モラタの電光石火弾を守り切れずアトレティコが格下相手に痛恨のドロー《ラ・リーガ》

2020.07.08 07:07 Wed
Getty Images
アトレティコ・マドリーは7日、ラ・リーガ第35節でセルタとアウェイで対戦し、1-1のドローに終わった。

リーグ戦12試合無敗中の3位アトレティコ(勝ち点62)は、3日に行われたマジョルカ戦からスタメンを4人変更。今季4度目の離脱となったフェリックやカラスコ、トリッピアーらに代えてコレア、トーマス、S・アリアスらがスタメンに名を連ねた。

リーグ戦3試合勝利のない16位セルタ(勝ち点35)に対し、アトレティコは開始早々に試合を動かす。1分、右サイドを持ち上がったS・アリアスのクロスをコレアがボックス右で収めると、右アウトサイドでのトラップから素早く折り返しを供給。これをゴール前のモラタが右足で流し込んだ。
電光石火弾で先制したアトレティコだが、その後はセルタにボールを持たれる流れが続く。すると、40分にはボックス右手前に切り込んだブライス・メンデスのコントロールショットでゴールを脅かされるも、これはゴール左に外れて難を逃れた。

1点のリードで後半を迎えたアトレティコだったが、開始早々に失点を喫する。49分、ブライス・メンデスの右クロスをボックス内のフラン・ベルトランが右足で合わせると、ループ気味にふらりと浮いたボールがそのままゴール左隅に吸い込まれた。
後半も思うようにシュートに持ち込めないアトレティコは、57分にブライス・メンデス、65分にサンティ・ミナと立て続けにゴールを脅かされたが、シュートは共にGKオブラクが好セーブ。

その後は互いに選手交代で展開の打開を図るが膠着した状態が続く。そんな中、アトレティコは後半アディショナルタイムにチャンスを迎える。92分、マヌエル・サンチェスの左クロスをニアに走り込んだシャポニッチがワンバウンドしたボールをハーフボレーで合わせたが、これは枠の左に外れた。

結局、試合はそのまま1-1でタイムアップ。格下相手に痛恨のドローで勝ち点を取りこぼしたアトレティコは、4位セビージャ(勝ち点60)との勝ち点差を引き離すことに失敗した。

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