PKを見送りゴールを許す…ドルトムントGKが現役引退のベンダー兄に粋な計らい

2021.05.24 18:50 Mon
ビュルキがPKを見送り、ベンダーとハグを交わす



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3連勝で暫定首位のドルトムント、テルジッチ監督「重要な勝利」

ドルトムントのエディン・テルジッチ監督が数的不利からの勝利を喜んだ。クラブ公式サイトが伝えている。 29日、ホッフェンハイムとのブンデスリーガ第6節に臨んだドルトムントは、FWニクラス・フュルクルクの移籍後初ゴールで先制すると、一度は追いつかれながらも前半終了間際にMFマルコ・ロイスのゴールで勝ち越し。後半は71分にDFラミ・ベンセバイニが退場となり、数的不利になるも、後半アディショナルタイムにはDFユリアン・リエルソンの個人技から追加点が生まれ、3-1で勝利した。 3連勝で暫定首位に浮上したテルジッチ監督は、10人の状態で掴んだ勝利に胸を張り、チームにとって重要な試合になったと喜んでいる。 「我々にとって重要な勝利だ。試合の入りはとても良く、主導権を握り、2つのチャンスを作った。だが、その後のビルドアップでは不必要にボールを失い、相手の危険なプレーをお膳立てしてしまったと思う」 「(失点した)PKの後は、我々にとって良くない局面となった。後半開始早々には、ホッフェンハイムに2つの大きなチャンスを作られてしまったね。我々としては、そうした状況は気に入らなかった」 「退場があった後は、違うゲームになったと思う。みんなに、勝利を守るとはどういうことかを示せただろう。2週間前のフライブルク戦では、相手が10人だったから勝てたと言われた。だが、今日の我々は長い間10人で戦い、リードを守るだけでなく我々自身が危険な存在になることに成功したのだ」 「これはチームにとって重要な勝利になったのは間違いない。だが、まだ改善の余地があるのは確かだ。とはいえ、私はこの勝利に満足している」 2023.09.30 10:10 Sat

フュルクルクが移籍後初弾、10人ドルトムントが苦しみながらもホッフェンハイムに競り勝つ【ブンデスリーガ】

ドルトムントは29日、ブンデスリーガ第6節でホッフェンハイムとのアウェイ戦に臨み、3-1で勝利した。 前節ヴォルフスブルク戦を辛勝したドルトムント(勝ち点11)は、ヴォルフスブルク戦のスタメンからバイノー=ギテンスに代えてマレンのみを変更した。 4勝1敗と好スタートを切ったホッフェンハイム(勝ち点12)に対し、フュルクルクを最前線に、2列目に右からブラント、ロイス、マレンと並べたドルトムントは開始6分、クラマリッチのミドルシュートでゴールを脅かされる。 それでも15分にマレンがドリブルシュートでGKを強襲したドルトムントが18分に先制する。ブルックスのトラップミスをブラントが突いてルーズとなったボールを拾ったフュルクルクがゴールを陥れた。 フュルクルクに移籍後初ゴールが生まれた中、ドルトムントが主導権を握るかと思われたが、23分に軽率なミスからPKを献上してしまう。フンメルスのミスパスから慌ててボールを奪い返しに行ったフンメルスがボックス内ぎりぎりの位置でシュタハを倒してしまった。 これをクラマリッチに決められたドルトムントはハーフタイムにかけて流れを掴みきれない展開を強いられる。それでも前半終了間際の追加タイム3分、個人技でドルトムントが勝ち越す。 右サイドをマレンがドリブルで仕掛け、DF2枚を突破。クロスを入れ、GKが弾いたルーズボールをロイスが詰めた。 ドルトムントが2-1とリードして迎えた後半、開始3分に大ピンチ。ゴール至近距離からプロメルにヘディングシュートを打たれたが、GKコベルが好守で凌いだ。 さらに51分、スコフの直接FKがバーに直撃してヒヤリとしたドルトムントは前半同様ペースを握り切れない状況が続く。すると71分に退場者。ベンセバイニが不用意な遅延行為で2枚目のイエローカードを受け退場となった。 数的不利となったドルトムントだったが、82分にアデイェミが単騎突破から決定機を演出すると、耐え続けて迎えた追加タイム5分に決定的な3点目。 リエルソンが自陣でのボール奪取から持ち上がってボックス左まで侵入。GKとの一対一を制した。ドルトムントが苦しみながらも連勝としている。 2023.09.30 05:33 Sat

サラーの後釜に? リバプールがドルトムントのオランダ代表ウインガーを狙う

リバプールのユルゲン・クロップ監督が、古巣からウインガーを獲得したいと考えているようだ。 ドイツ『ビルト』によると、リバプールはドルトムントのオランダ代表FWドニエル・マレン(24)の獲得に関心しているという。 マレンはアヤックスのアカデミー育ちで、アーセナル、PSVの下部組織にも所属。2018年7月にPSVでファーストチームに昇格すると、2021年7月にドルトムントへと完全移籍していた。 右ウイングを主戦場とし、PSVでは公式戦116試合で55ゴールを記録。しかし、ドルトムントでは1年目につまづくも、徐々にその才能を発揮し左ウイングやセンターフォワードでもプレー。ここまで公式戦80試合で23ゴールを記録している。 今シーズンもここまでブンデスリーガ5試合で3ゴールを記録するなど活躍するマレン。クロップ監督はPSV時代から興味を持っている中で、より関心を高めているという。 マレンとドルトムントは2026年夏までの契約を結んでいる状況。リバプールとしてはエジプト代表FWモハメド・サラーのバックアッパーとして期待しているとのことだ。 『ビルト』によれば、ドルトムントは6000万ユーロ(約95億円)程度を用意されれば首を縦に振る可能性があるようだが、リバプールは追いかけ続けて獲得に動く可能性が高そうだ。 2023.09.29 11:55 Fri

ロイス2戦連発のドルトムントが今季初の連勝! ヴォルフスブルク撃破でCL敗戦を払拭【ブンデスリーガ】

ブンデスリーガ第5節、ドルトムントvsヴォルフスブルクが23日にジグナル・イドゥナ・パルクで行われ、ホームのドルトムントが1-0で勝利した。 チャンピオンズリーグ(CL)初戦のパリ・サンジェルマン(PSG)戦で0-2の敗戦を喫し、今シーズンの公式戦初黒星を喫したドルトムント。その敗戦からのバウンスバックと共に、今季初のリーグ連勝を目指した一戦では勝ち点1差で1つの上の6位に位置するヴォルフスブルクとの上位対決に臨んだ。 テルジッチ監督はPSG戦から先発6人を変更。並びを[3-5-2]から[4-2-3-1]に変更し、負傷離脱のザビッツァーの代役に加え、ジューレやマレン、ジャンといった主力をベンチに。代わってベンセバイニやエンメチャ、バイノー=ギテンス、フュルクルクらを起用した。 立ち上がりから高いインテンシティで試合に入ったドルトムント。開始5分にはボックス手前左の好位置で得たFKの場面でキッカーのロイスが右足の鋭いシュートを枠の左隅に飛ばすが、これはGKカスティールスの好守に遭う。 10分過ぎには攻守両面で相手を圧倒したものの、時間の経過と共に強度にアジャストしてきたヴォルフスブルクが押し返す展開に。アウェイチームは決定機には至らないものの、スヴァンべリらがボックス付近で足を振っていく場面も作り出す。 前半半ばから終盤にかけては中盤での潰し合いが目立つなど、試合は完全に膠着状態に。序盤以降攻めあぐねるドルトムントがなかなかフィニッシュまで持ち込めない中、37分にはヴォルフスブルクにビッグチャンス。 相手セットプレーを撥ね返してのロングカウンターからヴィンドとのパス交換でトマスがボックス内に侵入。だが、DFに寄せられながら放ったシュートはGKコバルの好守に阻まれた。 結局、ゴールレスでの折り返しとなった試合は後半も拮抗。それでも、徐々に攻勢を強めたドルトムントは、53分にフュルクルク、ブラントと続けてディフェンスラインの背後を取って決定機。だが、いずれも先制点に繋げられない。 それでも、後半に入って相手を押し込むことに成功したドルトムントは、攻勢が続く状況で切り札を投入。63分にバイノー=ギテンスを下げて同じ左サイドにマレンを送り出した。 すると、この選手交代が待望の先制点をもたらす。68分、バイタルエリアで身体を張ってボールを収めたマレンが左サイドに展開。ブラントから絶妙な折り返しが入ると、マレンと動きが重なりながらもロイスが左足ワンタッチで合わせ、リーグ戦2試合連続ゴールとした。 先制したことでゲームコントロールに重きを置いた戦い方にシフトしたドルトムントだが、不用意な自陣でのロストからヴィンドに枠のわずか左に外れる際どいシュートを打たれるなど、やや締まらない場面も。 ヴォルフスブルクが攻撃的な3枚替えを敢行したことを受け、テルジッチ監督はフュルクルク、ロイスを下げてアラー、ジャンと続けて交代カードを切って試合をクローズにかかる。 その後、前線でのミスが散見されてトドメの追加点を奪うことはできなかったドルトムントだが、ヴォルフスブルクの反撃を危なげなく凌ぎ切って1-0の勝利。お得意様のヴォルフスブルク撃破でリーグ連勝を飾ったチームは、CL敗戦をきっちり払拭した。 2023.09.24 00:32 Sun

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