人気博すファン・デ・ベーク、去就は依然流動的 コロナ禍で「はっきりしたものがない」
2020.08.15 18:15 Sat
アヤックスのオランダ代表MFドニー・ファン・デ・ベーク(23)が残留の可能性を示唆した。
昨季のチャンピオンズリーグ(CL)でアヤックスのベスト4強に大きく貢献した主力の1人として注目を高め、今夏の人気銘柄として人気を博すファン・デ・ベーク。以前からレアル・マドリーやマンチェスター・ユナイテッドの関心が取り沙汰されている。
そのなかで、アヤックスのエリク・テン・ハグ監督は“移籍止むなし”の姿勢を示しており、最高経営責任者(CEO)のエドウィン・ファン・デル・サール氏も安売りしない方針を強調しつつ、適切なオファーが届けば手放す意思を明らかにしている。
しかし、ファン・デ・ベーク本人は新型コロナウイルスの感染拡大による各クラブの財政不安で、残留も覚悟しているようだ。『Fox Sports』で「移籍の面で言うと、すごく厄介な時期だ」と語り、流動的な去就状況を明かした。
「まだ何も決まっていない。今もアヤックスの選手。そうであるのを誇らしく思っている。新型コロナウイルスが流行していなければ、今頃は違った状況だったかもしれない。今のところ、はっきりしたものもなく、どうなるかを待つしかない。僕はまだここの選手で、何年経とうが、まだ楽しいことが山ほどある。来季もアヤックスの選手であるなら、それも楽しみだ。僕から不満なんて聞こえてこないはずさ」
昨季のチャンピオンズリーグ(CL)でアヤックスのベスト4強に大きく貢献した主力の1人として注目を高め、今夏の人気銘柄として人気を博すファン・デ・ベーク。以前からレアル・マドリーやマンチェスター・ユナイテッドの関心が取り沙汰されている。
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