さすがのモウリーニョ、7年前のリバプールの悪夢をほじくり返す

2021.04.28 18:25 Wed
Getty Images
トッテナム指揮官を解任となり無職のジョゼ・モウリーニョだが、煽りのキレは健在のようだ。27日、ポルトガル人指揮官は自身のインスタグラムを更新した。それはちょうど7年前の2014年4月27日に行われた2013-14シーズンのプレミアリーグ第36節リバプールvsチェルシーで撮影された一枚だった。

それはリバプールファンにとって忘れることのできない一戦だ。それまで破竹の11連勝を収めていたリバプールは、その中で優勝争いを繰り広げていたマンチェスター・シティとの直接対決を制し、首位に立っていた。
そして、アンフィールドで行われたチェルシー戦。勝てば優勝を決定的なものにできるはずだったが、悪夢は前半アディショナルタイムに訪れる。

最終ラインでパスを受けた当時キャプテンのスティーブン・ジェラードがトラップミスから足を滑らせてしまい、ボールをロスト。チェルシーのデンバ・バに奪われると、そのまま失点を許してしまった。
チームもすぐに切り替えようとしたが、得点出来ないまま後半アディショナルタイムにはトドメとなる2点目を決められ、痛恨の敗戦。これでシティに抜き返され、結局優勝を眼前で逃してしまっていた。

今でも毎年取り上げられるこの一戦。当時チェルシーを指揮していたモウリーニョは、この試合でタッチラインから出たボールをなかなか相手にボールを渡さず時間稼ぎ。ジェラードと奪い合うこの瞬間の一枚をインスタグラムに投稿し、「ボールポゼッション」と、7年越しにリバプールを煽った。

さすがは悪名高いモウリーニョと言ったところか。その試合後には、リバプール指揮官だったブレンダン・ロジャーズに「1代ではなく2台のバスを停めていた」と、守備的な戦術を揶揄されたが、それに対し「上手く守り抜いた美しい勝利だった」と返していた。
1 2

ジョゼ・モウリーニョの関連記事

フェネルバフチェのアリ・コチュ会長が、ポルトガル代表の監督就任が噂されるジョゼ・モウリーニョ監督(62)の去就について言及した。スペイン『ムンド・デポルティボ』が報じている。 これまでポルトやチェルシー、インテル、レアル・マドリー、マンチェスター・ユナイテッド、トッテナム、ローマと各国の強豪クラブを指揮していたモ 2025.05.09 13:00 Fri
直近3試合で出場機会がないアルゼンチン代表MFレアンドロ・パレデス(30)だが、ここにきての序列低下の理由はパフォーマンスの問題ではないという。 ジョゼ・モウリーニョ体制だった2023年夏にパリ・サンジェルマン(PSG)から6年ぶりに古巣復帰を果たしたパレデス。以降はイバン・ユリッチ体制で一時序列が低下したものの 2025.05.07 16:32 Wed
フェネルバフチェを指揮するジョゼ・モウリーニョ監督(62)が、母国ポルトガル代表を指揮する可能性があるようだ。『beIN SPORTS』が伝えた。 モウリーニョ監督はこれまでポルトやチェルシー、インテル、レアル・マドリー、マンチェスター・ユナイテッド、トッテナム、ローマと各国の強豪クラブを指揮。今シーズンからフェ 2025.04.25 19:55 Fri
横浜F・マリノスは18日、スティーブ・ホーランド監督(54)の解任を発表した。なお、ヘッドコーチのパトリック・キスノーボ氏(43)が暫定的に指揮を執ることとなる。 ホーランド監督は、チェルシーでジョゼ・モウリーニョ監督らの下でアシスタントコーチを6年間務めた他、ガレス・サウスゲイト監督の下ではU-21イングランド 2025.04.18 18:02 Fri
トルコサッカー連盟(TFF)は5日、フェネルバフチェのジョゼ・モウリーニョ監督に対して3試合のベンチ入りかつロッカールームへの立ち入り禁止と、7700ドル(約110万円)の罰金を科した。 モウリーニョ監督は2日に行われ、1-2で敗れたトルコカップ準々決勝のガラタサライ戦後、審判とやりとりをした後にガラタサライ指揮 2025.04.06 12:00 Sun

