アンダルシア・ダービー控えるセビージャ指揮官「有利不利はない。素晴らしいチームが2つあるだけ」

2020.06.11 14:15 Thu
Getty Images
セビージャフレン・ロペテギ監督が、11日のベティスとのアンダルシア・ダービーに向けた記者会見を行った。スペイン『マルカ』が伝えている。

新型コロナウイルスによる3カ月の中断期間を経て再開するラ・リーガ。その初戦はセビージャとベティスによる、スペイン屈指の熱狂的ダービーだ。ロペテギ監督は「我々はこの新しい現実を想定して、異なる側面に対応できるようにしなければならない。世界的に大きな反響を及ぼす歴史的な一戦になるはずだ」と語る。

ロペテギ監督の言う異なる側面のひとつに5人交代制がある。長期ブランクや過密日程による選手のコンディションへの懸念から、特別ルールとして多くのリーグで採用されている。試合に最も大きな影響をもたらすと予想されているが、スペイン人指揮官はやることは変わらないと楽観視しているようだ。
「最初のアプローチは同じだ。交代枠が増えることによって物理的または戦術的な幅が広がるかもしれないが、5人交代は強制されるものじゃない。選択肢ではあるが義務ではないのだ。チーム次第だろう」

そして、本題となるベティスにも言及。ベティスの実力を評価した上で「素晴らしい2チームによる美しい試合」を期待しているとメディアに話した。
「美しい試合が見たい。有利なチームはなく、良いチームが2つあるだけだ」

「これからやるべきことは、自分たちが持っているもの、求めているものを全てピッチの上で展開していくこと」

「ベティスにはスピードがあり有能な選手も揃う素晴らしいチームだ。規律もあって私は彼らを最大限に尊敬している」

「見事な試合を期待しているよ。もちろん勝利もね。私は良い準備期間が過ごせたと思っている。願わくばチーム全体がそうであって欲しい」

「どちらが有利ということはない。私を悩ませているのはピッチの上で良いパフォーマンスが披露出来るかどうかということだけだ」

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