無敗で首位に立つ川崎F、長崎、秋田の監督が2、6、7月のJリーグ月間優秀監督に選出《月間優秀監督賞》
2020.08.07 16:57 Fri
Jリーグは7日、2月、6月、7月の「月間優秀監督賞」を発表した。
鬼木監督は、川崎Fを率いて2月の開幕戦こそサガン鳥栖相手に引き分けたものの、中断明けの6試合で6連勝。自慢の攻撃陣を機能させ、無敗で首位に立っていた。
手倉森監督は、開幕戦から4連勝。7月までの8試合を7勝1分けと好成績を残し首位に。秋田の吉田監督は開幕7連勝と結果を残した。各監督のコメントと選考理由は以下の通り。
「このたびは、明治安田生命J1リーグ2・7月の月間優秀監督賞に選んでいただきありがとうございます。大変光栄に思っています」
「これは選手、スタッフ、そしてサポーターの皆さんが一丸となって戦ってくれた結果だと思っているので、全ての人に感謝いたします」
「まだシーズン序盤ですがこのまま勝ち続けて、選手たちと、そしてクラブと共に成長していきたいと思っています。これからも応援よろしくお願いいたします」
●選考理由
原博実委員
「再開後6連勝。4-3-3のシステムが機能してきた。交代選手も大活躍の若手や新加入選手をうまく使いチーム内競争が一段と高いレベルになっている」
播戸竜二委員
「負けなし。6連勝!それが全てです。選手のローテーションもしっかり行い、相手に合わせた戦術的対応も素晴らしいです。過密日程の中でこれだけ結果を残しているので文句なしです」
柱谷幸一委員
「4-3-3の新たな攻撃的なシステムを浸透させチームを首位に導いた」
北條聡委員
「破竹の6連勝。1試合平均3点を超える破格の攻撃力。隙のないチーム設計の証」
寺嶋朋也委員
「中断期間にチームを整えて再開からエンジン全開。4-3-3の布陣でチームの新たな力を引き出している」
◆手倉森誠監督(V・ファーレン長崎)
「大変栄誉のある賞をいただくことができ、嬉しく思います。選手の頑張りはもちろんですが、スタッフ一人一人の頑張りが報われたと思っています。試合や日々のトレーニングに取り組む意欲の結果です」
「まだ完全にサッカーがある日常を取り戻せたわけではありませんが、これからもV・ファーレン長崎が長崎県を元気づけられるような活躍をしていきたいと思います」
●選考理由
原博実委員
「7勝1分と勢いに乗っている。毎熊晟矢のサイドバック起用は大成功。交代選手も大活躍し、選手層が厚くなってきた」
播戸竜二委員
「組織的にもしっかりとしたサッカーで、苦しい状況でも戦えるメンタリティを植えつけています。外国籍選手の使い方もうまく、みんなが気持ちよく試合に向かえる状態を作っているように思います。負けなし。文句なし」
柱谷幸一委員
「安定したゲーム運びでチームを首位に導いた」
北條聡委員
「会心のロケットスタート。戦術の幅、人選の理、交代策の妙。どれもお見事」
◆吉田謙監督(ブラウブリッツ秋田)
「選手、スタッフ、フロントスタッフ、そしてブラウブリッツ秋田に関わる全ての皆様で取った賞です。今後もチーム一体でひたむきに走りますので応援よろしくお願い致します」
●選考理由
原博実委員
「開幕7連勝。失点はわずか1。守備が固く、そしてバランスも良い。このまま突っ走るのか」
播戸竜二委員
「就任1年目でしっかりと組織されたチームを作るのは素晴らしいです。守備もしっかりしていて、攻撃も最後の詰めの部分までこだわっていると感じます。7連勝。1失点。文句なしです」
柱谷幸一委員
「攻守に渡りアグレッシブに戦いチームを首位に導いた」
北條聡委員
「驚異の7連勝。6戦連続の無失点。理詰めの堅守と勝ちグセを植えつけた功績は大」
寺嶋朋也委員
「開幕7連勝。ロングボールを使った力強い攻撃、前線からの献身的な守備というスタイルで、なによりもその「徹底ぶり」がすさまじい」
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今シーズン最初の「月間優秀監督賞」に輝いたのは明治安田J1は川崎フロンターレの鬼木達監督、明治安田J2はV・ファーレン長崎の手倉森誠監督、明治安田J3はブラウブリッツ秋田の吉田謙監督が受賞した。受賞監督には記念品として、オリジナルラペルピンが贈られる。手倉森監督は、開幕戦から4連勝。7月までの8試合を7勝1分けと好成績を残し首位に。秋田の吉田監督は開幕7連勝と結果を残した。各監督のコメントと選考理由は以下の通り。
◆鬼木達監督(川崎フロンターレ)
「このたびは、明治安田生命J1リーグ2・7月の月間優秀監督賞に選んでいただきありがとうございます。大変光栄に思っています」
「これは選手、スタッフ、そしてサポーターの皆さんが一丸となって戦ってくれた結果だと思っているので、全ての人に感謝いたします」
「まだシーズン序盤ですがこのまま勝ち続けて、選手たちと、そしてクラブと共に成長していきたいと思っています。これからも応援よろしくお願いいたします」
●選考理由
原博実委員
「再開後6連勝。4-3-3のシステムが機能してきた。交代選手も大活躍の若手や新加入選手をうまく使いチーム内競争が一段と高いレベルになっている」
播戸竜二委員
「負けなし。6連勝!それが全てです。選手のローテーションもしっかり行い、相手に合わせた戦術的対応も素晴らしいです。過密日程の中でこれだけ結果を残しているので文句なしです」
柱谷幸一委員
「4-3-3の新たな攻撃的なシステムを浸透させチームを首位に導いた」
北條聡委員
「破竹の6連勝。1試合平均3点を超える破格の攻撃力。隙のないチーム設計の証」
寺嶋朋也委員
「中断期間にチームを整えて再開からエンジン全開。4-3-3の布陣でチームの新たな力を引き出している」
◆手倉森誠監督(V・ファーレン長崎)
「大変栄誉のある賞をいただくことができ、嬉しく思います。選手の頑張りはもちろんですが、スタッフ一人一人の頑張りが報われたと思っています。試合や日々のトレーニングに取り組む意欲の結果です」
「まだ完全にサッカーがある日常を取り戻せたわけではありませんが、これからもV・ファーレン長崎が長崎県を元気づけられるような活躍をしていきたいと思います」
●選考理由
原博実委員
「7勝1分と勢いに乗っている。毎熊晟矢のサイドバック起用は大成功。交代選手も大活躍し、選手層が厚くなってきた」
播戸竜二委員
「組織的にもしっかりとしたサッカーで、苦しい状況でも戦えるメンタリティを植えつけています。外国籍選手の使い方もうまく、みんなが気持ちよく試合に向かえる状態を作っているように思います。負けなし。文句なし」
柱谷幸一委員
「安定したゲーム運びでチームを首位に導いた」
北條聡委員
「会心のロケットスタート。戦術の幅、人選の理、交代策の妙。どれもお見事」
◆吉田謙監督(ブラウブリッツ秋田)
「選手、スタッフ、フロントスタッフ、そしてブラウブリッツ秋田に関わる全ての皆様で取った賞です。今後もチーム一体でひたむきに走りますので応援よろしくお願い致します」
●選考理由
原博実委員
「開幕7連勝。失点はわずか1。守備が固く、そしてバランスも良い。このまま突っ走るのか」
播戸竜二委員
「就任1年目でしっかりと組織されたチームを作るのは素晴らしいです。守備もしっかりしていて、攻撃も最後の詰めの部分までこだわっていると感じます。7連勝。1失点。文句なしです」
柱谷幸一委員
「攻守に渡りアグレッシブに戦いチームを首位に導いた」
北條聡委員
「驚異の7連勝。6戦連続の無失点。理詰めの堅守と勝ちグセを植えつけた功績は大」
寺嶋朋也委員
「開幕7連勝。ロングボールを使った力強い攻撃、前線からの献身的な守備というスタイルで、なによりもその「徹底ぶり」がすさまじい」
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そりゃ物事には始まりがあるんだから終わりもあるんですよ。ってのは分かってるんですけどね。残り5試合、鬼木達監督には頑張ってもらおうじゃありませんか。前任者の風間八宏監督から引き継いだのが2017年。そこまでにできた「止める・蹴る」のベースを生かしつつ、「守る」を加えていきなり成績を出しました。 2017年:リーグ戦1位/リーグカップ2位 2018年:リーグ戦1位/ゼロックスカップ2位 2019年:リーグカップ1位/ゼロックスカップ2位 2020年:リーグ戦1位/天皇杯1位 2021年:リーグ戦1位/ゼロックスカップ1位 2022年:リーグ戦2位/フジフイルムカップ2位 2023年:天皇杯1位 って、どんだけタイトル取ってるんですか。でもってこの中でも特筆すべきは2021年。このときも今年と同じ20チーム編成でした。38試合を28勝8分2敗、勝点92得点81失点28で得失点差53というとんでもない成績で終わってるんです。ちなみにこのときの2位は横浜FMで、こちらは勝点79。 これがどれくらいすごいかというのは、現在首位の広島が勝点65だから、残り5試合全部勝っても勝点80なんですよ。横浜FMがそれくらいのラインにいたのに、そこからさらに勝点13上積みしてるんです。そして同じく現在の広島が65得点ですから、川崎の81得点に到達しようと思ったら1試合平均3点取ってもまだ足りない。さらに言えば、28失点は現在J1で最少失点の町田とG大阪が28失点なので、残り5試合全部無失点でやっと失点数は同じ成績ってことになります。 