ギグス、グリーリッシュ&サンチョ注視の古巣ユナイテッドに「私ならどっちも狙う」

2020.08.02 17:15 Sun
Getty Images
ウェールズ代表の指揮を執るライアン・ギグス氏が古巣マンチェスター・ユナイテッドに対して、アストン・ビラのイングランド人MFジャック・グリーリッシュ(24)とドルトムントでプレーするイングランド代表MFジェイドン・サンチョ(20)の両獲りを勧めた。

今季のプレミアリーグで3位フィニッシュを決め、来季のチャンピオンズリーグ(CL)出場権を獲得したユナイテッド。来季に向け、長らくワイドプレーヤーの獲得が取り沙汰され、その候補としてグリーリッシュとサンチョの名が挙がっている。

最近の報道でプレミアリーグ残留を果たしたアストン・ビラが求める高額な移籍金の支払いを嫌い、グリーリッシュを見送り、サンチョに一本化したともいわれるが、ギグス氏は来季のCL参戦も見越して、両選手とも獲得すべきだと考えているようだ。
『Webby and O'Neill Youtube』に登場すると、古巣のターゲットに挙がるグリーリッシュとサンチョについて「2人とも良い選手だ」と語り始め、「2人ともサインできるチャンスがあるのなら、私は彼らの獲得に乗り出す」と述べた。

「グリーリッシュに関して言うと、彼はすでにプレミアリーグの環境に慣れており、適応の時間が不要。それは良い要素だ。外から見る私からすれば、彼はあの場所でプレーできるメンタリティの持ち主。選手のなかには周りに気を使いすぎてしまうものもいるのだがね。それと、今季の彼から良い点を挙げるなら、(公式戦で)10ゴールを挙げ、二桁得点をマークしたということ。ビラでPKもなく二桁ゴールを挙げた面は実に印象的だ」
「サンチョは素早く、ダイレクトなプレーヤーだが、インテンリジェンスもある。彼が良いのはボックス内でも慌てないところ。ワイドプレーヤーはパニックになりがちだが、彼は適切なパスも出せる。それに、カウンターアタックも得意だ。チームの重心が後ろに傾いているなかで、相手を振り切って、物事を起こすこともできる。2人ともサインできるチャンスがあるのなら、私は彼らの獲得に乗り出す」

なお、グリーリッシュの獲得に必要とされる移籍金額は8000万ポンド(約110億7000万円)。サンチョを引き抜くためには1億900万ポンド(約150億9000万円)が必要になってくるとみられる。

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ベッカム&ギャリー・ネビルがイギリス4部クラブ買収! ギグスやスコールズら92年組がオーナーだったサルフォード・シティの共同オーナーに

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日本代表としても国際Aマッチ15試合に出場し、今年1月に25年のプロ生活に幕を閉じた橋本英郎氏。12月16日にキャリアの原点であるガンバ大阪の本拠地パナソニック スタジアム 吹田で引退試合を行うのに先駆け、超ワールドサッカーでは独占インタビューを実施し、前編ではG大阪での現役時代を振り返ってもらった。 【第1回/全3回|<a href="https://web.ultra-soccer.jp/news/view?news_no=454815" target="_blank">中編</a>・<a href="https://web.ultra-soccer.jp/news/view?news_no=454814" target="_blank">後編</a>】 <span style="font-weight:800">――改めてガンバ大阪でのキャリアを振り返っていかがでしょうか。</span> 「僕はサッカー少年からサッカー選手になっていったのが中1のときにスタートしたなと思っています。そこから大きな挫折も経験しましたし、色々と文句も言われながら、切磋琢磨して鍛えられて成長していったことでプロの道も最初は練習生でしたけど、開けていけました」 「プロになってからも様々なコーチ、監督と出会って、また次のステップに1つずつ階段を上がらせてもらいました。大きくは西野監督が来てからタイトルを取れて、実際にすべてのタイトルを取らせてもらいました。そのタイトルを取るなかで、次のステージとして日本代表に参加させていただく機会ももらえるようになりました」 「そういう意味で、ガンバ大阪で僕のその後のサッカー人生に繋がりました。(プロとして)10年、11年ほどありましたけど、それを作ってくれたのはガンバのときで、20年間の積み重ねでその先を続けられました。サッカー選手としての僕を作ってくれたクラブだと思っています」 <span style="font-weight:800">――ガンバ大阪でのキャリアを振り返ると、退団するまで主力でした。中盤にも力のある選手が揃っていましたが、生き残っていけた理由はいかがでしょうか。</span> 「みんなと違うことをしようと思って動いていました。他のメンバーと比べると、一芸としては弱かったので、彼らが得意としないことを優先してやったりしていました。いわゆる、隙間産業的な動き方をして、あとはケガ人が出ても複数ポジションをやった経験も生かしていました」 「特に、加地(亮)が何カ月かケガで抜けるタイミングもあったので、そこでサイドバックをやらせてもらったり、戻ってきたら、また中盤をやらせてもらったりしました。そういう形で色々なポジションをやらせてもらったことで、試合数を増やせていけたと思っています」 <span style="font-weight:800">――とはいえ、2010年のJ1では8ゴール。ただの黒子としてだけではない働きもありましたが、これも隙間産業的な立ち回りをした結果でしょうか。</span> 「そうですね。その年は外国人選手のフォワードがうまくいっていませんでした。その当時は平井将生と、確か(宇佐美)貴史だったかな。宇佐美が出たりして、まだ若い選手じゃないといない状況でした。平井将生もその年に二桁を取っていますけど、本来はいるはずの20点ぐらい取る外国人選手がいなかったんです」 「要は点を取る役が普段だったらいるのにいなかったところで、隙間産業的に点を取るっていう作業が僕のなかで一番チームとして今求められていると思って、頑張ってそこにフォーカスしてプレーした1年だったなと思います」 <span style="font-weight:800">――ご自身のキャリアのハイライトの1つはやはりマンチェスター・ユナイテッド戦でのゴール。改めて振り返っていかがでしょうか。</span> 「あの前の試合がオーストラリアのアデレード(・ユナイテッド)との試合でした。僕はボランチで出て、ヤット(遠藤保仁)がトップ下でプレーしました。彼が点を取って勝って、次の試合の僕はサイドハーフですけど、上がり目のところでプレーしました」 「西野(朗)さんがポジションを変えて出て、正直、ボコらている形でした。試合前は日本の恥さらしにならないかと個人的に心配でしたけど、結果的に1-5のところからPKを取ってもらい、僕のゴールもあり、3-5で終わりました」 「みんなから“打ち合いのガンバ”っていうような表現で終わってくれて正直良かったなと。僕自身はその試合で(クリスティアーノ・)ロナウドを含め、有名な選手とやれるということで、ウキウキな気持ちでサッカー少年に戻ったような感覚でした」 「ただ、試合が終わってからはもうちょい勝負にこだわって、真剣に勝つところにフォーカスして戦うべきだったと思いました。1-2のところで1点目をアシストしましたけど、その瞬間に相手のギアが上がったり、表情が変わったのをすごく覚えています」 「前半の相手は流していたので、その間に僕らが点を取ったり、もう少し真剣勝負の時間を僕らが元気なうちにできたら、もっと面白いゲームになっただろうなと。僕らが相手をリスペクトしすぎたところが良くなかったと反省材料になっています」 「今年、WBCで大谷(翔平)選手がアメリカのチームと対戦するときに“この日だけは憧れるのをやめましょう”とコメントしたように、僕らのなかにもそういう選手がいればまた違ったのかなと思います」 <span style="font-weight:800">――当時のユナイテッドはロナウドだけでなく、(ウェイン・)ルーニーや(カルロス・)テベス、(ライアン・)ギグス、(ポール・)スコールズと多くのスターがいました。</span> 「そうですね。(憧れないようにするのは)ちょっとダメでしたね。僕は(憧れの気持ちを)持っていましたね。他の選手もそういう話をしていました。やっぱりCLで優勝したチームですし、その頃は常勝で、ずっと強かった時期でしたし。その年だけではなく、前後で強かったクラブなので、そことやれるというので気持ちとして沸き立つところもありました」 【中編は、「OB橋本英郎氏が思う“ガンバらしさ”とは?」】 取材・文:超ワールドサッカー・玉田裕太 2023.12.06 21:30 Wed