リバプールの関連記事

リヴァプールの日本代表MF遠藤航が、チームメートたちとの仲の良さを見せた。クラブのコミュニティイベントにサプライズ訪問した時に一幕にファンたちが反応している。 "Wa-ta-ru... Endo!"@wasabi_cloud @LFCFoundation | #Ad pic.twitter.c 2025.09.30 17:18 Tue
リヴァプールの日本代表MF遠藤航が、プレミアリーグ開幕節のボーンマス戦に途中出場。ダメ押しゴールをアシストするなどチームの勝利に貢献した。初戦からの活躍ぶりにファンたちが歓喜した。なお遠藤はこの試合でプレミアリーグ通算50試合出場を達成している。 昨季のプレミアリーグ王者であるリヴァプールは、開幕節でボー 2025.08.16 10:44 Sat
【Jリーグワールドチャレンジ】横浜F・マリノス 1ー3 リヴァプール(7月30日/日産スタジアム) フィルジル ファンダイクに代わって、遠藤航がキャプテンとしてピッチに!明治安田ワールドチャレンジ 横浜F・マリノス vs リヴァプールFCLeminoで無料配信中!https://t.co/pTa8iIs3nZ#J 2025.08.01 18:00 Fri
指揮官と確固たる信頼を築いていることを示す凱旋試合だった。 リバプールは「明治安田Jリーグワールドチャレンジ2025」で横浜F・マリノスと対戦。0ー1とリードを追いかける60分、6万7千人以上が駆けつけたスタジアムの歓声が一際大きくなる。 タッチライン沿いで提示されたボードには、4と3の数字が点灯している。 2025.07.31 18:00 Thu
リバプールは17日、北アイルランド代表DFコナー・ブラッドリー(21)との新契約を発表した。長期契約を締結したとされている。 ブラッドリーはリバプールの下部組織出身で、ボルトンへのレンタル移籍を経験。2023年7月に正式にファーストチームに昇格した。 これまで公式戦通算55試合に出場し1ゴール10アシストを 2025.05.17 22:55 Sat

プレミアリーグの関連記事

リヴァプールの日本代表MF遠藤航が、チームメートたちとの仲の良さを見せた。クラブのコミュニティイベントにサプライズ訪問した時に一幕にファンたちが反応している。 "Wa-ta-ru... Endo!"@wasabi_cloud @LFCFoundation | #Ad pic.twitter.c 2025.09.30 17:18 Tue
クリスタル・パレスの日本代表MF鎌田大地が、クラブのプレイヤー・オブ・ザ・マッチに選出された。クラブ公式『X』では、リヴァプール戦のプレーまとめ動画を公開。現地のサポーターたちが称賛している。 Just over three minutes of pure Daichi Kamada content pic.tw 2025.09.30 09:58 Tue
トッテナムの日本代表DF高井幸大が、ついに新天地デビューを飾るかもしれない。期待の若手の置かれている現状について指揮官がコメントしている。 今夏の移籍市場で川崎フロンターレからトッテナムに加入した高井だったが、足底腱膜をケガした影響でアジアツアーを回避。現在はリハビリを続けており、ここまで公式戦の出場はない状況と 2025.09.20 10:31 Sat
【プレミアリーグ】ボーンマス 2-1 ブライトン(日本時間9月14日/ディーン・コート) 待望の今季リーグ戦初ゴール 右の大外 #ミンテー が上げたクロス 飛び込んできたのは左の大外 #三笘薫 代表ウィーク明け初戦で同点ゴールの大仕事プレミアリーグ第4節#ボーンマス v #ブライトンhttps://t.co/Xm 2025.09.14 06:00 Sun

記事をさがす

ジョゼ・モウリーニョの人気記事ランキング

1

差別を許さないモウリーニョ監督の行動に称賛の嵐、クラブへの処分も罰金115万円に軽減

ジョゼ・モウリーニョ監督の行動が、ローマへの制裁を軽減することとなった。 スポーツ・ジャッジは、2日に行われたセリエA第28節のローマvsサンプドリアにおいて、ローマのサポーター集団「Curva Sud(クルバ・シュッド)」が差別的なチャントを歌ったとした。 このチャントはサンプドリアのデヤン・スタンコビッチ監督へ向けたもので、ルーツを差別するもの。最大のライバル、ラツィオで現役時代を過ごしていたことも影響していたようだ。 この行為に対し、スポーツ・ジャッジはローマに8000ユーロ(約115万円)の罰金を課すことを決定。しかし、これはモウリーニョ監督の行動により緩和されているということも発表されている。 モウリーニョ監督はスタンコビッチ監督の現役時代にインテルで指揮。3冠を達成する主軸であったスタンコビッチ監督を守るため、差別チャントが歌われた際にベンチを出て、右手を上げて歌うのを止めるように指示。これを受けてチャントが止むと、親指を立てて感謝していた この行為に対しては、多くの称賛のコメントが寄せられ、スタンコビッチ監督は「ジプシー(東欧出身の者に対する差別表現)であることを誇りに思うし、気分を害していない。ジョゼもそれは知っている」とコメントしていた。 ジャッジに怒りを露わにしたり、何度も退席処分を受けるなど、あまり良いイメージを持たれないモウリーニョ監督だが、一貫して差別的な行動への嫌悪は隠さず、毅然とした態度を取り続けている。今回は結果としてチームを助けることにもなったが、スペシャル・ワンと呼ばれる理由の1つとも言えるだろう。 <span class="paragraph-title">【動画】モウリーニョ監督、差別チャントを歌うサポーターを制止する行動が称賛を受ける</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="fr" dir="ltr">Chants racistes à l’encontre de Stankovic, Mourinho est intervenu en plein match pour calmer ses propres fans : <br><br>&quot;Je l&#39;ai fait pour un grand homme et un grand ami. Il a des enfants et une famille et ce n&#39;est pas beau. Nos fans sont géniaux, mais on ne touche pas à mes amis.&quot; <a href="https://t.co/tjRwprwyzY">pic.twitter.com/tjRwprwyzY</a></p>&mdash; José Mourinho Show (@Jmshow10_) <a href="https://twitter.com/Jmshow10_/status/1642601627667296258?ref_src=twsrc%5Etfw">April 2, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2023.04.05 14:30 Wed
2

モウリーニョ解任のローマに“レジェンド”デ・ロッシが帰還! 監督就任に「この感動は言葉では言い表せない」

ローマは16日、新監督にダニエレ・デ・ロッシ氏(40)が就任することを発表した。 契約期間は2024年6月30日までの残りシーズンとなる。 デ・ロッシ新監督は、ローマ育ちでアカデミー出身者。2002年にファーストチームに昇格すると、2019年7月にボカ・ジュニアーズに移籍するまでプレー。ローマ時代には2007年、2008年にはコッパ・イタリアで優勝。2007年にはスーペル・コパも制し、フランチェスコ・トッティ氏が引退してからはキャプテンとしてチームを支えた。 引退後はイタリア代表のテクニカルコーチを務め、2021年のユーロ優勝に貢献。2022年10月から2023年2月まではSPALで指揮を執っていたが、半年でわずか3勝に終わり解任されていた。 ローマでは公式戦通算616試合に出場し63ゴール。18年間プレーしたクラブに監督として復帰することとなったデ・ロッシ新監督は、クラブを通じてコメントしている。 「ローマのテクニカル面でのリーダーシップの責任を私に託してくれたフリードキンファミリーに感謝したい。私としては、今からシーズン終了までの間に待ち受ける試練に立ち向かうため、日々の犠牲を払い、自分の中にある全てを捧げる必要があると思っている」 「ベンチに座ることができる感動は言葉では言い表せない。私にとってローマがどんな存在であるかは、誰もが知っているが、我々全員を待っている仕事は既に引き受けた」 「我々には時間がなく、選択肢もない。競争力を持ち、目標のために戦い、達成しようとすることがスタッフと私が自分たちに与える唯一の優先事項だ」 ローマは16日、4シーズン目を迎えていたジョゼ・モウリーニョ監督を解任。就任1年目の2021-22シーズンはヨーロッパ・カンファレンスリーグで優勝。2022-23シーズンはヨーロッパリーグで決勝に進むも、セビージャにPK戦の末に敗れて準優勝。今シーズンはリーグ戦で序盤から調子が上がらず、14日に行われたセリエA第20節でミランに敗れ、3戦未勝利となっており、9位と苦しんでいた。 2024.01.16 22:15 Tue
3

こんなの狙ってできる?スタンコビッチが相手GKのフィードをダイレクトで決めた驚愕の長距離ゴール【スーパーゴール図鑑/インテル編】

【得点者プロフィール】 デヤン・スタンコビッチ(当時31歳) 国籍:セルビア 所属:インテル ポジション:MF 身長:181cm 2004年から2013年までインテルでプレーしたスタンコビッチ氏。ジョゼ・モウリーニョ監督の下でトレブル(3冠)を達成したチームの中核をなす選手の1人として活躍し、クラブの歴史に名を刻んだ名手として知られる。 【試合詳細】 日程:2009年10月17日 大会:セリエA第8節 対戦相手:ジェノア 時間:前半49分(2-0) <div id="cws_ad">◆これ狙ってできるの?驚愕のスーパーゴール<br/><div class="dugout-video dugout-embed-eyJrZXkiOiJPWXd6VkZMUiIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0="></div><script type="text/javascript" src="https://embed.dugout.com/v3.1/ultrasoccer.js"></script></div> MFエステバン・カンビアッソとFWマリオ・バロテッリのゴールで2-0とリードして迎えた前半アディショナルタイム、味方のバックパスを受けたジェノアのGKマルコ・アメーリアが、自ボックス付近でボールを持つと、前線へフィードを送る。 ボールはやや左へ逸れていくと、コースに先回りしていたスタンコビッチの正面に。するとスタンコビッチはこのフィードをまさかのダイレクトボレー。敵味方含めピッチ上全員の虚を突いたシュートは、気付けばゴールネットに吸い込まれていた。 2011年のチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝1stレグ、シャルケ戦で見せた超ロングシュートは有名だが、それ以前にも超ロングシュートを決めていたスタンコビッチ。やはりあのゴールはまぐれではなかったようだ。その後インテルは2点を加え、5-0と大勝を飾っている。 2021.01.24 18:00 Sun
4

音声データ流出のペレス会長、C・ロナウドとモウリーニョを酷評「2人とも異常者」

レアル・マドリーのフロレンティーノ・ペレス会長の過去の発言を収めたとされる音声データ流出に関して、新たな音声データの流出が確認された。スペイン『El Confidencial』が報じている。 『El Confidencial』は13日、2006年にペレス会長が辞任した直後の発言を収めたと見られる音声データの内容を掲載。その音声データには当時選手としてチームに在籍していた元スペイン代表GKイケル・カシージャス、同FWラウール・ゴンザレスに対して、「マドリーの2大詐欺師はまずラウール、そしてカシージャスだ」など、辛辣な言葉が使われていた。 その後、マドリーは前述の報道を受け、ペレス会長の言葉でこの一件に関する釈明を行った。音声データが本物であることを認めた一方、「長い会話の中で一部を切り取られた」、「私がスーパーリーグのプロモーターの一人だというところに起因している」と、自身を貶めるために婉曲されたものであるとの主張を行った。 しかし、『El Confidencial』はそのマドリーの声明発表の翌日には、2012年にペレス会長の発言を収めたとする新たな音声データを公表。 その音声データにはポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(現ユベントス)と、ジョゼ・モウリーニョ監督(現ローマ)、2人の代理人を務めるジョルジュ・メンデス氏らへの批判的なコメントが残されていた。 同会長はクラブ歴代最多ゴール記録(451ゴール)を保持し多くのタイトルをもたらすも、2018年には喧嘩別れでクラブを去ったC・ロナウドに対しては、「アイツは狂っている。アイツは間抜けで病気だ」と過激な言葉で批判している。 「アイツが普通だと思うか? 普通でないからこそ、あんなことができる。アイツが最後に行った愚かな行為は、世界中の誰もが目にしている」 また、2010年から2013年までチームを率い、ラ・リーガ、コパ・デル・レイ、スーペルコパ・デ・エスパーニャのタイトルをもたらしたポルトガル人指揮官と、世界屈指の代理人に対してもその辛辣さは変わらない。 「メンデスは彼(ロナウド)に命令しないし、モウリーニョも何も命令しない」 「(指示は)ゼロだ。インタビューのときでさえもね。彼らは巨大なエゴを持っていて、二人とも甘やかされている」 「彼(ロナウド)も(モウリーニョ)監督は現実を見ていない。もし2人が違っていれば、もっと多くの金を稼ぐことができるはずだ。我々は大金を得られる肖像権について話しているが、2人とも異常者だ」 「さらに、あの顔は挑発的で、反抗的な態度だし、誰からも嫌われている。広告のときは全く逆だがね」 現在、クラブで直接顔を合わせる立場にあるカシージャス、ラウールとは異なり、ペレス会長にとってC・ロナウドとモウリーニョはいずれも過去の人間と言えるが、今回の音声データ流出によって更なるイメージダウンは避けられない。 2021.07.16 17:25 Fri
5

終焉を迎えたレアル・マドリーのサイクル②~モウリーニョ体制プレイバック~

2018-19シーズン、レアル・マドリーは3月に入ると同時に全てのタイトルへの望みを絶たれた。2009年夏にフロレンティーノ・ペレス会長が2度目の就任を果たして以来、数々の栄光を手にしてきたクラブも、明確な後退を余儀なくされている。本稿では、このサイクルの軌跡を振り返っていく。 <span style="font-weight:700;font-size:1.1em;">◆ジョゼ・モウリーニョ体制/2010-13</span><div style="text-align:center;"><img src="http://ultra-soccer.jp/division_image/TOP/get20190309_23_tw1.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>モウリーニョ監督は、マドリーを指揮する前年、当時率いていたインテルでイタリア史上初となるチャンピオンズリーグ(CL)、セリエA、コッパ・イタリアの三冠を達成。ポルトやチェルシーでの功績と合わせ、世界最高指揮官の1人として満を持して“新銀河系軍団”を率いることとなった。 前年には、ペレス会長がトップに返り咲き、マヌエル・ペジェグリーニ前監督の下でFWクリスティアーノ・ロナウドら大型補強を敢行していたマドリー。しかし、CLでは6シーズン連続のベスト16敗退、リーガエスパニョーラ、コパ・デル・レイでの優勝にも届かず。モウリーニョ監督には、初年度に何らかのタイトルを獲得した上で、クラブを世界最高峰に復権させる仕事が求められていた。 <span style="font-weight:700;font-size:1.1em;">◆基本フォーメーション[4-2-3-1]</span><div style="text-align:center;"><img src="http://ultra-soccer.jp/division_image/TOP/get20190309_23_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(c) CWS Brains, LTD.<hr></div>モウリーニョ監督は、FWクリスティアーノ・ロナウドやMFシャビ・アロンソら前年度に加入した選手を最大限生かせるよう、MFメスト・エジルやMFサミ・ケディラらを初年度に獲得。一方でFWラウールやMFグティら年齢を重ねていたスター選手たちを容赦なく切り捨てた。また、後に欠かせない選手となるMFルカ・モドリッチ、DFラファエル・ヴァランもモウリーニョ政権時に獲得している。 最前線のチョイスではFWベンゼマとFWイグアインに競争を強いていたが、その他はあまり変化させず。ベンゼマが落とし、エジルが前を向き、前線のC・ロナウドが電光石火のシュートを見舞う形は、“世界最高のカウンター”と評された。また、カバーリング範囲の広いDFペペと、インターセプトに優れるDFセルヒオ・ラモスの相性はすこぶる良く、指揮官の重視する守備戦術の根幹を担った。 <span style="font-weight:700;font-size:1.1em;">◆Turning Point!~レヴァンドフスキの悪夢~</span> “スペシャル・ワン”という代名詞を引っ提げてやってきたモウリーニョ監督は、初年度からコパ・デル・レイ決勝で宿敵バルセロナを撃破し、3年ぶりの主要タイトルをもたらした。そして、2年目にはリーガ史上最多勝ち点100、得点121でリーガを制覇。ジョゼップ・グアルディオラ監督の下で史上最強とも呼ばれていたバルセロナと激しく火花を散らし、対等に渡り合った。 また、初年度からCLでも7シーズンぶりにベスト16を突破。3年連続でベスト4で終わってしまったものの、確実にクラブを前進させていた。しかし、指揮3年目にはロッカールーム内から不穏な空気が漏れ伝えられ、特にクラブのリビング・レジェンドでもあるGKカシージャスとの軋轢はモウリーニョ監督へのバッシングに繋がった。 そして、その2012-13シーズン、CL準決勝1stレグ・ドルトムント戦でFWロベルト・レヴァンドフスキに4得点を奪われて1-4と大敗。既にリーガではバルセロナの優勝が確実視されており、批判は加速することとなった。 結局、10度目の欧州制覇“デシマ”を達成できなかったモウリーニョ監督は、2013年5月に追われるようにして契約解除に同意している。<hr>▽ジョゼ・モウリーニョ 【在任期間】 3シーズン(2010-13) 【戦績】 [2010-11] 公式戦59試合44勝9分け6敗 チャンピオンズリーグ:ベスト4 リーガエスパニョーラ:2位(勝ち点92) コパ・デル・レイ:優勝 [2011-12] 公式戦58試合45勝7分け6敗 チャンピオンズリーグ:ベスト4 リーガエスパニョーラ:優勝(勝ち点100) コパ・デル・レイ:ベスト8 [2012-13] 公式戦61試合38勝12分け12敗 チャンピオンズリーグ:ベスト4 リーガエスパニョーラ:2位(勝ち点85) コパ・デル・レイ:準優勝 [合計] 公式戦178試合127勝28分け23敗 【主な獲得選手】 MFアンヘル・ディ・マリア、MFメスト・エジル、MFサミ・ケディラ、MFルカ・モドリッチ、MFカゼミロ、DFラファエル・ヴァラン 【主な放出選手】 FWラウール、MFラファエル・ファン・デル・ファールト、MFグティ、MFフェルナンド・ガゴ、MFエステバン・グラネロ、MFラサナ・ディアッラ 2019.03.10 18:00 Sun

リバプールの人気記事ランキング

1

浦和がバルサ、リバプールと並ぶ!! 『世界の熱狂的なサポーター5選』に浦和サポーターが選出!

▽世界各国のフットボールシーンにおいて、熱狂的なサポーターを抱えることで知られるクラブがいくつかある。日本を代表する熱狂的なサポーターと言えば、浦和レッズサポーターだが、『Fox Sports』が選ぶ『世界の熱狂的なサポーター5選』に見事選ばれた。 ▽浦和が選ばれた『世界の熱狂的なサポーター5選』には、リーベル・プレート(アルゼンチン)、ガラタサライ(トルコ)、リバプール(イングランド)、バルセロナ(スペイン)が入っており、浦和サポーターは世界でも“熱狂的”なファンで知られるクラブと肩を並べることとなった。 ▽浦和については「Jリーグの20シーズン中、14シーズンで最高の平均入場者数を誇り、サポーターが作る最高のコレオグラフィーがある」と紹介。「次東京に行く際は、埼玉スタジアムでの試合を観て欲しい」と、観戦を勧めている。以下、4クラブのサポーターの特徴を紹介。 ◆リーベル・プレート(アルゼンチン) ▽リーベル・プレートは、アルゼンチンで最もサポーターが多いクラブの1つで、ボカ・ジュニアーズとの激しいライバル関係は有名だ。ロス・ミジョナリオス(億万長者)の愛称でも知られ、ボカ・ジュニアーズとのダービーは、死人が出るほどの激しい試合になるとも言われている。 ◆ガラタサライ(トルコ) ▽ガラタサライは、ファンの大声援が地響きを起こすとも称されるほど。悪名高い「Wellcome to Hell(地獄へようこそ)」というバナーは広く知られている。1993年のマンチェスター・ユナイテッド戦、2001年のパリ・サンジェルマン戦ではサポーターが衝突し、まさに“地獄”となってしまった。 ◆リバプール(イングランド) ▽サポーターを「12人目の男」と考えるリバプール。「You'll Never Walk Alone」の大合唱は有名であり、スタジアムが素晴らしい雰囲気で包まれる。2005年のチャンピオンズリーグ決勝のミラン戦では、ビハインドで迎える後半にサポーターの大声援が選手の背中を後押しし、逆転での優勝に繋がったとも。 ◆バルセロナ(スペイン) ▽かつては「ソシオ」がチームを支えるほど、サポーターとの関係が重要視されているバルセロナ。近年、胸スポンサーを入れるようになったが、それまではサポーターの会員費と入場料収入でクラブは運営されていた。かつて、レアル・マドリーへ禁断の移籍をしたルイス・フィーゴが凱旋した時には、豚の頭が投げ込まれるほど熱狂的だ。 2017.10.12 22:45 Thu
2

リバプールのレジェンドGKローレンス氏が77歳で死去

▽リバプールのレジェンドGKであるトミー・ローレンス氏が10日、77歳で死去した。 ▽1957年10月に17歳でリバプールとプロ契約を結んだローレンス氏は、トップリーグで2度の優勝、FAカップで1度の優勝に貢献。名将ビル・シャンクリー体制となって低迷期からの脱却を図っていた時代のリバプールを支えた守護神だった。 ▽リバプールでは1971年に退団するまで公式戦390試合に出場した。 2018.01.11 01:00 Thu
3

高価なものなんかいらない! 心優しきマネ「少しでもみんなに還元する」

リバプールに所属するセネガル代表FWサディオ・マネが金銭の使い方についての考えを述べている。スペイン『アス』が『nsemwoha.com』を引用して伝えた。 昨季、チャンピオンズリーグ(CL)を制したリバプール。その攻撃の一角を担っているマネは、2016年夏にサウサンプトンから加入して以降、瞬く間にトッププレイヤーへと駆け上がっていった。 多くのスター選手たちと同じように高額な給与を貰っているマネだが、それを私利私欲のために使わず、貧困に困っている人々の助けになってほしいと、謙虚な姿勢をみせた。 「フェラーリ10台、高価な腕時計20個、自家用ジェット2機…そんなもの必要かい?」 「僕は貧しくて畑で働かなくてはならなかったんだ。裸足でサッカーをし、教育など多くのことができなかった中で必死に生き抜いたよ」 「今はサッカーのおかげで稼いだお金で人々を助けることができるよ。学校やスタジアムを建て、貧困に苦しむ人々に衣服や靴、食料を提供したり、貧しい地域に住む家庭に月々70ユーロ(約8000円)を寄付したりすることができる」 「高級車、高級住宅、旅行、飛行機さえいらない。僕がこれまで受けたものを少しでもみんなに還元することを望んでいるよ」 2019.10.18 17:40 Fri
4

プレミアで活躍した元イスラエル代表MFベナユン氏の自宅が手榴弾攻撃の標的に…幸いにも負傷者なし

かつてリバプールやチェルシー、アーセナルなどでプレーした元イスラエル代表MFのヨッシ・ベナユン氏の自宅が手榴弾攻撃の標的となった。 現在、母国で生活しているベナユン氏は、イスラエル『Ynet』の取材に対して自宅で爆発があったことを認めた。 「これは間違いなく勘違いによる犯行だ。手榴弾が私の家を狙ったものではないことは間違いない」 「最初はガスボンベの爆発だと思って消防署に電話した。警察が家に到着し、手榴弾の残骸を見つけたとき、初めて何が起こったのかが分かった。幸いにも負傷者はいなかった」 なお、目撃証言によると、バイクに乗った男がベナユン氏の自宅の門に手榴弾を投げ、その後逃走したという。地元警察は今回の事件はテロ行為ではなく、犯罪行為とみているという。 1997年に母国のハポエル・ベエルシェバでプロキャリアをスタートしたベナユンは、マッカビ・ハイファを経て2002年にラシン・サンタンデールに加入し、ヨーロッパ主要リーグでのキャリアをスタート。 その後、ウェストハム、リバプール、チェルシー、アーセナル、QPRといったプレミアリーグのクラブを渡り歩き、2014年に古巣マッカビ・ハイファに復帰。以降はマッカビ・テルアビブ、ベイタル・エルサレムと国内のクラブでプレーしていた。 2025.04.09 07:00 Wed
5

セルタのエースFWが苦労したリバプール時代を回想、レジェンドを称賛「ジェラードは模範的なワールドクラスだった」

セルタのスペイン代表FWイアゴ・アスパスが、リバプール時代を振り返った。 下部組織時代から所属していたセルタでエースとして活躍していたアスパスは、2013年夏にリバプールへ加入。9番を与えられるなど高い期待がかけられていたが、FWルイス・スアレス、FWダニエル・スタリッジからポジションを奪うことはできず。2013-14シーズンは公式戦15試合の出場でわずか1ゴールの成績に終わり、その後セビージャへレンタル移籍した。 その後、セビージャへ完全移籍を果たすと、2015年夏に古巣のセルタへ復帰したアスパスは再びエースとして活躍。今シーズンもラ・リーガ28試合に出場して13ゴール4アシストをマークするなど、チームを牽引している。 イギリス『BBC』のインタビューに応じたアスパスは、リバプールで難しい時間を過ごしたことを認めつつ、自分のキャリアには満足しているとコメントした。 「リバプールでは思うようなプレーができなかった。でも、あそこはビッグクラブであり、選手も多く、最後までリーグ優勝を目指して戦っていたからね。プレシーズンではそれなりの結果を残せていたけど、ルイス・スアレスが(前シーズンに受けた噛みつきによる出場停止処分から)復帰すると、出場時間は少なくなってしまった」 「もしかしたら、もっとリバプールで多くの時間を楽しみ、イギリスで自分のサッカーを見つけ、チャンピオンズリーグを楽しめたかもしれない。でも、もしハッピーではなく、ピッチに立つことを楽しめていないなら、自分の持つ最高の才能は絶対引き出せないだろうね」 「だからラ・リーガに戻り、故郷に戻り、仲間たちと一緒にサッカーをするのが一番だと思ったんだ。それが僕のサッカー、僕自身にとって良いことだと証明されたと思う。ワールドカップでプレーしてゴールを決められたことは、大きな夢の一つが叶った瞬間だった」 また、リバプール時代に同僚だったスティーブン・ジェラード氏(現アストン・ビラ監督)についても触れ、模範的な選手だったと称えた。 「(ジェラードは)模範的で、ワールドクラスで、素晴らしかった。彼とドレッシングルームを共有できたのは、本当に贅沢だったね。子供たちには、僕がスティーブン・ジェラードとリバプールで一緒にプレーしたことがあると、いつだって言えるよ」 「彼は常に他の選手より1秒でも先に行こうとしていた。だから今彼が指導者として、これらのことを選手に伝えるのは簡単だろうね」 2022.03.31 10:48 Thu

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly