広島、青山や東ら主力と契約更新!
2020.12.31 14:15 Thu
サンフレッチェ広島は31日、MF柴﨑晃誠(36)、MF青山敏弘(34)、GK増田卓也(31)、DF井林章(30)、MF東俊希(20)と2021シーズンの契約を更新したことを発表した。
柴崎は2014年に徳島ヴォルティスから加入。7年目の今季はバックアッパーを務める形で明治安田生命J1リーグ13試合に出場した。
広島一筋を貫くバンディエラ・青山は31試合に出場。10月3日に行われた第20節のサガン鳥栖戦では、強烈なミドルシュートで2018年5月以来のゴールを決めていた。
広島県出身の増田も2012年のプロデビューから長く広島に在籍する一人。ここ数年はレンタル先のV・ファーレン長崎やFC町田ゼルビアで活躍した。4年ぶりに広島でプレーすることになった今季だが、出場機会はなかった。
東京ヴェルディから昨季加入の井林。不動の3センターバックの前になかなか出番が回ってこない中で、今季はJ1で12試合、ルヴァンカップで1試合に出場した。
柴崎は2014年に徳島ヴォルティスから加入。7年目の今季はバックアッパーを務める形で明治安田生命J1リーグ13試合に出場した。
広島一筋を貫くバンディエラ・青山は31試合に出場。10月3日に行われた第20節のサガン鳥栖戦では、強烈なミドルシュートで2018年5月以来のゴールを決めていた。
東京ヴェルディから昨季加入の井林。不動の3センターバックの前になかなか出番が回ってこない中で、今季はJ1で12試合、ルヴァンカップで1試合に出場した。
20歳の東は今季は飛躍の年に。MF柏好文から左ウイングバックのポジションを奪い、リーグ戦33試合に出場。第20節の鳥栖戦ではJ1初ゴールを決めた。
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U-22 Jリーグ選抜のコーチ陣に元日本代表がズラリ! 前田遼一、遠藤保仁、青山敏弘が就任…「JFA/J リーグポストユースマッチ」の第2回概要が発表
日本サッカー協会(JFA)とJリーグは30日、「JFA/J リーグポストユースマッチ」の第2回活動内容を発表。U-22 Jリーグ選抜のスタッフ体制も決定した。 「JFA/J リーグポストユースマッチ」は、23歳以下の世代を中心としたポストユース世代の発掘・強化を目的としたものとなる。 第1回の活動は22日に行われ、関東大学選抜と対戦し0-0のゴールレスドロー。90分の戦いを終えて、PK戦の末に関東大学選抜が勝利していた。 第2回の活動は5月12日(月)、13日(火)に行われ、J-GREEN 堺 S1 で関西学生選抜と対戦。13日の17時キックオフで行われる。なお、Jリーグ公式 YouTube チャンネルにて配信される。 第2回の活動に関しては、U-20日本代表コーチの菅原大介氏が監督を務めるほか、コーチには日本代表コーチの前田遼一氏、ガンバ大阪のコーチを務める遠藤保仁氏、サンフレッチェ広島でコーチを務める青山敏弘氏が務め、元日本代表の面々が顔を並べることとなった。 また、GKコーチにはU-20日本代表GKコーチの高原寿康氏、フィジカルコーチはU-23日本代表の矢野由治フィジカルコーチ、テクニカルスタッフはU-23日本代表、U-20日本代表のテクニカルスタッフである越智滋之氏が務める。 なお、第3回は11月中旬が予定されており、U-18 Jリーグ選抜が欧州遠征を行う予定だ。 2025.04.30 15:45 Wed5
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2年修行が続いた松本大弥、来季から広島復帰! 金沢での今季はJ2リーグ8得点
サンフレッチェ広島は3日、MF松本大弥(22)の来季復帰決定を発表した。 広島アカデミー卒の松本は2種登録を経験して、2019年に正式昇格。2021年から武者修行に出て、大宮アルディージャに続き、今季からツエーゲン金沢でプレーした。 その金沢ではケガによる戦線離脱もあったが、公式戦35試合に出場。明治安田生命J2リーグでは34試合出場でチーム2位の8ゴールと活躍した。 3年ぶりの広島復帰となる松本はクラブを通じてサンフレッチェ・ファミリーの皆さん、ただいま!」と復帰を報告。そして、喜びと決意を語った。 「2年間の期限付き移籍を経て、もう一度広島に帰ってくることができました。また素晴らしいチームの一員として戦えることを嬉しく思います。決して順風満帆な2年間ではありませんでしたが、この2年間でさまざまな経験もできました」 「この経験を生かしつつ、サンフレッチェ広島に新たな風を吹かせられるように全力で頑張りたいと思います。ファミリーの皆さんにエディオンスタジアム広島で会えることを楽しみにしています!」 一方、金沢の公式サイトを通じては「この度サンフレッチェ広島に復帰することになりました」と退団の挨拶とともに、感謝の言葉を綴っている。 「1年間という短い間でしたが本当に金沢が大好きになりました。もっともっとこの街に住みたい、金沢に貢献したいという思いが強くなりました。 しかし今回このような決断をしたのは今後の自分のサッカー人生を考え、また新しい場所でチャレンジしたい、厳しい環境でチャレンジしたいという思いが強かったからです」 「来シーズン金沢でプレーすることはできませんが、金沢のサポーターの皆さんに自分が活躍する姿を見せることが最大の恩返しだと思ってます! 引き続き応援してもらえると幸いです! 本当に1年間温かい応援ありがとうございました! 今後のツエーゲン金沢の躍進を願っています。ゲンゾーまたね!!」 2022.12.03 11:15 Sat5