「ライブで観ることは二度とない」ラメラがダービーで決めた“ラボーナ”に称賛集まる、アーセナルOBも「最高のゴール」

2021.03.15 13:30 Mon
Getty Images
ノース・ロンドン・ダービーで生まれたスーパーゴールに称賛の声が集まっている。

14日、プレミアリーグ第28節でアーセナルとトッテナムが対戦。白熱のダービーとなった。

試合はアーセナルが2ゴールを奪い逆転で勝利を収めたが、この試合の先制ゴールが世界を驚かせた。
ソン・フンミンの負傷交代により途中出場を果たしたエリック・ラメラ。すると33分、右サイドでボールを受けたガレス・ベイルが絶妙なサイドチェンジを送ると、これをボックス左のセルヒオ・レギロンがダイレクトで折り返す。

中央で足元に収めたルーカス・モウラが丁寧に落とすと、ここでラメラがトーマスの股間を抜く左足のラボーナでゴール右下隅の完璧なコースへシュートを流し込んだ。
このゴールには、多くのファンから称賛の声が集まる中、識者たちも驚きを隠さなかった。

かつてクリスタル・パレスでプレーし、イギリス『BBC』の『Radio 5 Live』でコメンテーターを務めたクリントン・モリソン氏は「今、目にしたものは信じられない。シーズンベストゴールの1つだ」とコメントした。

また、同じ『Radio 5 Live』のジョン・マレー氏も「見事な最高のクオリティの仕上がりだ。ワールドクラスだ」、「このゴールをライブで観ることは二度とないだろう」とコメント。衝撃の大きさを口にしている。

さらにアーセナルOBで『スカイ・スポーツ』で解説したフレドリック・ユングベリ氏は「本当に素晴らしいゴールだ。今まで見た中で最高のゴールだと思う。テクニック、パワー、そして抑えること。少しだけ巻いてゴールに入れている」と解説。その技術の高さを褒め称えた。

そうした中、元イングランド代表のギャリー・リネカー氏は少し違った反応を見せる。

多くの称賛の声が集まる中で、リネカー氏は自身のツイッターで「ラメラのゴールについては、彼が決めた最高のラボーナではない」と否定的なコメント。しかし、これはけなしているわけではない。

ラメラは、2014年のヨーロッパリーグのアステラス・トリポリス戦でもラボーナでゴール。この時はボックス手間中央の約18m離れた位置からラボーナで狙い、浮き球でゴール右に決めていた。

リネカー氏はそのゴールを引き合いに出し、もっとすごいラボーナゴールがあることを伝えたかったのだろう。

何れにしても、スーパーゴールを決めたラメラ。試合には敗れたが、その後退場するなど、ダービーで最も印象を残した選手となった。

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アヤックスの多才な逸材DFに強豪3クラブが関心か…現行契約は今季限り

アヤックスのオランダ代表DFデヴィン・レンシュ(21)にビッグクラブが関心を強めているようだ。スペイン『スポルト』が報じている。 今シーズン限りでアヤックスとの契約が終了する21歳DFに関してはクラブが契約延長のオファーを掲示しているものの、現時点では来夏フリーでステップアップを目指すことが既定路線となっている。 そして、現在同選手に対しては右サイドバックのバックアッパーを探すバルセロナ、イングランド代表DFトレント・アレクサンダー=アーノルドの去就が不透明なリバプール、サイドバックの選手層が手薄なトッテナムの3クラブが関心を示しているようだ。 レンシュはスリナムにもルーツを持つ右サイドバック。オランダ屈指の名門アヤックスのアカデミーで育ち、2020年11月にファーストチーム昇格。これまで公式戦150試合近くに出場している。また、アンダー世代での代表歴も多く、U-21オランダ代表ではキャプテンも務めていたエリート。 179㎝と上背はないものの、それを補って余りあるアスリート能力、アヤックス仕込みの優れたパスセンスを有する万能型DFは両足を遜色なく操り、センターバックや左サイドバックもこなす多才さが最大の特長だ。 2024.11.25 07:30 Mon
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スパーズvsローマの激闘は劇的ドロー! フンメルス後半AT弾の新生ローマが土壇場で追いつく【EL】

ヨーロッパリーグ(EL)のリーグフェーズ第5節、トッテナムvsローマが28日にトッテナム・ホットスパースタジアムで行われ、2-2のドローに終わった。 前節、ガラタサライとのアウェイゲームに敗れてEL初黒星を喫した7位のトッテナムは、2戦ぶりの白星を懸けて難敵をホームで迎え撃った。直近のプレミアリーグでマンチェスター・シティに4-0の完勝を収めて勢いに乗るホームチームは、その試合から先発4人を変更。足首骨折で離脱の守護神ヴィカーリオの代役にフォースターを起用したほか、ウドジェ、マディソン、ビスマに代えてグレイ、ブレナン・ジョンソン、ベンタンクールを起用した。 一方、ユリッチ前体制で戦ったサン=ジロワーズ戦を1-1のドローで終えて2戦未勝利となった20位のローマ。インターナショナルマッチウィーク期間には監督交代が行われ、今季3人目の指揮官としてラニエリ新監督が招へいされた。その初陣となったナポリ戦に0-1で惜敗したチームは、この一戦で初勝利を狙った。ナポリ戦からは先発3人を変更。クリスタンテ、ペッレグリーニ、ピジッリに代えて加入後初先発のフンメルス、ディバラ、パレデスを起用。[3-4-2-1]の布陣に変更した。 今節屈指の強豪対決は早い時間帯に動く。3分、右サイドを崩したトッテナムがボックス内でペドロ・ポロの折り返しに反応したサールがDFフンメルスに倒されてPKを獲得。これをキッカーのソン・フンミンが冷静に右隅へ蹴り込み、5分の先制点とした。 敵地で出ばなをくじかれたローマだったが、すぐさま反撃を開始。相手のビルドアップに対して前から嵌めに行くアグレッシブな守備を見せつつ、ディバラを起点とした攻撃で幾つか良い形を作り出す。 すると20分、相手陣内左サイドで得たFKの場面でキッカーのディバラの正確なクロスを中央で競り勝ったエンディカがヘディングシュート。クロスバーの内側を叩いたボールがゴールネットを揺らした。 早い時間帯の同点ゴールで勢いづくアウェイチームは直後にもディバラのワンタッチスルーパスに反応したエル・シャーラウィのボレーシュート、ボックス内でフンメルスのパスを収めたディバラの鋭い左足シュートでゴールへ迫る。だが、前者はVAR介入の際どいオフサイドで取り消され、後者はGKフォースターのビッグセーブに阻まれた。 一方、前半半ばを過ぎて再び主導権を握ったトッテナムは33分、自陣からの繋ぎで左サイドのスペースに抜け出したクルゼフスキがDFフンメルスを縦の突破で振り切ってグラウンダーのマイナスクロスを供給。ソランケのニアへのランニングで空いた背後へ走り込んだジョンソンが左足のダイレクトシュートをゴール右へ流し込んだ。 苦しみながらも勝ち越しに成功したトッテナムはここから完全に主導権を掌握。畳みかける攻めで3点目に迫っていく。35分にはクルゼフスキの右ポスト直撃のシュートに、ソン・フンミンがボックス内で続けて決定機を迎えるが、GKスヴィラルのビッグセーブなどに阻まれて仕留め切ることができなかった。 迎えた後半、先に動いたのはビハインドのローマ。病み上がりのディバラを下げてスーレをハーフタイム明けに投入した。 後半は立ち上がりからオープンな攻防が繰り広げられていく。トッテナムが要所で見せるプレス回避からのカウンターでチャンスを作る一方、ローマは正確なミドルレンジのパスやサイドチェンジを使いながら決定機を創出。いずれもオフサイドとなったが、ドフビクの裏抜けから2度ゴールネットを揺らした。 以降もアンヘリーニョ、ポロとスペイン人DFがクロスバー直撃の決定機を作り合うなどオープンな展開が継続されるなか、両チームのベンチも後半半ばを過ぎて積極的に交代カードを切っていく。 トッテナムがソランケを起点に幾度も3点目に迫ったものの、そのたびにローマ守備陣が体を張った好守で耐え抜き、試合は最少得点差のまま最終盤を迎えると、この土壇場でドラマが待っていた。 後半アディショナルタイムのセットプレーでゴール前のマンチーニの見事なボレーシュートはGKフォースターの驚異的なスーパーセーブに阻まれたが、この直後のCKの二次攻撃でボックス左のアンヘリーニョの高速クロスをファーのフンメルスが右足でコースを変えて同点ゴールを奪った。 そして、試合はこのままタイムアップを迎え、見応え十分の強豪対決は2-2のドロー決着。ラニエリ新体制で少しずつ改善を見せるローマが敵地で大きな勝ち点1を手にした。 トッテナム 2-2 ローマ 【トッテナム】 ソン・フンミン(前5[PK]) ブレナン・ジョンソン(前33) 【ローマ】 エヴァン・エンディカ(前20) マッツ・フンメルス(後46) 2024.11.29 07:18 Fri

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