初戦黒星を悔やむスコットランド指揮官「両者の間にそれほど大きな差はなかったが…」

2021.06.15 10:47 Tue
Getty Images
スコットランド代表スティーブ・クラーク監督がユーロ2020初戦での敗北を悔やんだ。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えている。

スコットランドは14日に行われたユーロ2020グループD第1節でチェコ代表と対戦。1998年のフランス・ワールドカップ(W杯)以来となる大舞台でチームは積極的な姿勢を見せたが、なかなか得点を奪えない展開に。するとチェコのFWパトリック・シックに超ロングシュートを含む2ゴールを許し、そのまま0-2のスコアで敗れた。

初戦の結果、グループステージ最下位となったスコットランドは強豪国であるイングランド代表、クロアチア代表との試合を残しており、決勝トーナメント進出に向け早くも苦しい状況になっている。
試合後のインタビューに応じたクラーク監督は敗れはしたものの内容では決して劣っていなかったとコメント。ただし、得点をするのに十分なプレーはできていなかったと認めた。

「我々は競争するためここにやって来て、試合でもそれは示せていたと思う。時に、フットボールの試合では思い通りにならないこともあるが、今日はまさにそんな日だった」
「正直に言って、両者の間にそれほど大きな差はなかったと思う。ただ、我々のポゼッションやゴールへのチャレンジを見た時、適切なタイミングで十分な攻撃ができていなかった」

「失点の時間帯が良くなかった。ハーフタイムの5分前にセットプレーから失点したのは残念だったね。普段であれば、よく守っていた場面だった」

「後半は良いスタートを切ることができた。ジャック(・ヘンドリー)のシュートがバーを叩き、彼はさらにシュートを打ったがブロックされ、それが相手のストライカーにわたった。見事なフィニッシュを決められてしまったね。そこから先は、難しい午後になってしまった」

「我々は良いチャンスを作り、試合に戻るチャンスもあったんだ。もし1-2になっていれば、また違った午後になっただろう。結果にはがっかりしたが、既に次の試合に向けて準備はできている」

また、クラーク監督はこの試合欠場となったDFキーラン・ティアニーについても言及。直前で主軸選手を欠いたのは痛手だったと語りつつ、次の試合には出場できる可能性があると語った。

「我々はチームの形について多くの仕事をしてきており、キーランもそれに関わっていた。だから、試合まで48時間というところで彼がちょっとした体の不調を訴えて欠場した場合、少しばかりの変更が必要になってしまう。そうすると、チームのダイナミックさも変化する」

「彼は最近の我々に欠かせない存在だ。とはいえ、彼がいなくてもこの試合でそれほど酷いディフェンスをしたとは思っていない。最初の失点は防げたかもしれないが、2失点目は本当に良いシュートだった」

「キーランは金曜日の試合に間に合う可能性がある」

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