武器は「両足のロングフィード」、鹿島の正守護神争いに割って入りたいGK早川友基が意気込む

2021.02.18 17:15 Thu
twitterfacebookhatenalinegplus
photo
©KASHIMA ANTLERS
明治大学から鹿島アントラーズに入団したGK早川友基が、プロ1年目のシーズンへの意気込みを語った。鹿島は17日、2021シーズンの新加入選手発表会見を実施。5選手が出席した。


明治大学からDF常本佳吾とともに加入した早川がメディアの取材に応対。自身の強みや意気込みを語った。

早川の強みは何と言ってもフィードの精度だ。武器については「両足からのロングフィード、ビルドアップで関わって攻撃の第一歩となる部分です」とコメント。「GKとして大事なシュートストップのところも、日頃の練習から鍛えています」とした。

鹿島には元韓国代表GKクォン・スンテの他、昨シーズンの正守護神であるGK沖悠哉、2年目のGK山田大樹がおり、1つのポジションを争うこととなる。

ポジション争いについては、「まずは今年は過密日程ということで、いつ誰にチャンスが回ってきてもおかしくないということで、そこのチャンスを掴むことは日頃の練習の積み重ねや継続することが大事です」とコメント。「武器を伸ばすとともに、短所の部分、ネガティブな部分を消していければと思います」と語った。

その中でもライバルのイメージについては「GK全選手が個人の特徴を持っていますし、それを日頃の練習から盗めるものは盗んで吸収して、自分の良さを出すことが重要だと思います」とコメント。「より細かく自分の中で分析して意識するようにしています」と、ライバルからも学んでいきたいと語った。

鹿島をプロ生活スタートのクラブに選んだ早川。その理由については「まず鹿島アントラーズは日本を代表するクラブだと思っていますし、そこで活躍することが日本を代表する選手につながると思っています」とコメントした。昨シーズン限りでレジェンドでありに音代表の経験もあるGK曽ヶ端準が引退。その中で大事なことは「日々努力して積み重ねていくことが重要だと思い、高いレベルで競争できるとも思っています。高いレベルで切磋琢磨してポジションを獲得するという大きな目標があるので、そこに対して向かっていきたいと思います」と意気込みを語った。

武器であると語ったキックの精度だが、得意になったキッカケは意外なもの「高校1年の時に試合で右足の付け根をケガして、どうしても試合に出なくてはいけない状況が続いて、左足を練習して試合で実践したことです」とケガで利き足が使えなかったことが理由だと語り、「今でもリアリティのある中で使えるようになった1つの要因だと思います」と実際のプレー中でも使えるようになっていったと語った。

アントニオ・カルロス・ザーゴ監督は、昨シーズンは3人とも起用し、最終的に沖がポジションを掴んだが、早川にもそのチャンスはあるはず。鹿島の守護神争いにも注目だ。
関連ニュース
thumb

