マドリー、グラナダ戦で負傷したロドリゴの離脱を発表…西紙は全治3カ月と報道

2020.12.26 02:10 Sat
Getty Images
レアル・マドリーは25日、ブラジル代表FWロドリゴ・ゴエスの負傷を発表した。

ロドリゴは23日にホームで行われたラ・リーガ第15節のグラナダ戦に先発したが、38分にDFディミトリ・フルキエとの接触で右足を痛めてしまい、担架でピッチを後にした。

クラブの発表によると、診断結果は右足大腿二頭筋腱の負傷。離脱期間については明かされていないが、スペイン『アス』や『マルカ』は約3カ月の離脱になると報じている。
2019年の夏にサントスから加入したロドリゴ・ゴエスは、今季ここまで公式戦17試合1ゴール6アシストを記録。利他的な精神やチームへの献身性、戦術理解度を含めてジネディーヌ・ジダン監督から高い評価を受けていた。

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大活躍中のロドリゴ、尊敬する選手を明かす

レアル・マドリーに所属するブラジル代表のFWロドリゴ・ゴエスが、尊敬しているチームメイトを教えてくれた。スペイン『マルカ』が伝えている。 ロドリゴは2019年夏にサントスからマドリーに加入した。9月25日のラ・リーガ第6節オサスナ戦でリーグ戦初出場を飾り、同リーグ初得点を決めると、徐々に出場時間が増加。11月6日のチャンピオンズリーグ(CL)第4節のガラタサライ戦ではハットトリックを決め、チームを6-0の大勝に導くなど、覚醒を予感させている。 そんなロドリゴはテレビ番組『Campo de Estrellas』に出演した際、同僚のベルギー代表FWエデン・アザールを尊敬していることを明かした。 「Facebookの壁紙(ヘッダー画像)をアザールにしていたんだ」 「(ガラタサライ戦で)僕が3ゴールを決めた時、アザールが僕に『4点決めるべきだったよ』と言ってきたんだ」 また、ロドリゴは同クラブの監督であるジネディーヌ・ジダン監督に初めて会った時のことや、マドリーからオファーを受けた時のことをこう振り返る。 「ジダンに会った時、自分から握手したよ。プロになる前、よくジダンのプレーをみていたんだ」 2019.12.11 13:23 Wed
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【2019-20ラ・リーガ シーズン総括】超WS選出の最優秀選手はカゼミロ!

