リバプールの主将・ヘンダーソン、キャリアのターニングポイントは過去のトレード話「挫折や逆境は必要」

2021.01.02 21:35 Sat
Getty Images
リバプールの主将を務めるイングランド代表MFジョーダン・ヘンダーソンが、キャリアのターニングポイントを明かした。イギリス『ガーディアン』が伝えている。
PR
2011年夏にサンダーランドからリバプールに加入したヘンダーソン。2000万ポンド(約27億7700万円)で加入初年度からプレミアリーグ37試合に出場して2ゴール2アシストを記録したが、決定的な存在は示せていなかった。期待通りではなかったリバプールは、獲得からわずか1年後の2012年夏にフルアムに所属していた元アメリカ代表MFクリント・デンプシーとのトレードを画策。結果的にはリバプールに残留することとなったが、ヘンダーソンは当時の出来事を「とてもはっきりと覚えている難しい瞬間だった」と語り、この出来事がターニングポイントとなったと明かした。
「僕たちはアンフィールドで開催されるハート・オブ・ミドロシアン(ハーツ)戦の(ヨーロッパリーグ予選の)準備をしていたんだ。いつものように、ホープ・ストリートのホテルに過ごしていた時、ドアがノックされて、監督が話をしたいと言ってきたんだ」

ブレンダン・ロジャーズの公平のために言うと、それは本当にただの対話だった。それはフルアムへの移籍話だった。僕は望んでいなかったし、良く思わなかったんだ。まだ貢献できる部分がたくさんあると感じていたからね」
「その時、僕はとても暗い気持ちだった。ただ、そのおかげで、僕はより強くなり、より賢くなれたんだ。それなしでは、どうなっていたかわからないね。挫折や逆境は必要なものさ。その瞬間を本当に大切にしている」

「奮起して人々が間違っていることを証明したい気持ちになる。それは自身を強くする。その日以来、僕は自分の中に何かを持って戦った。監督に僕が必要だと証明するためにね」

「僕は彼(ロジャーズ)のチーム、このサッカークラブで競争するために絶対に何でもするつもりだったし、彼らが間違っていることを証明したかった。最終的にそれが達成できた」

ここまで、リバプールで公式戦382試合出場30ゴール51アシストをマークしているヘンダーソン。2018-19シーズンにチャンピオンズリーグ(CL)優勝を果たし、主将としてビッグイヤーを掲げ、2019-20シーズンはクラブに悲願のプレミアリーグ初制覇をもたらし、2年連続でのタイトル獲得となった。

PR

ジョーダン・ヘンダーソンの関連記事

イングランド代表GKジョーダン・ピックフォードは、アヤックスでプレーするMFジョーダン・ヘンダーソンの代表復帰を歓迎した。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えている。 3月に行われるインターナショナルマッチウィークで、2026年北中米ワールドカップ(W杯)欧州予選に臨むイングランド。今年1月から就任したトーマス・ト 2025.03.19 21:05 Wed
イングランドサッカー協会(FA)は14日、、2026年北中米ワールドカップ(W杯)欧州予選に臨むイングランド代表メンバー26名を発表した。 3月からUEFAネーションズリーグ(UNL)を戦わないチームは欧州予選がスタート。グループKに入っているイングランドは、セルビア代表、アルバニア代表、ラトビア代表、アンドラ代 2025.03.14 19:40 Fri
南野拓実が所属するモナコが獲得に動いていたアヤックスの元イングランド代表MFジョーダン・ヘンダーソン(34)だが、破談に終わったようだ。オランダ『AD』が伝えた。 サンダーランド、コヴェントリー・シティ、リバプールでプレーしたヘンダーソン。リバプールではキャプテンも務めていたが、2023年7月にサウジ・プロ・リー 2025.02.01 12:50 Sat
アヤックスのイングランド代表MFジョーダン・ヘンダーソン(34)がモナコ移籍に向かうようだ。 かつてリバプールで主将も務め、公式戦492試合の出場数をマークしたヘンダーソン。2023年夏のアル・イテファク移籍で流行りのサウジアラビア行きを決断したが、昨年1月に契約を解消し、アヤックスで欧州復帰を果たした。 2025.01.31 12:10 Fri
アヤックスのイングランド代表MFジョーダン・ヘンダーソン(34)に母国帰還の可能性が浮上しているようだ。イギリス『Football Insider』が報じている。 リバプールで長らく主力を務めた後、昨夏サウジアラビアのアル・イテファクへの電撃移籍を決断したヘンダーソン。しかし、その新天地に馴染むことはできず、今年 2024.10.14 06:00 Mon