采配的中の新生・清水が10分間で3ゴール! 鹿島に先制許すも新助っ人FWチアゴ・サンタナの初弾などで逆転勝利【明治安田J1第1節】

27日、2021明治安田生命J1リーグ開幕節の鹿島アントラーズvs清水エスパルスが県立カシマサッカースタジアムで行われ、1-3で清水が勝利を収めた。 昨シーズンから率いるアントニオ・カルロス・ザーゴ監督が率いる継続路線の鹿島と、ミゲル・アンヘル・ロティーナ監督を新たに迎え、多くの選手を獲得した清水の一戦となった。 クラブ創設30周年を迎えるホームの鹿島は、新加入のブラジル人2人がチームに合流できておらず。開幕戦のスタメンにはGKに沖悠哉、最終ラインは右からDF小泉慶、DF犬飼智也、DF町田浩樹、DF永戸勝也が並ぶ。中盤にはボランチにMF三竿健斗とMF永木亮太、右サイドにMFファン・アラーノ、左にMF土居聖真が入り、2トップにFW上田綺世、FWエヴェラウドが並んだ。 対する清水は、スタメンのうち7名が新加入選手となり、心機一転のスタートに。GKは日本代表の権田修一、最終ラインは右からDF原輝綺、DFヴァウド、DF木義宜、DF片山瑛一が並ぶ。ボランチにはMF中村慶太、MF竹内涼が入り、右にMF中山克広、左にFWカルリーニョス・ジュニオを起用。下がり気味のFWにディサロ燦シルヴァーノ、トップにFWチアゴ・サンタナが入った。 立ち上がりからペースを握ったのは鹿島。しっかりとパスをつなぎ、清水陣内へと攻め込む。 清水はロティーナ監督のスタイルである後方からのビルドアップでパスを繋ぐが、鹿島は前線からのプレスを掛けて上手くボールを繋がせない。 清水は24分、再三右サイドを仕掛けていた中山からのクロスを、ニアサイドでチアゴ・サンタナが合わせるが、これはオフサイドの判定となった。 30分にファン・アラーノがボックス手前からクロス。これに対してエヴェラウドがボックス内でヘッド。鋭いシュートが飛ぶがGK権田が素晴らしい反応でセーブ。こぼれ球を土居がボックス内でシュートするが、鈴木が詰めるとこれは左ポストを叩いて得点とはならない。 さらにその流れから繋ぐと、三竿がミドルシュート。DFがブロックすると、最後は犬飼が右足を振り抜くも、シュートはわずかに枠の左に外れる。 ゴールレスで終えた前半。後半に入ってからもペースは鹿島が握る。すると54分、左サイドからのグラウンダーのクロスをヴァウドがクリア。しかし、これが小さくなると、ボックス内で土居がシュート。しかし、これはクロスバーに直撃し、またしてもゴールとはならない。 62分には鹿島がチャンス。永木が縦パスを奪い取ると、そのまま中央へパス。バイタルエリアでパスを受けた上田がミドルシュートを放つが、GK権田がしっかりとキャッチする。 清水は下がったポジションでプレーを続けていたディサロに代えて後藤優介を投入。さらに中村に代えて河井陽介を投入して流れを変えに行く。 それでも先制したのは、ペースを握っていた鹿島だった。70分、左CKからのクロスをエヴェラウドがヘッド。これがクロスバーにあたり跳ね返ると、最後は途中出場の荒木がダイレクトボレーで蹴り込み、鹿島が先制に成功する。 先制に成功した鹿島だったが、清水がすぐに追いつく。78分、左サイドに抜け出た河井が左サイドからマイナスのクロス。これを中山がシュートもミートせず。それでも、ボックス内でチアゴ・サンタナがキープすると、振り向きざまにシュート。これが決まり、清水が同点に追いつく。 追いつかれた鹿島は永木を下げて古巣対決となる白崎凌兵を投入しゴールを目指す。しかし、スコアを動かしたのは清水だった。 83分、ボックス右でボールを持ったカルリーニョス・ジュニオがクロス。これに対しニアでチアゴ・サンタナがマークを引っ張ると、その後ろにお飛び込んだ後藤がダイビングヘッド。これが決まり、清水が逆転に成功する。 逆転を許した鹿島は87分に自陣のCKのタイミングで3枚替え。永戸、小泉、土居を下げ、松村優太、広瀬陸斗、遠藤康を投入する。しかし、このCKで失点を喫する。 右CKから河井がクロス。これに対してニアに飛び込んだ原がヒールでコースを変えようとするも空振り。しかし、上田に当たってコースが変わると、そのままゴールに決まり、清水がリードを2点に広げる。 その後も鹿島がゴールを目指すが、清水が守りきり試合終了。鹿島がペースを握った試合は、清水が10分間で3ゴールを奪い1-3で逆転勝利を収めた。 鹿島アントラーズ 1-3 清水エスパルス 【鹿島】 荒木遼太郎(後30) 【清水】 チアゴ・サンタナ(後33) 後藤優介(後38) オウンゴール(後43) 2021.02.27 16:57 Sat
twitterfacebook
thumb

