「体が勝手に動いた」技ありゴールを決めたMF鎌田大地、相手に削られた結果「スイッチを入れられた」
2021.06.03 22:55 Thu
日本代表は3日、U-24日本代表との試合を行い、3-0で勝利を収めた。
予定されていたキリンチャレンジカップ2021のジャマイカ代表戦は、ジャマイカ代表選手が来日できなかったことを受け中止に。急遽、U-24日本代表との試合を行うことが決定した。
試合は開始1分過ぎに得たCKから鎌田大地がクロスを送ると、ニアサイドで大迫勇也がフリック。これに橋本拳人が詰めて、A代表が先制。さらに41分には南野拓実の落としを受けた鎌田が巧みなトラップからゴールを奪い、前半を2点リードで終える。
後半5人のメンバーを代えたA代表は52分に後半から出場のFW浅野拓磨がゴール。そのままリードを守り切り、3-0で勝利を収めた。
試合後、MF鎌田大地(フランクフルト)がオンラインの取材に応対した。
巧みなトラップからDF橋岡大樹(シント=トロイデン)を上手く滑らせると、コースを狙ったシュート。相手をよく見たプレーに見えたが、「特にそんなに考えることなく、体が勝手に動いたという感じです」と自然と出たプレーだったとコメント。「そういう時は良い時だと思います。今日はそういう日でした」と良い状態だったと語った。
U-24日本代表との異例の試合となったが「やりづらかったです」と感想を語り、「思っていたより相手もA代表も凄く気合入っていて、僕は他の選手よりふんわり入りました」とコメント。「強めに来て削られてからやばいなと思って。そこからスイッチを入れられて良かったです」とし、試合早々に削られたシーンで気持ちを入れられたとした。
あのシーンに関しては「普段通りやっていましたけど、あんなに来ると思っていなかったので」と想像以上だったとし、「ケガするなとも思いましたし、スイッチは入ったと思います」と、気持ちを入れなければ痛い目に遭うと感じたシーンだったようだ。
この日は2列目のサイドにMF南野拓実(サウサンプトン)とMF原口元気(ハノーファー)が入ったが、「元気くんだったのでうまく流動的にやろうと思っていました」と語り、「いつもとは違う感じでプレーはしました。でもやっぱり良かったと思います」と、3人で上手くプレーができたと感じているようだ。
自身のポジショニングについては「あまり考えていなくて、周りは見たりしますけど、相手が嫌なところに動いているという感じなので、それがうまく噛み合っているなと感じています」とコメント。「特に本当に何かを考えながらという感じではないです。被らないようにとは思ってはいますけど」とし、狙いを持って決めたポジションを取っているわけではないと語った。
また、「選手みんなが僕のポジショニングだったり、多少は気を使って被らないようにしてくれていると思いますけど、僕のプレースタイルもありますが、フィジカルがない分、良いポジションを取らないといけないなと」と語り、自分のスタイル上ポジショニングが重要だとコメント。「真ん中で受けるのは難しいと思ったらサイドに張ったり、CBもボランチもつけないところに行きました。SBに展開した時に相手がいけないような状況を作ったり、そういうのは意識しながらやっています」と相手が守りづらいポジショニングを局面ごとに変えていると語った。
そのプレースタイルについては「フランクフルト自体はドイツの中では中堅ぐらいだと思いますし、気の利いたパスとか来ないので、僕が上手くやらないとダメだなと」とコメント。「今年は前線の関係性もうまくいっていたので、僕がワンタッチではたいたり、難しいときは僕が良くない時もありますが、後ろが僕をうまく使えていないことが多いです」と周りとの関係性がパフォーマンスに影響すると語った。
自身についても「僕はスーパーじゃないので、僕が良くないと周りも良くないですし、僕が良い時はチームも良い時です」と語り、「僕は周りの助けがないとダメな選手です」と、周りに生かされる選手だと語った。
相手の守り方については「僕がフラフラ動いていたら、僕にうまく入ると数的有利になったりと思っていました」と、ポジションを定めないことを狙っていたとし、「1枚ずっとついてこられたら嫌だと思っていましたが、それはなかったので、いつも通りできました」と、普段通りのプレーを心掛けたようだ。
一方で、相手にやられて嫌だったプレーは「シンプルに球際で負けて入れ替わられたり、局面を変えられるとダメだねといっていたので、そこは意識していました」と守備面を上げ、「ファウルも多かったですが、良いインテンシティで、良い内容でお互いプレーできていたと思います」と、しっかりとポイントをつぶせていたとコメント。「試合内容としては良かったと思います」と評価した。
この先はタジキスタン代表、キルギス代表とのカタール・ワールドカップ(W杯)アジア2次予選、セルビア代表とのキリンチャレンジカップ2021が控えているが、「予選突破は決まっていますが、森保さんは絶対に手を抜くということは考えないので、目の前の試合に対して良い試合をするということを意識してやらないとダメだと思うし、そうなると思います」と手を抜くことはないとコメント。「目の前の試合で、良い内容で自分たちがしたいことをしっかり表現して、なおかつ勝つということをやらないといけないと思います」と、あくまでも勝利を目指して全力を尽くすと語った。
