ユナイテッド、デ・リフト獲得に興味か ポグバを交渉材料に使う可能性も
2020.04.01 14:20 Wed
マンチェスター・ユナイテッドが、ユベントスに所属するオランダ代表DFマタイス・デ・リフト(20)に関心を示しているようだ。イギリス『デイリー・スター』が伝えた。
2019年夏に推定移籍金6750万ポンド(約90億円1000万円)でアヤックスからユベントスに加入したデ・リフト。加入当初は苦労したものの、DFジョルジョ・キエッリーニの負傷でチャンスを掴むと、ここまでの公式戦27試合に出場している。
デ・リフトにはユナイテッドも昨夏に獲得に獲得に動いていたが、ユベントスやバルセロナとの札束勝負に白旗。結局、同選手は10代では最も高い移籍金での取引となった。
だが、その後もデ・リフトの動向を注視しているようで、同じミーノ・ライオラ氏を代理人に持つMFポール・ポグバを材料に交渉を進めていく可能性があると推測されている。ユナイテッド側は2016年夏に投じた9000万ポンド(約120億円)の回収のため、取引にはデ・リフトに加え現金の上乗せを要求するという。
なお、デ・リフトの週給は18万ポンド(約2400万円)とみられているが、ユナイテッドは同額を支払うことに前向きとのこと。だが、新型コロナウイルスの影響で交渉が来夏に持ち越される可能性もあるようだ。
2019年夏に推定移籍金6750万ポンド(約90億円1000万円)でアヤックスからユベントスに加入したデ・リフト。加入当初は苦労したものの、DFジョルジョ・キエッリーニの負傷でチャンスを掴むと、ここまでの公式戦27試合に出場している。
デ・リフトにはユナイテッドも昨夏に獲得に獲得に動いていたが、ユベントスやバルセロナとの札束勝負に白旗。結局、同選手は10代では最も高い移籍金での取引となった。
なお、デ・リフトの週給は18万ポンド(約2400万円)とみられているが、ユナイテッドは同額を支払うことに前向きとのこと。だが、新型コロナウイルスの影響で交渉が来夏に持ち越される可能性もあるようだ。
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