【J1注目プレビュー|開幕節:鹿島vs清水】継続路線か心機一転か、対照的な両クラブが激突

【明治安田生命J1リーグ開幕節】 2021年2月27日(土) 15:00キックオフ 鹿島アントラーズ(昨季5位・59pt) vs 清水エスパルス(昨季16位・28pt) [県立カシマサッカースタジアム] 2021シーズンの明治安田生命Jリーグがいよいよ開幕する。昨シーズンは開幕から出遅れたもののシーズン途中からの快進撃で5位に終わった鹿島アントラーズと、下位に低迷し続け、今オフに大型補強を敢行した清水エスパルスが対戦する。 ◆継続路線で真の力を発揮なるか【鹿島アントラーズ】 アントニオ・カルロス・ザーゴ監督が2年目の指揮を執る鹿島。昨シーズンは序盤戦でつまづき、クラブ史上最悪のスタートとなったが、戦い方が浸透すると一気に盛り返し、最後はAFCチャンピオンズリーグ(ACL)の出場権を争うまでとなった。 その2年目、主力選手の退団を回避し、しっかりとチームとして積み上げができている状況だ。実力者であるブラジル人MFディエゴ・ピトゥカを獲得したものの、まだ合流できていないが、ベースがある今シーズンは大きな痛手とはならないだろう。 相手は新監督、新布陣で臨むチームだけに全くと言っていいほど読めないはず。しかし、常勝軍団としては相手に惑わされずに自身のサッカーを貫くことで勝利を掴む必要がある。 システムも変わらずに[4-4-2]となり、メンバーも変わらないだろう。しっかりとしたプレスを前線からかけること、そして両サイドをうまく使った攻撃の精度を上げることが勝機につながる。2トップを組むであろうFWエヴェラウドとFW上田綺世の得点力にも注目。アベックゴールが決まれ勝利は確実というデータを継続できるかに注目だ。 ザーゴ監督は「日本のサッカーを通じて、世界に喜びや勇気を伝えることができればと思う」と語り、この開幕戦での勝利を求めた。2年目の鹿島がどんなスタートを切るか。優勝候補として負けられない。 ★予想スタメン[4-4-2] GK:沖悠哉 DF:小泉慶、犬飼智也、町田浩樹、永戸勝也 MF:フアン・アラーノ、三竿健斗、永木亮太、土居聖真 FW:上田綺世、エヴェラウド 監督:アントニオ・カルロス・ザーゴ ◆心機一転、近年の低調ぶりを払拭へ【清水エスパルス】 オフの移籍市場で大型補強を敢行し、話題をさらった清水。新監督の下で、ここ数年の低調ぶりを払拭したい一戦となる。 昨シーズンまでセレッソ大阪を指揮していたミゲル・アンヘル・ロティーナ監督を招へい。そして、日本代表GK権田修一を始め、各クラブで主軸を担っていた選手たちを多く獲得した。 昨シーズンは攻撃スタイルに変貌を遂げたかったなか、あまりにも稚拙な守備の影響でその良さを出せず。得点を取っても失点が上回るというもったいない試合が多かった。 その中では、強固な守備をC大阪で築き上げたロティーナ監督の手腕が期待される。前述の権田に加え、大分の守備の要であったDF鈴木義宜を補強。堅い守備は構築できるだろう。 前線もギラヴァンツ北九州でゴールを重ねたFWディサロ燦シルヴァーノやポルトガルでプレーしたFWチアゴ・サンタナが加わり増強している。あとは、チームとしてどこまで機能するかがポイントだ。 ロティーナ監督は「シーズンスタートしてからチーム全体としては良い積み上げができていると思う」と語っており、手応えはある模様。ピッチの上でどんなパフォーマンスを見せるかに注目だ。 ★予想スタメン[4-4-2] GK:権田修一 DF:原輝綺、ヴァウド、鈴木義宜、片山瑛一 MF:中山克広、河井陽介、竹内涼、カルリーニョス・ジュニオ FW:鈴木唯人、チアゴ・サンタナ 監督:ミゲル・アンヘル・ロティーナ 2021.02.27 12:30 Sat
twitterfacebook
thumb

