柏レイソルFWオルンガは連続得点試合の記録を更新できるか/六川亨の日本サッカーの歩み
2020.08.17 17:00 Mon
J1リーグは16、17日に中止となった鳥栖対G大阪戦をのぞく8試合を行い、首位の川崎が6-1で札幌を粉砕。開幕戦こそ鳥栖と0-0で引き分けたが、その後は破竹の9連勝で、単一シーズンでの90分間では2007年の鹿島、2018年のG大阪と並ぶJ1タイ記録で早くも独走態勢に入った。
川崎Fは今週水曜の19日、ホームにC大阪を迎え、週末の23日には敵地に乗り込み名古屋と対戦する。さらに26日には神戸(ACLの関係で第24節となる)と難敵が続く。このハードな3連戦で連勝記録を伸ばすかどうか。リーグを盛り上げる意味ではチャレンジャーの奮起に期待したい。
得点王争いに目を向けると、オルンガ(柏)が6試合連続ゴールで総得点を11に延ばし、初の得点王へまい進している。
今シーズンも第10節まで10試合で11ゴールとコンスタントな得点でチームを牽引しているが、19日の神戸戦、23日の大分戦でゴールを決めれば8試合連続得点となり、98-99年にフリオ・サリーナス(横浜FM)がマークしたJ1連続得点記録に並ぶことになる。
過去には昨シーズンのドウグラス(現神戸、当時は清水)と16年に川崎Fの小林が7試合連続得点を記録しているが、8試合となるとサリーナス1人しかいない。この「8」という数字そのものに特別な意味があるとは思えないが、JSL(日本サッカーリーグ)時代も連続得点記録は8試合が最多だった。
その記録保持者は2人いて、1人は不世出のストライカーと言われた釜本邦茂氏だ。JSL通算得点、アシストとも歴代1位で、得点に関してほとんどの記録を保持している釜本氏は当然として、もう1人は意外な選手が保持している。
それは2年前のロシアW杯で日本を2度目のベスト16に導き、現在はタイ代表の監督を務める西野朗氏で、同氏は85-86年シーズンに8試合連続得点のタイ記録を樹立したのだった。85年のJSLは、3月からメキシコW杯アジア1次予選が始まるため(2次予選は8月、最終予選は10月予定)、開幕を9月にずらし、翌年の3月に終了と初めて秋春制を採用した。
今とは違い、秋春制への以降はスムーズに行われた。裏を返せば、シーズン制を変更しても、どこからも文句がこないほどJSLの注目度は低かったと言える。
日立のキャプテンを務めた西野氏は、第9節から第16節まで8試合連続ゴールで、シーズン終了後は通算12得点で得点ランク2位となり、初のベストイレブンにも選出された。優勝したのは古河で、岡田武史キャプテン率いるゼブラ軍団が9年ぶり2度目の栄誉に輝いた。
この85年のJSLは、12年間続いた10チームによるリーグ戦から、2チーム増の12チームで争われた。年間の試合数はたったの22だから、西野氏や釜本氏の8試合連続得点は現在のJ1リーグと単純比較はできないものの、難易度が上がることは確かだろう。
果たしてその記録にオルンガが並び、追い抜くことができるのか。一部スポーツ紙によると、オルンガにはスペインのエスパニョールからオファーが届いていて、近日中にも移籍が決まるかもしれないという。できれば新記録を達成できるかどうか、そこまで見届けたいと思うのは柏のファン・サポーターだけではないだろう。
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この結果、まだ序盤戦とはいえJ1リーグは首位争いよりも、どこが川崎Fをストップするかに注目が集まると言っても過言ではない。すでに試合巧者の鹿島(2-1)、昨シーズン2位のFC東京(4-0)、現在3位のG大阪(1-0)との対戦は終えている。そこで川崎Fをストップできそうなのが、勝点7差で追う2位のC大阪と、得点源として成長著しい前田を擁する5位の名古屋あたりだろうか。C大阪の失点6は川崎Fの7を下回るリーグ最少だ。名古屋の総得点17は、川崎F(29)、柏(21)に次ぐ3位の成績で、ともに安定した試合運びが現在の好順位に結びついている。得点王争いに目を向けると、オルンガ(柏)が6試合連続ゴールで総得点を11に延ばし、初の得点王へまい進している。
オルンガといえば、昨シーズンのJ2最終戦の京都戦では1試合8ゴールの最多得点記録をマークしたのは記憶に新しいところだろう。
今シーズンも第10節まで10試合で11ゴールとコンスタントな得点でチームを牽引しているが、19日の神戸戦、23日の大分戦でゴールを決めれば8試合連続得点となり、98-99年にフリオ・サリーナス(横浜FM)がマークしたJ1連続得点記録に並ぶことになる。
過去には昨シーズンのドウグラス(現神戸、当時は清水)と16年に川崎Fの小林が7試合連続得点を記録しているが、8試合となるとサリーナス1人しかいない。この「8」という数字そのものに特別な意味があるとは思えないが、JSL(日本サッカーリーグ)時代も連続得点記録は8試合が最多だった。