予定されていたキリンチャレンジカップ2021のジャマイカ代表戦は、ジャマイカ代表選手が来日できなかったことを受け中止に。急遽、U-24日本代表との試合を行うことが決定した。
後半5人のメンバーを代えたA代表は52分に後半から出場のFW浅野拓磨がゴール。そのままリードを守り切り、3-0で勝利を収めた。
試合後、MF鎌田大地(フランクフルト)がオンラインの取材に応対した。
この試合では貴重な追加点を記録した鎌田。ゴールを振り返り「(南野)拓実がうまく落としてくれました。2対2というのはわかっていて、良いトラップができて思ったようにプレーできました」と上手くできたプレーと振り返り、「シュート自体はボテボテでしたが良いコースに飛んで入って良かったです」とゴールを喜んだ。
巧みなトラップからDF橋岡大樹(シント=トロイデン)を上手く滑らせると、コースを狙ったシュート。相手をよく見たプレーに見えたが、「特にそんなに考えることなく、体が勝手に動いたという感じです」と自然と出たプレーだったとコメント。「そういう時は良い時だと思います。今日はそういう日でした」と良い状態だったと語った。
U-24日本代表との異例の試合となったが「やりづらかったです」と感想を語り、「思っていたより相手もA代表も凄く気合入っていて、僕は他の選手よりふんわり入りました」とコメント。「強めに来て削られてからやばいなと思って。そこからスイッチを入れられて良かったです」とし、試合早々に削られたシーンで気持ちを入れられたとした。
あのシーンに関しては「普段通りやっていましたけど、あんなに来ると思っていなかったので」と想像以上だったとし、「ケガするなとも思いましたし、スイッチは入ったと思います」と、気持ちを入れなければ痛い目に遭うと感じたシーンだったようだ。
この日は2列目のサイドにMF南野拓実(サウサンプトン)とMF原口元気(ハノーファー)が入ったが、「元気くんだったのでうまく流動的にやろうと思っていました」と語り、「いつもとは違う感じでプレーはしました。でもやっぱり良かったと思います」と、3人で上手くプレーができたと感じているようだ。
自身のポジショニングについては「あまり考えていなくて、周りは見たりしますけど、相手が嫌なところに動いているという感じなので、それがうまく噛み合っているなと感じています」とコメント。「特に本当に何かを考えながらという感じではないです。被らないようにとは思ってはいますけど」とし、狙いを持って決めたポジションを取っているわけではないと語った。
また、「選手みんなが僕のポジショニングだったり、多少は気を使って被らないようにしてくれていると思いますけど、僕のプレースタイルもありますが、フィジカルがない分、良いポジションを取らないといけないなと」と語り、自分のスタイル上ポジショニングが重要だとコメント。「真ん中で受けるのは難しいと思ったらサイドに張ったり、CBもボランチもつけないところに行きました。SBに展開した時に相手がいけないような状況を作ったり、そういうのは意識しながらやっています」と相手が守りづらいポジショニングを局面ごとに変えていると語った。
そのプレースタイルについては「フランクフルト自体はドイツの中では中堅ぐらいだと思いますし、気の利いたパスとか来ないので、僕が上手くやらないとダメだなと」とコメント。「今年は前線の関係性もうまくいっていたので、僕がワンタッチではたいたり、難しいときは僕が良くない時もありますが、後ろが僕をうまく使えていないことが多いです」と周りとの関係性がパフォーマンスに影響すると語った。
自身についても「僕はスーパーじゃないので、僕が良くないと周りも良くないですし、僕が良い時はチームも良い時です」と語り、「僕は周りの助けがないとダメな選手です」と、周りに生かされる選手だと語った。
相手の守り方については「僕がフラフラ動いていたら、僕にうまく入ると数的有利になったりと思っていました」と、ポジションを定めないことを狙っていたとし、「1枚ずっとついてこられたら嫌だと思っていましたが、それはなかったので、いつも通りできました」と、普段通りのプレーを心掛けたようだ。
一方で、相手にやられて嫌だったプレーは「シンプルに球際で負けて入れ替わられたり、局面を変えられるとダメだねといっていたので、そこは意識していました」と守備面を上げ、「ファウルも多かったですが、良いインテンシティで、良い内容でお互いプレーできていたと思います」と、しっかりとポイントをつぶせていたとコメント。「試合内容としては良かったと思います」と評価した。
この先はタジキスタン代表、キルギス代表とのカタール・ワールドカップ(W杯)アジア2次予選、セルビア代表とのキリンチャレンジカップ2021が控えているが、「予選突破は決まっていますが、森保さんは絶対に手を抜くということは考えないので、目の前の試合に対して良い試合をするということを意識してやらないとダメだと思うし、そうなると思います」と手を抜くことはないとコメント。「目の前の試合で、良い内容で自分たちがしたいことをしっかり表現して、なおかつ勝つということをやらないといけないと思います」と、あくまでも勝利を目指して全力を尽くすと語った。
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