◆再開後、爆走のレアル・マドリーが3季ぶりの戴冠! バルセロナとマドリードの2強による三つ巴の覇権争いが見込まれた今季のラ・リーガを制したのは、レアル・マドリーだった。 3シーズンぶりの覇権奪還に向けてMFアザールやDFメンディ、DFミリトン、FWヨビッチと大型補強を敢行したマドリーだが、その新戦力で及第点を与えられるのは左サイドバックの主力を担ったメンディと補強の効果は薄かった。逆に、嬉しい誤算となったのが、昨季の46失点から25失点と大幅に改善された守備。 圧巻のパフォーマンスでサモラ賞に輝いた守護神クルトワ、攻守両面で絶大な存在感を放った主将DFセルヒオ・ラモス、MFカゼミロとセンターラインを担った守備陣がシーズンを通して安定した働きをみせ、アトレティコ・マドリーはおろか今季欧州5大リーグ最少失点を記録。その意外な堅守と、フル稼働で前線をけん引したエースFWベンゼマらの勝負強さが3シーズンぶりの戴冠の最大の要因となった。 また、ジダン監督の卓越したチームマネジメントにより、序盤、中盤戦に台頭したMFバルベルデやFWヴィニシウス、FWロドリゴらの若手、シーズン終盤戦に存在感を放ったMFクロース、MFモドリッチらベテラン勢とシーズンを通してチームとしての歯車がうまく噛み合った。特筆すべきは、新型コロナウイルスの影響で約3カ月の中断を経て再開されたシーズン終盤戦。特殊な状況下、過密日程によって多くのライバルが勝ち点を取りこぼした中、10勝1分けの圧巻の戦績で最後は独走態勢を築いた。 その優勝チームと勝ち点5差の2位に甘んじて3連覇を逃したバルセロナは、絶対的なエースFWメッシ、守護神テア・シュテーゲンの攻守の要2人の孤軍奮闘光るも、シーズンを通して安定感を欠いた。目玉補強となったFWグリーズマンの不振や一部主力の離脱が重なり、取りこぼしが目立った中、中盤戦にかけては首位を維持していたが、今年1月にはスーペルコパ・デ・エスパーニャ敗退の影響もありバルベルデ前監督を解任。後任にセティエン監督を招へいするも、チグハグな戦いぶりは変わらず。チームとして戦い方の最適解を見いだせず、再開後は悪い内容ながらも何とか勝ち点を積み上げたが、絶好調のマドリーを最後まで捕まえ切れなかった。 その2強以上に大幅なスカッド刷新を図ったアトレティコは、大きく水を開けられる形での3位フィニッシュとなった。前述のグリーズマン、闘将DFゴディンなど、近年の黄金期を支えたベテランがチームを離れた中、グリーズマンの後釜としてFWフェリックスを獲得するなど、各ポジションを刷新。開幕3連勝と上々の滑り出しを見せたが、以降は度重なる前線の負傷者の影響などもあり、以前から課題とされる得点力不足が顕著に。最終的な得点数はリーグ7位の51ゴールと、リーグ2位(27失点)の堅守を生かせず、停滞感が漂うシーズンとなった。 異次元の3強を除くオトラ・リーガを制したのは、ロペテギ体制1年目のセビージャ。ポルト、マドリー、スペイン代表ではポゼッション重視の理想主義の印象が強かったロペテギ監督だったが、セビージャではソリッドな守備を特長とする手堅いチームを作り上げた。敏腕SDモンチ主導の下、新戦力のFWオカンポス、DFクンデ、DFジエゴ・カルロス、DFレギロンらが主力を担い、得点力には改善の余地も攻守両面で安定したシーズンを送り、最大の目標だったトップ4フィニッシュを達成した。 ヨーロッパリーグ(EL)出場権争いでは、確固たるスタイルを持った複数のチームが序盤戦、中盤戦、終盤戦と主役級の輝きを放った中、最終的にビジャレアル(5位)、レアル・ソシエダ(6位)、グラナダ(7位)の3チームが出場権を確保。リーグ再開後に好調を維持したビジャレアルは、DFパウ・トーレス、MFカソルラ、FWジェラール・モレノとセンターラインが安定しており、そこに多士済々のアタッカーが絡む魅力的な攻撃でリーグ3位の得点数(63点)を記録。同じくMFウーデゴールやFWオヤルサバルら若きアタッカーが存在感を放ったソシエダは、前半戦の主役を担った。 残留争いではレガネス(18位)、マジョルカ(19位)、エスパニョール(最下位)の3チームがセグンダに降格となった。元日本代表指揮官のアギーレ監督の下、シーズン終盤に盛り返したレガネスだが、今冬にFWエン=ネシリ、FWブラースヴァイトと主力ストライカーを引き抜かれたことが痛恨に。昇格組マジョルカは戦力的にプリメーラ残留を掴むほどの力はなかった。27年ぶりの降格となったエスパニョールは監督人事、戦力補強すべてが失敗に終わり、落ちるべくして落ちた印象だ。 最後に、マジョルカFW久保建英、エイバルMF乾貴士の2選手に関してはシーズンを通して残留争いに巻き込まれた中、久保が35試合4ゴール5アシスト、乾が29試合2ゴール4アシストとまずまずの数字を残している。来季に向けては久保のビジャレアルへのレンタル移籍が決定し、乾の残留も決定的となっている。 【最優秀選手&監督】 ★最優秀選手 ◆MFカゼミロ(レアル・マドリー) <div style="text-align:center;"><img src="http://ultra-soccer.jp/division_image/TOP/get20200807_102_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 単純なスタッツ、パフォーマンスを考えれば、異次元のメッシを選出すべきだが、3シーズンぶりの優勝を果たしたマドリーに敬意を払い、カゼミロをMVPに選出。カピタンとして堅守をリードし、キャリアハイの11ゴールを挙げたDFセルヒオ・ラモス、サモラ賞獲得のGKクルトワ、エースストライカーのFWベンゼマも捨てがたいが、フランス人指揮官が最も替えの利かない存在と考えるブラジル代表MFを推したい。 コンディション調整が非常に難しい特殊なシーズンにおいても、一定以上のコンディションを維持し続けて優勝チームの中盤に常に優位性をもたらした。豊富な運動量、ポジショニングセンス、球際の強さ、要所で見せる絶妙な攻撃参加と獅子奮迅の活躍ぶりだった。 ★最優秀監督 ◆ジネディーヌ・ジダン(レアル・マドリー) <div style="text-align:center;"><img src="http://ultra-soccer.jp/division_image/TOP/get20200807_102_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> セビージャ、ビジャレアル、グラナダを躍進させた指揮官たちの仕事ぶりも見事だったが、前代未聞のシーズンの優勝監督を最優秀監督に選出。