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今季は5名が新加入、イングランドでプレーする日本人女子選手の増加傾向に英紙が注目「今後も続く可能性が高い」

現在は9人、イングランドでプレーする日本人女子選手の増加傾向を英紙が注目「今後も続く可能性が高い」 イングランドのFA女子スーパーリーグ(FAWSL)には、現在9人の日本人選手が所属。アジア人プレーヤーが増加傾向にある理由を、イギリス『BBC』が探った。 マンチェスター・シティのMF長谷川唯を筆頭に、ウェストハムにはDF清水梨紗とMF林穂之香に加え、今季からはFW植木理子も在籍。リバプールではMF長野風花が主軸を担っている。 オーストラリア&ニュージーランド女子ワールドカップ(W杯)得点王の実績が評価され、マンチェスター・ユナイテッドにはMF宮澤ひなたが加入。チェルシーにはローンバックでFW浜野まいかが復帰し、今冬にはレスター・シティへ宝田沙織と籾木結花が籍を移した。 なでしこジャパンが2011年ドイツ女子W杯で優勝、2012年にロンドン・オリンピックで銀メダルを獲得した直後にも、2013年にチェルシーへ永里優季(現:ヒューストン・ダッシュ/アメリカ)が、2014年にアーセナルへ大野忍(スペランツァ大阪監督)や近賀ゆかり(サンフレッチェ広島レジーナ)が加入と、イングランドでのプレーを選択する日本人が続いたが、現在は当時とは異なる風向きで、勢いも加速している。 WSLで頭角を現した最初のアジア人選手と言えば、チェルシーで6度のリーグ優勝を達成した韓国女子代表MFチ・ソヨン(2014-2022年5月)をおいて他にないが、『BBC』では、続く存在として長谷川を挙げ、増加傾向にある日本人選手を特集。スカウティングへの投資、テレビによる世界的な女子サッカー中継の増加、移籍市場での競争の激化など、いくつかの要因を挙げた。 「映像が得られるという点で、スカウティングリソースは劇的に増加した。我々には2人の素晴らしいアナリストもいて、間違いのない選手を特定するのに役立っている」と、宝田と籾木を獲得したレスターのウィリー・カーク監督の言葉を引用。ウェストハムのレハネ・スキナー監督は、国際大会を通じて植木の才能を買っていたと話す。 また、イングランド内における女子サッカーの地位が高まったことによる、待遇の変化にも注目。給与の向上や移籍市場の変化により、WSLが選手にとってより魅力的なものになったと伝えている。 各チームの監督ともに、日本人選手の良さに「規律や戦術理解度、技術の高さ」などを挙げる。『BBC』は「これらの要因により、アジア系の才能ある人材がイギリスに流入することになり、最近到着した選手たちの成功を考えると、この傾向は今後も続く可能性が高い」と結んでいるが、まさしくその通りになるだろう。 最後に、各指揮官によるコメントを掲載。日本人選手、特に自チーム所属の選手を大いに評価している点がユニークだ。 「(WSLでプレーする)日本人選手はどんどん増えてくるだろうし、その理由も分かるだろう。非常に規律があり、聞く耳を持っている。強度も高く、ゲームの理解度もとても高い。もちろん、個々の能力は異なる。(長谷川)唯は非常に知的でゲームの読み方は誰にも負けないだろうし、信じられないほどの才能があると思う」(マンチェスター・シティ/ガレス・テイラー監督) 「風花は試合を読む力が高く、本当に素晴らしいサッカー選手だ。彼女たちは戦術面において非常にクレバーで、技術的にもとても優れている。後方から組み立てるチームの多いWSLの現状において、"日本ブランド"は我々にとって助けになる」(リバプール/マット・ビアード監督) 「日本人選手が増えた理由は明白です。戦術的に聡明で、技術的にも才能のある選手を望まない人はいないでしょう?彼女たちは私たちのチームに大きな価値をもたらしてくれました」(ウェストハム/レハネ・スキナー監督) 「必ずしもアジアの選手を探していたわけではなく、トップクラスのナンバー6を探していたら宝田を見つけたんだ。半年ほど注視して、夏に獲得しようとしたが、リンシェーピングとの合意に至らなかったから、(それなら満了後にと)事前契約を行った。チャンピオンズリーグのアーセナル戦は素晴らしかった」 「宝田選手をさらに見ていたら、籾木の良さにも気付いて、これは良い機会だと思ったんだ。2人とも素晴らしい才能のある選手だよ」(レスター・シティ/ウィリー・カーク監督) 2024.02.12 21:57 Mon
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“ジャンピングチョップ事件”いまだ和解なし、ファン・ニステルローイが宿敵との騒動を振り返る

▽現役時代にマンチェスター・ユナイテッドで活躍した元オランダ代表FWルート・ファン・ニステルローイ氏が、宿敵との騒動を振り返った。イギリス『インデペンデント』が伝えた。 ▽事件は約13年前のオールド・トラフォード、マンチェスター・ユナイテッドvsアーセナルで起こった。当時のプレミアリーグは、ユナイテッドとアーセナルの2強時代。MFロイ・キーン、MFパトリック・ヴィエラという闘将に率いられていた両者の直接対決は、常に意地と意地がぶつかり合う激闘だった。 ▽そして試合では、0-0で迎えたアディショナルタイムにFWディエゴ・フォルランがボックス内でDFマーティン・キーオンに倒されてPKを獲得。しかし、このPKキッカーを務めた名手ファン・ニステルローイは、シュートをバーに当ててしまった。 ▽そして、試合は0-0のまま終了。宿敵の絶対的エースがPKを失敗したことにより勝ち点を獲得してテンションが上がったアーセナルの選手たちは、試合終了の笛とともにファン・ニステルローイを囲んで挑発。試合中も激しくやりあっていたキーオンは、ファン・ニステルローイに“ジャンピングチョップ”を敢行した。 ▽オックスフォード大学での講義にゲストとして参加したファン・ニステルローイ氏は、「キーオンに街でたまたま会ったら、どのように振舞うのか?」と尋ねられると、冗談交じりに「彼は再び私の上に飛んでくるだろう(笑)。時代を生きていくには、クレバーじゃないといけないと思ったよ」と語り、会場の笑いを誘った。 ▽一方、この事件があった2003-04シーズンにプレミアリーグ無敗優勝を経験したキーオン氏は先月、当時について以下のように振り返っていた。 「おそらく、私は過剰な反応を見せてしまった。ルート・ファン・ニステルローイは、ブラックリスト入りする信用できない敵だった。彼はトッププレーヤーであり、ファイターだったが、どんな手を使ってでも相手を打ちのめそうとするような選手だった」 2016.02.08 20:42 Mon
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ユナイテッド若手GKヴィテクが武者修行 今夏アピールもオーストリア1部へ

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中盤補強も目指すユナイテッド、コパ・アメリカで活躍のコロンビア代表MFリオスに注目…約35億円オファー準備か

マンチェスター・ユナイテッドがパウメイラスのコロンビア代表MFリチャード・リオス(24)の獲得に動き出しているようだ。 オランダ代表FWジョシュア・ザークツィー(23)やU-23フランス代表DFレニー・ヨロ(18)を確保するなど、着々と補強を進めているユナイテッド。中盤の選手との契約も目指し、パリ・サンジェルマン(PSG)のウルグアイ代表MFマヌエル・ウガルテ(23)が新戦力候補筆頭となっている。 一方、退団へ向かう可能性がある選手も複数。ブラジル代表MFカゼミロ(32)の移籍が取り沙汰されているほか、スコットランド代表MFスコット・マクトミネイ(27)にはフルアムやトッテナム、ガラタサライなどからの関心が浮上。また、フィオレンティーナからレンタルしていたモロッコ代表MFソフィアン・アムラバト(27)に関しては、2000万ユーロ(約34億2000万円)の買取オプションの行使を見送ることとなった。 ウガルテの獲得だけでは選手層に不安が生じることも考えられるなか、移籍市場に精通するジャーナリストのルディ・ガレッティ氏によると、ユナイテッドはリオスにアプローチ。パウメイラスへの1700万ポンド(約34億5000万円)のオファーも準備しているという。 リオスは2023月10月にコロンビア代表デビューを飾ったばかりのセントラルミッドフィルダー。準優勝に終わったコパ・アメリカ2024では、グループステージから決勝までの6試合全てで先発し、攻守にわたって存在感を発揮した。 一躍その名を世界に広めたMFは、ミランのリストにも加わっているとのこと。しかし、リオスと2026年12月までの契約を交わすパウメイラスは、今夏の売却の意思がないようだ。 2024.07.22 18:42 Mon
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「絶対に謝らない」ハーランド父に復讐したロイ・キーンが“報復”タックルを否定

マンチェスター・ユナイテッドのOBであるロイ・キーン氏が現役時代にアルフ=インゲ・ハーランド氏を負傷させたタックルについて語った。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えている。 キーン氏は、ハーランド氏がリーズ・ユナイテッドに在籍していた1997年にタックルを受けて前十字じん帯損傷の大ケガを負っていた。 しかし4年後、2001年4月21日に行われたマンチェスター・シティとの試合で、ハーランド氏の右ヒザに悪質なタックルを敢行。レッドカードが提示された後にファウルが意図的だったとコメントしたため、5試合の出場停止処分を受けていた。 なお、ハーランド氏はドルトムントに所属するノルウェー代表FWアーリング・ハーランドの実の父親だが、このタックルの影響もあり2年後の2003年に31歳で現役を引退している。 『スカイ・スポーツ』の番組内で、シティにも在籍した元イングランド代表DFマイカ・リチャーズ氏が、キーン氏に現役時代の後悔について質問。話の流れの中で、この件に言及した。 「言わせてもらっていいかな? サッカーのピッチでやったことで後悔したことは一度もない。一度もだ」 「聞いてほしい。私は退場になりチームを失望させた。私は人々と戦っていた。私はピッチの真ん中にいたんだ」 リチャーズ氏が「ハーランド氏を傷づけようとしたわけではないでしょう」と尋ねるとキーン氏はさらに続けた。 「違う。当然だ。だが選手を傷つけようとしたかと言われればそうだ」 「それについては絶対に謝らない。そして人々は私を痛めつけてきた。私は人生で選手をケガさせようとしたことはないが、選手を傷つけようとしたことはある」 「ピッチの真ん中でボールを取りに行けば、誰かが傷つくこと可能性は大いにある」 そう話したキーン氏は、最後に「(君は)私の精神科医みたいだ。胸のつかえが降りたよ」と語っている。 キーン氏は、ハーランド氏個人ではなく対戦相手の“選手”を狙ってのタックルであり、それについての後悔はないと考えているようだ。 <span class="paragraph-title">【動画】ロイ・キーンがハーランド父に繰り出した“悪質”タックル</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr"> <a href="https://twitter.com/hashtag/OnThisDay?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#OnThisDay</a> in 2001: Roy Keane committed a horror challenge when he studded Alf-Inge Haaland&#39;s knee.<a href="https://t.co/eX85rW9hhV">pic.twitter.com/eX85rW9hhV</a></p>&mdash; The Sportsman (@TheSportsman) <a href="https://twitter.com/TheSportsman/status/1252565333577269248?ref_src=twsrc%5Etfw">April 21, 2020</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2021.06.11 07:05 Fri

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