トッテナムMFダイアーが苦境のデレ・アリを擁護「彼がもたらすものを知っている」

トッテナムに所属するイングランド代表MFエリック・ダイアーがチームメイトであり、イングランド代表の同僚であるMFデレ・アリについて語った。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えている。

トッテナム在籍6シーズン目となるデレ・アリは今シーズン開幕から出場時間が激減。プレミアリーグではここまでわずか2試合の出場のみとなっており、苦境に立たされている。

夏の移籍期間にはパリ・サンジェルマンへの移籍が噂されるなど、去就についても話題となっていたが、最終的には残留となった。
クラブと代表両方でチームメイトとしてプレーしているダイアーはそんなデレ・アリについてコメント。高い能力を持った選手であるということを強調し、トップフォームを取り戻すことを期待した。

「デレは要領が良い。僕たちは彼のクオリティも、彼がもたらすものも知っている。過去に証明してくれたからだ」「努力をして、献身的に取り組むかは彼次第だけど、きっとやってくれるだろう」

またダイアーはトッテナムの今シーズンについても言及。いい順位につけていると振り返り、今は次の試合に集中していると語った。

「僕たちは今の順位に満足している。もっと上の順位になっていたかもしれないね。何試合かを見てほしい。ニューカッスル戦ではPKの判定があったけど、あれは理解し難かったよ」

「エバートン戦もウェストハム戦もそうだった。3点差を追いつかれたのは本当にフラストレーションが溜まったね」

「昨シーズンの僕らの欠点であったアウェーでのパフォーマンスも格段に向上している」
「ホームでの勝利を得られたことは素晴らしいことだし、これからもハードワークを続け、前進していきたいと思う」

「僕たちのモチベーションは明確だ。どんな試合でも勝てると信じて試合に臨む。それができないことはわかっているけど、それが僕らの野望だ」

「僕たちは本当に自分たちのことに集中している。今は木曜日のヨーロッパリーグの試合(5日の第3節ルドゴレツ戦)に向けてね。だからこれ以上言えることはないよ」

「監督との仕事は素晴らしいものだよ。毎試合自分の立ち位置を把握しているし、勝利を望んでいて、そのことに完全に集中しているよ。どんな大会であっても、勝利こそ彼がフォーカスしている点であり、僕たちがフォーカスしている点でもあるんだ」