正直なところ、2016-17シーズンの前回優勝時、CL3連覇に関しては現役時代から培ってきた卓越した勝負勘、底知れぬ勝負強さという、いわゆる“持っている”という印象が強かったが、今シーズンの優勝に関しては指揮官としてのマネジメント能力、戦術眼、采配力と確かな手腕を感じさせられた。 シーズン序盤に関しては目玉補強のアザールなどの主力の出遅れや、全体的なコンディションの重さもあって勝ち切れない状況が続いたが、その苦境をMFバルベルデやFWロドリゴ、FWヴィニシウスという若手の台頭でうまく埋めた。その後はセルヒオ・ラモス、ベンゼマの勝負強さと、守護神クルトワを中心とする堅守を武器に順調に勝ち点を重ね、今季の覇権争いのターニングポイントとなった3月のクラシコでは我慢強く起用し続けたヴィニシウスの活躍もあって会心の勝利。そして、リーグ再開後は圧巻の11戦無敗で駆け抜け、3季ぶりの戴冠を果たした。ベイルとやハメスといった不満分子の扱いにやや苦慮したものの、そのカリスマ性を武器に見事にチームをまとめ上げた。 【期待以上】 ★チーム ◆グラナダ <div style="text-align:center;"><img src="http://ultra-soccer.jp/division_image/TOP/get20200807_102_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 昇格組ながらクラブ史上初のEL出場権を獲得する快挙を達成。39歳の青年指揮官ディエゴ・マルティネス監督の下、昨季のセグンダA(2部)を2位で終え2016-17シーズン以来のプリメーラに復帰したグラナダ。 FWソルダード、MFゴナロンといった実力者を補強も下馬評は決して高くなかったが、[4-4-2]をベースに各選手が自身の役割を全うする組織だったスタイルを武器に快進撃を続け、第10節にはマドリーやバルセロナ、アトレティコを抑えて首位に立った。その後は対戦相手の分析が進み、冬の期間には負けが先行。だが、第24節から6戦負けなしと復調を見せると、リーグ再開後も着実に勝ち点を重ねた。そして、9位で迎えた最終節ではアスレティック・ビルバオに4-0の快勝を収めると、ヘタフェとバレンシアの敗戦によって7位でフィニッシュし、クラブ史上初のEL出場権を獲得した。 ★選手 ◆FW久保建英(マジョルカ) <div style="text-align:center;"><img src="http://ultra-soccer.jp/division_image/TOP/get20200807_102_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 今季ラ・リーガのサプライズに。FC東京から世界屈指の名門レアル・マドリーに加入した若き日本代表は、昇格組のマジョルカを武者修行先に選択。昨年9月1日の第3節バレンシア戦でプリメーラデビューを飾ると、数試合の準備期間を経て同年11月のビジャレアル戦で待望の初ゴール。以降は一時期ベンチを温める難しい期間はあったものの、最終的にリーグ戦35試合に出場し4ゴール5アシストを記録。 とりわけ、長期に渡る中断期間に取り組んだフィジカルトレーニングによって、再開後は持ち味のテクニック、戦術眼に強さとスピードが加わり、切れ味鋭い仕掛け、視野の広さとキック精度を生かした高精度のチャンスメークで、アトレティコやバルセロナ、マドリーといった世界屈指の守備陣を手玉に取る鮮烈な活躍を披露した。なお、来シーズンは今季5位のビジャレアルが新たな修行先となる。 【期待外れ】 ★チーム ◆ベティス <div style="text-align:center;"><img src="http://ultra-soccer.jp/division_image/TOP/get20200807_102_tw6.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 好タレント擁するも、昨季以下の15位と振るわず。昨シーズンを10位で終えたベティスはセティエン前監督(現バルセロナ)の後任として、昨季エスパニョールにEL出場権をもたらしたルビ監督を招へい。さらに、GKパウ・ロペス、MFロ・チェルソ、DFフィルポら主力が抜けた中、FWイグレシアス、FWフェキル、DFエメルソン、FWフアンミ、MFアレーニャ(冬加入)らを補強。 しかし、堅守速攻をベースとするルビ監督のスタイルは、極端なポゼッションスタイルを採用していた前体制と大きくやり方が異なることもあり、シーズン序盤から苦戦。中位以下に甘んじる状況が続く中、6月半ばにはルビ監督の更迭に踏み切った。その後、トゥルヒージョ暫定指揮官の下で辛くも残留を手繰り寄せるのが精一杯だった。新シーズンに向けてはチリ人指揮官ペジェグリーニ 監督の招へいが決定しているが、ここに来て中国行きの可能性が浮上したことにより、ジョルディ・クライフ氏への指揮官交代も噂されている。 ★選手 ◆FWエデン・アザール(レアル・マドリー) <div style="text-align:center;"><img src="http://ultra-soccer.jp/division_image/TOP/get20200807_102_tw7.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> エルブランコ加入の夢実現もキャリア最悪のシーズンに。チェルシーとベルギー代表の絶対的なエースとして、1億ユーロ超えの鳴り物入りで加入したアザールだが、シーズンを通じてコンディション面に問題を抱え、16試合出場1ゴール3アシストという低調な数字に終わった。 プロデビューシーズンを除きリール、チェルシーでは毎シーズン30試合以上に出場するタフネスぶりも売りのひとつだったが、憧れのクラブ加入で気が緩んだか、完全にウエイトオーバーでシーズンを迎えると、持ち味の鋭い仕掛けは見る影もなし。さらに、全権を与えられたチェルシー時代と異なり、チームプレーを求められた影響もあり、窮屈なプレーぶりも目立った。本調子を出し始めた昨年11月の負傷離脱は不運としか言いようがないが、それでも同じく苦戦したFWフェリックス、FWグリーズマンと比較しても、最も期待外れなプレーヤーだった。 2020.08.11 21:00 Tue
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25年続くラウールの記録 CLでの最年少ハットトリック

