警戒すべきは「手倉森監督」、開幕戦で新生・仙台と当たる広島の城福浩監督が開幕を語る「臨機応変に戦えるように」
2021.02.23 17:15 Tue
26日に2021シーズンの開幕を控える明治安田生命J1リーグ。その開幕を前に、全20チームの監督と代表選手がオンラインでのメディア取材に応じた。
例年であれば、選手や監督が一堂に会して開幕前に「Jリーグキックオフカンファレンス」が行われる中、今シーズンは新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大の影響も踏まえてオンラインで実施。開幕カードごとに監督、選手が登場して取材に応対した。
今シーズンは就任4年目となる城福浩監督。2020シーズンは8位の成績に終わったが、今シーズンは巻き返しのシーズンとして位置付けている。
開幕に向け城福監督は「様々な方々のご尽力によって、2021年のJリーグを開催できることを喜びを感じますし、色々な方に感謝しながらゲームをしたいと思います」とまずは感謝を述べ、「コロナ禍で色々な制限がある中で、支えてくださっている方たち、楽しみにしてくださっている方たちに勝ち点3を求める姿を見せたいと思います」とまずは勝ち点3を届けたいと語った。
開幕カードで当たるベガルタ仙台は、今シーズンから手倉森誠監督が復帰。その仙台については「仙台は策士の手倉森監督に代わったので、しっかりと対策もされるだろうと覚悟しています。我々も臨機応変に戦えるように、今年のJリーグを乗り越える大きな難関だと思いますし、対応して勝ち点3をモノにできる試合をしたいと思っています」と意気込みを語った。
今シーズンの仙台の印象については「ベガルタさんには新しい選手も入り、監督も代わって、どういう風に戦っていくのかもありますが、自分たちがどう戦う方が大事」と焦点は自分たちに当てているとコメント。「我々が取り組んでいることの強みをどうするかが大事。開幕戦の勝ち点に大きなキーになると思います」とした。
その中ではセットプレーも重要となるが「ここから先はセットプレーも磨きをかけないといけない。かなりの確率でセットプレーでゲームが動くと思うので、最後の準備をしていければと思います」とコメント。「ベガルタの守備は堅いと思いますし、セットプレーも色々と駆使してくると思うので、自分たちがベースとして高いものを求めていきたい」と語り、攻守両面でのセットプレーはカギになるとの見立てを語った。
その開幕戦に向けて仙台で警戒する選手は「一番気をつけないといけないのは手倉森監督」と半分冗談ながらも本気の回答。「本当に策士なので、どういった策を練ってくるかを予想しないといけない」と指揮官同士の腹の探り合いも見せた。
選手では「攻撃陣ではマルティノス。ツボにハマった時の破壊力は、横浜F・マリノス時代にも浦和レッズ時代にも目の当たりにしています」と今季浦和から加入したマルティノスを警戒。「彼のストロングを出させないようにしないといけない。彼をフリーにしたりクロスを上げさせたら皆川(祐介)の高さもあるので、自由にさせないことがキーになる」と警戒を強めた。
例年であれば、選手や監督が一堂に会して開幕前に「Jリーグキックオフカンファレンス」が行われる中、今シーズンは新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大の影響も踏まえてオンラインで実施。開幕カードごとに監督、選手が登場して取材に応対した。
今シーズンは就任4年目となる城福浩監督。2020シーズンは8位の成績に終わったが、今シーズンは巻き返しのシーズンとして位置付けている。
開幕カードで当たるベガルタ仙台は、今シーズンから手倉森誠監督が復帰。その仙台については「仙台は策士の手倉森監督に代わったので、しっかりと対策もされるだろうと覚悟しています。我々も臨機応変に戦えるように、今年のJリーグを乗り越える大きな難関だと思いますし、対応して勝ち点3をモノにできる試合をしたいと思っています」と意気込みを語った。
キャンプ中はトレーニングマッチでも結果を残していた広島。新シーズンに向けては「シーズンの最初から新しい立ち位置を試しているので、手探り状態ではあります」とコメント。それでも「練習試合では勝ちを意識してやってもらいましたが、課題もまだまだあります。開幕戦で勝ち点3を取るために我々のやり得る全てを尽くしますが、まだまだ途上だと思います」と残りの期間でさらに精度を上げるとコメント。「5人交代もあるので、この試合でどう勝ち点3を取りに行くのかこれから練るところです」と、仙台との試合に向けての準備を語った。
