ウルブスで輝くメキシコ代表FWが過去を回想「アトレティコでもっと重要な存在に…」

2020.04.13 10:17 Mon
Getty Images
ウォルバーハンプトンに所属するメキシコ代表FWラウール・ヒメネスが、過去のキャリアを振り返った。
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ヒメネスは、母国のクラブ・アメリカの下部組織で育ち、2012年1月にトップチームへ昇格。そこでの活躍が認められ、2014年8月にアトレティコ・マドリーへと完全移籍した。

しかし、アトレティコではわずか1年しかプレーせず、2015年8月にベンフィカへと完全移籍。2018年7月にウォルバーハンプトンへとレンタル移籍すると、2019年7月に完全移籍で加入した。22歳でアトレティコへと引き抜かれるも、公式戦28試合で1ゴール2アシストと活躍したとは言えないヒメネス。アトレティコでプレーを続けたかった願望はありながらも、悲しんではないとスペイン『マルカ』のインタビューで語った。
「悲しくはなかった。僕は全ての変化が良いことだと思っている。アトレティコでもっとプレーしたかったけど、たった1年だった」

「サッカーが早いことに気づいたし、代償を払って、全てのことに尽力した。諦めなかったからこそ今のポジションにいる」
ベンフィカでは公式戦120試合に出場し31ゴール15アシストを記録。しかし、3シーズンで離れることとなった。

それでも、ウォルバーハンプトンでは2シーズンで公式戦88試合に出場し39ゴール18アシストとすでにクラブキャリアでは最高の成績を残しており、現状に満足していると語った。

「アトレティコ・マドリーやベンフィカでもっと重要な存在になりたかった。でも、今はチームメイト、クラブ、そして関わる人々にとっての重要な選手になっている。僕がやってきたことは報われている」

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