昨年の躓きを糧に、開幕からの躍進を誓う鹿島・ザーゴ監督「開幕で良いスタートが切れれば」

26日に2021シーズンの開幕を控える明治安田生命J1リーグ。その開幕を前に、全20チームの監督と代表選手がオンラインでのメディア取材に応じた。 例年であれば、選手や監督が一堂に会して開幕前に「Jリーグキックオフカンファレンス」が行われる中、今シーズンは新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大の影響も踏まえてオンラインで実施。開幕カードごとに監督、選手が登場して取材に応対した。 鹿島アントラーズの監督就任後2年目のシーズンを迎えるアントニオ・カルロス・ザーゴ監督。昨シーズンはシーズン序盤で大きくつまづいたが、最終的には5位で終えていた。 今シーズンの手応えは「去年に比べたら選手たちは私が求めるものを理解して取り組めたので、スムーズに準備ができたのではないかと思う。開幕で良いスタートが切れればと思う」と語り、良い準備をして開幕に臨めると語った。 その鹿島は清水エスパルスと開幕戦を戦うことにある。ミゲル・アンヘル・ロティーナ監督が新たに就任し、大型補強を敢行。ザーゴ監督は「エスパルスに関しては移籍市場をうまく活用して、素晴らしい補強ができたと思う。他のJリーグクラブも良い補強ができていると思う」と警戒。しかし「我々もしっかりとそれに対策を取りながら試合ができればと思う」とし、清水への警戒を怠らなかった。 コロナ禍で迎えられる開幕戦については「コロナウイルスの影響で悲しみや暗い気持ちの中で、我々はスポーツを通じて人々に喜びを与えるという、興行という世界にいる」とコメント。「両チームが素晴らしいサッカーを見せて、そこで勝敗が試合が終わった時に分かる」と語り、「両チームとも良いサッカーを見せるだろうし、お客さんがJリーグに興味を持ってスタジアムに足を運んで、日本のサッカーを通じて、世界に喜びや勇気を伝えることができればと思う」と難しい状況下での開幕で良い結果を残したいと語った。 2021.02.25 08:17 Thu
twitterfacebook
thumb

新たに清水を率いるロティーナ監督、チーム作りは「非常に順調」、変化があると語る

26日に2021シーズンの開幕を控える明治安田生命J1リーグ。その開幕を前に、全20チームの監督と代表選手がオンラインでのメディア取材に応じた。 例年であれば、選手や監督が一堂に会して開幕前に「Jリーグキックオフカンファレンス」が行われる中、今シーズンは新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大の影響も踏まえてオンラインで実施。開幕カードごとに監督、選手が登場して取材に応対した。 昨シーズンまではセレッソ大阪で指揮を執り、今シーズンからは清水エスパルスの監督に就任したミゲル・アンヘル・ロティーナ監督が合同記者会見に出席した。 開幕戦の相手は昨シーズン5位の鹿島アントラーズ。印象については「鹿島の印象に関しては強いチームという印象がある。昨年の当初こそ変化があって少し苦しんだと思うが、そのあとはさすがアントラーズというところで、しっかりと巻き返して強いチームに復活していったと思う」と昨シーズンの復調ぶりについてコメント。「今年もそれは同じように強さは続くだろうし、タイトルを狙えるだけの力のあるチームで、アジアを代表するチームになっていくと思う」と、鹿島を高く評価した。 今オフに大型補強を敢行した清水。ここまでの手応えについては「我々は、ここまで非常に順調に積み上げができていると思っている。キャンプでも大きなケガはなく、積み上げることができた」と語り、新チームながらも自信を見せた。 一方で、「去年から体調の問題を抱えているヘナト・アウグスト、エウシーニョはしっかりと合流できていないが、シーズンスタートしてからチーム全体としては良い積み上げができていると思う」と全ての選手が揃ってはいないとコメント。また、大量にいる新戦力については「新しい選手も入ってきて、そして私、我々としては1年目となる。チームの中には変化もある」と新たな側面を出すと語った。 2021.02.25 06:30 Thu
twitterfacebook
thumb