その記録保持者は2人いて、1人は不世出のストライカーと言われた釜本邦茂氏だ。JSL通算得点、アシストとも歴代1位で、得点に関してほとんどの記録を保持している釜本氏は当然として、もう1人は意外な選手が保持している。
それは2年前のロシアW杯で日本を2度目のベスト16に導き、現在はタイ代表の監督を務める西野朗氏で、同氏は85-86年シーズンに8試合連続得点のタイ記録を樹立したのだった。85年のJSLは、3月からメキシコW杯アジア1次予選が始まるため(2次予選は8月、最終予選は10月予定)、開幕を9月にずらし、翌年の3月に終了と初めて秋春制を採用した。
今とは違い、秋春制への以降はスムーズに行われた。裏を返せば、シーズン制を変更しても、どこからも文句がこないほどJSLの注目度は低かったと言える。
日立のキャプテンを務めた西野氏は、第9節から第16節まで8試合連続ゴールで、シーズン終了後は通算12得点で得点ランク2位となり、初のベストイレブンにも選出された。優勝したのは古河で、岡田武史キャプテン率いるゼブラ軍団が9年ぶり2度目の栄誉に輝いた。
この85年のJSLは、12年間続いた10チームによるリーグ戦から、2チーム増の12チームで争われた。年間の試合数はたったの22だから、西野氏や釜本氏の8試合連続得点は現在のJ1リーグと単純比較はできないものの、難易度が上がることは確かだろう。
果たしてその記録にオルンガが並び、追い抜くことができるのか。一部スポーツ紙によると、オルンガにはスペインのエスパニョールからオファーが届いていて、近日中にも移籍が決まるかもしれないという。できれば新記録を達成できるかどうか、そこまで見届けたいと思うのは柏のファン・サポーターだけではないだろう。
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エゴと献身性の相反する能力を持ち合わせたアフリカ最高のストライカー、サミュエル・エトー
サッカー史には数多くの偉大なアフリカ人ストライカーが名を残している。 古くはミランで活躍しバロンドールも受賞、今は一国の長になっている元リベリア代表FWのジョージ・ウェア大統領、背番号「4」が特徴的で、心臓病がありながらもアーセナルをはじめとするプレミアリーグのクラブやナイジェリア代表として活躍したヌワンコ・カヌ、コートジボワールを強豪国へと引き上げた黄金世代の1人で、チェルシーではチャンピオンズリーグ制覇など数多くのタイトルを獲得。戦争を止めたというエピソードもあるディディエ・ドログバら、多くのスター選手がいる。 ヨーロッパの舞台だけでなく、Jリーグでも2020シーズンに得点王を獲得したFWオルンガのインパクトは絶大。かつては“浪速の黒豹”としても知られたパトリック・エムボマらも活躍し、その能力の高さは知られたところだろう。 現役でもリバプールを支えるエジプト代表FWモハメド・サラーやセネガル代表FWサディオ・マネなどがいるが、そんなアフリカ人ストライカーたちの中でも、一線を画すスタイルで活躍したのが元カメルーン代表FWサミュエル・エトーだ。 <span class="paragraph-title">◆地元の名門育ちのストライカー</span> エトーは、カメルーンのドゥアラにある名門アカデミーのカジ・スポーツアカデミーの一期生。その後、エスパニョールで長らく活躍したGKイドリス・カメニやマンチェスター・ユナイテッドでもプレーしたMFエリック・ジェンバ=ジェンバら、多くの才能ある選手を輩出している。 16歳になったエトーはスペインの名門、レアル・マドリーのカスティージャに入団。当時レアル・マドリー・カスティージャは3部に所属していたため、外国人選手が出場できず。エトーはレガネス、エスパニョール、マジョルカへとレンタル移籍し経験を積んだ。 マジョルカではその活躍が認められ2000年夏に完全移籍。3シーズンを過ごし、チームをコパ・デル・レイで優勝に導くなど、その才能が開花。2004年夏にバルセロナへと完全移籍した。 <span class="paragraph-title">◆ヨーロッパで輝いた“黒い宝石”</span> バルセロナへと加入したエトー。加入1年目からエトーは活躍。ラ・リーガで37試合に出場し25ゴールを記録。ラ・リーガ優勝を経験した。 そして迎えた2年目も躍動。ラ・リーガでは 34試合で26ゴール7アシストを記録し得点王を獲得。チャンピオンズリーグでは11試合で6ゴール2アシストを記録し、決勝のアーセナル戦でもゴールを決め、ビッグイヤー獲得に貢献した。 バルセロナではブラジル代表FWロナウジーニョとの抜群の連携を見せ、一気に得点力を開花させたが、そのエトーはロナウジーニョの影響もあり献身的な守備を身につける。そしてそのプレースタイルが、後のキャリアにも影響する。 