ウェストハムも選手と給与据え置きで合意…主将ノーブル「誇りに思う」
2020.04.11 09:30 Sat
プレミアリーグやイギリス政府から選手のサラリー削減を求める声が挙がるなか、ウェストハムが動いた。
ウェストハムは10日、キャプテンを務めるイングランド人MFマーク・ノーブルの主導によるトップチーム選手との給与削減合意を公表している。
また、デイビッド・モイーズ監督や、カレン・ブレイディ副会長、アンディ・モレット最高財務責任者がとも給与30%カットで合意に達した。
そして、共同会長のデイビッド・サリバン氏とデイビッド・ゴールド氏はほかの株主と3000万ポンド(約40億5000万円)の投資を行う形で援助する。
この支援で集まった資金はインフラのサポートや、仕事の維持、スタッフの給与全額支払いだけでなく、コミュニティの弱者支援にも活用される。
「選手たちは新型コロナウイルスの感染拡大以降、クラブと対話を続けてきた。チーム全体として他者を支援するため、それぞれの役割を果たすという強い意欲を明確に示せたのを誇りに思う」
なお、サウサンプトンは先日にトップチームの選手や監督らとの給与一部支払い延期の合意を発表。ウェストハムはサウサンプトンに続いた格好だ。
ウェストハムは10日、キャプテンを務めるイングランド人MFマーク・ノーブルの主導によるトップチーム選手との給与削減合意を公表している。
また、デイビッド・モイーズ監督や、カレン・ブレイディ副会長、アンディ・モレット最高財務責任者がとも給与30%カットで合意に達した。
この支援で集まった資金はインフラのサポートや、仕事の維持、スタッフの給与全額支払いだけでなく、コミュニティの弱者支援にも活用される。
ノーブルはクラブ公式サイトを通じて次のようにコメントしている。
「選手たちは新型コロナウイルスの感染拡大以降、クラブと対話を続けてきた。チーム全体として他者を支援するため、それぞれの役割を果たすという強い意欲を明確に示せたのを誇りに思う」
なお、サウサンプトンは先日にトップチームの選手や監督らとの給与一部支払い延期の合意を発表。ウェストハムはサウサンプトンに続いた格好だ。
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