トッテナム暫定指揮官、7位でのフィニッシュに「アーセナルより下にはなりたくなかった」
2021.05.24 17:24 Mon
トッテナムのライアン・メイソン暫定監督はプレミアリーグでの7位フィニッシュに納得しているようだ。クラブ公式サイトが伝えている。
トッテナムは23日、最終節でレスター・シティと対戦。1-2とリードされて折り返すも、後半にFWガレス・ベイルの2ゴールを含む3得点を奪い、4-2で逆転勝ちした。
これで7位をキープし、来シーズンから新設されるヨーロッパカンファレンスリーグ(ECL)出場権を獲得したトッテナム。試合後、メイソン暫定監督は7位でのフィニッシュに悪くない印象を示した。
「前節に喫した失意の敗戦後、我々はこの試合に勝つためにやってきた。これはとても大きな勝利だ。もちろん、我々はチャンピオンズリーグ(CL)に進みたかったし、それが叶わなかったのはとても残念だがね」
また、「ファンのためにも、アーセナルより下の順位にはなりたくなかった。この争いに勝てたことは重要だし、我々にはECLもあるのだから、そこを尊重して、来シーズンは成功を手にしたい」ともコメント。8位でシーズンを終えた同じ北ロンドンのライバルよりも高い順位であることを強調した。
トッテナムは23日、最終節でレスター・シティと対戦。1-2とリードされて折り返すも、後半にFWガレス・ベイルの2ゴールを含む3得点を奪い、4-2で逆転勝ちした。
これで7位をキープし、来シーズンから新設されるヨーロッパカンファレンスリーグ(ECL)出場権を獲得したトッテナム。試合後、メイソン暫定監督は7位でのフィニッシュに悪くない印象を示した。
また、「ファンのためにも、アーセナルより下の順位にはなりたくなかった。この争いに勝てたことは重要だし、我々にはECLもあるのだから、そこを尊重して、来シーズンは成功を手にしたい」ともコメント。8位でシーズンを終えた同じ北ロンドンのライバルよりも高い順位であることを強調した。
さらに、これが暫定指揮官としての最後の試合になったことについても言及。「ピッチ上の選手たちはよく走り、困難な場面でも共に戦ってくれた。クラブを代表するような役割を担えたことをとても誇りに思っている」と謝辞を述べた。
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