5シーズンのバルセロナでのプレーでインパクトを残したエトーは、2009年夏にインテルへと移籍。セリエAの舞台に活躍の場を移すと、そのバルセロナで身につけた献身性を武器に32試合12ゴール。チャンピオンズリーグでも13試合で2ゴール2アシストと、数字に残る成績は低下したものの、チームへの貢献度は大きいものだった。 結果として、バルセロナ最後の2008-09シーズン、そしてインテル最初の2009-10シーズンと2年連続で国内リーグ、国内カップ、そしてチャンピオンズリーグの3冠を達成。史上初の快挙を成し遂げた唯一の選手となった。 その後のエトーは、世界各国を転々。ロシアのアンジ・マハチカラ、イングランドのチェルシー、エバートン、イタリアのサンプドリア、トルコのアンタルヤスポル、コンヤスポル、カタールのカタールSCでプレー。クラブレベルでは6カ国を経験した。 クラブレベルでは公式戦720試合で360ゴール117アシスト。2試合に1点のペースを生涯通じて記録した偉大なストライカーだ。 <span class="paragraph-title">◆CL決勝で決めた2つのゴール</span> バルセロナでは199試合で130ゴール40アシストを記録したエトー。数多くのゴールを決めてきた中、重要なゴールも多い。 まずは、チャンピオンズリーグ決勝でのゴールだ。エトーは、バルセロナ時代に2度チャンピオンズリーグで優勝。その2度の決勝ではどちらもゴールを奪っている。 1つ目2005-06シーズンのアーセナルとの決勝。この試合は、アーセナルのGKイェンス・レーマンが18分で退場するというアクシデントからスタート。さらに37分にはその数的不利なアーセナルが、ソル・キャンベルのゴールで先制するという展開となった。 数的有利なバルセロナとしては逆転したいなか、試合は終盤へ。それでも76分にエトーが見せる。 縦パスがアンドレス・イニエスタから入ると、ヘンリク・ラーションのワンタッチパスに反応し、ニアサイドを撃ち抜いた。 さらにエトーは2008-09シーズンの決勝でマンチェスター・ユナイテッド相手にゴール。こちらは打って変わって、開始10分で決めたゴールだ。 このゴールもボックス手前でボールを持ったイニエスタからのスルーパスをボックス内右で受けると、鋭い切り返しで相手をかわすと、そのままニアサイドを撃ち抜いた。 <div class="dugout-video dugout-embed-eyJrZXkiOiJETUZHelRZbCIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0="></div><script type="text/javascript" src="https://embed.dugout.com/v3.1/ultrasoccer.js"></script> <span class="paragraph-title">◆新たな章の始まり</span> 次に紹介したいのはインテル時代のデビューゴールだ。 インテルではジョゼ・モウリーニョ監督の下で3冠を達成したが、その役割はバルセロナ時代のストライカーから少し変化していった。 エゴイスティックな自らのゴールを優先しがちなストライカーとは異なり、周りの選手を生かすアシストや、守備面でも貢献する献身性を伴ったエトーは、本当の意味で相手の脅威となった。 そのエトーがインテルで最初に決めたゴールが2009年8月8日に行われたスーペルコッパ・イタリアのラツィオ戦だった。 <div class="dugout-video dugout-embed-eyJrZXkiOiJHS1NmTFJ0NiIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0="></div><script type="text/javascript" src="https://embed.dugout.com/v3.1/ultrasoccer.js"></script> シーズン開幕前に行われた一戦。エトーにとってはインテルでの公式戦デビュー戦となった試合だが、この試合ではその変化の片鱗を見せる。 献身的なプレーを続けたエトーだがチームは2点ビハインドで試合終盤へ。すると78分、マリオ・バロテッリの浮き球のパスに反応し豪快に蹴り込んで魅せた。 当時はディエゴ・ミリート、バロテッリ、そしてエトーとストライカータイプが揃う中で献身的なプレーを発揮していたエトー。この時はゴールを仕留める役割だったが、この後にウイング起用が増え、このシーズン3冠を達成した。 <span class="paragraph-title">◆プレミア初ハットトリック</span> そして3つ目はプレミアリーグでの活躍だ。 エトーはチェルシーとエバートンに在籍経験があるが、どちらも短いものだった。 