【J1開幕直前ガイド|鹿島アントラーズ】30周年のメモリアルイヤーで“常勝軍団”復活へ

2021シーズンの明治安田生命J1リーグは2月26日に開幕。昨シーズンは降格がなくなったため、今シーズンは史上初となる20チームでのJ1リーグとなる。 昨シーズンに引き続きコロナ禍でのリーグ戦開催となる中、各クラブが積極的な補強や、チームの改革を行っている。 そこで、開幕を前に超ワールドサッカー編集部が、チームのノルマや補強達成度、イチオシ新戦力、そしてJリーグの開幕キャチコピーとして発表された「#2021のヒーローになれ」にあやかり、今シーズンのヒーローになるべき選手をピックアップした。 第16弾は、昨シーズンの明治安田J1で5位の鹿島アントラーズを紹介する。 <div id="cws_ad">◆基本布陣(予想)[4-4-2]</div><div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2021/jl2021antlers_1_tw.jpg" style="max-width:100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">©CWSBrains,LTD.<hr></div> ◆補強動向《C》※最低E~最高S 【IN】 GK早川友基(21)←明治大学/新加入 DF林尚輝(22)←大阪体育大学/新加入 DF常本佳吾(22)←明治大学/新加入 MFアルトゥール・カイキ(28)←アル・シャバブ(サウジアラビア)/完全移籍 MFディエゴ・ピトゥカ(28)←サントス(ブラジル)/完全移籍 MF舩橋佑(18)←鹿島アントラーズユース/昇格 MF小川優介(18)←昌平高校/新加入 MF須藤直輝(18)←昌平高校/新加入 【OUT】 GK曽ヶ端準(41)→現役引退 DF山本脩斗(35)→湘南ベルマーレ/完全移籍 DF伊東幸敏(27)→ジェフユナイテッド千葉/完全移籍 DF奈良竜樹(27)→アビスパ福岡/期限付き移籍 DF小田逸稀(22)→ジェフユナイテッド千葉/期限付き移籍 DF佐々木翔悟(20)→いわてグルージャ盛岡/期限付き移籍延長 MF名古新太郎(24)→湘南ベルマーレ/期限付き移籍 MFレアンドロ(27)→FC東京/期限付き移籍→完全移籍 FW伊藤翔(32)→横浜FC/完全移籍 FW山口一真(25)→松本山雅FC/完全移籍 FW有馬幸太郎(20)→栃木SC/期限付き移籍延長 FW垣田裕暉(23)→徳島ヴォルティス/期限付き移籍延長 <div id="cws_ad"><script src="//player.daznservices.com/player.js#44a12140e3dda008f998a5a1a9.1tybkqliqmgvi1ndbmyxnzxqc3$videoid=cr4issxf2re21wa95x3kzrbhj" async></script> </div> 加入と退団の人数だけを見れば、全くと言っていいほど補強ができていないように見える。今シーズンに向けて獲得したのは新人を除けば2人だけ。MFアルトゥール・カイキ(←アル・シャバブ)とMFディエゴ・ピトゥカ(←サントス)のブラジル人コンビだ。 ディエゴ・ピトゥカに関しては、今シーズンのコパ・リベルタドーレス決勝まで勝ち上がったサントスを支え、ブラジル国内でも評価が高い選手。鹿島の大きな戦力となる予定だったが、2人とも日本政府の新規入国制限の影響でまだ来日できていない状況だ。 そのため、実質補強はゼロの状況。即戦力として期待のかかる大卒ルーキー3名がいかにレギュラー陣に割って入るかが重要となる。 とはいえ、将来を見越しての投資という点ではクオリティの高い新人をしっかりと獲得している部分は評価すべきポイントだ。世代交代を絶妙に進めていく鹿島の伝統芸能とも言える新人スカウトは、今季も結果を残すだろう。 また、注目の高いMF須藤直輝(←昌平高校)も加入するなど、昨シーズンの高卒ルーキーに負けないパフォーマンスを見せてもらいたい。 そういった点で見れば、今の鹿島においては十分な補強だったと言える。早く新外国人選手が来日し、戦力として計算できるようになることを願うばかりだ。 ◆目標:優勝争い <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2021/jl2021antlers_2_tw.jpg" style="max-width:100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">©CWS Brains,LTD.<hr></div> アントニオ・カルロス・ザーゴ監督の下でスタートした2020シーズン。