【J1注目プレビュー|第9節:鳥栖vs横浜FC】アウェイ連敗も前を向いてホームで仕切り直しへ、再出発図る横浜FCに鳥栖キラーあり
2021.04.11 11:00 Sun
【明治安田生命J1リーグ第9節】
2021年4月11日(日)
15:00キックオフ
サガン鳥栖(14pt/7位) vs 横浜FC(1pt/20位)
[駅前不動産スタジアム]
開幕から6試合連続で無失点をキープしていた鳥栖だが、セレッソ大阪、川崎フロンターレと実力のあるチーム相手に1-0で敗戦。アウェイゲーム2連戦で連続失点に加えて連敗を喫してしまった。
このままズルズルと順位を下げることだけは避けたい鳥栖。連敗した2試合も決して内容が悪くて負けたわけではない。どちらかといえば、チームとしての戦いは十分に発揮したが、個の部分で差をつけられたイメージと言って良いだろう。
この連敗で気落ちしているようでは、ズルズルと転落する可能性もある。鳥栖がここまで積み上げてきたものは崩れていない状況なだけに、3試合ぶりのホームゲームでしっかりと前を向いて戦えるかが重要だ。
気になるポイントは2試合連続でCBが退場しているところ。今節はファン・ソッコが復帰するが、落ち着いて対応しなければ足元を掬われる可能性はある。
★予想スタメン[3-1-4-2]
GK:朴一圭
DF:ファン・ソッコ、エドゥアルド、中野伸哉
MF:松岡大起
MF:飯野七聖、樋口雄太、仙頭啓矢、小屋松知哉
FW:山下敬大、林大地
監督:金明輝
出場停止:田代雅也
◆早い決断、リスタートなるか【横浜FC】
開幕から8戦未勝利。ポゼッションサッカーを継続しているものの、守備陣の不安定さと攻撃陣の不発が響き、光明が見えない中で下平隆宏監督が解任された。
今シーズンの明治安田J1で最初の監督交代となった横浜FC。J2時代からチームを率い、昇格を果たした上にチームに新たなサッカーを確立させた功労者がチームを去っていった。
そのチームの再建を託されたのは、現役時代も横浜FCでプレーし、引退後は育成年代で指導を続けていた早川知伸氏だ。「横浜FCへの想いは誰にも負けません」と就任時に語ったが、その思いを結果につなげてもらいたいところだろう。
新監督の下で再出発を図る横浜FCだが、中3日では大きく方針転換をすることは難しいだろう。とはいえ、上位相手にポゼッションサッカーは通用せず。個々の局面での稚拙さを突かれてしまう展開は目に見えている状況だ。
早川監督が何を見せるのかは不明だが、1つの可能性を探るのであれば、鳥栖キラーとして知られるFW渡邉千真の存在だ。鳥栖との対戦では16試合で13得点と圧倒的な得点力を誇り、昨シーズンもガンバ大阪の一員としてアウェイで2得点を記録している状況。活路を見出す可能性はあるだろう。
★予想スタメン[4-2-3-1]
GK:南雄太
DF:岩武克弥、田代真一、韓浩康、袴田裕太郎
MF:瀬古樹、手塚康平
MF:ジャーメイン良、伊藤翔、松尾佑介
FW:渡邉千真
監督:早川知伸
2021年4月11日(日)
15:00キックオフ
サガン鳥栖(14pt/7位) vs 横浜FC(1pt/20位)
[駅前不動産スタジアム]
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開幕6戦無失点から一転連敗の鳥栖。対する横浜FCは今季J1で最初の監督交代、鳥栖キラーのFW渡邉千真は今季もゴールを奪うのか。◆ウノゼロ連敗、顔を上げられるか【サガン鳥栖】このままズルズルと順位を下げることだけは避けたい鳥栖。連敗した2試合も決して内容が悪くて負けたわけではない。どちらかといえば、チームとしての戦いは十分に発揮したが、個の部分で差をつけられたイメージと言って良いだろう。
川崎F戦でもしっかりと相手を封じて前半を戦った中、後半にDF田代雅也がDOGSOによる一発退場で数的不利に。システムを変えて川崎Fに対抗したが、その後に失点し1-0で敗れた。
この連敗で気落ちしているようでは、ズルズルと転落する可能性もある。鳥栖がここまで積み上げてきたものは崩れていない状況なだけに、3試合ぶりのホームゲームでしっかりと前を向いて戦えるかが重要だ。
気になるポイントは2試合連続でCBが退場しているところ。今節はファン・ソッコが復帰するが、落ち着いて対応しなければ足元を掬われる可能性はある。
★予想スタメン[3-1-4-2]
GK:朴一圭
DF:ファン・ソッコ、エドゥアルド、中野伸哉
MF:松岡大起
MF:飯野七聖、樋口雄太、仙頭啓矢、小屋松知哉
FW:山下敬大、林大地
監督:金明輝
出場停止:田代雅也
◆早い決断、リスタートなるか【横浜FC】
開幕から8戦未勝利。ポゼッションサッカーを継続しているものの、守備陣の不安定さと攻撃陣の不発が響き、光明が見えない中で下平隆宏監督が解任された。
今シーズンの明治安田J1で最初の監督交代となった横浜FC。J2時代からチームを率い、昇格を果たした上にチームに新たなサッカーを確立させた功労者がチームを去っていった。
そのチームの再建を託されたのは、現役時代も横浜FCでプレーし、引退後は育成年代で指導を続けていた早川知伸氏だ。「横浜FCへの想いは誰にも負けません」と就任時に語ったが、その思いを結果につなげてもらいたいところだろう。
新監督の下で再出発を図る横浜FCだが、中3日では大きく方針転換をすることは難しいだろう。とはいえ、上位相手にポゼッションサッカーは通用せず。個々の局面での稚拙さを突かれてしまう展開は目に見えている状況だ。
早川監督が何を見せるのかは不明だが、1つの可能性を探るのであれば、鳥栖キラーとして知られるFW渡邉千真の存在だ。鳥栖との対戦では16試合で13得点と圧倒的な得点力を誇り、昨シーズンもガンバ大阪の一員としてアウェイで2得点を記録している状況。活路を見出す可能性はあるだろう。
★予想スタメン[4-2-3-1]
GK:南雄太
DF:岩武克弥、田代真一、韓浩康、袴田裕太郎
MF:瀬古樹、手塚康平
MF:ジャーメイン良、伊藤翔、松尾佑介
FW:渡邉千真
監督:早川知伸
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90+10分に山田新! 川崎Fが劇的勝利、最下位鳥栖を振り切る【明治安田J1第30節】
13日、明治安田J1リーグ第30節の川崎フロンターレvsサガン鳥栖がUvanceとどろきスタジアム by Fujitsuで行われ、3-2と劇的勝利の川崎Fがリーグ戦3試合ぶりの白星だ。 前回対戦で鳥栖の5発大勝となったこのカード。鳥栖はそこからチームの骨格が変わり、今回は川崎Fが劇的勝利を収めることに。 立ち上がりから攻勢の川崎Fは11分に先制点。大島僚太から横パスを受けた橘田健人が思い切り右足を振ると、相手DFに当たってコースが変わり、ネット上部へ吸い込まれた。 序盤の失点により、またひとつJ2降格が近づいた印象の最下位鳥栖。こちらは29分、日野翔太のクロスに富樫敬真がヘディングシュート…惜しくもクロスバーに弾かれる。 川崎Fは33分に追加点…かと思われたが、オフサイド。クロスをエリソンが折り返し、最後はゴール前で脇坂泰斗が詰めたが、この脇坂の立ち位置がわずかに出ていた格好だ。 鳥栖は後半頭の50分で同点に。福田晃斗のクロスにゴール前で富樫が競り、こぼれ球に久保藤次郎が右足弾を突き刺した。この場面、川崎Fは繰り返しクリアを拾われて痛恨の被弾に。 それでも川崎Fが61分に勝ち越し。大島のクイックリスタートから脇坂を経由し、一瞬でボックス内の家長昭博へボールが渡る。レフティー家長が左足シュートを流し込んだ。 機転を効かせた大島は69分で途中交代となり、日本代表帰りの高井幸大が20歳を迎えて川崎Fで初となる公式戦に。 川崎Fは高井を最終ラインに組み込んだなか、試合終盤の89分に三浦颯太が自陣ボックス内でハンド。遅れて主審の笛が鳴り、鳥栖のキッカーは清武弘嗣…90+1分、35歳の名手がこれを沈め、鳥栖が土壇場で試合を振り出しに戻す。 試合はこのまま終了かと思われたが、90+10分にまさかの決勝点。 90+10分、速攻を展開したのは川崎F。スルーパス一発でマルシーニョが抜け、ラストパスを途中出場の山田新に送ると、これが通らずも鳥栖のキム・テヒョンはクリアが上手くいかず。山田がすかさず反応し、無人のゴールへ流し込んだ。 結果、川崎Fが90+10分の山田弾で劇的勝利。連敗を2でストップした。 対する鳥栖は痛すぎる黒星に。3連敗から引き分け1つを挟んで4連敗…厳しい。 川崎フロンターレ 3-2 サガン鳥栖 【川崎F】 橘田健人(前11) 家長昭博(後16) 山田新(後45+10) 【鳥栖】 久保藤次郎(後5) 清武弘嗣(後45+1) 2024.09.13 21:13 Fri5