チェルシーには1シーズンしか在籍しなかったが、その中でハットトリックを記録。それがマンチェスター・ユナイテッド戦だった。 <div class="dugout-video dugout-embed-eyJrZXkiOiJIeFZIdW1iRyIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0="></div><script type="text/javascript" src="https://embed.dugout.com/v3.1/ultrasoccer.js"></script> 前述の通り、バルセロナ時代の2008-09シーズンのチャンピオンズリーグ決勝でユナイテッド相手にゴールを決めていたエトー。今回はプレミアリーグの試合でハットトリックをやってのけた。 2014年1月19日に行われた試合ではカットインからのシュートで先制ゴールを決めると、2点目はグラウンダーのクロスに合わせて追加点。3点目はCKの流れからこぼれ球を蹴り込みハットトリックを達成した。 エバートン時代を含めプレミアリーグでは12ゴールしか決めていないが、そのうちの3点がユナイテッド戦。この年は優勝を争っていたものの、終盤に失速し3位に終わっていた。 <div id="cws_ad"><hr>バルセロナやインテルなどのクラブチームで活躍し、カメルーン代表としても歴代最多ゴール数を誇るエトーが大人気スポーツ育成シミュレーションゲーム『プロサッカークラブをつくろう!ロード・トゥ・ワールド』(サカつくRTW)に登場!<br/><br/>現役時代に魅せたゴールが『サカつくRTW』でも再現。是非一度チェックしてみよう。</div> <a href="https://web.ultra-soccer.jp/link.php?url=https://ryan.onelink.me/C7cD/f7dd12&c=sega_20210715_2" target="_blank"><div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/900/img/2021/sega20210728.jpg" style="max-width:100%;"></div></a> 2021.07.31 22:15 Sat2
ベストイレブン発表!最強王者川崎Fから史上最多9名が選出!《2020Jリーグアウォーズ》
22日に行われた2020Jリーグアウォーズにおいてベストイレブンが発表された。 新型コロナウイルスの影響で多分に漏れず一時中断を強いられたJリーグも無事閉幕。例外的な過密スケージュールとなった中、2年ぶり3度目の王者に輝いた川崎フロンターレはまさに圧巻だった。 J1新記録の12連勝や最速優勝をはじめ、史上最多勝ち点(83)や史上最多得点(88)、史上最多得失点(57)など数々の記録を塗り替え、まさに完全優勝。 そして、そんな川崎Fを締めくくったのは、ベストイレブン最多選出だ。これまで1チームあたりの最多選出は、2018年の川崎Fと2002年のジュビロ磐田、1994年のヴェルディ川崎の7人だったが、今季はなんと9人が選出。GKからMFまで全て川崎Fの選手が並んだ。 2トップには、得点王で今季MVPを受賞した柏レイソルFWオルンガと、そのオルンガに次ぐ18得点を挙げた鹿島アントラーズFWエヴェラウドが選ばれた。 なお、2度目の選出となるチョン・ソンリョン、谷口彰悟、家長昭博を除く8名は初選出となった。 <span style="font-weight:700;">◆ベストイレブン</span> ※<I>カッコ内は受賞数</I> GK <span style="font-weight:700;">チョン・ソンリョン</span>(川崎フロンターレ/2回目) DF <span style="font-weight:700;">山根視来</span>(川崎フロンターレ/初) <span style="font-weight:700;">ジェジエウ</span>(川崎フロンターレ/初) <span style="font-weight:700;">谷口彰悟</span>(川崎フロンターレ/2回目) <span style="font-weight:700;">登里享平</span>(川崎フロンターレ/初) MF <span style="font-weight:700;">家長昭博</span>(川崎フロンターレ/2回目) <span style="font-weight:700;">守田英正</span>(川崎フロンターレ/初) <span style="font-weight:700;">田中碧</span>(川崎フロンターレ/初) <span style="font-weight:700;">三笘薫</span>(川崎フロンターレ/初) FW <span style="font-weight:700;">オルンガ</span>(柏レイソル/初) <span style="font-weight:700;">エヴェラウド</span>(鹿島アントラーズ/初) 2020.12.22 21:02 Tue3
