1月にアヤックス移籍のアラー、ハマーズ時代の苦悩語る「毎日のように移籍金の話が…」
2021.03.03 18:01 Wed
アヤックスのコートジボワール代表FWセバスティアン・アラーが、前所属のウェストハムで活躍できなかった理由を語った。イギリス『デイリー・メール』が伝えている。
アラーは2019年夏、ウェストハムがクラブレコードの移籍金となる4500万ポンド(現レートで約67億円)を支払い、フランクフルトから獲得。フランクフルト時代は公式戦通算77試合33得点19アシストを記録していたこともあり、チームのエース候補として高い期待がかけられていた。
しかし、加入シーズンこそプレミアリーグ32試合出場7得点2アシストの成績をおさめたものの、今シーズンのリーグ戦は16試合出場で3ゴールのみ。思うような活躍ができないまま、1月の移籍市場でアヤックスに移籍した。
期待に応えることができなかったアラーはイギリス『talkSPORT』に対して、高額な移籍金がプレッシャーになっていたと告白。また、ウェストハムに悪い印象はなく、現在の好調を喜んでいるとも語っている。
「毎日のように人々が僕の移籍金の話をしていた。でも、僕が値段について何かできることなんてないんだ。それは、ただ背負っていくものでしかない」
「チームの成績予想なんてあまりしたくはないけど、ウェストハムにはチャンピオンズリーグ(CL)に出場できる順位でフィニッシュしてほしいと、心から願っている。クラブにとっても、ファンにとっても、選手にとっても素晴らしいことだからね。彼らのこれまでの努力を考えれば、相応しいものだ」
また、アラーはウェストハムでキャプテンを務めるイングランド代表MFデクラン・ライスについても言及。かつてのチームメイトがワールドクラスの選手になることを願った。
「彼は間違いなく、ワールドクラスの選手になれると確信している。選手としてすべてを持っているんだ。まだ本当に若く、高い技術を持っており、キャプテンとしても優秀だ」
「僕がウェストハムに在籍していた時、彼はチームの中で最も重要な2人の選手の1人だったよ。今、僕が唯一願うことがあるとすれば、彼がワールドクラスの選手になることだね」
アラーは2019年夏、ウェストハムがクラブレコードの移籍金となる4500万ポンド(現レートで約67億円)を支払い、フランクフルトから獲得。フランクフルト時代は公式戦通算77試合33得点19アシストを記録していたこともあり、チームのエース候補として高い期待がかけられていた。
しかし、加入シーズンこそプレミアリーグ32試合出場7得点2アシストの成績をおさめたものの、今シーズンのリーグ戦は16試合出場で3ゴールのみ。思うような活躍ができないまま、1月の移籍市場でアヤックスに移籍した。
「毎日のように人々が僕の移籍金の話をしていた。でも、僕が値段について何かできることなんてないんだ。それは、ただ背負っていくものでしかない」
「もちろん、人々が移籍金を見て、他の選手にかけるよりも大きな期待を抱くのも理解できる。それがサッカー選手の人生でもあるからね。僕はただ、自分のベストを尽くしてプレーしようとしただけなんだ」
「チームの成績予想なんてあまりしたくはないけど、ウェストハムにはチャンピオンズリーグ(CL)に出場できる順位でフィニッシュしてほしいと、心から願っている。クラブにとっても、ファンにとっても、選手にとっても素晴らしいことだからね。彼らのこれまでの努力を考えれば、相応しいものだ」
また、アラーはウェストハムでキャプテンを務めるイングランド代表MFデクラン・ライスについても言及。かつてのチームメイトがワールドクラスの選手になることを願った。
「彼は間違いなく、ワールドクラスの選手になれると確信している。選手としてすべてを持っているんだ。まだ本当に若く、高い技術を持っており、キャプテンとしても優秀だ」
「僕がウェストハムに在籍していた時、彼はチームの中で最も重要な2人の選手の1人だったよ。今、僕が唯一願うことがあるとすれば、彼がワールドクラスの選手になることだね」
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