ルカクとサコーが過去の揉み合いを振り返る「一緒に戦争にだっていける」
2020.04.13 14:35 Mon
ベルギー代表FWロメル・ルカクと元フランス代表DFママドゥ・サコーが“マージーサイド・ダービー"での激しい揉み合いを冗談を交えながら振り返った。2015年10月、エバートンの本拠地であるグディソン・パークで行われたリバプールとのダービーマッチにおいて、当時エバートンに所属していたルカクは当時リバプールに所属していたサコーと揉み合いとなっていた。
ダービーマッチということもあり互いにヒートアップし、周りの選手たちが2人を引き離さなければならない事態に発展してしまった。
ルカクはマンチェスター・ユナイテッドを経てインテルへ、サコーはクリスタル・パレスへと移籍した中、2人はInstagramのライブ機能を利用してライブチャットを公開した。
仲良く会話をする中、ルカクがサコーに対し「もし僕らが同じチームにいたら一緒に戦争にだっていけるやつだよ」とコメント。「これがその理由さ」と言い、この2015年のヒートアップした揉み合いの映像を再生した。
これを見たサコーは思わず爆笑。過去のわだかまりはもう解消されているようだ。
「あの試合には僕の家族を含め、ご近所さんたちみんなを招待していたんだ。(試合後)みんな怒っていたよ、僕の弟のジョルダンさえも怒って待っていたよ」
「僕はただの試合だと思っている。もう終わったんだ。サコーは良いやつなんだって説明しなきゃならなかった」
ちなみにこの揉み合いが起こった試合は、ダニー・イングス(現サウサンプトン)の得点でリバプールがリードするも、ルカクの同点弾で1-1のドローに終わっている。この試合結果を受けて当時リバプールの指揮官であったブレンダン・ロジャーズ監督(現レスター・シティ監督)は解任されていた。
ダービーマッチということもあり互いにヒートアップし、周りの選手たちが2人を引き離さなければならない事態に発展してしまった。
ルカクはマンチェスター・ユナイテッドを経てインテルへ、サコーはクリスタル・パレスへと移籍した中、2人はInstagramのライブ機能を利用してライブチャットを公開した。
これを見たサコーは思わず爆笑。過去のわだかまりはもう解消されているようだ。
さらに、ルカクは当時のことを振り返り、観戦に来ていたルカクの家族がサコーに激怒しており、試合後になだめる必要があったと明かした。
「あの試合には僕の家族を含め、ご近所さんたちみんなを招待していたんだ。(試合後)みんな怒っていたよ、僕の弟のジョルダンさえも怒って待っていたよ」
「僕はただの試合だと思っている。もう終わったんだ。サコーは良いやつなんだって説明しなきゃならなかった」
ちなみにこの揉み合いが起こった試合は、ダニー・イングス(現サウサンプトン)の得点でリバプールがリードするも、ルカクの同点弾で1-1のドローに終わっている。この試合結果を受けて当時リバプールの指揮官であったブレンダン・ロジャーズ監督(現レスター・シティ監督)は解任されていた。
ロメル・ルカクの関連記事
エバートンの関連記事
プレミアリーグの関連記事
記事をさがす
|
|
ロメル・ルカクの人気記事ランキング
1
デカい、強い、速い、上手い、怖い! イブラ&ルカク共存のファイヤーフォーメーション爆誕?