今シーズンの仙台の印象については「ベガルタさんには新しい選手も入り、監督も代わって、どういう風に戦っていくのかもありますが、自分たちがどう戦う方が大事」と焦点は自分たちに当てているとコメント。「我々が取り組んでいることの強みをどうするかが大事。開幕戦の勝ち点に大きなキーになると思います」とした。
その中ではセットプレーも重要となるが「ここから先はセットプレーも磨きをかけないといけない。かなりの確率でセットプレーでゲームが動くと思うので、最後の準備をしていければと思います」とコメント。「ベガルタの守備は堅いと思いますし、セットプレーも色々と駆使してくると思うので、自分たちがベースとして高いものを求めていきたい」と語り、攻守両面でのセットプレーはカギになるとの見立てを語った。
その開幕戦に向けて仙台で警戒する選手は「一番気をつけないといけないのは手倉森監督」と半分冗談ながらも本気の回答。「本当に策士なので、どういった策を練ってくるかを予想しないといけない」と指揮官同士の腹の探り合いも見せた。
選手では「攻撃陣ではマルティノス。ツボにハマった時の破壊力は、横浜F・マリノス時代にも浦和レッズ時代にも目の当たりにしています」と今季浦和から加入したマルティノスを警戒。「彼のストロングを出させないようにしないといけない。彼をフリーにしたりクロスを上げさせたら皆川(祐介)の高さもあるので、自由にさせないことがキーになる」と警戒を強めた。
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東京ヴェルディの城福浩監督が、今シーズン初のリーグ戦クリーンシートを達成した川崎フロンターレ戦を振り返った。 東京Vは、20日にUvanceとどろきスタジアム by Fujitsuで行われた明治安田J1リーグ第9節で川崎Fと対戦し、0-0で引き分けた。 前節のFC東京戦で負傷交代したDF谷口栄斗に加え、DF宮原和也とディフェンスラインの主力2選手を欠く中で、強力なアタッカー陣を擁する川崎F相手に苦戦も予想されたが、J1初出場となったDF千田海人を中心に急造のディフェンスラインが奮闘。FWマルシーニョやMF脇坂泰斗に幾度か決定的なシーンは作られたものの、9戦目にして今季初のクリーンシートを達成した。 一方、開幕から全試合で得点を記録していた攻撃面ではFW木村勇大、FW染野唯月の2トップを起点にショートカウンターや背後を突く形から決定機を作り出したが、それを得点に結びつけることができず。今季初の無得点に終わり、3試合ぶりの白星を挙げることはできなかった。 それでも、10人相手に2点差を追いつかれて2-2のドローに終わった東京ダービー後の会見とは異なり、今回の試合後の会見では同じ勝ち点1ながらもチームの戦いに対する手応えを窺わせた。 「ディフェンスラインが2人変わった中、試合を通じて全員が良い守備をしてくれてクリーンシートを今シーズン初めて達成できたことは自信になる。選手層の厚さを含めて、評価したいと思います」 「良い守備からの良い攻撃という意味では、決定機の創出においては我々の方が上回ったと自負しているので、今日の勝ち点1は本当に悔しい」と、勝ち点1にとどまった結果への歯がゆさも認めたが、「もう一度試合をやりたいと思えるような、もう一度やらせてくれと思えるような試合をやれたというのは、我々にとっては成果だと思いますし、続けていきたい」と、改めて今後に繋がる試合になったことを強調した。 その手応えという部分では、選手交代によるパワーダウン、ハイインテンシティのスタイルゆえの後半終盤のガス欠という開幕からの課題に関して、この試合では守備に走らされる時間帯はありながらも、終盤に押し返したこと。先発選手がより長い時間プレー強度を維持し、途中出場でリーグ戦初出場となったMFチアゴ・アウベスが上々のプレーを見せるなど収穫もあった。 城福監督は交代枠3枚を残した用兵については「ピッチ上で表現してくれていることは決して悪くない。自分たちのペースでやれているという自負があった。変えることで新しいエネルギーを注入するということも選択肢に入れながら、今やれていることを継続するということを選んだ」と、その意図を説明。 試合終盤のパフォーマンスについては「息が上がりきった中での最後の精度というのは、我々は学び続けていかなければいけない」と攻撃面での課題を口にしながらも、「ひとつのミスが誰かのカバーで帳消しになるというか、この繰り返しだと思うので、ここは痛い思いをしてきた中で、勇気を持って繋ごうとした中でのミスを、みんながしっかりカバーしているからこその失点ゼロだった」と、就任時からチームコンセプトに掲げる“リカバリーパワー”が徹底できた点を評価した。 今回の川崎F戦のドローによって6戦無敗(1勝5分け)としぶとく勝ち点を積み重ねる東京Vだが、今季初のリーグ戦でのクリーンシートと共にいくつかの収穫を得て臨む次節のアビスパ福岡戦では、待望のホーム初勝利を手にすることはできるか…。 2024.04.21 06:30 Sun5
