イガロが今月末でのユナイテッド退団の可能性認める…求める新天地はMLS

2021.01.15 00:10 Fri
Getty Images
マンチェスター・ユナイテッドに所属する元ナイジェリア代表FWオディオン・イガロ(31)が、今月末でのクラブ退団の可能性を認めている。

イガロは昨年1月、上海申花からシーズン終了までのレンタルでユナイテッドへ加入。長期離脱中だったイングランド代表FWマーカス・ラッシュフォードらの代役として、主にヨーロッパリーグ(EL)とFAカップで起用され、すべて途中出場だったプレミアリーグでは11試合でノーゴールに終わるも、カップ戦8試合で5ゴール1アシストの数字を残した。

その後、上海申花とのクラブ間の交渉によって今年1月末までのレンタル期間延長が決定した。
ただ、加入2年目となった今シーズンは前線の主力に目立った離脱者が出ていないうえ、ウルグアイ代表FWエディンソン・カバーニの加入によって公式戦4試合の出場にとどまっている。とりわけ、プレミアリーグとチャンピオンズリーグ(CL)合わせてのプレータイムはわずかに10分と、ほぼ構想外の扱いとなっている。

そのため、ユナイテッドは更なるレンタル期間の延長や完全移籍での買い取りを見送ることが決定的で、今月末の退団が既定路線となっている。
そのイガロは今回、『ESPN』のインタビューを通じて自身の去就について言及。愛するユナイテッドでの時間が終焉に向かっていることを認めつつ、新天地としてメジャーリーグ・サッカー(MLS)でのプレーに関心があることを明かした。

「今はマンチェスターにいるけど、今月末に自分がどこにいるかはわからないよ。可能であれば、ここに居続けたいけど、そうでなければ出ていかなければならない」

「僕には幾つかの選択肢がある。今はエージェントからの情報を待っているところさ。彼は自分のすべき仕事をしているし、僕も自分の仕事をしている。月末には何がベストなのかを判断し、それに従うつもりだ」

「可能であればMLSでプレーしたいけど、それが可能かどうかは待たなければならない。リーグはうまくいっているし、プレーするチャンスがあるのであれば、両手で掴みに行くつもりだよ」

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