▽マンチェスター・ユナイテッドの超攻撃的布陣が見られる日が近い? ユナイテッドのジョゼ・モウリーニョ監督は17日、翌日に行われるプレミアリーグ第12節のニューカッスル戦の招集メンバーに、長期離脱中だったFWズラタン・イブラヒモビッチとMFポール・ポグバ、DFマルコス・ロホが名を連ねることを明かした。 ▽ユナイテッドは今シーズン、ポグバの離脱後にそれまでの攻撃的なアプローチから守備的なアプローチで試合に臨むことが多くなり、得点力も同選手不在時から大きく減少した。そのため、同選手の復帰は大きな後押し。さらに、イブラヒモビッチに関しては、同選手の不在時に完全にチームの核となったFWロメル・ルカクとポジションが被るため、起用法が注目される。 ▽モウリーニョ監督は、イブラヒモビッチとルカクの共存について、以下のように語っている。ユナイテッド公式サイトが伝えた。 「イブラヒモビッチはどこでもプレーできる。今シーズンは2人のストライカーを使うことも何度もあった。とりわけ3バックの時は2人目のストライカーを使いやすい」 「共存させるつもりだよ。3バックも使っているし、プレシーズンから準備してきている。彼らは共にプレーできる。問題ない」 ▽イブラヒモビッチは1.5列目でもプレーできるため、[4-2-3-1]のトップ下として起用される可能性もありそうだ。また、発言から推測するに、[3-5-2]の布陣でイブラヒモビッチとルカクを前線に並べる形もモウリーニョ監督は考えているようだ。 ▽格下相手など場合によっては、上記画像のような超攻撃的布陣を見ることができるかもしれない。役者が揃ってきたユナイテッドの今後の戦いぶりに注目が集まりそうだ。 2017.11.18 09:15 Sat2
“裏”DRコンゴ代表はベルギー&フランス連合軍!? 多重国籍選手でチームを組んでみた【裏イレブン】
日本代表にはあまりいない二重国籍選手。しかし、世界に目を向ければ、多くの選手が二重国籍であり、代表クラスの選手ともなれば、その決断を迫られる時がやってくる。 世代別の代表チームからA代表になる際にその決断の瞬間は訪れるが、中には世代別代表から変わらずに代表活動を続ける選手も多い。 今回は、DRコンゴ代表だったかもしれない選手たちをピックアップ。“裏”DRコンゴ代表として、2つ目の国籍としてDRコンゴを持ち、別の国の代表チームで活動する選手たちを並べたところ、そうそうたるメンバーが揃った。 <div id="cws_ad"><div class="dugout-video dugout-embed-eyJrZXkiOiI2WTFoWmFxRSIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0="></div><script type="text/javascript" src="https://embed.dugout.com/v3.1/ultrasoccer.js"></script></div> 本来のDRコンゴ代表と言われても、思い浮かぶ選手はそう多くはいないのではないだろうか。ビジャレアルで活躍し、現在は北京国安に所属するFWセドリック・バカンプやウェストハムの左サイドバックを務めるDFアルチュール・マスアクなどがいるが、あまりピンと来ないだろう。 一方で、DRコンゴ代表だったかもしれない選手にはベルギー代表FWロメル・ルカク(インテル)や同じくベルギー代表で活躍したDFヴァンサン・コンパニ(アンデルレヒト)、イングランド代表のDFアーロン・ワン=ビサカ(マンチェスター・ユナイテッド)など、各国代表選手が揃っており、特にベルギーが多い印象だ。 また、今回の11人には入らなかったものの、RBライプツィヒのDFのルディ・ムキエレやリヨンのDFジェイソン・デナイヤー、スタッド・レンヌのMFスティーブン・エンゾンジ、クリスタル・パレスのFWクリスティアン・ベンテケらもDRコンゴが2番目の国籍となっている。 ◆“裏”DRコンゴ代表 GK スティーブ・マンダンダ(35/マルセイユ/フランス) DF アーロン・ワン=ビサカ(22/マンチェスター・ユナイテッド/イングランド) プレスネル・キンペンベ(24/パリ・サンジェルマン/フランス) ヴァンサン・コンパニ(34/アンデルレヒト/ベルギー) ジョルダン・ルカク(25/ラツィオ/ベルギー) MF デニス・ザカリア(23/ボルシアMG/スイス) タンギ・エンドンベレ(23/トッテナム/フランス) ユーリ・ティーレマンス(23/レスター・シティ/ベルギー) クリストファー・エンクンク(22/RBライプツィヒ/フランス) FW ロメル・ルカク(27/インテル/ベルギー) ミッチー・バチュアイ(26/チェルシー/ベルギー) 2020.06.06 21:45 Sat3
C・ロナウドがユーロ得点王を初受賞! シックと5ゴールで並ぶもアシスト数で受賞
ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(36)がユーロ2020の得点王にあたる『UEFA EURO 2020 Alipay Top Scorer』に輝いた。 今大会ではオウンゴールが11ゴールと、過去15大会の総数(9ゴール)を1大会で上回る異例の形となったが、各国のエースストライカーたちが順当に仕事を果たした。 そういった中、最終的に得点王に輝いたのは、ユーロ史上初の5大会連続ゴールに、元イラン代表FWアリ・ダエイに並ぶ代表最多ゴール記録(109ゴール)を樹立したC・ロナウド。 C・ロナウドは今大会でチェコ代表FWパトリック・シックと5ゴールで並んでいたが、欧州サッカー連盟(UEFA)の基準ではゴール数で並んだ場合はアシスト数、出場時間数の少なさの順でランキングが決定するため、0アシストのシックに対して、1アシストのポルトガル代表FWが優位と判断されて嬉しいユーロ得点王初受賞となった。 ◆UEFA EURO 2020 Alipay Top Scorer 1.クリスティアーノ・ロナウド/ポルトガル 5ゴール(1アシスト、360分) 2.パトリック・シック/チェコ 5ゴール(0アシスト、404分) 3.カリム・ベンゼマ/フランス 4ゴール(0アシスト、349分) ▽以下(4ゴール) ロメル・ルカク/ベルギー エミル・フォルスベリ/スウェーデン ハリー・ケイン/イングランド 2021.07.12 13:42 Mon4
インテル移籍の理由を説明するチャルハノール「ミランで僕を本当に必要としていたのはピオリだけ」
インテルのトルコ代表MFハカン・チャルハノール(27)がミランからライバルクラブに移籍した理由を語った。『フットボール・イタリア』が伝えている。 2017年7月にミランへ加入したチャルハノールは公式戦通算172試合出場で32ゴール48アシストの成績を記録。昨シーズンもセリエA33試合出場4ゴール10アシストの活躍を見せ、チームの7年ぶりのチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得に大きく貢献した。 一方で、6月で満了となる予定だった契約の延長交渉は条件面で合意できず、そこへインテルがより良い条件でオファーを出したこともあり、フリーでの加入が決定。同じ街のライバルクラブへの移籍に対して、ミランのファンからは激しく非難されている。 『DAZN』のインタビューを受けたチャルハノールはこうしたファンの怒りに理解を示しつつも、自分の将来を考えたとコメント。ミランで自身を真に求めていたのはステファノ・ピオリ監督だけだったと語った。 「(ミランの)ファンがこの移籍に怒るのは当たり前だと思う。だけど、こうした移籍は僕が初めてではなく、最後でもない。これまでも多くの選手がミランとインテルを行き来している」 「ミランに敬意を払ってはいたけど、自分の将来を考えたいとも思っていた。4年間、ミランのために多くのことをしてきたと思うし、皆を尊敬していたよ。でも、今はインテルで新しい章を迎えた以上、前を向いていかなければならない」 「ミランで僕を本当に必要としていたのはピオリだけだった。その彼とは何度も話をしてきたけど、僕の決断を尊重して幸せを願ってくれたよ」 また、チャルハノールはインテル移籍に当たってスポーツ・ディレクター(SD)のピエロ・アウジリオ氏やシモーネ・インザーギ監督からの熱心な誘いがあったと告白。インザーギ監督の下でプレーする期待感についても語っている。 「ピエロ・アウジリオやシモーネ・インザーギ監督からたくさんの電話がかかってきたんだ。自分のチームに加わって欲しいと直接言われれば、そこに行きたくなるものさ」 「インザーギ監督の下、ラツィオでルイス・アルベルトが担っていた役割をできるのは好きだ。ピオリ監督と僕の相性もとても良く、好きな役割をさせてくれたからこそ多くのアシストを記録できた。今はロメル・ルカクやラウタロ・マルティネスをアシストするのが待ち遠しい」 2021.07.15 11:48 Thu5
ローマにも到来…モウリーニョ監督の“3年目のジンクス”「キャリア最悪のスタートダッシュ」
ローマのジョゼ・モウリーニョ監督(60)は今シーズンが就任3年目だ。『フットボール・イタリア』が伝えている。 チェルシー時代にプレミアリーグ優勝3回、ポルトとインテルでチャンピオンズリーグ(CL)優勝計2回などなど、指導者キャリアで数多くのタイトルを獲得してきたモウリーニョ監督。ローマでは就任1年目にヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)を制し、クラブに初の欧州タイトルをもたらした。 “スペシャル・ワン”を自称するに相応しい功績を持つわけだが、同時に「モウリーニョが率いて3年目のチームは成績が下降する」という、いわゆる“3年目のジンクス”も広く知られる。そう、今シーズンのローマがこれに該当する。 ECL制覇の2021-22シーズンに続き、昨季もセリエAで6位、ヨーロッパリーグ(EL)で準優勝と一定の成果を残したローマ。しかし、今季はセリエA開幕6試合で1勝2分け3敗の16位と完全に停滞。直近の試合は昇格組ジェノアに1-4で敗れている。 モウリーニョ監督のキャリアを振り返ると、レアル・マドリー、チェルシー(2期目)、マンチェスター・ユナイテッドで3年目途中の解任を経験。指揮官はジェノア戦後『DAZN』のインタビューで「キャリア最悪のスタートダッシュだが、泣いている暇はない。心の中で泣き、次の試合へ努力する」と語るも、ロマニスタから“3年目のジンクス”を心配されても無理のない状況に陥っている。 ただ、これにはローマの財政事情も少なからず影響。ファイナンシャル・フェアプレー(FFP)により、「(今夏の)移籍市場での選択肢がほとんどなく、負傷者が出るたびに選手層も薄れていく状態」だという。実際、ベルギー代表FWロメル・ルカクとポルトガル代表MFレナト・サンチェスはレンタル移籍、アルジェリア代表MFフセム・アワール、コートジボワール代表DFエヴァン・エンディカはフリー移籍での補強だった。 “3年目のジンクス”を打破できるか。モウリーニョ監督とローマの巻き返しに期待したい。 2023.09.29 15:57 Friエバートンの人気記事ランキング
1
謎に包まれたキャリア中断から2年…シグルドソンが853日ぶりに公式戦復帰へ
元アイスランド代表MFギルフィ・シグルドソン(33)が853日ぶりに公式戦復帰する。イギリス『サン』が伝えている。 小国アイスランドの大躍進を支えたシグルドソン。ユーロ2016のイングランド代表撃破とベスト8進出、さらにロシア・ワールドカップ(W杯)出場の立役者となった司令塔は、クラブキャリアでは2017-18シーズンからエバートンに所属していた。 しかし、選手キャリアは2021年7月にストップ。当時、「プレミアリーグでプレーする31歳に未成年者への性的暴行嫌疑がかけられている」との情報が流れ、時を同じくしてエバートンが個人名を避けつつ、自クラブの選手が当局の捜査対象になっていると公表した。 これがシグルドソンであると断定できる材料は一切なく、逮捕・起訴されたという情報もなし。ただ、それ以来、2年以上にわたって表舞台から姿を消し、2021-22シーズン終了後にはエバートン退団が発表された。 今夏まで行方不明状態が続いていたわけだが、先月31日、デンマーク・スーペルリーガのリンビーBKがシグルドソンとの1年契約締結を発表。加入に際し、「シグルドソンはここ数年サッカーをしていない。コンディション回復をゆっくり待つ方針だ」と声明を発表している。 エバートン時代に最後にプレーしたのは2021年5月のマンチェスター・シティ戦。リンビーでは現在までに出場がないものの、23日に行われるスーペルリーガ第9節のヴェイレBK戦でデビューする見通しだという。 シグルドソンの同胞であり、リンビーを率いるフレイヤー・アレクサンダーソン監督は地元メディアの取材に対し、「23日の試合で間違いなく出場する。とてもコンディションが良い」と初のメンバー入り・起用を明言。エバートン時代以来、853日ぶりの公式戦復帰が確実となっている。 2023.09.19 16:13 Tue2
エバートンがセネガル代表FWイリマン・エンディアイエをマルセイユから獲得! 今夏3人目の契約に
エバートンは3日、マルセイユからセネガル代表FWイリマン・エンディアイエ(24)を完全移籍で獲得したと発表した。 契約期間は2029年6月末までの5年。移籍金は非公開となっているが、移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏は、1850万ユーロ(約32億2000万円)+アドオン150万ユーロ(約2億6000万円)と伝えている。 フランス出身で2019年にシェフィールド・ユナイテッドの下部組織へ加わったエンディアイエ。2022-23シーズンにチャンピオンシップ(イングランド2部)で14ゴール11アシストの好成績を残すと、2023年夏にユース時代を過ごしたマルセイユへ完全移籍した。 前線の複数ポジションをこなせるアタッカーは、マルセイユでも主力として活躍し、リーグ・アンで30試合3ゴール5アシストを記録。ヨーロッパリーグ(EL)でも14試合に出場し、1ゴールを記録した。 トフィーズ入りが決まったエンディアイエは、クラブメディア『エバートンTV』で「エバートンの選手になれてとても嬉しい」と第一声。移籍の経緯についても語った。 「入団を希望した主な理由は、クラブの偉大さやその歴史、そしてチームを前に進むのを助けるために自分が役割を果たせることだ。とても興奮しているし、待ち切れないよ」 「(ディレクターの)ケビン(・テルウェル)や監督が僕に話してくれて、必要とされていると感じた。セネガル代表のチームメイト、イドリサ(・ゲイエ)も一役買っていて、クラブを高く評価していたし、良いことをたくさん話してくれたんだ」 「とても興奮している。昨シーズンのチームの流れを引き継いでいきたい。チームに貢献できる準備はできているし、このクラブを上位に導くために全力を尽くしたい」 また、ショーン・ダイチ監督も加入を歓迎。攻撃面にプラスをもたらすと語った。 「イリマンは我々の攻撃オプションに多様性をもたらし、昨シーズンチームとして進歩したチャンスメイクの部分をさらに発展させ、前線を強化してくれるだろう」 「彼はまだ若いが、ヨーロッパや国際レベルでの経験があるし、我々のチームにとって本当にプラスになると感じている」 なお、エンディアイエはアストン・ビラから完全移籍のU-20イングランド代表MFティム・イローグブナム(21)、リーズ・ユナイテッドからレンタル期間延長のイングランド人FWジャック・ハリソン(27)に続く、今夏3人目の新契約選手となる。 2024.07.03 22:00 Wed3
「重大な反則の基準を満たしている」物議醸したマージーサイド・ダービーでの超危険タックル、審判協会が誤審を認める
プレミアリーグのジャッジを担当するPGMOL(プロ審判協会)は、マージーサイド・ダービーで発生したファウルに関して、誤審を認めた。イギリス『BBC』が伝えた。 問題となったのは、2日に行われたプレミアリーグ第30節のリバプールvsエバートン。11分にMFアレクシス・マク・アリスターへのDFジェームズ・タルコウスキの危険なスライディングタックルが物議を醸すこととなった。 五分五分のボールに両者がチャレンジした際、ボールをクリアしたタルコウスキの残り足がマク・アリスターの左足首に向かって直撃。サム・バレット主審はタルコウスキにイエローカードを出すに留め、VARが介入することもなかった。 プレミアリーグのマッチセンターアカウントは「タルコウスキがボールにプレーしていたため退場には値しない」との説明を出した一方で、リバプールのアルネ・スロット監督は「多くの人が既にコメントしており、私はコメントしたくない。リバプールをあまり好きでない人たちでさえ、判定がどうあるべきだったか明確だと言っていた」と、暗に判定を批判していた。 そんな中、PGMOLは「このタックルは重大な反則行為の基準を満たしている」と発表。バレット主審に対してオンフィールド・レビューを促す必要があったとし、最終的には判定を覆すべきだったと結論づけている。 なお、今回の件は明白すぎる誤審だったようで、PGMOLはミスを認めて透明性のある運営をしたいとし、審判長のハワード・ウェッブ氏の次回の「Match Officials Mic'd Up」出演を待つのではなく、この事件は直ちに対処する必要があると感じたとしている。 <span class="paragraph-title">【動画】明らかな誤審!タルコウスキの危険なチャレンジ</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="5S69NsaGJ7A";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2025.04.03 22:40 Thu4
「謝罪を無視された」リシャルリソンがチアゴに恨み節
エバートンのブラジル代表FWリシャルリソンと、リバプールのスペイン代表MFチアゴ・アルカンタラとの間に、小さな確執が生まれた模様だ。 事の経緯は昨年10月に行われた両チームによるマージ―サイド・ダービーまで遡る。エバートンの本拠地グディソン・パークでの一戦は、VARの介入で最後まで劇的な展開となった中で、2-2の痛み分けに。 リバプールのDFヴィルヒル・ファン・ダイクが大ケガを負ったことでも印象深い同試合だが、終了間際にはリシャルリソンがチアゴにアフターチャージを見舞い一発退場、チアゴもケガをする事態が起きていた。 これでヒザを負傷したチアゴは、その後丸2カ月の離脱を余儀なくされ、初のプレミアリーグ挑戦はほろ苦いスタートを切ってしまうこととなった。 この件に関してリシャルリソンは、ブラジル人ジャーナリストのチアゴ・アスマール氏や、ブラジル代表のレジェンド、ジュリオ・セーザル氏、さらにはアーセナルのDFダビド・ルイスとアヤックスのFWダビド・ネレスが参加したYouTube配信において、SNSを通じてチアゴに謝罪していたことを告白。ところが、相手側からの返答はなかったという。 「あの試合は『やってしまった』って感じだったよ」 「あの後、インスタグラムで謝罪したんだ。でも返信はなかった。だから僕は『返信したくないのなら、このメッセージは削除する』と言ったんだ」 「それから本当にメッセージを消した。彼からの返事はないままね」 「それからまたダービーがあった。今度は相手のホームだ。彼は僕の顔を見なかったし、僕も彼を見なかった。そのまま試合は始まった。彼はピジョン(リシャルリソンの愛称、鳩の意)を無視したのさ」 2021.03.31 21:00 Wed5