東京Vの城福監督が練習環境改善へ切実な訴え…「我々が戦っているのは今日明日。自分の立場として声を大にして言いたい」
東京ヴェルディの城福浩監督が、練習環境改善への切実な思いを語った。 就任2年目となった昨シーズンのJ2リーグを3位フィニッシュさせ、昇格プレーオフを制して緑の名門を16年ぶりのJ1リーグ復帰へ導いた城福監督。就任3年目となった今シーズンも、伸びしろ豊かなJ1最年少スカッドをしっかりと鍛え上げ、今夏の中断期間をトップハーフの9位で迎えている。 その躍進を支えるのは、百戦錬磨の指揮官が資金力、経験値で大きく差があるライバルクラブとの差を埋めるべく標榜する“日本一のトレーニング”。 日々のトレーニングセッションでは、若き才能たちが指揮官の求めるハイインテンシティのアグレッシブなフットボールを体現すべく、公式戦以上の強度でしのぎを削り、全体練習後も“エクストラ”と呼ばれる基礎技術の向上や、個々の課題克服を目的とした熱のこもったトレーニングが行われている。 すべてのフットボールクラブにおいて重要性が高いのはもちろんのこと、とりわけ「トレーニングがすべて」と常々語る城福監督にとって練習環境は何よりも重要視する要素だ。 しかし、2週間ほどの中断期間を経てリーグ再開が間近に迫るなか、63歳の指揮官はクラブを巡る練習環境への大きな懸念を訴えている。 現在、東京Vは東京都稲城市のよみうりランドに隣接するヴェルディグラウンドでトレーニングを行っている。ただ、Jリーグ黎明期にメインで使用していたクラブハウス横のプリメーラと呼ばれる天然芝グラウンドではなく、現在はよみうりランド近くのレセルバと呼ばれる天然芝グラウンドをメインに使用。 そのメイングラウンドは他クラブのグラウンドや前述のプリメーラと違ってピッチのサイズが規定より小さく、芝への過剰な負担を回避するために逃げられる場所がないという構造上の問題があり、シーズンを通してフル稼働は事実上不可能。そのため、クラブは多摩市立陸上競技場、本拠地味の素スタジアムに隣接するAGFフィールドの2か所もトレーニングで使用している。 先日のブライトン戦前の囲み取材においても、「グラウンドが今ギリギリの状態で、多摩陸やAGFを借りながらグラウンド整備をしている。再開後に良い芝生の状態で練習をやりたい」とメイングラウンドの状態を気遣うコメントを残していた城福監督だったが、その希望とは裏腹に3日にメディア向けに公開されたトレーニングでは酷暑やここ最近のゲリラ豪雨などの影響もあったか、約2週間の養生の効果は窺えず、一見して厳しいピッチコンディションに見受けられた。 東京Vの就任前後から現在に至るまで練習環境の改善に関してクラブ首脳陣と忌憚なく意見を交わしてきた指揮官だが、3日の囲み取材の場では「僕はどんなふうに思われても、僕が言えなかったら誰も言えない」と、現場を代表して改めて練習環境の改善の必要性を強く訴えた。 「これ(メイングラウンドの状態)は我々が抱える構造的な問題で、他の場所があるかというと、行政の力を借りなければいけない。多摩陸にはやっぱり限界があって、夏休みだったり、週末だったりというのは、年初に年度のところで申請していないと、なかなか難しいとか、フレキシブルにやってもらっているところもありますが、AGFも使用頻度が高い」 「もう1個は本当に選手はグラウンドに行ってプレーして帰ってくればいいですけど、スタッフですね。エキップとかメディカルというのは、もうずっと物を運んでいる。結局、練習をやるということは、ここと同じものを全部用意しなければいけないので、我々もゴールを運んだり、人工芝を運んだりはしていますけど、トータルの負担を考えたら、かなりギリギリのセーフ…」 「ここのグラウンドがよくなるためだったら、多少我慢するということでやってきて、やっぱりこの状態だと厳しいものがあります」 「2年前に比べたら遥かに状態はいい」と、グラウンドの構造上の問題による管理の難しさ、限られた予算における努力については感謝と共に就任時からの大幅な改善を認めるが、やはり日本一の練習を標榜し、J1残留へ強い危機感を抱くなかでクラブに対して根本的な改善を求めている。 「僕らにとってグラウンドというのは今日明日の話。5年先、10年先のクラブの規模の話ではないので、あれだけ我々は練習が全てで、練習で日本一になって対等に戦いたいということをずっと言ってきたなかで、この状況は厳しい…。つい先日に練習試合をやってきた相手のグラウンドと比べて選手がどう思うのかと、それをクラブの幹部がどう考えているのかと。おそらくその差さえも知らないのではないかという意味では、僕は中長期の戦略のことは何も否定しないですし、それはクラブの幹部がやってくれればいい話であって、我々が戦っているのは今日明日。