クラスター発生のジェノア、選手17名が新型コロナ陽性反応で試合延期に

2020.10.03 20:40 Sat
Getty Images
セリエAのジェノアで発生した新型コロナウイルス(CODID-19)の深刻なクラスターはまだまだ広がっていく。

ジェノアは、2日に行われた新型コロナウイルスの検査で、DFドメニコ・クリーシト、DFダビデ・ビラスキ、FWダリアン・マレスの3選手が陽性反応を示したことを発表した。

この3名を加えて、ジェノアでは17名の選手が陽性反応を示し、スタッフ内にも少なくとも5名が陽性反応を示したこととなった。
これまで、MFヴァロン・ベーラミ、MFフランチェスコ・カッサータ、MFルーカス・レラガー、GKフェデリコ・マルケッティ、MF フィリッポ・メレゴーニ、DFルカ・ペッレグリーニ、GKマッティア・ペリン、FWマルコ・ピアツァ、MFイバン・ラドバノビッチ、MFラセ・シェーネ、DFダビデ・ザッパコスタが陽性反応を示していた中、10月1日にFWマッティア・デストロが追加。さらに、2日にMFペタル・ブルレク、MFミハ・ザイツが陽性反応を示していた。

これにより新たに3名を加えた17名が陽性反応。そのため、3日に予定されていたセリエA第3節のトリノ戦は延期となった。
また、直近の試合である9月27日に対戦したナポリでは、このうちの10名が出場。また、ナポリではポーランド代表MFピオトル・ジエリンスキとスタッフ2名の感染が確認されていた。

ナポリは4日にユベントスとの試合が控えているが、その試合に向けて再度検査を実施するとのことだ。

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