を収めた。 そして4月7日の鹿島戦では、荒木がレンタル移籍のため起用できないものの、1トップに入った仲川輝人とトップ下の松木は好連係から難敵・鹿島に2-0の完勝を収めた。絶えずボールに触るわけではないが、効果的なサイドチェンジやスルーパスで味方を使う。これまでは、どちらかというと『使われる選手』と思っていたが、そのイメージは一新した。 先制点は左サイドからのふわりと浮かしたニアへのパスで仲川の今シーズン初ゴールを演出。そして後半アディショナルタイムにはMF原川力のヘッドによるインターセプトからのタテパスを簡単にさばいて2点目をお膳立てした。いずれも「肩の力の抜けた」ようなアシストに、松木の“変化"を感じずにはいられなかった。 彼をボランチからトップ下にコンバートし、前線には荒木を起用して松木の飛び出しを演出したピーター・クラモフスキー監督の采配は賞賛に値する。やっと1トップのドリブル突破任せのパターン化された攻撃スタイルから脱却できそうだ。 そんな松木を大岩剛監督はどのポジションで使うのか。攻守に効果的な選手だけに、使い出もあるだろうが、できれば攻撃的なポジションで使って欲しいところである。 2024.04.08 22:25 Mon

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