バレンシアの有望株が2カ月の自宅隔離中に4キロ増量…しかし、ただ太ったわけではなかった

2020.05.14 11:00 Thu
©ValenciaCF
今夏の移籍市場で注目を集めているバレンシアのU-21スペイン代表MFフェラン・トーレス(20)だが、この中断期間中に大きな変貌を遂げていた。

新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大を受け、サッカー活動が停止に。スペインでは感染者が約23万人、死者が約2万7000人という未曾有の被害を受けていた。

当初はロックダウン(都市封鎖)を宣言し、外で人と話すことすら許されなかったスペインだが、徐々に緩和。現在では、外出許可が出ており、ラ・リーガのチームもトレーニング施設を利用した個別トレーニングを再開させた。

そんな中、久々に姿を現したフェラン・トーレスに大きな変化が。スペイン『アス』によると、明らかな体格の変化が見て取れたという。
バレンシアも選手たちは自宅隔離をしており、およそ2カ月の間は通常とは違う生活を送っていた。『アス』によると、フェラン・トーレスは4キロ体重が増えていたとのこと。しかし、これは単純に太ったのではなく、筋肉を増量させていたというから驚きだ。

フェラン・トーレスは、2カ月にわたる自宅トレーニングの際、クラブから出された計画以上のトレーニングを積んだとのこと。自宅隔離が始まって1週間で自宅の1回をジムに変化させ、鍛えていたようだ。
クラブからは厳格な栄養計画が提示されており、筋肉とともにその質も上がっているとのこと。全身で一回り大きくなっており、持ち味を失うことなくパワーアップしたようだ。

今シーズンはラ・リーガで25試合に出場し4ゴール4アシスト、チャンピオンズリーグでも6試合で2ゴール2アシストを記録しているフェラン・トーレス。ドリブルを得意とするフェラン・トーレスがどのようなプレーを見せるのか、リーグ戦の再開が待ち遠しいところ。このパワーアップで、さらに他クラブの注目を集めることになるかもしれない。

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今夏の移籍市場で注目を集めているバレンシアのU-21スペイン代表MFフェラン・トーレス(20)だが、この中断期間中に大きな変貌を遂げていた。 新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大を受け、サッカー活動が停止に。スペインでは感染者が約23万人、死者が約2万7000人という未曾有の被害を受けていた。 <div style="margin:0 auto; min-width:300px; " id="cws_ad"><div style="position: relative; padding-bottom:56.25%; height: 0; overflow: hidden; "><iframe src="https://embed.dugout.com/v2/?p=eyJrZXkiOiIxV2lWSVlZZiIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0=" style="width: 300px; min-width: 100%; position: absolute; top:0; left: 0; height: 100%; overflow: hidden; " width="100%" frameborder="0" allowfullscreen scrolling="no"></iframe></div></div> 当初はロックダウン(都市封鎖)を宣言し、外で人と話すことすら許されなかったスペインだが、徐々に緩和。現在では、外出許可が出ており、ラ・リーガのチームもトレーニング施設を利用した個別トレーニングを再開させた。 そんな中、久々に姿を現したフェラン・トーレスに大きな変化が。スペイン『アス』によると、明らかな体格の変化が見て取れたという。 バレンシアも選手たちは自宅隔離をしており、およそ2カ月の間は通常とは違う生活を送っていた。『アス』によると、フェラン・トーレスは4キロ体重が増えていたとのこと。しかし、これは単純に太ったのではなく、筋肉を増量させていたというから驚きだ。 フェラン・トーレスは、2カ月にわたる自宅トレーニングの際、クラブから出された計画以上のトレーニングを積んだとのこと。自宅隔離が始まって1週間で自宅の1回をジムに変化させ、鍛えていたようだ。 クラブからは厳格な栄養計画が提示されており、筋肉とともにその質も上がっているとのこと。全身で一回り大きくなっており、持ち味を失うことなくパワーアップしたようだ。 今シーズンはラ・リーガで25試合に出場し4ゴール4アシスト、チャンピオンズリーグでも6試合で2ゴール2アシストを記録しているフェラン・トーレス。ドリブルを得意とするフェラン・トーレスがどのようなプレーを見せるのか、リーグ戦の再開が待ち遠しいところ。このパワーアップで、さらに他クラブの注目を集めることになるかもしれない。 2020.05.14 11:00 Thu

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“悪名高きオーナー” ピーター・リム氏にとうとう身内から…バレンシア指揮官「投資がない限り、この現実が続く」

バレンシアの悪名高きオーナー、ピーター・リム氏がとうとう身内から噛み付かれた。スペイン『Relevo』や『ムンド・デポルティボ』などが伝えている。 “バルセロナより美しかった”21世紀初頭の栄華から一転、戦績だけでなく、クラブとしての格も落ちていったバレンシア。 今や残留争いも珍しくなく、中国系シンガポール人の実業家、ピーター・リム氏のオーナー就任後はほとんど投資もなし。主軸選手を格安、またはタダ同然で手放すこともあり、今となっては買収した意図がよくわからない悪政家だ。 そんな氏束ねるバレンシアは17日、ラ・リーガ第1節でバルセロナに1-2と惜敗。試合後、クラブの良い時代を知るルベン・バラハ監督が、とうとうピーター・リム氏に噛み付いた。 「投資がない限り、この現実が続く」 「現時点で、バレンシアの選手たちには、競争のリズムがない。私からすればゲーム展開を変える選択肢がないのだ」 「なぜ投資が不足しているのか、ハッキリわからないので安易に私見を述べるわけにはいかない。ともかく、私にバリエーションをくれ。マーケットはまだ開いているんだ」 バラハ監督はバルセロナ戦先制点のFWウーゴ・ドゥーロから「僕らのネジを締めてくれる存在」と評されるなど、かなり人望の厚そうなレジェンド指揮官。 ジョージア代表GKギオルギ・ママルダシュヴィリを今月中に3500万ユーロ(約56.4億円)以上で売り捌くつもりとされるバレンシア。そうなれば、現場と上層部の対立は一層深刻化か。 2024.08.19 20:30 Mon
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久保建英に「目を開けろ」「中国人」、人種差別発言のバレンシアファン2名に処分

レアル・ソシエダの日本代表MF久保建英へ人種差別的発言を行ったとして、バレンシアのファン2名が処分を受けることとなった。 事件が起きていたのは今年1月19日。ラ・リーガ第20節のバレンシアvsソシエダの一戦で発生した。 バレンシアのホームであるメスタージャでの試合。ピッチサイドでウォーミングアップしていた久保とアンデル・バレネチェアに対し、スタンドのバレンシアのファン数人が人種差別の言葉を投げかけていた。 久保に対しては「チノ、目を開けろ、中国人、お前は中国人だ!」と人種差別的な批判が行われると、「ETA、クソ野郎、爆弾を仕掛けろ!」 、「お尻に棒を突っ込んでしまった!」 、「ETA、彼らはあなたに爆弾を置き、頭を覆え!」とバスク出身のバレネチェアに投げかけたという。(ETAはバスク国民党から分離する形で設立された民族組織のこと) ソシエダ、バレンシア共に声明を発表していたが、国家暴力対策委員会がこの件を調査。この結果2名が特定され、4000ユーロ(約62万5000円)の罰金と、12カ月間のスポーツの試合会場へ立ち入りが禁じられることとなった。 <span class="paragraph-title">【動画】バレンシアのファンが久保建英らソシエダの選手に差別発言</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="es" dir="ltr">La Real Sociedad condena enérgicamente los insultos racistas y de otra índole que, desde uno de los fondos de Mestalla, varios aficionados valencianistas profirieron a algunos de nuestros futbolistas. <br><br>Tenemos claro que esos elementos no representan la grandeza de la entidad… <a href="https://t.co/xvjh9VjQ99">pic.twitter.com/xvjh9VjQ99</a></p>&mdash; Real Sociedad Fútbol (@RealSociedad) <a href="https://twitter.com/RealSociedad/status/1881357834224373896?ref_src=twsrc%5Etfw">January 20, 2025</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2025.03.04 21:45 Tue
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執念が生んだ理解不能なアクロバティックゴール! ポルトガル代表FWが倒れながら決めた決勝弾が大反響

バレンシアのポルトガル代表FWゴンサロ・ゲデスがまたしても貴重なゴールをゲットした。 直近の公式戦4試合を3勝1分けと好調のバレンシアは19日、ラ・リーガ第29節でエルチェとのアウェイゲームに臨んだ。 チームのトップスコアラー、ゴンサロ・ゲデスも先発出場。ゴールレスで迎えた50分には執念のゴールで均衡を破った。 ハーフウェーライン付近のカルロス・ソレールから背後へ浮き球が送られると、大外から回り込んだゴンサロ・ゲデスは相手DFとのスプリント勝負を制して一歩前へ。だが、背後から手を掛けられ、バランスを崩してしまう。 それでも、ボールから目を離さなかったゴンサロ・ゲデスは倒れ込み、地面から足が離れた状態のなか、執念で右足を動かしボールを突いた。これが自身の左足に当たると、処理へと飛び出してきたGKの逆方向へ転がり、そのままゴールへ吸い込まれた。 結局、これが決勝点となり、3ポイントを獲得したバレンシア。2日に行われたコパ・デル・レイ準決勝2ndレグのアスレティック・ビルバオ戦でも、ゴンサロ・ゲデスは決勝点となる鋭いミドルを突き刺し、チームを3季ぶりの決勝へと導いていた。 カタール・ワールドカップ(W杯)の欧州予選プレーオフに臨むポルトガル代表メンバーにも選出されているストライカー。重要な一戦でも勝負強さを発揮することができるだろうか。 <span class="paragraph-title">【動画】ゴンサロ・ゲデス、執念のアクロバティックゴール</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="8LC-45oMBgo";var video_start = 23;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2022.03.20 22:04 Sun
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スペイン代表DFホセ・ルイス・ガヤ(28)がバレンシア愛を貫いた。スペイン『Relevo』が伝えている。 スペイン屈指の左サイドバックであるガヤ。スペイン代表として臨むはずだったカタール・ワールドカップ(W杯)はケガで開幕直前に離脱することとなってしまったが、9月の代表ウィーク2試合ではいずれも先発出場している。 クラブキャリアでは下部組織時代から地元のクラブであるバレンシア一筋。現在はキャプテンを務め、28歳にして通算332試合出場を誇り、今シーズンのラ・リーガ6試合に全て先発出場。27日の第7節ではレアル・ソシエダと対戦する。 『Relevo』によると、ソシエダは今夏チャンピオンズリーグ(CL)参戦を見据えて積極補強に動き、ガヤの獲得にも本腰を入れていたとのこと。バレンシアと移籍金1000万ユーロ(約15億7000万円)で交渉をまとめていたとのことだ。 ところが、バレンシア一筋のキャプテンはソシエダ行きをキッパリ拒否。2000年代初頭の輝きはどこへやら、中国系シンガポール人オーナー、ピーター・リム氏の元で年々下降線を辿るバレンシアだが、ガヤにとってバレンシア愛に勝るものは何もないようだ。 ガヤは過去にもバルセロナやレアル・マドリー、アトレティコ・マドリー、ウェストハムなどからの打診を拒否したとされ、その友人は『Relevo』の取材でガヤが「他クラブで15のタイトルを獲るより、バレンシアで1つのタイトルを獲りたい」と語っていると明かしている。 なお、ガヤを断念したソシエダはアーセナルからスコットランド代表DFキーラン・ティアニーをレンタル移籍で獲得している。 2023.09.27 21:10 Wed
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バレンシア、ビッグクラブが関心の逸材DFガシオロフスキと2027年まで契約延長

バレンシアは26日、U-19スペイン代表DFヤレク・ガシオロフスキ(20)との契約を2027年6月30日まで延長したことを発表した。 ポーランド人の父親とスペイン人の母親を持ちスペインで生まれ育ったガシオロフスキは、192cmの体躯を誇る左利きのDF。7歳でバレンシアのカンテラに加入し、リザーブチームのバレンシアBでのプレーを経て2023年10月に行われたマジョルカ戦でトップチームデビュー。 これまでトップチームでは、公式戦34試合に出場しており、今季もラ・リーガ14試合を含む公式戦18試合に出場している。また、U-19スペイン代表の主力としても活躍しており、昨夏に行われたU-19欧州選手権では優勝に大きく貢献した。 現在はセンターバックを主戦場としているが、元々はサイドバックでプレーしていたこともあり、バレンシアのトップチームではセンターバック、左サイドバックの両方でプレーしている。恵まれた体躯通りの空中戦の強さに加え、サイズを感じさせないスピードを兼備するフィジカルアスリートで、出足鋭いアグレッシブな対人守備を持ち味とする。 判断や精度という部分に伸びしろを残すが、後方からの配球や積極果敢なドライブなど攻撃に関与する意識も高い現代型のDF。セットプレー時はターゲットマンとしても有能だが、ロングスローも武器としている。 以前にはアーセナルやトッテナム、ユベントス、インテルといったビッグクラブからの関心が報じられていたガシオロフスキだが、かねてより残留の意向を示しており、自身を育ててくれたクラブとの新契約を決断した。 2025.02.27 12:30 Thu

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