頭部負傷後プレー続行のD・ルイス、エデルソンが懸念表明「頭のケガは即交代すべき」

2020.12.01 16:27 Tue
Getty Images
マンチェスター・シティのブラジル代表GKエデルソンは、頭部を負傷したウォルバーハンプトンのFWラウール・ヒメネスアーセナルのDFダビド・ルイスを心配している。クラブ公式サイトが伝えた。
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ヒメネスとD・ルイスは、11月29日に行われたプレミアリーグ第10節の試合中に頭部同士が激突。その場に倒れたヒメネスはただちに交代となり、病院に運ばれた後で頭蓋骨骨折が発表された。一方で、D・ルイスは頭部から血を流しながらもプレーを続行。ハーフタイムに交代となるまで、30分程度プレーした。
◆【ハイライト】アーセナル v ウォルヴァーハンプトン

この痛ましい出来事について、D・ルイスの同胞でありヒメネスとはベンフィカ時代のチームメイトだったエデルソンが、チャンピオンズリーグ(CL)グループC第5節ポルト戦の試合前会見で、「見ていてとても心配だった」と心境を明かしている。
「事故的なものだったと思う。頭と頭がぶつかる、非常に困難なものだった。この瞬間には、すべての配慮とケアがとても重要になる」

また、かつてリバプールのFWサディオ・マネに頭を蹴られ、負傷退場した経験を持つエデルソンは、負傷後もD・ルイスがプレーをし続けたことについて、大きな疑問を抱いたと語っている。
「頭はデリケートな部分だし、特別な注意が必要になる体の部位だ。頭に打撃があったときは、選手がプレーを続けることができるかどうか関係なく、交代するべきだと思う。その時は大丈夫だと感じても、試合終了後には変わっているかもしれない」

「お互い意図的なものではなかったと思うし、彼らはボールを奪い合いに行っただけだ。しかし、僕たちは頭部負傷のリスクについて知っている。ヒメネスが一刻も早く戻ってくることを願っているよ」


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デ・ブライネ、クラブW杯は出場しない意向か? 6月末以降の契約延長はしない方針

マンチェスター・シティを退団するベルギー代表MFケビン・デ・ブライネだが、クラブ・ワールドカップ(W杯)には出場しないようだ。イギリス『ミラー』が伝えた。 10シーズンを過ごしたシティに別れを告げたデ・ブライネ。新天地にはメジャーリーグ・サッカー(MLS)のインテル・マイアミや、アストン・ビラなども候補として浮上している。 クラブから契約延長オファーがなかったことも明かしたデ・ブライネは、契約が6月30日までとなっており、アメリカで開催されるクラブW杯の途中で契約が切れることとなる。 決勝まで残ることを想定すれば、2週間の契約延長が必要になるが、『ミラー』によればプレミアリーグの最終戦でチームを離れるとのこと。5月25日に行われるフルアムとの最終節でファンに別れを告げるつもりのようだ。 なお、ホーム最終戦は18日に予定されている第37節のボーンマス戦。デ・ブライネのシティでのプレーは残り4試合となっている。 2025.04.25 23:15 Fri

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