それは僕の立場として声を大にして言いたい」 さらに、レアル・ソシエダ戦、ブライトン戦を現場として受け入れた際に、その収入をチームに還元したいとの考えも語っていた指揮官は「僕らが稼いだブライトン戦などの資金も何もかも全部つぎ込んでもらってもいいので、どうにかしてくれと言いたいです。新しく選手を獲得するお金を放棄してもいいからどうにかしてほしいと、もうそれぐらいのところに来ています」と、より強い言葉で窮状を訴えた。 「現実として他のチームのグラウンドと差があるということ。現実として僕らがジプシー(練習場を渡り歩く)をやっているときにスタッフに大きな負担があると。そこのところを言うとしたら僕が言うしかない。僕はどんなふうに思われても、僕が言えなかったら誰も言えないので、それをわかった上でクラブが最善の努力を。今現在の最善の努力をしていると思いますが、それは今現在の動いているお金のなかでの最善の努力であって、これで十分ですかと言われれば、僕らはそう思っていないというのはずっと言ってきていますし、緊急ですよというのはずっと言ってきています」 「まずはこのチームがJ1に残ることが一番大事だと。僕の立場からいくと、だから日々が大事。選手にも言いましたけど、この中断期間で1週間休んでいるクラブが山のようにあると。一方で僕らは積み上げたいし、競争したいから休ませない。だから、現場では僕らが与えられた環境で、今やれることは全てやろうと思っています。そうでないと、J1には残れないので」 「僕らの下の順位を見たら、たぶん5試合先がどうなっているかわからないという危機感を感じざるを得ない。我々がやれることはピッチの上なので、そこの環境に僕が危機感を持たずして誰が理解するんだと、誰が気づいて必死になって戦うんだと。グラウンドを全部借りてくださいという無茶なことはできないですし、無茶なことを言うつもりはないし、どこかに移転しろ、移転するグラウンドがないのか、みたいなことを言うつもりはないですけど、このままでやれと言うんですかと…」 「2年前に比べたら遥かにグラウンドの状態はいいですが、それは今の範囲のなかで努力してもらっているのだけども、J1仕様でいろんなことを考えたときに、クオリティを要求する前にエクスキューズがあるという状態で、これを年間通してというのは、いつも思っていますけど、僕らが2週間ジプシーしてやってきた後なので、余計にそれでこれかという思いがあります」 現場を預かるものとして強い思いを語ってきた城福監督は、就任時に練習場8か所を渡り歩いたヴァンフォーレ甲府時代の苦労話にも触れ、「すごくいい経験ができた」、「苦労はもちろん買ってでもするもの」とも語ったが、「各々のセクションが最大限の努力をするということで、そこで信頼関係を築いていくということも大事だと思います」と、問題解決に向けてクラブ全体として各々のプロフェッショナルな対応を求めている。 2024.08.04 19:00 Sunサンフレッチェ広島の人気記事ランキング
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「工藤さんやったよ」前日に急逝した先輩・工藤壮人へ広島GK大迫敬介が優勝を報告…ユニフォームにメダルを添える
YBCルヴァンカップで奇跡的な逆転での初優勝を果たしたサンフレッチェ広島。守護神としてピッチに立った日本代表GK大迫敬介が、急逝した元チームメイトに優勝を報告した。 22日、広島はルヴァンカップ決勝でセレッソ大阪と対戦した。 1週間前の天皇杯決勝では、先制を許すも追いつくと、延長終了間際に獲得したPKを失敗。その後、PK戦でヴァンフォーレ甲府に敗れ、天皇杯優勝を逃していた。 そして1週間が経過し今度はリーグカップの決勝。国立競技場に舞台を移した中、この試合でも先制を許す。 C大阪のペースで試合は進み、天皇杯同様に攻撃面で苦しみ続ける広島。初優勝をまたしても逃すことになるかと思われたが、C大阪は79分にマテイ・ヨニッチが退場。さらに後半アディショナルタイム4分にはオンフィールド・レビューにより相手のハンドが認められPKを獲得すると、ピエロス・ソティリウがしっかりと決めて土壇場で追いつく。 このまま延長戦に入るかと思われたが、ドラマは最後に。後半アディショナルタイム11分、右CKを広島が獲得すると、満田誠がクロス。これをボックス中央でピエロス・ソティリウがボレー。これが決まり、広島が奇跡の逆転。そのまま逃げ切り、1-2で勝利し、初のルヴァンカップ制覇を果たした。 劇的すぎる幕切れとなった決勝戦。広島は初優勝を果たしたが、ピッチ上では背番号「50」と「9」のユニフォームが掲げられることに。これは、21日に急逝した元日本代表FW工藤壮人(享年32歳)が広島時代に着用していたユニフォームだった。 水頭症と診断され、そのまま手術を受けるも容態が悪化。ICU(集中治療室)での治療が続いていたことが18日に報告されたが、21日に帰らぬ人に。回復を願っていた中、突然の別れとなってしまった。 試合前日に届いた訃報。その想いを胸に戦い、見事優勝した大迫は、自身のツイッターで「工藤さんやったよ」と投稿。背番号「50」と「9」の2つの工藤のユニフォームを飾り、メダル、トロフィー、パネルにスパイクと、工藤へ初優勝を捧げた。 これにはファンも「最高の優勝をありがとう」、「きっと工藤選手も見てくれていると思います」、「すげー喜んでるはず!」、「工藤選手絶対見にきてます」、「素晴らしい試合をありがとう」とコメント。工藤が見守ってくれた末の劇的ドラマでの優勝となったという声が集まった。 <span class="paragraph-title">【写真】広島の守護神・大迫敬介が天国の工藤壮人へ優勝を報告</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr">工藤さんやったよ <a href="https://t.co/4eE3sWqZgP">pic.twitter.com/4eE3sWqZgP</a></p>— 大迫 敬介 / Keisuke Osako (@keisuke_0728) <a href="https://twitter.com/keisuke_0728/status/1583740613014740994?ref_src=twsrc%5Etfw">October 22, 2022</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2022.10.22 18:42 Sat2
練習場問題に揺れた広島、市長がクラブからの謝罪を受けサポート継続も複雑な心境を『魔女の宅急便』で例える「ニシンのパイしか作れないと『辛い』」
サンフレッチェ広島の練習場を巡る発言を受け、広島県安芸高田市の石丸伸二市長が見解を綴った。 ことの発端は、4月11日に配信された『やべっちスタジアム』でのMF東俊希の発言。広島生え抜きの東は、9日に行われた明治安田生命J1リーグ第7節のサガン鳥栖戦で決勝ゴールをアシストしていた。 そのシーンを振り替えた中、チームの裏話として練習場の話題を出し、「みんな言っているのは、練習場を変えてほしいってこと」とコメントしたが、これが話題となった。 広島の練習場は安芸高田市にあり、広島市からは離れた位置にある。東は「だいたい広島市内に住んでいる人が多くて、練習場まで1時間くらいかかるので、往復2時間を無駄にしている感じがちょっと嫌やなって言う」と、練習場までの移動距離の不便さを選手たちが言っていると明かした。 しかし、この発言に当事者でもある石丸市長が自身のツイッターで発言。「す、すごく複雑な思いです…どうしたものでしょうか」と困惑。その後、自身の複雑な思いを整理したとし、「個人的には東選手の見解に完全に同意します」と綴った中、施設を持つ自治体の長として「辛い」気持ちがあるとしていた。 ーーーーー 「練習場までの往復2時間が無駄」 ↑わかる。県庁である会合はすごく嫌です。 「練習場の近くには住みたくない」 ↑よくわかる。地元出身の自分も田舎が嫌で市外へ出ました。 もっとも、練習場(サッカー公園)を提供している自治体の長としては「辛い」という思いです。 市は公共施設であるサッカー公園に毎年22百万円を投じています。人口減少で財政規模が縮小する中、様々な事業を縮小・廃止し捻出しているお金です。 予算の配分は正しかったのだろうかと責任を感じます… ーーーーー その中で、選手たちが練習場を不便に感じているのであれば、身を引くことも考えたと綴った石丸市長。しかし、14日になり、クラブから謝罪があったとし、今後もサポートするとした。 ーーーーー 本日、サンフレの仙田社長から謝罪があり、「当人には注意をした」「ここの練習場が必要で、変える方針はない」と確認しました。 広島の、日本のサッカー振興に欠かせない施設と判断し、「サッカー公園を維持していく」とお答えしています。 市としても投資が回収できるよう努めます ーーーーー 地域密着を掲げるJリーグにおいては、各地方自治体、ホームタウンの協力は不可欠。「移動時間が無駄」というのは、紛れもない本音ではあるが、少し軽率な発言となってしまった。 そんな中、石丸市長は『魔女の宅急便』の話を例えに出し、期待に応えられなくとも、力になれればという思いであるとした。 ーーーーー 魔女の宅急便を思い出しました。 祖母が作ったニシンのパイに対して、孫が「このパイ嫌いなのよね」と言うシーンです。「他のを作ってあげてよ」と思っていました。 ただ、ニシンのパイしか作れないと「辛い」ですね。好物じゃないかも知れないけど、せめてお腹が空かないように、という気持ちです。 ーーーーー 広島は今シーズン限りでエディオンスタジアム広島から本拠地が変更に。変革のシーズンとなる中で、思わぬ問題が浮上することとなった。 <span class="paragraph-title">【SNS】渦中の市長が『魔女の宅急便』を例えに心境を綴る</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr">魔女の宅急便を思い出しました。<br><br>祖母が作ったニシンのパイに対して、孫が「このパイ嫌いなのよね」と言うシーンです。「他のを作ってあげてよ」と思っていました。<br><br>ただ、ニシンのパイしか作れないと「辛い」ですね。好物じゃないかも知れないけど、せめてお腹が空かないように、という気持ちです。</p>— 石丸伸二(安芸高田市長) (@shinji_ishimaru) <a href="https://twitter.com/shinji_ishimaru/status/1646858340788477952?ref_src=twsrc%5Etfw">April 14, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2023.04.14 23:25 Fri3
誹謗中傷も「自分への意見はもちろん理解」、新潟から広島へ電撃移籍した新井直人が改めて言及「妻や家族を巻き込んで意見をするのはやめて」
アルビレックス新潟から電撃的にサンフレッチェ広島へと完全移籍したDF新井直人が、改めて今回の移籍について言及した。 新井は2019年に新潟経営大学から新潟に加入。2021年にセレッソ大阪へと完全移籍するも、2023年に復帰していた。 今シーズンは副キャプテンにも就任し、明治安田J1で3試合1得点を記録。開幕戦でゴールを記録するなどしていたが、直近の2試合は先発していなかった。 そんな中、21日に電撃的に広島への完全移籍が発表。シーズン開幕後の出来事に大きな批判が生まれSNS上では新井や広島に対して誹謗中傷の投稿が大量に発生。新潟が声明を出すまでに至っていた。 サッカー選手に移籍はつきものであり、ファン・サポーターが裏切られた気持ちになることは十分に理解できるが、互いの合意がない限りは成立しないもの事実。選手や相手チームに誹謗中傷を送るのはお門違いというものだ。 そんな中、新井本人は自身のX(旧ツイッター/@naotoarai_)を更新。改めて今回の移籍について言及し、批判を受ける覚悟はあったものの、自分以外を巻き込まないでもらいたいとお願いした。 「皆さんの応援や愛情、期待があったからこそ、このタイミングでの移籍に色々な意見があるのも分かっていた上で決断しました。特にユニフォームなどを買って自分自身を応援して頂いていた方々には特に辛く悲しい想いをさせてしまい申し訳なく思っています」 「この決断を理解できない人が多くいることも分かっていますし、当然時間もかかることだと思っています」 「ですが、このタイミングでの移籍にも関わらず、自分の決断を尊重し、応援の言葉をかけてくださっている方々に感謝をお伝えしたいです」 「そして、クラブに関わっている方々や、社長、強化部をはじめ、選手、スタッフの皆さんにも本当に感謝をしています」 「チャレンジする事への批判はプロとして必ずあると思いますし、自分への意見はもちろん理解しています。ですが、これ以上、妻や家族を巻き込んで意見をするのはやめていただきたいと思います」 「最後にはなりますが、誰になにを言われようとアルビレックス新潟を心から応援しています」 <span class="paragraph-title">【写真】新井直人が改めて移籍について言及</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="zxx" dir="ltr"><a href="https://t.co/WjTdIfrjGa">pic.twitter.com/WjTdIfrjGa</a></p>— 新井直人 / NAOTO ARAI (@naotoarai_) <a href="https://twitter.com/naotoarai_/status/1772912831857639427?ref_src=twsrc%5Etfw">March 27, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.03.27 21:15 Wed4
「Jリーグチップス」が復刻! 「Jリーグの日」特別企画で実現、220種のカードから1枚付き、試合会場で合計3万3000袋配布
