CL初勝利のインテル、コンテはチームの成長を喜ぶ「彼らはこの勝利にふさわしい」

2020.12.02 15:46 Wed
Getty Images
インテルアントニオ・コンテ監督が、今季のチャンピオンズリーグ(CL)で初勝利を挙げたチームを称えた。クラブ公式サイトが伝えている。
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1日に行われたCLグループB第5節において、インテルはグループ首位のボルシアMGとアウェイで対戦。ここまで未勝利が続き、負ければグループステージ敗退が決定するインテルにとって、まさに背水の陣となる一戦になった。試合はインテルがDFマッテオ・ダルミアンのゴールによって幸先よく先制するも、前半終了間際に追いつかれてしまう。しかしそこで気落ちすることなく、後半にエースであるFWロメル・ルカクが2ゴールをマーク。その後1点を返されたものの、3-2のスコアで試合終了となり、インテルは今季のCL初勝利を飾っている。
この結果、インテルは最終節シャフタール戦に勝利すると、他試合の結果次第で決勝トーナメント進出が決まる状況となった。試合後のインタビューに臨んだコンテ監督は、チームが一丸となって試合に挑んだことを喜んでいる。

「我々がチームになっていなければ、このスタジアムで絶好調のボルシアMGに勝つことは不可能だっただろう。戦術的にも性格的にも、チームになれていた。望みと決意を持ち、勝利に値する重要なパフォーマンスをしてくれたよ」
「我々はもっと苦しまず試合を進められたかもしれないが、(CLで)生き残ることができたし、それが最も重要だと思う。選手たちが正しいメンタリティを持って試合に臨めば、相手に問題を起こすことができるんだ」

「前半終了間際の失点が、我々にとどめを刺す可能性はあった。ハーフタイムに状況を分析して、選手たちに最初の30分のようなプレーが必要だと伝えたよ。同点で士気が下がったかもしれないが、私は前半のクオリティを引き続き示す必要があると感じていた。私の予感は正しかったし、選手たちのことを考えると嬉しい。彼らはこの勝利にふさわしいよ」

また、コンテ監督はルカクが「僕はチームのリーダーではなく、25人いるリーダーの1人だ」という発言について言及。エースの考えに賛同だと語った。

「ロメル(・ルカク)は正しいよ。その意識は私が皆に求めることだ。全員が責任を持ち、成長するからチームは向上するし、野心を示せる。我々は道を作っている最中だし、こうした試合はチームであると証明するうえで重要だ。ファンに誇りを持ってもらうためにも、決意と目的への統一感は維持したいね」

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