かわいそうだったのは新型コロナウイルスの影響で、2020年の賞金は規定の50パーセント、優勝賞金1億5000万円だったこと。もしもあのとき満額もらえていたら、さらにすごい戦力が整ったのかもしれません。 もっともこの間、川崎にはいい選手も揃っていました。代表クラスで言えば加入したのがこんな選手たちでした。 2017年:田中碧 2018年:守田英正、脇坂泰斗、齋藤学、大久保嘉人 2019年:レアンドロ・ダミアン 2020年:山根視来、旗手怜央、三笘薫 でもって、重要なのはいなくなった選手。 2019年:板倉滉(マンチェスター・シティ) 2020年:三好康児(アントワープ) 2021年:守田英正(サンタ・クララ)、中村憲剛(引退) 2022年:旗手怜央(セルティック)、三笘薫(ブライトン)、田中碧(デュッセルドルフ) 2023年:谷口彰悟(アル・ラーヤン) 2024年:山根視来(ギャラクシー) 10月の日本代表見ていたら11人中5人が元川崎じゃないですか。確かに素材のいい選手も集めてたけど、ちゃんと成長させてたってのが、2006年に引退してすぐにトップコーチの監督になったわけじゃなくて、育成コーチなども経験してきた鬼木監督の功績の一つでもあるんです。 これだけの監督ですからね、引く手数多なのは間違いないでしょう。もしかしたらヨーロッパで指揮、なんてことも想像しちゃいますよ。残念だけどまだJFAのコーチライセンスはUEFAのライセンスと互換性がないけど、もしかしたら来年からできるかも、っていう話もあるんで、そうなったら呼ばれてもおかしくない!! と思いたい!! それにしてもさ、ACLの途中で監督退任って、なんかすごく残念……って思うんですけど、どうかこれから先の監督人生にも幸あってほしいと思う、とても人間のできた監督でした。 2024.10.18 12:15 Fri2
「最大限の謝意と敬意を表したい」川崎Fに9つのタイトルをもたらした鬼木達監督、今季限りでの退任にクラブが声明「ファミリーを代表する功労者の一人」
川崎フロンターレは16日、鬼木達監督(50)の今シーズン限りでの退任を発表した。 現役時代に鹿島アントラーズから期限付き移籍で川崎Fに加入した鬼木監督は、その後完全移籍に切り替え。キャプテンを務めるなどチームの中心としてプレーし、引退後はスクールやトップチームでコーチを務め、2017年に監督に就任した。 シルバーコレクターと言われていた川崎Fだったが、就任1年目の2017年にJ1で初優勝を達成。2018年も連覇するなど、J1で4度、リーグカップで1度、天皇杯で2度の優勝を経験。また、現在日本代表でもプレーする選手を多数海外に送り出しながらも、リーグを代表するチームに育てていた。 近年は苦戦が続いていた中、契約満了を迎える今シーズン限りで退任が決定。代表取締役社長の吉田明宏氏は、鬼木監督への感謝を綴ると共に、残りシーズンへの後押しを願った。 「日頃より川崎フロンターレに多大なるご支援、ご声援をいただきまして誠にありがとうございます」 「本日、当クラブのトップチームを指揮しております鬼木達監督が、契約満了に伴い今シーズンの終了をもって退任することをお知らせいたしました」 「鬼木監督は、1998年に選手として期限付き移籍で加入し、2003年からはキャプテンも務め、チームのJ1昇格に大きく貢献し、活躍されました。現役引退後は2007年からスクール・アカデミーコーチを務め、2010年からトップチームコーチ、そして2017年からはトップチームの監督として、これまで長年にわたりクラブの歴史を築きあげてきたフロンターレファミリーを代表する功労者の一人です」 「そして、なにより2017年のクラブ初タイトルとなるJリーグ優勝を皮切りに、Jリーグ制覇4回、Jリーグカップ優勝、天皇杯優勝2回と、8シーズンで7つのタイトル獲得を成し遂げたことは、クラブのみならず日本のサッカー界を代表する監督であることを示しています。鬼木監督の情熱と求心力が、選手とクラブの成長に大きく寄与したことは明らかであり、クラブとして最大限の謝意と敬意を表したいと思います」 「鬼木監督の契約期間が満了する今シーズン終了まで、J1リーグ戦6試合、ACLEリーグステージ4試合が残っております。これまで鬼木監督が築きあげてきたフロンターレらしさであるアグレッシブなサッカーと全員が最後まで諦めないプレーで、勝利を目指してまいります。鬼木監督のもと、選手、スタッフ、チーム関係者全員、そしてファン・サポーターの皆様で一丸となり共に戦っていきましょう。引き続きのご支援、ご声援をよろしくお願い申し上げます」 2024.10.16 16:05 Wed3
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