Jリーグは14日、5月15日の「Jリーグの日」を記念し、開幕当時に多くのファンに親しまれた「Jリーグチップス」を特別に復刻することを発表した。 1993年の開幕とともに人気を博した「Jリーグチップス(選手カード付)」が、32周年を迎えるJリーグに帰ってくることに。復刻版では、J1、J2、J3の全60クラブから各3名の合計180名に加え、1990年台の黎明期を支えたレジェンド35名、またJリーグ公認番組の特別カードも加えた、全220種のカードを制作している。 特別版の「Jリーグチップス」は、5月17日(土)、18日(日)に行われる試合を対象とし、来場者へ無料配布。配布される「Jリーグチップス」には、220種のカードのうち1枚がついてくることとなる。 また、「Jリーグチップス」の復刻をアピールする特別動画には、1993年のJリーグMVPである三浦知良の伝説的な受賞シーンを活用し、復刻のインパクトを表現。ナレーションは三浦本人が行っている。 なお、17日、18日にホームゲームが行われないクラブは、次のホームゲームにて配布されることとなる。その他、SNSキャンペーンでもプレゼントが予定されている。 復刻するレジェンド選手は、1993年のオールスター選出選手を中心に、1993年ベストイレブンや、1990年代の記録保持者の中から35名がカード化。Jリーグ公認の5つの番組の出演者がカードとなった特別カード5種も加わっている。 また、各クラブ1名と三浦知良はキラカードもあるとのこと。久々に楽しめる「Jリーグチップス」を、ぜひ会場で手にしてもらいたい。 特別動画に出演した三浦は、ファン・サポーターへメッセージを送っている。 「Jリーグ32周年ということで、僕から見てもJリーグは大変盛り上がっていると思いますし、J1・J2・J3あわせて60チームまで増え、全国各地にクラブが存在しています。地域の方々とサッカーを通じた交流も深まっており、お年寄りから子どもまでがみんな一緒となってサッカーというものを通じてコミュニケーションを取れている場がJリーグということで、Jリーグが32年前に理想としていた地域密着型にどんどん近づいているじゃないかなと思います」 「そういう意味ではやはりファン・サポーターの皆さんの応援、お力添えが本当に大切だなと思って、いつも感謝の気持ちでいます。これからもJリーグを応援してもらいたいですし、選手たちはもちろん全力で戦うことに集中し、いいサッカーを見せてもらえたらなと思いますし、みんなでJリーグを今後も盛り上げていってもらいたいなと思います。いつもありがとうございます」 <h3>■「復刻版Jリーグチップス」をスタジアムで来場者に無料配布!</h3> 2025年5月17日(土)・18日(日)にホーム試合を開催する全30クラブのスタジアムにて、合計33,000袋を配布いたします。当日アウェイ側のクラブにつきましては、次節以降のホーム開催試合での配布を予定しております。 ・対象:5月17日(土)・18日(日)に開催されるJリーグ公式戦(J1・J2・J3)の来場者 ・配布数:合計33,000袋(J1:各2,000袋、J2:各1,000袋、J3:各300袋) ※一般販売はございません ※配布方法はスタジアムによって異なります。詳細は各クラブ公式サイトをご参照ください ※現役選手カードは各スタジアムで同一のカテゴリーに所属する選手のみが封入されております(例:J1会場ではJ1選手のみが封入)。レジェンド選手カード、公認番組カードはランダムとなります <h3>◆「復刻版Jリーグチップスカード 全220種コンプリートセット」などが当たる!SNSキャンペーンも実施</h3> 「復刻版Jリーグチップス」の配布期間中、どうしてもスタジアム観戦に行けない・・・そんな方も「Jリーグの日」を一緒にお楽しみいただけるよう、「復刻版Jリーグチップス」や、「復刻版Jリーグチップスカード 全220種コンプリートセット」が当たるSNSキャンペーンを実施します。 ①「復刻版Jリーグチップス」が100名様に当たる!フォロー&リポスト キャンペーン 参加条件:Jリーグの公式Xアカウントをフォロー キャンペーン投稿をリポストまたは引用リポスト 応募期間:5月31日(土)23:59まで ②「復刻版Jリーグチップスカード 全220種コンプリートセット」が3名様に当たる投稿キャンペーン 参加条件:Jリーグの公式Xアカウントをフォロー 「#Jリーグの日 #一生一喜一憂しようぜ」をつけて、Jリーグで心を揺さぶられた思い出・記憶を投稿 応募期間:5月31日(土)23:59まで <span class="paragraph-title">【動画】Jリーグチップス、復刻。 