ヴェンゲル氏、ディ・マリアの退場劇に持論「フェルナンジーニョも退場になるべきだった」

2021.05.05 18:15 Wed
Getty Images
マンチェスター・シティvsパリ・サンジェルマン(PSG)における、アルゼンチン代表MFアンヘル・ディ・マリアの退場について、アーセン・ヴェンゲル氏が持論を述べている。
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4日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)準決勝での一幕。シティが2試合合計4-1とリードする中で迎えた69分、タッチライン際でMFフェルナンジーニョと小競り合いを起こしたディ・マリアが相手を踏みつけ一発退場処分を命じられた。さらにその際、ディ・マリアはピッチを去りながらフェルナンジーニョに対して侮辱発言をぶつけるなど、その怒りは頂点に達していた。もちろんその行為は許されるものではないが、ここまで激昂する原因はフェルナンジーニョ側にもあったという意見もある。
ヴェンゲル氏もそのように考える一人で、『beIN SPORTS』の番組に出演した際、フェルナンジーニョも退場になるべきだったとの見解を示した。

「今夜のフェルナンジーニョの行動は、挑発的で好ましくなかった。ディ・マリアを退場させるなら、フェルナンジーニョも退場させなければならないと私は思う」
「彼はディ・マリアに対する挑発行為があったにもかかわらず、イエローカードにすらなっていない。どちらもレッドカードを受けるべきだった」

なお、この試合では、ディ・マリアの退場に抗議したPSGの選手に対し、主審のビョルン・カイペルス氏が不適切発言をしたと、MFアンデル・エレーラやMFマルコ・ヴェッラッティの証言で明らかになっており、後々まで尾を引く一件となりそうだ。

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「素晴らしい夜」アーセナルに先勝のPSG、POTMに選出されたヴィティーニャは決勝へ意気込み「パリでもこのパフォーマンスを再現しなければ」

パリ・サンジェルマン(PSG)のポルトガル代表MFヴィティーニャが、アーセナル戦を振り返った。『UEFA.com』が伝えた。 29日、チャンピオンズリーグ(CL)準決勝1stレグでアーセナルと対戦したPSG。リーグフェーズでは2-0で負けていた相手だったが、この試合では開始早々にウスマーヌ・デンベレのゴールで先制。その後もアウェイゲームながら試合を支配すると、0-1でそのまま勝利を収め、決勝へ一歩近づいた。 この試合のプレーヤー・オブ・ザ・マッチ(POTM)にも選出されたヴィティーニャは、チームのパフォーマンスをよろおび、良い結果だったと振り返った。 「チームとって素晴らしい夜だった。試合の大半でボールを支配していた。試合のさまざまな状況に適応する必要があり、守備も攻撃もうまくこなした」 「結果には満足しているけど、それ以上にチームのパフォーマンスに満足している。真のチームスピリットを発揮し、必要な時には攻撃も守備も一体となって行っていた。それが重要だ」 「決勝進出への強い意志をしっかりと示した。パリでもこのパフォーマンスを再現する必要がある」 また、早々に先制できたことで有利に試合を進められたとコメント。攻守にわたってチームとして良いパフォーマンスを見せられたとした。 「早い段階で得点できたことはとても重要だった。それが僕たちの強みだ。戦略は我々の中で非常に明確だった。良い結果を出すために、そして何よりも勝つために、何をすべきかを全員がよく理解していた」 「攻め続けて多くのチャンスを作った。もっと得点できたはずだ。GKのジジオ(ジャンルイジ・ドンナルンマ)が素晴らしいパフォーマンスを見せ、素晴らしいセーブを見せてくれたことは分かっている。1-0という結果は、当然の結果だと思う。パリでも同じ結果を出さなければならない」 「良い感触だった。様々な状況でチームに必要なことをしようと努めた。ボールをキープする必要があるならキープし、ゲームをスピードアップする必要があるならばそうして、守備が必要ならばそうやった」 <span class="paragraph-title">【動画】アーセナル撃破のPSGが初優勝へ一歩前進</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="WposNAjwA-U";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2025.04.30 11:45 Wed

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