MVP受賞の柏FWオルンガが28ゴールで最も印象深いのは「仙台戦のゴール」《2020Jリーグアウォーズ》
2020.12.22 22:12 Tue
柏レイソルのケニア代表FWオルンガ(26)が、2020Jリーグの最優秀選手賞を受賞した。アフリカ出身の選手として初の受賞となった。
今シーズンは明治安田J1で32試合に出場し28得点を記録。柏の選手として初のJ1得点王になると、チームは7位で終了していた。
オルンガは最優秀選手賞受賞に際して、メディアの取材に応対。受賞した感想や、日本での活躍についてコメントした。
◆FWオルンガ(柏レイソル)
──ベストイレブン、最優秀選手賞、そして得点王に輝いた感想は
「柏レイソルで初の得点王、アフリカ出身選手として初のMVPもとても光栄です」
「偉業を達成することによって、日本国内、そして海外にも良い意味で影響を与えていきたいと思いますし、今後とも、Jリーグはアジアの中でベストのリーグとしてもっともっとアフリカ出身の選手にここでサッカーをしてもらいたいと思います」
──3シーズンを通しての成長、今季28得点をとれた要因は
「2018年の夏に来日した時に、柏レイソルはリーグで凄く難しい状況に置かれていました。チーム自体が勝たなくてはいけない中で、少ない試合で3ゴールを決めることができました。ガッカリして、フラストレーションが溜まったままシーズンを終えました」
「でも、柏のサポーターが僕に信頼を寄せてくれて、責任感を持って自分がプレーしなければいけないということで、そこから2シーズンはフルシーズンを戦うことができました」
「試合をすることで学ぶことができました。ピッチ内外で学びが多かったと思います」
「自分が順応しなければいけないところと、日本の文化をしっかり理解して、支えてくれるチームメイトと良い関係を持ちたいということで、成功の物語に繋がったと思う」
──どうやって順応していったのか
「気候もかなり蒸し暑かったのもありましたが、自分がなるべく早くそれに適応できるように努力しました。ただ、僕1人だけでなく、周りの方々も支えてくれました。気候もですが、生活面、ピッチの上だけでなく、日常でもうまく自分の力が発揮できるように協力してくれました」
「ただ、選手として結果を出せなかったのは、自分自身のパフォーマンスにも影響があり、もっと責任を持ってレイソルにふさわしいところにチームを戻さなければと考えたときに、降格した時に残った選手と、新しく来たネルシーニョ監督の下で、自分の成長を続けながら、2019シーズンを良い形で終えることとなりました」
──28得点を決めたが、最も印象深いゴールは
「全てのゴールが凄く嬉しかったし、楽しかったです。その中で1つ選ぶとしたら、仙台戦(7月26日の第7節)でボールをうまくコントロールできて、シュートまで短い間で決めることができたので、それがJ1での初のハットトリックにも繋がりました」
──日本で成功するためのアフリカ出身の選手が持つ要素は
「アフリカ出身の選手の潜在能力に関してはすごく高いと思います。今J2でピーター・ウタカが戦っていて、彼は本当に素晴らしい選手だと思います」
「ただ、日本のサッカーは異なるものもあります。日本人選手はかなり献身的にプレーしているので、その中で自分がどこまでできるか。どういうプレーをすれば自分が通用するかを考えて、理解して、自分の力を発揮することができれば、この難しいリーグでも良い形で結果を出せると思います」
──2シーズンにわたってネルシーニョ監督と仕事をしたが、その影響は
「ネルシーニョ監督は結果にこだわる監督でもあり、彼の哲学に関してはヴィクトリア(勝利)で、練習試合であっても公式戦、リーグ戦、カップ戦と関係なく、常に勝利するという考えの下でやっています」
「ただ、勝つためにはハードワークが欠かせないです。そういったメンタリティをチームの選手たちに体で覚えさせるということができました。その上、規律を重んじる人なので、それはピッチ上だけじゃなく、ピッチ外でも色々と選手たちの行動、言動を見ながら判断し、それがチームの成功に繋がっていると思います」
「僕自身としては彼とサッカーすることで、色々なことを教えてもらって、自分が得点をするためにこういうシュートとか、ゴールに繋がる方法を個人だけでなく、チーム全体に求めているので、サッカーをする上で結果に繋がったと思います」