懐かしの映像をオマージュ</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="5UIgs_DMGO0";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> <span class="paragraph-title">【リスト】「復刻」したJリーグチップスのカード220名</span> <span data-other-div="movie2"></span> <h3>【J1】</h3> ◆鹿島アントラーズ 鈴木優磨(キラあり)、柴崎岳、レオ・セアラ ◆浦和レッズ 関根貴大(キラあり)、西川周作、渡邊凌磨 ◆柏レイソル 細谷真大(キラあり)、古賀太陽、小泉佳穂 ◆FC東京 長友佑都(キラあり)、森重真人、安斎颯馬 ◆東京ヴェルディ 森田晃樹(キラあり)、谷口栄斗、宮原和也 ◆FC町田ゼルビア 昌子源(キラあり)、谷晃生、相馬勇紀 ◆川崎フロンターレ 高井幸大(キラあり)、山田新、脇坂泰斗 ◆横浜F・マリノス アンデルソン・ロペス(キラあり)、永戸勝也、山根陸 ◆横浜FC ンドカ・ボニフェイス(キラあり)、福森晃斗、新井瑞希 ◆湘南ベルマーレ 福田翔生(キラあり)、鈴木章斗、石井久継 ◆アルビレックス新潟 稲村隼翔(キラあり)、長谷川元希、藤原奏哉 ◆清水エスパルス 乾貴士(キラあり)、北川航也、山原怜音 ◆名古屋グランパス マテウス・カストロ(キラあり)、和泉竜司、森島司 ◆京都サンガF.C. 川﨑颯太(キラあり)、ラファエル・エリアス、鈴木義宜 ◆ガンバ大阪 宇佐美貴史(キラあり)、中谷進之介、黒川圭介 ◆セレッソ大阪 香川真司(キラあり)、北野颯太、キム・ジンヒョン ◆ヴィッセル神戸 武藤嘉紀(キラあり)、山川哲史、大迫勇也 ◆ファジアーノ岡山 江坂任(キラあり)、スベンド・ブローダーセン、木村太哉 ◆サンフレッチェ広島 佐々木翔(キラあり)、大迫敬介、東俊希 ◆アビスパ福岡 紺野和也(キラあり)、岩崎悠人、松岡大起 <h3>【J2】</h3> ◆北海道コンサドーレ札幌 高嶺朋樹(キラあり)、宮澤裕樹、近藤友喜 ◆ベガルタ仙台 郷家友太(キラあり)、相良竜之介、林彰宏 ◆ブラウブリッツ秋田 小松蓮(キラあり)、山田元気、諸岡裕人 ◆モンテディオ山形 土居聖真(キラあり)、ディサロ燦シルヴァーノ、山田拓巳 ◆いわきFC 遠藤凌(キラあり)、谷村海那、山口大輝 ◆水戸ホーリーホック 渡邉新太(キラあり)、飯田貴敬、松原修平 ◆RB大宮アルディージャ 杉本健勇(キラあり)、市原吏音、泉柊椰 ◆ジェフユナイテッド千葉 田中和樹(キラあり)、鳥海晃司、鈴木大輔 ◆ヴァンフォーレ甲府 三平和司(キラあり)、小出悠太、河田晃兵 ◆カターレ富山 碓井聖生(キラあり)、松田力、田川知樹 ◆ジュビロ磐田 渡邊りょう(キラあり)、川島永嗣、倍井謙 ◆藤枝MYFC 浅倉廉(キラあり)、金子翔太、千葉寛汰 ◆レノファ山口FC 亀川諒史(キラあり)、有田稜、ニック・マルスマン ◆徳島ヴォルティス 渡大生(キラあり)、児玉駿斗、ルーカス・バルセロス ◆愛媛FC 石浦大雅(キラあり)、甲田英將、谷岡昌 ◆FC今治 マルクス・ヴィニシウス(キラあり)、梅木怜、近藤高虎 ◆サガン鳥栖 ヴィキンタス・スリヴカ(キラあり)、西川潤、堺屋佳介 ◆V・ファーレン長崎 マテウス・ジェズス(キラあり)、山口蛍、増山朝陽 ◆ロアッソ熊本 岩下航(キラあり)、古長谷千博、上村周平 ◆大分トリニータ 清武弘嗣(キラあり)、野村直輝、ペレイラ <h3>【J3】</h3> ◆ヴァンラーレ八戸 音泉翔眞(キラあり)、蓑田広大、永田一真 ◆福島ユナイテッドFC 森晃太(キラあり)、針谷岳晃、城定幹大 ◆栃木SC 五十嵐太陽(キラあり)、矢野貴章、福森健太 ◆栃木シティ 田中パウロ淳一(キラあり)、都倉賢、マテイ・ヨニッチ ◆ザスパ群馬 青木翔大(キラあり)、米原秀亮、山中惇希 ◆SC相模原 島川俊郎(キラあり)、武藤雄樹、福井和樹 ◆松本山雅FC 菊井悠介(キラあり)、大内一生、山本康裕 ◆AC長野パルセイロ 浮田健誠(キラあり)、山中麗央、忽那喬司 ◆ツエーゲン金沢 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風間八宏(日本人選手第一号ゴール) ジーコ(初代ハットトリック) 福田正博(日本人初得点王/1995) 本並健治(93年のオールスターに選出されていたが大怪我で出場せず) 城彰二(高卒ルーキーデビュー戦ゴール第1号) <h3>【公認番組】</h3> ◆KICK OFF!J 増嶋竜也、安田理大、福田正博、中澤佑二 ◆ラブ!!Jリーグ りんたロー。、せいや ◆FOOT×BRAIN+ 勝村政信、中根舞美 ◆MONDAY FOOTBALL みんなのJ 小野伸二 ◆オフ・ザ・ピッチ 小木博明 2025.05.14 15:55 Wed5