昨シーズンのスペイン代表FWアンス・ファティ(バルセロナ)、そして今シーズンのU-20ドイツ代表FWユスファ・ムココ(ドルトムント)など、次々と逸材が現れる欧州サッカー界。 チャンピオンズリーグ(CL)でもその傾向は強く、最年少出場やゴールの記録が次々と更新されている。 <div id="cws_ad">◆若きラウールの偉業<br/><div style="margin:0 auto; max-width:100%; min-width:300px; " ><div style="position: relative; padding-bottom:56.25%; height: 0; overflow: hidden; "><iframe src="https://embed.dugout.com/v2/?p=eyJrZXkiOiJvTkJBZ3ZPQyIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0=" style="width: 300px; min-width: 100%; position: absolute; top:0; left: 0; height: 100%; overflow: hidden; " width="100%" frameborder="0" allowfullscreen scrolling="no"></iframe></div></div></div> そんな中、25年間破られていない一つの記録がある。元スペイン代表FWラウール・ゴンサレス氏による、最年少ハットトリックの記録だ。 レアル・マドリーの下部組織出身のラウール氏は、1994年に、当時の監督ホルヘ・バルダーノ氏の抜擢を受け、わずか17歳4カ月でロス・ブランコスのファーストチームデビューを飾る。 デビューシーズンにリーグ戦28試合9ゴールと結果を残し、クラブのリーグ制覇に貢献すると、そのまま主力へと定着していった。 そんなラウール氏のCL初ゴールと初ハットトリックは、1995年10月18日に行われたグループステージ、ハンガリーのフェレンツヴァーロシュ戦。 まずは23分、左CKの流れからラウールがダイビングヘッドで詰め、幸先よく先制点を奪う。さらに直後の24分にはFWイバン・サモラーノのパスを受けたラウールが左足で流し込み、すぐさま追加点を奪取する。 その後、両チームが得点を奪い合い、5-1で迎えた84分にはマドリーの華麗なパスワークから最後はラウールが沈め、ハットトリックを達成した。 当時のラウールは18歳と113日という若さ。CLの舞台で10代の選手がハットトリックを達成するのは史上初の出来事だった。 ちなみに、ラウール氏に次ぐ若さでハットトリックを達成したのは、現レアル・マドリーのブラジル代表FWロドリゴ。2019-20シーズンのグループステージ、ガラタサライ戦で、18歳301日で達成している。 <div style="text-align:left;" id="cws_ad">◆CL最年少ハットトリック(当時の所属クラブ)<br/>18歳113日:ラウール・ゴンサレス(レアル・マドリー)<br/>1995年10月18日 vsフェレンツヴァーロシュ<br/><br/>18歳301日:ロドリゴ(レアル・マドリー)<br/>2019年11月7日 vsガラタサライ<br/><br/>18歳339日: ウェイン・ルーニー(マンチェスター・ユナイテッド)<br/>2004年9月28日 vsフェネルバフチェ<br/><br/>19歳58日: アーリング・ハーランド(ザルツブルク)<br/>2019年9月17日 vsヘンク<br/><br/>19歳306日: ヤクブ・アイエグベニ(マッカビ・ハイファ)<br/>2002年9月24日 vsオリンピアコス 2020.12.08 16:30 Tue
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チェルシーの心を折ったロドリゴ、モドリッチの助言が生きたと明かす「いつも僕に…」