今シーズンは明治安田J1で32試合に出場し28得点を記録。柏の選手として初のJ1得点王になると、チームは7位で終了していた。
◆FWオルンガ(柏レイソル)
──ベストイレブン、最優秀選手賞、そして得点王に輝いた感想は
「Jリーグに感謝したいと思います。私にとって2020シーズンは素晴らしいシーズンで、多くのゴールを決めることができましたが、それは柏レイソル関係者の皆さんのおかげで実現することができたと思います」
「柏レイソルで初の得点王、アフリカ出身選手として初のMVPもとても光栄です」
「偉業を達成することによって、日本国内、そして海外にも良い意味で影響を与えていきたいと思いますし、今後とも、Jリーグはアジアの中でベストのリーグとしてもっともっとアフリカ出身の選手にここでサッカーをしてもらいたいと思います」
──3シーズンを通しての成長、今季28得点をとれた要因は
「2018年の夏に来日した時に、柏レイソルはリーグで凄く難しい状況に置かれていました。チーム自体が勝たなくてはいけない中で、少ない試合で3ゴールを決めることができました。ガッカリして、フラストレーションが溜まったままシーズンを終えました」
「でも、柏のサポーターが僕に信頼を寄せてくれて、責任感を持って自分がプレーしなければいけないということで、そこから2シーズンはフルシーズンを戦うことができました」
「試合をすることで学ぶことができました。ピッチ内外で学びが多かったと思います」
「自分が順応しなければいけないところと、日本の文化をしっかり理解して、支えてくれるチームメイトと良い関係を持ちたいということで、成功の物語に繋がったと思う」
──どうやって順応していったのか
「気候もかなり蒸し暑かったのもありましたが、自分がなるべく早くそれに適応できるように努力しました。ただ、僕1人だけでなく、周りの方々も支えてくれました。気候もですが、生活面、ピッチの上だけでなく、日常でもうまく自分の力が発揮できるように協力してくれました」
「ただ、選手として結果を出せなかったのは、自分自身のパフォーマンスにも影響があり、もっと責任を持ってレイソルにふさわしいところにチームを戻さなければと考えたときに、降格した時に残った選手と、新しく来たネルシーニョ監督の下で、自分の成長を続けながら、2019シーズンを良い形で終えることとなりました」
──28得点を決めたが、最も印象深いゴールは
「全てのゴールが凄く嬉しかったし、楽しかったです。その中で1つ選ぶとしたら、仙台戦(7月26日の第7節)でボールをうまくコントロールできて、シュートまで短い間で決めることができたので、それがJ1での初のハットトリックにも繋がりました」
──日本で成功するためのアフリカ出身の選手が持つ要素は
「アフリカ出身の選手の潜在能力に関してはすごく高いと思います。今J2でピーター・ウタカが戦っていて、彼は本当に素晴らしい選手だと思います」
「ただ、日本のサッカーは異なるものもあります。日本人選手はかなり献身的にプレーしているので、その中で自分がどこまでできるか。どういうプレーをすれば自分が通用するかを考えて、理解して、自分の力を発揮することができれば、この難しいリーグでも良い形で結果を出せると思います」
──2シーズンにわたってネルシーニョ監督と仕事をしたが、その影響は
「ネルシーニョ監督は結果にこだわる監督でもあり、彼の哲学に関してはヴィクトリア(勝利)で、練習試合であっても公式戦、リーグ戦、カップ戦と関係なく、常に勝利するという考えの下でやっています」
「ただ、勝つためにはハードワークが欠かせないです。そういったメンタリティをチームの選手たちに体で覚えさせるということができました。その上、規律を重んじる人なので、それはピッチ上だけじゃなく、ピッチ外でも色々と選手たちの行動、言動を見ながら判断し、それがチームの成功に繋がっていると思います」
「僕自身としては彼とサッカーすることで、色々なことを教えてもらって、自分が得点をするためにこういうシュートとか、ゴールに繋がる方法を個人だけでなく、チーム全体に求めているので、サッカーをする上で結果に繋がったと思います」
|
関連ニュース