D・シルバが古巣バレンシアと交渉 コロナ禍で状況複雑とも
2020.04.21 13:38 Tue
マンチェスター・シティの元スペイン代表MFダビド・シルバ(34)に対して、古巣復帰の可能性が浮上している。
2010年にシティ入りのD・シルバ。それ以降、唯一無比のプレーメーカーとして公式戦通算424試合74ゴール137アシストの数字を誇り、獲得したチームタイトル数も10個以上にのぼる。
しかし、シティとの契約は今季まで。シティ退団の意向を明らかにしており、6月30日に失効する。そんなスペイン人司令塔に対して、古巣バレンシアから誘いがかかっているという。
『ESPN』によると、11シーズンぶりの復帰を熱望するバレンシアは3年契約を打診。すでに話し合っているというが、新型コロナウイルス(COVID-19)の流行で複雑化しているようだ。
国際サッカー連盟(FIFA)は今季契約満了者の期間延長を提案しているが、強制力ゼロ。7月開催も予想される今季を全うする場合、D・シルバは契約延長が必要になってくる模様だ。
なお、シティは今季最後までの共闘を切望しているが、D・シルバや代理人に全てが委ねられている状況とのこと。ヴィッセル神戸やインテル・マイアミなど世界各国のクラブが新天地に挙がるD・シルバだが、決断はいかに…。
2010年にシティ入りのD・シルバ。それ以降、唯一無比のプレーメーカーとして公式戦通算424試合74ゴール137アシストの数字を誇り、獲得したチームタイトル数も10個以上にのぼる。
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