レアル・マドリーのブラジル代表FWロドリゴ・ゴエスが、チェルシー戦を振り返った。クラブ公式サイトが伝えた。 12日、チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝2ndレグのレアル・マドリーvsチェルシーがサンティアゴ・ベルナベウで行われた。 1stレグをアウェイで3-1と勝利していたマドリー。2点のリードを持って臨んだ2ndレグだったが、チェルシーの反撃に遭い、15分に先制されると、51分にもゴールを奪われ、2戦合計3-3に。さらに75分には逆転ゴールを許し、2戦合計3-4と逆転され万事休すとなる。 しかし、80分にロドリゴが値千金の同点ゴールを決めて延長戦へ。すると101分に1stレグでハットトリックを決めたカリム・ベンゼマがゴール。2戦合計5-4でベスト4へ勝ち上がった。 逆転したチェルシーの心を挫くゴールを決めたロドリゴ。ルカ・モドリッチからの絶妙なパスにも言及し、言われた通りに動いた結果のゴールだとした。 「ルカのアシストは印象的だった。彼はいつも僕にスペースを突くように言ってくる、それは、彼が僕にパスを出すつもりだからだ。それが起こったんだ」 「ゴールも勝ち上がりも満足している。僕たちは多くの苦しみを味わっている。予想以上に難しい試合になることはわかっていたよ」 「監督はいつも僕に何を求めているのかと尋ねてきたんだ。僕は良い試合をプレーすることを考えていたけど、自分のパフォーマンスを見せるにはゴールが足りなかった」 「ゴールを決めて、試合を決めた。僕たちに落ち着けと言い、ゴールがそのうち来ると言った。とても嬉しいよ」 <span class="paragraph-title">【動画】チェルシーを落胆させたモドリッチのスーパーパスにロドリゴのゴール!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="mrUOPYrlJyk";var video_start = 37;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2022.04.13 12:55 Wed