柏のJ2優勝&J1昇格に大きく貢献したオルンガが退団を示唆「数人と話し合いをしている」
柏レイソルのケニア代表FWオルンガ(25)だが、新シーズンはJリーグでプレーしていないかもしれない。ケニア『People Daily』で語った。 オルンガは、ケニアでプロキャリアをスタート。その後はスウェーデンのユールゴーデン、中国の貴州智誠、スペインのジローナでプレー。2018年8月に貴州智誠から柏に加入していた。 オルンガは、1シーズン目の昨シーズン、明治安田生命J1リーグで10試合に出場し3ゴールという成績だったが、チームがJ2へ降格。今シーズンはJ2リーグで30試合に出場し27ゴールを記録。最終節の京都サンガF.C.戦では8ゴールを記録し、13-1の歴史的圧勝に貢献していた。 リーグの得点ランキング2位にまで浮上したオルンガの活躍もあり、柏はJ2で優勝。1年でJ1復帰を果たしたが、オルンガはさらなる高みを目指しているようだ。 「今、僕は休暇をとっている。もっと大きなチャンスが来ることを願っている」 「次のシーズンに、日本に居るかどうかはまだわからない。全てのリーグがそれぞれ独自の課題を抱えて居るため、日本から出て行くことを強いられているわけではない」 「もし、劣っているリーグであったならば、全選手がハットトリックを繰り広げることとなる。急速に成長しているリーグであり、他の才能ある選手にとってより良い一歩になることを願っている」 今シーズンの活躍に自信を持っているオルンガは、ヨーロッパからのオファーが届いていることを明かした。どのチームになるかは明言していないが、気持ちはヨーロッパに向いているようだ。 「リーグで27ゴールを決めた後だから、想像できる通りヨーロッパのリーグへの移籍についてオファーが来ることになり、数人と話し合いをしている」 「誰がオファーを出しているのかは詳しく説明できないけど、本当にすぐニュースとなるだろうね」 強靭な肉体とスピードを生かしJ2を席巻したオルンガ。Jリーグで見ることはもうできないのだろうか。 2019.12.25 20:33 Wed4
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「オフサイドの可能性があった」柏戦での川崎F・脇坂泰斗のゴールシーンに審判委員会が見解「GKへのチャレンジにフォーカスが」「オフサイドのチェックをしなかった」
11日、日本サッカー協会(JFA)は第6回のレフェリーブリーフィングを実施した。 中断期間などを挟み、久々の開催となった今回のブリーフィング。第23節〜第29節の試合から、いくつかのジャッジをピックアップして判定に関しての説明がなされた。 その中の1つの事象は、明治安田J1リーグ第24節の柏レイソルvs川崎フロンターレの一戦。79分に決まったゴールのシーンだ。 このシーンは、ボックス内右からの瀬古樹のグラウンダーのパスをマルシーニョがダイレクトシュート。力のないシュートはGK松本健太の正面に飛ぶ。松本がしっかりとボールを収めたかと思われたが、これをファンブル。すると、猛然と飛び込んだ瀬川祐輔がシュートもGK松本がブロック。しかし、こぼれ球を拾った脇坂泰斗が蹴り込み、川崎Fが2-3と勝ち越しに成功。そのまま勝利を収めていた。 ゴール後、GK松本が痛んでいたこともあり、瀬川のファウルが疑われたが、映像を見返してもボールを蹴りに行っておりファウルはなし。ゴールが認められてもおかしくはなかったが、大きな見落としがあった。 ファウルかどうかに焦点が集まっていたが、実際にはその後、GKが弾いたボールに脇坂が触れた瞬間にオフサイドの可能性があった。しかし、VARを含めて誰もチェックせず。ファウルがなかったということで、得点が認められて終わっていた。 ブリーフィングに出席した佐藤隆治JFAレフェリーマネジャーはこの件について言及している。 「最初にファウルじゃないかどうかというところに目が入った。ボールに触れているかどうか、チャレンジ自体がどうだったかという確認をして、現場が得点を認めた。これは得点を認めたのでファウルはないで終わってしまった」 「ただ、オフサイドの可能性があった。ファウルはないが、GKが弾いたボールを拾った際にオフサイドだった可能性がある」 しっかりとチェックをしていればオフサイドだった可能性は非常に高く、ボールよりも脇坂が前にいた可能性が高い。 今回の件が発生した理由について佐藤氏は「GKへのチャレンジにフォーカスが行っていた。レフェリーもVARもチェックすることに集中していたが、オフサイドのチェックをしなかった」とコメント。