リバプールの関連記事

リバプールのアルネ・スロット監督が、ウルグアイ代表FWダルウィン・ヌニェスに関する噂について語った。 プレミアリーグの優勝にあと一歩まで迫っているリバプール。今週末で優勝を決められる可能性がある状況だ。 スロット監督にとっては、就任1年目での快挙となる中で、ポルトガル『A Bola』がヌニェスに関する1つ 2025.04.25 23:30 Fri
2024年夏には多くのヨーロッパのクラブが来日した中、2025年夏も世界最高峰のプレーを目にすることができそうだ。 この記事では、ジャパンツアーの試合日程や対戦カード、放送予定、チケット販売情報などをまとめた。 ◆来日クラブ(4/25 時点) 【イングランド】 リバプール(遠藤航) 【スペイン 2025.04.25 12:40 Fri
リバプールのアルゼンチン代表MFアレクシス・マク・アリスター(26)が、噂されるレアル・マドリーへの移籍について言及した。アルゼンチン『TyC Sports』のインタビューで語った。 母国のアルヘンティノス・ジュニアーズでキャリアをスタートさせたマク・アリスターは、2019年1月にブライトン&ホーヴ・アルビオンへ 2025.04.24 16:20 Thu
ボーンマスのハンガリー代表DFミロシュ・ケルケズ(21)がビッグクラブからの大きな関心を受けているという。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えた。 ケルケズは、2023年7月にAZからボーンマスに完全移籍で加入。ミランの下部組織にいた経験もあり、将来が期待されている左サイドバックだ。 すでにハンガリー代表とし 2025.04.23 23:45 Wed
リバプールのキャプテンを務めるオランダ代表DFヴィルヒル・ファン・ダイクが、日本代表MF遠藤航の重要性を説いた。イギリス『リバプール・エコー』が伝えた。 リバプールでの2年目のシーズンを迎えている遠藤。1年目は序盤こそ出番が限られたが、ユルゲン・クロップ監督の信頼を得てレギュラーに定着。今シーズンはアルネ・スロッ 2025.04.23 13:55 Wed

プレミアリーグの関連記事

リバプールのアルネ・スロット監督が、ウルグアイ代表FWダルウィン・ヌニェスに関する噂について語った。 プレミアリーグの優勝にあと一歩まで迫っているリバプール。今週末で優勝を決められる可能性がある状況だ。 スロット監督にとっては、就任1年目での快挙となる中で、ポルトガル『A Bola』がヌニェスに関する1つ 2025.04.25 23:30 Fri
マンチェスター・シティを退団するベルギー代表MFケビン・デ・ブライネだが、クラブ・ワールドカップ(W杯)には出場しないようだ。イギリス『ミラー』が伝えた。 10シーズンを過ごしたシティに別れを告げたデ・ブライネ。新天地にはメジャーリーグ・サッカー(MLS)のインテル・マイアミや、アストン・ビラなども候補として浮上 2025.04.25 23:15 Fri
マンチェスター・ユナイテッドのポルトガル代表DFジオゴ・ダロトが負傷離脱することとなった。クラブ公式サイトが伝えた。 今シーズンは公式戦51試合に出場しているダロト。ルベン・アモリム監督の下で最も試合に出場している選手であり、信頼をおかれている。 しかし、27日に行われるプレミアリーグ第34節のボーンマス戦 2025.04.25 23:00 Fri
ブライトン&ホーヴ・アルビオンの日本代表MF三笘薫のコンディションが戻ってきているという。クラブ公式サイトが伝えた。 ブライトンは26日、プレミアリーグ第34節でウェストハムとホームで対戦する。 来シーズンのヨーロッパのコンペティション参加に向けて正念場を迎えているブライトン。なんとか残留が見えたウェストハ 2025.04.25 20:45 Fri
アーセナルがレアル・ソシエダのスペイン代表MFマルティン・スビメンディ(26)の獲得に自信を持っているという。『ESPN』が伝えた。 今夏の移籍市場では中盤とストライカー、ウインガーの補強に動いているアーセナル。特に今年1月の移籍市場で動かなかったこともあり、夏の大物獲得を目論んでいると見られている。 その 2025.04.25 20:20 Fri

記事をさがす

ジョーダン・ヘンダーソンの人気記事ランキング

1

イングランド代表の選手に歴代選手数が書かれた“レガシーキャップ”をプレゼント!最新は1262番

イングランド代表の選手たちが、各々の番号が書かれた特別な帽子をプレゼントされた。代表の公式サイトが伝えている。 イングランド代表は1872年に世界で初めて公式の国際試合をスコットランドと実施。当時の代表GKを務めたロバート・バーカー氏が「1」番に指定されている。 以来、1966年に行われた母国開催のワールドカップで優勝を果たすなど歴史を積み上げていた“スリーライオンズ(イングランド代表の愛称)”は、今回のユーロ2020に向けて26名の選手を招集。彼らにも新たに番号が振られている。 現在のメンバーで最も長く代表でプレーしているMFジョーダン・ヘンダーソン(リバプール)は「1170」番。最新は、6日に行われた国際親善試合のルーマニア代表戦でA代表デビューしたGKサム・ジョンストン(WBA)の「1262」番だ。 また、チームを率いるガレス・サウスゲート監督は現役時代の1995年に代表デビュー。「1071」番が与えられている。 イングランド代表は、2019年11月に通算1000試合に到達したことを記念して、このレガシーナンバーを採用することを発表していた。 初優勝を目指すユーロ2020では、13日にクロアチア代表、18日にスコットランド代表、22日にチェコ代表と対戦する。 <span class="paragraph-title">【写真】スターリングはレガシーキャップをお洒落に着こなす</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">England players receive legacy caps—the numbers show their position in chronological order of players who made their debut for their country, all the way back to 1872 <a href="https://t.co/kKAFVNUQJH">pic.twitter.com/kKAFVNUQJH</a></p>&mdash; B/R Football (@brfootball) <a href="https://twitter.com/brfootball/status/1403025906508177411?ref_src=twsrc%5Etfw">June 10, 2021</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2021.06.12 10:35 Sat
2

コウチーニョ、アル・イテファクでジェラードと再共闘か?

サウジアラビアのアル・イテファクが、アストン・ビラの元ブラジル代表MFフィリペ・コウチーニョ(31)の獲得に動くようだ。アメリカ『CBSスポーツ』など複数メディアが報じている。 アル・イテファクは3日、リバプールとイングランド代表のレジェンドであるスティーブン・ジェラード新監督就任を発表。 これにより、イギリスメディアを中心にアル・イテファクの補強に関する報道が盛んになっており、リバプールの後輩であるイングランド代表MFジョーダン・ヘンダーソンや、チェルシーで構想外の元ガボン代表FWピエール=エメリク・オーバメヤン、アトレティコ・マドリーのスペイン代表FWアラバロ・モラタといった補強候補の名前が報じられている。 そういった中、以前からサウジアラビア行きの可能性が伝えられていたコウチーニョも、アル・イテファクの獲得候補に名前が挙がっているという。 コウチーニョは昨年1月に当時ジェラード監督が指揮していたアストン・ビラへバルセロナから加入。プレミアリーグ後半戦の19試合で5ゴール3アシストを記録するなど中心選手として活躍。これを受け、アストン・ビラは翌シーズンからの完全移籍移行を決断した。 しかし、加入2年目となった2022-23シーズンは開幕から長らく低迷。ジェラード監督の解任によって、指揮官がウナイ・エメリ監督に変わると、ほぼ出場機会を得られず。公式戦22試合1ゴールという期待外れの1年となった。 この体たらくに加え、チーム内最高給と言われる元ブラジル代表MFの扱いに手を焼くアストン・ビラは放出に前向きな姿勢を示しており、選手個人の意思を含めて話し合いがうまく進めば、選手と監督として共闘してきたジェラード監督との再タッグは十分に可能性があると思われる。 2023.07.04 14:51 Tue
3

「敬意を欠いている」「幼稚だ」イングランドの選手たちが準優勝メダルをすぐ外す様に批判も

ユーロ2020決勝、イタリア代表vsイングランド代表が11日にウェンブリーで約6万人のファンを集めて行われ、1-1で120分を終了。PK戦の末、3-2でイタリアが優勝した。 初のユーロ優勝を逃したイングランド代表の選手の多くは、そのショックと悔しさからか、表彰式で首にかけられた準優勝メダルをすぐに外していたが、“サッカーの母国”の選手たちの反応には、批判的な声も集まっている。 イギリス『SPORTBIBLE』は、「イタリアとのユーロ2020決勝で敗れた後に準優勝メダルを外したことでファンに非難されたイングランドの選手」との見出しを取り、「イングランドの選手たちがメダルを外した無礼を働いた」「イングランドの選手たちがメダルを外す?これは幼稚だ」「負けた後にメダルを外すという馬鹿げたことは、スポーツでには合わない。(2019年の)ラグビーワールドカップの決勝でも同じことが起こった」など、ファンがツイッターなどSNSで発信した批判的な声を紹介した。 その他にも、「見ていて不愉快だ」「敬意を欠いている」といった声、さらには「イングランドの選手にはメダルを外さないでほしい。(準優勝は)十分大きな成果だと思う」という意見もあった。 選手たちの悔しさも大いに理解できるが、“英国紳士”には似つかわしくない行動だっただろう。ただ、イングランドは若いチームであり、2022年のカタール・ワールドカップに向けてさらに成長することを期待したい。また、イングランドの選手全員がメダルを外していたわけではなく、MFジョーダン・ヘンダーソンらはメダルを外すことなく、立派な姿を見せていた。 <span class="paragraph-title">イングランドの選手たちが次々とメダルを外す…</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr"> &quot;England showing a real lack of respect by removing their silver medals as soon as they’re given. Poor sportsmanship.&quot; <br><br>Jordan Henderson looks like the only player who didn&#39;t take his medal straight off. <a href="https://t.co/OJBxzBPJak">https://t.co/OJBxzBPJak</a></p>&mdash; SPORTbible (@sportbible) <a href="https://twitter.com/sportbible/status/1414370167199567872?ref_src=twsrc%5Etfw">July 11, 2021</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2021.07.13 04:58 Tue
4

元リバプールのヘンダーソンがモナコ移籍で“ほぼ合意”か 実現すれば南野拓実と再会

アヤックスのイングランド代表MFジョーダン・ヘンダーソン(34)がモナコ移籍に向かうようだ。 かつてリバプールで主将も務め、公式戦492試合の出場数をマークしたヘンダーソン。2023年夏のアル・イテファク移籍で流行りのサウジアラビア行きを決断したが、昨年1月に契約を解消し、アヤックスで欧州復帰を果たした。 そのアヤックスでもキャプテンを任され、ここまで公式戦32試合の出場数を積み上げるが、フランス『レキップ』が「モナコにヘンダーソンを巡って大きな動き」とレポート。交渉中とも綴る。 モナコは稼働率の悪さが目立つデニス・ザカリアの不安を解消すべく、今冬に新たな中盤探し。そこで経験が豊富で、すぐに活躍も見込め、統率も期待できるヘンダーソンに白羽の矢を立てたとされる。 急に湧いて出たモナコの関心報道だが、移籍市場に精通するイタリア人記者のファブリツィオ・ロマーノ氏によると、ヘンダーソンはサインに近づき、2026年夏までの完全移籍でほぼ合意という。 また、ヘンダーソンとモナコは次のステップに向けても準備万端と綴られ、このまま移籍へと向かう様相。実現すれば、南野拓実にとってリバプール時代の同僚と再会となるが、いかに。 2025.01.31 12:10 Fri

リバプールの人気記事ランキング

1

「どうなるか分からない」去就が騒がしいアレクサンダー=アーノルド、残留決めたファン・ダイクは「最高の状態である必要がある」と信頼を寄せる

リバプールのキャプテンでもあるオランダ代表DFヴィルヒル・ファン・ダイクが、イングランド代表DFトレント・アレクサンダー=アーノルドについて語った。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えた。 リバプールは20日、プレミアリーグ第33節でレスター・シティと対戦。なかなかゴールが入らない展開となったが、76分に途中出場のトレント・アレクサンダー=アーノルドがゴールを記録し、0-1で勝利を収めた。 これによりリーグ優勝へ王手をかけたリバプール。試合を決めたアレクサンダー=アーノルドは今シーズン終了後にレアル・マドリー行きが噂されている。 自身は2年間の契約延長を果たしたばかりのファン・ダイクは、去就がどうなってもリバプールにとっては重要な存在であることには変わりないとした。 「これは大きな瞬間だ。彼の周りには多くの騒音がある。もちろん、誰もがそれが彼のせいなのか、それとも今の人生の一部なのかを議論するだろう」 「彼が残留するにせよ退団するにせよ、日曜日に彼がチームに決定機を与えてくれたことを当然のことと考えるべきではない」 「僕たちは相手が人間であることを忘れているようだ。彼はここ数カ月、様々な局面を経験しており、彼のこれまでの姿については誰もが意見を持っているだろう。しかし、僕たち選手は試合に勝ちたいと考えているし、彼はシーズンを通して重要な存在だった」 「まだ試合は残っている。トレント・アレクサンダー=アーノルドが最高の状態である必要がある。今後何が起こるかは、どうなるか分からない。それが人生であり、サッカーだ。どうなるか見てみよう」 <span class="paragraph-title">【動画】レスターが必死で守る中、アレクサンダー=アーノルドが強引にねじ込む!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="Ah2dfJdt5Yg";var video_start = 128;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2025.04.21 23:10 Mon
2

シャビ・アロンソ監督がフリーになる可能性!? レバークーゼンCEOが認める…レアル含めた4クラブのオファーは受けられる状況に

レバークーゼンの最高経営責任者(CEO)であるフェルナンド・カロ氏が、去就が注目されているシャビ・アロンソ監督()の去就について中有もく発言をした。スペイン『アス』が伝えた。 アロンソ監督は、2021年10月からレバークーゼンを指揮。2023-24シーズンは史上初のブンデスリーガ無敗優勝を果たし、DFBポカールも優勝。ヨーロッパリーグ(EL)では決勝まで進んだがアタランタに敗れ、無敗での3冠という偉業は逃したものの、チームを大きく飛躍させた。 今シーズンもブンデスリーガで優勝を争っていた中、ザンクト・パウリ戦で1-1のドローに終わり、首位のバイエルンとの勝ち点差は「5」に広がることとなった。 アロンソ監督には、かつて所属したレアル・マドリーが関心を強めているとされており、カルロ・アンチェロッティ監督がチャンピオンズリーグ(CL)での失敗により早期退任する可能性もあるとされ、その後任候補に挙がっていると見られている。 そんな中、カロ会長はローレウス賞の授賞式に出席。その際に、アロンソ監督の去就について注目発言をした。 レバークーゼンとアロンソ監督はすでに合意に至っているとし、アロンソ監督が現役時代に在籍したレアル・ソシエダ、リバプール、マドリー、バイエルンからオファーが来た場合は、フリーで手放すことになると明かした。 クラブは監督に対して3、4週間の猶予を与えているとのこと。ブンデスリーガのシーズンが終了する頃には、どうなるのかがハッキリするという。 2025.04.21 23:35 Mon
3

クドゥスを巡って争奪戦開始…アーセナルやリバプール、チェルシーらがすでに強い関心

ウェストハムがガーナ代表MFモハメド・クドゥス(24)を巡って争奪戦が開始されたようだ。イギリス『Caught Offside』が伝えた。 22年カタールW杯で一躍脚光を浴び、2023年8月にアヤックスからウェストハム入りしたクドゥスは、加入1年目から公式戦45試合の出場で14得点6アシストと躍動。今季はプレミアリーグ27試合で3得点2アシストと数字こそそれほどインパクトはないものの、試合中の存在感は抜群だ。 まごうことなきウェストハムの中心選手だが、クラブは来季に向けた新戦力を確保すべく、資金調達へクドゥスを売却する準備を整えているという。 正確なボールコントロールと加速力に加え、強靭な体幹によって馬力のある仕掛けも印象的な24歳に対しては、アーセナルやリバプール、チェルシーのビッグクラブが獲得への関心を強めており、その他のクラブもこれに追随する動きを見せているという。 また同紙によれば、クリスティアーノ・ロナウドが所属するサウジアラビアのアル・ナスルもかねてより高い関心を示しているが、クドゥス本人はかねてよりヨーロッパの主要なタイトル争いに参加することを望んでおり、その気持ちは変わらないようだ。 2025.04.22 13:50 Tue
4

ユナイテッドの守護神問題、フランクフルトの22歳GKを狙う? 移籍金は最低97億円か

守護神の問題が注目されているマンチェスター・ユナイテッドだが、ドイツから新たな守護神を迎えるかもしれない。 ユナイテッドは正守護神と務めるカメルーン代表GKアンドレ・オナナのミスが目立ち、批判の対象に。ルベン・アモリム監督は擁護したが、目に余るプレーがあるのも事実だ。 そんな中、ドイツ『ビルト』によれば、フランクフルトのブラジル人GKカウア・サントス(22)の獲得に関心を寄せているとのこと。正守護神GKケビン・トラップの負傷離脱の穴をしっかりと埋め、高いパフォーマンスを見せている。 198cmの恵まれたサイズを活かした迫力あるセーブは注目の的に。ユナイテッド、トッテナム・ホットスパー、そしてリバプールもカウア・サントスに関心を寄せているという。 フランクルとは2024年10月に先手を打ち、2030年までの契約延長を締結。サラリーも150万ユーロ(約2億4300万円)までに増額させており、移籍金は最低でも6000万ユーロ(約97億1500万円)以上に設定しているようだ。 2025.04.18 17:05 Fri
5

TAA弾で競り勝ったリバプールが5シーズンぶり優勝に王手! 19位レスターはセインツ続き1年での2部降格が決定…【プレミアリーグ】

プレミアリーグ第33節、レスター・シティvsリバプールが20日にキング・パワー・スタジアムで行われ、アウェイのリバプールが0-1で勝利した。なお、リバプールのMF遠藤航はベンチ入りも出場機会はなかった。 首位のリバプールは前節、ウェストハムとのホームゲームを2-1で勝利。今週に契約延長が発表されたキャプテンのファン・ダイクの劇的ゴールによって大きな勝ち点3を掴んだ。残り6試合で2位以下との勝ち点差は「13」に広がり、5シーズンぶりのプレミア制覇が間近な状況に。スロット監督はこの一戦で先発2人を変更。カーティス・ジョーンズ、ジョタに代えてソボスライ、ガクポを起用。ルイス・ディアスを1トップに配した。 一方、19位レスターは前節、ブライトン&ホーヴ・アルビオン相手に2-2のドロー。9試合ぶりの得点にリーグ連敗を「8」でストップしたが、降格回避は絶望的な状況。首位相手の勝利のみが今節の降格回避の条件となったなか、悲壮な決意でホームゲームに臨んだ。 今節先に試合を戦った2位アーセナルの勝利によってこの一戦での優勝はお預けとなったリバプール。それでも、アグレッシブに試合に入ると、開始3分にはディアスのショートスルーパスに抜け出したサラーがボックス右からの左足シュートでいきなりゴールに迫る。だが、このシュートは左右のポストを叩いた。 10分にはレスターもエンディディの右ポスト直撃のシュートでゴールに迫ったが、以降は首位チームが地力の差を見せつける。 前半半ばを過ぎてハーフコートゲームに持ち込むと、ソボスライやサラーが流れの中で再三のシュートを浴びせていく。さらに、セットプレーでは制空権を握ったコナテのヘディングシュートでゴールに迫ったが、GKヘルマンセンの好守や守備陣の体を張ったブロックに遭う。 前半終了間際にはディアスのアクロバティックなボレーシュートなどで見せ場を作ったスロットのチームだったが、前半のうちにゴールをこじ開けることはできなかった。 後半も開始早々のソボスライのシュートに始まり、57分にはツィミカスの鋭いシュートでゴールに迫ったが、いずれもGKヘルマンセンのビッグセーブに阻まれたリバプール。 60分にはガクポを下げてジョタを、71分にはブラッドリー、ソボスライに代えて負傷明けのアレクサンダー=アーノルドをエリオットとともに投入。すると、この交代策が見事に先制点をもたらす。 76分、右CKの場面でツィミカスのクロスをファン・ダイクが頭で合わせてゴール前で混戦を生むと、サラー、ジョタの連続シュートはいずれも枠に嫌われたが、ボックス左でこぼれに反応したアレクサンダー=アーノルドの強烈な左足シュートがゴールネットに突き刺さり、去就注目の生え抜きDFが均衡を破った。 その後は追加点こそ奪えなかったものの、ホームチームの反撃を危なげなく凌ぎ切ったリバプールが1-0で勝利。プレミアリーグ優勝に王手をかけたレッズは次節のトッテナムとのホームゲームで5シーズンぶりの悲願達成を目指す。 一方、敗れた19位レスターは4勝6分け23敗の勝ち点18で最下位のサウサンプトンに続いて1年でのチャンピオンシップ降格が決定した。 レスター・シティ 0-1 リバプール 【リバプール】 トレント・アレクサンダー=アーノルド(後31) 2025.04.21 02:30 Mon

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly