不運な形で痛恨の敗戦を喫したトッテナム、メイソン監督は集まったファンに「望んでいた3ポイントを与えられなかった」

2021.05.20 12:35 Thu
Getty Images
トッテナムライアン・メイソン監督が、アストン・ビラ戦を振り返った。クラブ公式サイトが伝えた。

トッテナムは19日、プレミアリーグ第37節でアストン・ビラと対戦。来シーズンのヨーロッパリーグ(EL)出場権を確保するためにもしっかりと勝利を収めなければいけない大事な一戦となった。

試合は8分にステーフェン・ベルフワインのゴールで幸先良く先制。久々にスタンドに戻ってきたファンの後押しを受け、このまましっかりと勝ち点3を獲得すると思われた。
しかし、セルヒオ・レギロンのオウンゴールで20分に失点を喫すると、39分にもレギロンのパスミスからオリー・ワトキンスにゴールを許してしまう。

互いにチャンスをあまり作れない試合だったが、トッテナムは決定力を欠いてゴールを奪えず。1-2で敗戦となり7位のまま。EL出場権獲得が非常に厳しくなった。
試合後、メイソン監督は不運な形で流れが変わったとコメント。チャンスを生かせなかったことが悪い方向に作用したと振り返った。

「我々は良いスタートを切り、良いゴールを決め、試合を完全にコントロールしていると感じた。問題はなかったが、不幸な状況から彼らにゴールを与え、勢いを変え、フィーリングを変えてしまった」

「その後、別の不運が起こり、彼らに別のゴールを与えてしまったことで難しくなった。堅いチームに2つのゴールを与えてしまったが、プレミアリーグの試合でそれをしては、チャンスを作るのは難しい」

「どちらのチームもゴールを決めるために4本ずつしか枠にシュートを打てていない。そして2つのゴールを奪われた。残念な結果に終わってしまった」

「チームが何もチャンスを作れていないときにゴールを与えると、フィーリングを変えてしまう。後半の最初に、本当に大きなチャンスが1つ2つあったが、残念ながらそれを生かせなかったために難しくなった」

「そのような瞬間があれば、生かさなければいけなかった。そのため、結果にとても失望することとなった。我々はファンに対して、望んでいた3ポイントを与えられなかった。それは大きな失望だ」

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かつてトッテナムでプレーした元日本代表MF戸田和幸氏が指導者として古巣を訪問…クラブ公式チャンネルがインタビュー

▽元日本代表MFで、現役時代はトッテナムでもプレーした戸田和幸氏がトッテナムを訪れていたようだ。トッテナム公式の『Spurs TV』が14日、戸田氏のインタビュー動画を公式サイトでアップした。 ▽戸田氏は桐蔭学園高校から1996年に清水エスパルスへ入団。2002年の日韓ワールドカップで大きく評価を上げると、2003年1月にトッテナムへとレンタル移籍。同年6月30日に清水へと復帰した。プレミアリーグでは2003年4月18日のマンチェスター・シティ戦(0-2で敗戦)の後半からデビュー。WBA戦、マンチェスター・ユナイテッド戦、ブラックバーン戦と4試合に出場していた。 ▽今年1月から渡欧していた戸田氏は古巣の練習場を訪問。その際に『Spurs TV』のインタビューを受け、流暢な英語でデビュー当時の感想や今回の訪問の理由を語った。 「後半のスタートからチャンスをもらいました。僕はとてもナーバスでしたし、多くの偉大な選手とのプレーに興奮していました。イングランドのフットボールの激しいプレーは良い思い出です。人として、選手として多くのことを学びました。だから、ここに戻ってきました。今は指導者としてです」 ▽今回トッテナムを訪れた理由を指導者としての勉強のためと明かした戸田氏。日本でのS級ライセンス取得を明かし、マウリシオ・ポチェッティーノ監督のトレーニングを見るために戻ってきたことを明かした。 「昨年、日本で最高のコーチングライセンス(S級ライセンス)を取得しました。プロの指導者になれます。ただ、まだ僕にとっては早いと思います。学ぶことが必要です」 「今回なぜ訪れたかというと、それはポチェッティーノです。彼は世界でも最高の指導者の1人です。2度彼の練習を見ましたが、とても良い印象があります」 2017.02.15 10:00 Wed

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