審判団のミスを認め、「チームとは話しをしました」と、判定を変えることはできず、結果的にこのゴールで敗戦となってしまったが、説明責任を果たしたという。 佐藤氏は「残り数試合となった中で、1つの判定が大きな差になる。正しいポジションにいても見られないこともある。どこにフォーカスするかが大事」とコメント。目立った事象に目を奪われてしまい、実際にそこで起こっているチェックすべき事象を見逃しては行けないとした。 ここから先、優勝争い、残留争いとシビアな戦いが増えてくる。単純なミスをいかに減らせるか、審判団も今まで以上に気を引き締めてジャッジに取り組んでくれるはずだ。 <span class="paragraph-title">【動画】混戦の中で決まったゴール!ポイントはファウルではなくオフサイドだった…</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="6p0O_qIueH0";var video_start = 434;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.09.11 23:15 Wed3
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日本代表は9日、日本サッカー協会(JFA)を通じて選手変更を発表した。 今月も北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選に臨む日本。7日にメンバーが発表され、インドネシア代表&中国代表とのアウェイ連戦に向け、いよいよ活動が始まる。 だが、シント=トロイデンDF谷口彰悟が合流前最後の試合で負傷交代のアクシデント。指揮官は初期の診断として「アキレス腱断裂」を示唆し、今季絶望の可能性が浮かぶ。 そのため、代表辞退の可能性も取り沙汰されるなか、やはり負傷不参加に。日本は代わって、柏レイソルDF関根大輝を追加招集した。関根は前月に続く追加招集となる。 谷口はここまでの北中米W杯アジア最終予選で全4試合に先発。痛手となる。 2024.11.09 19:17 Sat4
「可愛すぎる!」「美しい家族」柏躍進の原動力、MFマテウス・サヴィオが子供とディズニーへ
子供のかわいらしさは世界共通だ。 開幕は苦戦するだろうとの声が多かった柏レイソルだが、ここまで3勝1分け1敗の4位と好調を維持。ブラジル人MFマテウス・サヴィオの活躍が、太陽王の躍進に一役買っている。 2019年夏にフラメンゴからの期限付き移籍で柏へ加わり、翌シーズンからは完全移籍。今季からは「10」番を背負ってプレーしている。 単騎での持ち上がりやキープ力、フィニッシュワークでも色を出し、開幕節でのPKに続き、12日の明治安田生命J1リーグ第4節、アビスパ福岡戦ではニア上を射抜く決勝点を奪取。直近のルヴァンカップ、サガン鳥栖戦でもFW升掛友護の同点弾をアシストしている。 柏の攻撃の核となっている新「10」番は、10カ月となった子供との写真を自身のインスタグラムで公開。「私の心が愛で溢れる」と、県内の東京ディズニーランドを訪れた様子を披露した。 肩車や手を繋いで歩く2人の姿には、チームメイトのFWドウグラスも「いいね!」を返している。ファンからも「可愛すぎる!」、「美しい家族」などの温かな声が届けられた。 <span class="paragraph-title">【動画】10カ月の子供とディズニーランドを訪問の柏「10」番マテウス・サヴィオ</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/p/CboG41JvGbw/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; border:0; border-radius:3px; box-shadow:0 0 1px 0 rgba(0,0,0,0.5),0 1px 10px 0 rgba(0,0,0,0.15); margin: 1px; max-width:540px; min-width:326px; padding:0; width:99.375%; width:-webkit-calc(100% - 2px); width:calc(100% - 2px);"><div style="padding:16px;"> <a href="https://www.instagram.com/p/CboG41JvGbw/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" style=" background:#FFFFFF; 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