ユナイテッドがカマヴィンガ獲得に動く! 来週半ばに代理人と交渉へ

2021.06.27 23:29 Sun
Getty Images
マンチェスター・ユナイテッドスタッド・レンヌに所属するフランス代表MFエドゥアルド・カマヴィンガ(18)の獲得に動いているようだ。フランス『RMC Sport』が報じている。

同胞のエンゴロ・カンテポール・ポグバのハイブリッド型とも評される逸材に関してはレアル・マドリーやバイエルン、パリ・サンジェルマン(PSG)といった国内外のメガクラブがこぞって関心を示してきた。

しかし、『RMC Sport』が伝えるところによれば、その争奪戦にユナイテッドが参戦したという。
今夏の移籍市場で、長らくトップターゲットに掲げてきたドルトムントのイングランド代表MFジェイドン・サンチョ(21)の獲得に近づいているユナイテッドは、次なる補強としてカマヴィンガ獲得への動きを見せているようだ。

ユナイテッドの幹部はカマヴィンガの代理人サイドにコンタクトを取っており、来週半ばには交渉を行う予定だという。
ユナイテッドの資金力や来シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)出場権を確保している点を考えれば、逸材獲得の可能性は十分にあると思われる。

ただ、自身のキャリアプランに慎重に検討しているカマヴィンガは、母国でのプレー継続を希望しており、PSG移籍を希望しているとの報道も出ている。仮に、PSGが獲得に本腰を入れた場合、ユナイテッドにとっては難しいオペレーションとなるはずだ。

レンヌの下部組織出身のカマヴィンガは本格デビューとなった昨シーズンに大ブレイク。リーグ・アンでチャンピオンズリーグ(CL)出場圏内の3位フィニッシュを果たしたチームの絶対的な主力に君臨した。

また、背番号を「10」に変更した今シーズンも公式戦39試合に出場しており、昨年には待望のレ・ブルーデビューも飾っていた。なお、先日に東京オリンピックに向けたU-24フランス代表の招集メンバーに入ったカマヴィンガだが、現時点でクラブは派遣拒否の意向を表明している。

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