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マドリーは今夏左SBも補強へ…新指揮官のスタイルに合致した複数候補をリストアップ

レアル・マドリーは今夏の移籍市場で左サイドバックの補強にも動くようだ。 UEFAスーパーカップを除き今シーズンの主要タイトルをすべて逃すことが決定的となったマドリー。エル・クラシコ敗戦翌日にはカルロ・アンチェロッティ監督の今シーズン限りの退団が決定し、新シーズンはレバークーゼンの指揮官を今季限りで退任するシャビ・アロンソ監督を新指揮官に迎えて捲土重来を期す。 新シーズンに向けてはすでにリバプールのイングランド代表DFトレント・アレクサンダー=アーノルドの獲得が内定。また、懸念のセンターバックではボーンマスのスペイン代表DFディーン・ハイセン、リバプールとアーセナルでプレーするフランス代表のイブラヒマ・コナテ、ウィリアム・サリバらの名前が挙がっている。 そんななか、クラブはフランス代表DFフェルラン・メンディの離脱が続き、2番手のスペイン人DFフラン・ガルシアの力不足も否めない左サイドバックの補強にも動くようだ。 以前にはバイエルンのカナダ代表DFアルフォンソ・デイビス獲得に動いていたが、現在のターゲットは新指揮官の教え子とクラブ在籍歴がある3選手が有力な候補だという。 1人目はレバークーゼンでプレーするスペイン代表DFアレハンドロ・グリマルドで、スペイン『Cadena SER』は適切な移籍金で獲得可能な元バルセロナDFが指揮官のラブコールに応じる可能性は高いとみている。 その他ではミランのフランス代表DFテオ・エルナンデス、ジローナのスペイン人DFミゲル・グティエレス、ベンフィカU-21スペイン代表DFアルバロ・カレーラス。いずれもクラブのカンテラに在籍経験があり、スペイン『Relevo』は900万ユーロ(約14億8000万円)の買い戻し条項を有するグティエレスは具体的なターゲットになると考えている。 また、それ以外でもボーンマスのハンガリー代表DFミロシュ・ケルケズ、アヤックスのオランダ代表DFジョエル・ハトにも関心を示しているという。 いずれの選手も3バックと4バックを併用する新指揮官のスタイルに合致しそうなプロフィールの持ち主だが、どの選手がエル・ブランコの新戦力になるのか。 2025.05.13 22:33 Tue
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「選手のほとんどはマドリーに行きたい」リバプールOBがアレクサンダー=アーノルドの移籍に言及、ファンのブーイングには「私には無理」