しかし、“常勝軍団”である鹿島にとっては屈辱のシーズンスタートとなった。 まず、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)の予選プレーオフでは、Jリーグ勢として初めてのプレーオフ敗退という屈辱的な歴史を残してしまった。 さらに、開幕戦で敗れると、新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大による中断期間を挟み4連敗。何もかもが上手くいかない中でのシーズンスタートとなり、最下位に沈むという屈辱を味わった。 しかし、徐々にザーゴ監督の戦術が浸透していくと、破竹の7連勝で一気に上位へ。後方からのビルドアップを行い、しっかりとボールを握って戦うことに加え、サイドを効果的に使った攻撃、FWを起点に様々な選手たちがボールに絡んでいくという攻撃は破壊力を増していった。 また、若手の成長も著しかったほか、FWエヴェラウド、FW上田綺世のコンビが爆発。最終的にはACL出場権を争うなどしたが、序盤の出遅れが響き5位で終わっていた。 そのチームがほぼ踏襲されている今シーズンの鹿島。ザーゴ監督の戦術もより浸透するだけでなく、チームとして昨シーズンの悔しさを経験しているだけに、今シーズンに懸ける思いは強い。トレーニングマッチでもスムーズな攻撃を見せていただけに、フィニッシュの精度をしっかりと保てば優勝も見えてくる。 さらに、チームは創立30周年のメモリアルイヤー。Jリーグを牽引し続けてきた名門にとって、今シーズンこそタイトルを獲らなければいけないシーズンであり、“常勝軍団”が復活しなければならないシーズンとなる。 ◆超WS編集部イチオシ新戦力 MFディエゴ・ピトゥカ(28) <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2021/jl2021antlers_3_tw.jpg" style="max-width:100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 編集部がイチオシしたい新戦力は、サントスから獲得したMFディエゴ・ピトゥカだ。 現時点で来日できていないため、鹿島のチームに入った時のプレーがどうなるのかは全くの未知数。しかし、必ずやチームの重要な戦力になることは間違いない。 ピトゥカは、エネルギーに溢れたユーティリティプレーヤー。これまでのキャリアでは、サイドバックやボランチ、攻撃的な中盤やトップでもプレーするほど、ユーティリティ性が非常に高い選手となる。 左利きでもあり、鹿島にはなかなかいないタイプ。ユーティリティ性で言えば、永木亮太や小泉慶に近いが、それ以上であるといって良いだろう。 チームプレーを厭わない珍しいタイプのブラジル人選手でもあり、鹿島というクラブに適応するのは早いと予想。ジーコ氏が獲得を熱望したという話もあり、チームの黄金期に存在すべき助っ人の予感がある。 今シーズンは再起をかけるシーズンとなる鹿島。早くそのユニフォームを身に纏ったピトゥカがプレーする姿を見たいものだ。 ◆2021年期待のヒーロー FW上田綺世(22) <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2021/jl2021antlers_4_tw.jpg" style="max-width:100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">©CWS Brains,LTD.<hr></div> 今シーズン期待するヒーローは、プロ3年目のFW上田綺世だ。 2020シーズンの序盤はケガの影響もあり離脱する期間が長く、復帰後も出場機会が限られたが、終盤戦はFWエヴェラウドとの2トップに固定。最終的には10ゴールを記録し、初の二桁得点を記録した。 持ち前の動き出しの巧さ、シュート精度の高さをより成長させている上田にとっては、勝負のプロ3年目。昨シーズンの大卒ルーキーたちの活躍は刺激になっているはずで、チームがタイトルを獲得するためにも、日本人エースとしての活躍が期待される。 特にエヴェラウドとのアベックゴールはチームを勝利に導くというジンクスも生まれ、今シーズンもそれを継続してもらいたいもの。より貪欲にゴールを目指す姿が見たいものだ。 背番号も「18」と自身が待ち望んだ番号に変更。思い入れのある番号を背負い、得点王も目指してもらいたい。 2021.02.24 22:45 Wed
twitterfacebook
NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly