アンチェロッティ、FAカップ敗退も悔いず シティ相手の善戦で「選手たちを誇らしく思う」

2021.03.21 12:45 Sun
Getty Images
エバートンカルロ・アンチェロッティ監督はチームの健闘を労った。

エバートンは20日に行われたFAカップ準々決勝でマンチェスター・シティと対戦。終盤までシティを相手に堅守を築いたが、84分に先制を許すと、90分に追加点を許して、力尽きた。

このFAカップでチームとして1995年以来のトロフィー獲得が期待されたが、シティの前にベスト8で散ったエバートンだが、アンチェロッティ監督はチームを咎めるつもりはないようだ。
イタリア人指揮官は試合後、イギリス『BT Sport』でシティを現フットボール界のトップだと評した上で、そんな相手に対して終盤まで熱戦を展開した自チームに賛辞を送っている。

「もちろん、大事な大会からの敗退は悲しいが、正直なところ、我々はできる限りのことをしたと思う。だから、悔いてない」
「私自身の個人的な意見になるが、今における世界最高のチームを相手にして、80分間にわたって非常によく戦ってくれた」

「彼らはベストを尽くしたのだから、私は選手たちを誇らしく思う」

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エバートンがセネガル代表FWイリマン・エンディアイエをマルセイユから獲得! 今夏3人目の契約に

エバートンは3日、マルセイユからセネガル代表FWイリマン・エンディアイエ(24)を完全移籍で獲得したと発表した。 契約期間は2029年6月末までの5年。移籍金は非公開となっているが、移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏は、1850万ユーロ(約32億2000万円)+アドオン150万ユーロ(約2億6000万円)と伝えている。 フランス出身で2019年にシェフィールド・ユナイテッドの下部組織へ加わったエンディアイエ。2022-23シーズンにチャンピオンシップ(イングランド2部)で14ゴール11アシストの好成績を残すと、2023年夏にユース時代を過ごしたマルセイユへ完全移籍した。 前線の複数ポジションをこなせるアタッカーは、マルセイユでも主力として活躍し、リーグ・アンで30試合3ゴール5アシストを記録。ヨーロッパリーグ(EL)でも14試合に出場し、1ゴールを記録した。 トフィーズ入りが決まったエンディアイエは、クラブメディア『エバートンTV』で「エバートンの選手になれてとても嬉しい」と第一声。移籍の経緯についても語った。 「入団を希望した主な理由は、クラブの偉大さやその歴史、そしてチームを前に進むのを助けるために自分が役割を果たせることだ。とても興奮しているし、待ち切れないよ」 「(ディレクターの)ケビン(・テルウェル)や監督が僕に話してくれて、必要とされていると感じた。セネガル代表のチームメイト、イドリサ(・ゲイエ)も一役買っていて、クラブを高く評価していたし、良いことをたくさん話してくれたんだ」 「とても興奮している。昨シーズンのチームの流れを引き継いでいきたい。チームに貢献できる準備はできているし、このクラブを上位に導くために全力を尽くしたい」 また、ショーン・ダイチ監督も加入を歓迎。攻撃面にプラスをもたらすと語った。 「イリマンは我々の攻撃オプションに多様性をもたらし、昨シーズンチームとして進歩したチャンスメイクの部分をさらに発展させ、前線を強化してくれるだろう」 「彼はまだ若いが、ヨーロッパや国際レベルでの経験があるし、我々のチームにとって本当にプラスになると感じている」 なお、エンディアイエはアストン・ビラから完全移籍のU-20イングランド代表MFティム・イローグブナム(21)、リーズ・ユナイテッドからレンタル期間延長のイングランド人FWジャック・ハリソン(27)に続く、今夏3人目の新契約選手となる。 2024.07.03 22:00 Wed

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