リバプールのOBでもあるジェイミー・キャラガー氏が、今シーズン限りで退団するイングランド代表DFトレント・アレクサンダー=アーノルドへのファンのブーイングに言及した。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えた。 11日、プレミアリーグ第36節でリバプールはホームにアーセナルを迎えた。 すでに優勝を決めた首位のリバプールが2位のアーセナルを迎えた戦いに。試合は20分にコーディ・ガクポ、21分にルイス・ディアスと連続ゴールを決めてアーセナルに力の差を見せつけた。 スタンドも2位相手の連続ゴールに大きく盛り上がりを見せたが、アーセナルは後半に反撃。47分にガブリエウ・マルティネッリのゴールが決まり1点差とされると、70分にはミケル・メリーノにゴールを奪われ同点に。その後数的有利となるも最後までゴールを奪えず、2-2のドローに終わった。 この試合は右サイドバックとしてコナー・ブラッドリーが先発出場。67分にアレクサンダー=アーノルドと交代となったが、ピッチに入った途端にスタンドからは拍手と大きなブーイングが入り混じった声援が飛んだ。 『スカイ・スポーツ』の「Super Sunday」に出演したキャラガー氏は、この事態について言及。チームのために戦っている選手へのブーイングはできないとした。 「これがこの試合のストーリーだ。試合後にはこれが話題になるだろうし、各新聞の裏面にも載るだろう」 「その多さに驚いた。私としては、赤いシャツを着てトロフィーを獲得する選手がブーイングを受けるべきではないと思う」 「自分のチームの選手がプレーしているときにブーイングをするのは、私には無理だ」 「(ブーイングは)行き過ぎだった。あれが彼の最後の出番になる可能性もあったが、リバプールにサーカスは必要ないので、それが正しいことだったのかもしれない」 また、リバプールについても手痛い指摘をした。 「どのサッカークラブのファンでも、今のリバプールのファンでも、おそらく聞きたくない話だろうが、リバプールのロッカールームにいる選手のほとんどは、レアル・マドリーでプレーしたいと思っている」 「私もロッカールームにいたことがあるが、選手たちは我々のもとを去ってバルセロナやレアル・マドリーに行ってしまった。ファンにとっては非常に辛いことだが、彼らはいつも『この選手は我々のことを愛している』と思っているため、どこか他のところに行ってしまうという罠に陥っているような気がする」 「選手たちはファンのようには考えていない。ロッカールームの選手たちは『レアル・マドリーでプレーしたい』と思っている。彼らはぜひともそうしたいと思っているのだ」 アレクサンダー=アーノルドもレアル・マドリーへの移籍が濃厚ともみられている。過去には、マイケル・オーウェンやシャビ・アロンソなどが移籍しており、歴史ある世界最高峰のクラブでもあるマドリーへの移籍は望まれているものだとの見解を示した。 2025.05.12 21:20 Mon
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「生涯レアルのファン」ブラジル代表監督就任決定のアンチェロッティ監督が6シーズン指揮したレアルに感謝「一生忘れられない素晴らしい思い出」

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マドリーがスペイン代表DFハイセン獲得合意を正式発表!プレミアリーグ終了後にチームに合流

レアル・マドリーは17日、ボーンマスに所属するスペイン代表DFディーン・ハイセン(20)の獲得合意を発表した。契約期間は2025年6月1日~2030年6月30日までの5年間となる。 なおボーンマスによれば、マドリーは契約解除金として5000万ポンド(約97億円)を支払ったとのことだ。 ハイセンは197cmの高さを備え、両足でボールを扱えるモダンなセンターバック。ユベントスの下部組織に所属し、昨シーズン後半にはローマへ加入して公式戦13試合に出場するなど存在感を示した。 その後、ユベントスへ復帰するもクラブは売却に動き、昨夏の移籍市場でボーンマスに完全移籍。アンドニ・イラオラ監督から徐々に信頼を得ると、20歳ながらチームの主力センターバックに定着。 プレミアリーグ30試合3ゴールを記録し、3月にはスペイン代表を選択してデビューしていた。 2025.05.17 20:00 Sat
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マドリーがスペイン代表DFハイセン獲得で合意、CWCでデビューへ

レアル・マドリーがボーンマスのスペイン代表DFディーン・ハイセン(20)獲得で合意に達したようだ。『マルカ』や『アス』などスペイン主要メディアが報じている。 移籍金は契約解除金の5000万ポンド(約97億円)。元所属クラブのユベントスに10%、マラガに5%を支払う契約とのこと。 クラブ・ワールドカップ(CWC)開催の影響により6月1日から10日まで移籍期間が開かれる中、CWCに出場するマドリーはこの期間にハイセンを獲得し、負傷者を多数抱えるディフェンスラインの穴を埋める存在としてCWCでデビューさせる意向とのことだ。 オランダ出身ながら5歳でスペインに移住したセンターバックのハイセンは、今季移籍したボーンマスで飛躍。プレミアリーグ30試合3ゴールを記録し、3月にはスペイン代表を選択してデビューしていた。 2025.05.15 13:30 Thu

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