「フォンセカの戦術は好み」ローマに満足感を示すムヒタリアン、来季の去就は不透明
2020.03.26 14:14 Thu
ローマのアルメニア代表MFヘンリク・ムヒタリアン(31)が、ローマでのプレーについて語った。『フットボール・イタリア』が伝えている。
今シーズン、アーセナルから1年間のレンタル移籍でローマに加入したムヒタリアン。そのローマでは、ケガによる2度の離脱がありながら、今シーズンここまでセリエA13試合に出場し6ゴール3アシストと結果を残している。
この活躍からローマは850万ポンド(約12億円)の買い取りオファーを提示したようだが、アーセナルはこれを拒否。そのため、アーセナル復帰が既定路線と言われているムヒタリアンだが、イギリス『タイムズ』のインタビューで、今シーズンのプレーを振り返った。
「僕がアーセナルにいた時、ウナイ・エメリ監督には僕が感じていることと違うものを要求された。ここでは違うものを期待していた」
「エメリの哲学は、(パウロ・)フォンセカのものとは違うけど、僕はここで上手くやっている。僕たちはより良いサッカーをしているし、自分に合っていると思う」
今シーズン途中にアーセナルの指揮官を解任されたウナイ・エメリ監督は、ムヒタリアンをゲームメーカーとしてではなく、ハードワークを求め、特に昨シーズンはウイングバックを任せるなど、攻撃的なポジションでの起用は少なかった。
ローマでの生活に満足感を示すムヒタリアンだが、新型コロナウイルス(COVID-19)の影響でシーズンの終わりが見えず、さらにローマは買い取りオプションを持っていない。ローマに留まりたいかと尋ねられると、「将来は分からない」と見解を示した。
「シーズンが止まっているので、現時点では何も言えない。いつ試合が再開されるのかも、夏に何が起こるかもわからない」
「サッカーはすぐに状況が変化する。ある日はここにいるけど、別の日には違うところにいる。何が起きていて、今後何が起こるのか予測することはできない」
今シーズン、アーセナルから1年間のレンタル移籍でローマに加入したムヒタリアン。そのローマでは、ケガによる2度の離脱がありながら、今シーズンここまでセリエA13試合に出場し6ゴール3アシストと結果を残している。
この活躍からローマは850万ポンド(約12億円)の買い取りオファーを提示したようだが、アーセナルはこれを拒否。そのため、アーセナル復帰が既定路線と言われているムヒタリアンだが、イギリス『タイムズ』のインタビューで、今シーズンのプレーを振り返った。
「エメリの哲学は、(パウロ・)フォンセカのものとは違うけど、僕はここで上手くやっている。僕たちはより良いサッカーをしているし、自分に合っていると思う」
「非常に攻撃的なプレーをするので、フォンセカのスタイルは好みだ。試合でボールを保持し続けるようにしていて、もちろんこういった試合は好きだよ」
今シーズン途中にアーセナルの指揮官を解任されたウナイ・エメリ監督は、ムヒタリアンをゲームメーカーとしてではなく、ハードワークを求め、特に昨シーズンはウイングバックを任せるなど、攻撃的なポジションでの起用は少なかった。
ローマでの生活に満足感を示すムヒタリアンだが、新型コロナウイルス(COVID-19)の影響でシーズンの終わりが見えず、さらにローマは買い取りオプションを持っていない。ローマに留まりたいかと尋ねられると、「将来は分からない」と見解を示した。
「シーズンが止まっているので、現時点では何も言えない。いつ試合が再開されるのかも、夏に何が起こるかもわからない」
「サッカーはすぐに状況が変化する。ある日はここにいるけど、別の日には違うところにいる。何が起きていて、今後何が起こるのか予測することはできない」
ウナイ・エメリの関連記事
ローマの関連記事
セリエAの関連記事
記事をさがす
|
ウナイ・エメリの人気記事ランキング
1
ベストイレブンに9名、PSGがリーグ・アン席巻! デンベレがMVPを初受賞、最優秀監督&最優秀新人賞も受賞
リーグ・アンで無敗優勝を果たし、チャンピオンズリーグ(CL)ではファイナリストになったパリ・サンジェルマン(PSG)がフランスプロサッカー選手組合(UNFP)の授賞式で賞を総なめにした。 UNFPアワードが11日に行われ、リーグ・アンの最優秀選手にフランス代表FWウスマーヌ・デンベレが選出されることとなった。 デンベレは今シーズンのリーグ・アンで28試合21ゴール6アシストを記録し優勝に大きく貢献。最終説を残して得点ランキングでもトップに立っており、キャリア初のMVP受賞となることに。これまで5年連続受賞していたフランス代表FWキリアン・ムバッペ(レアル・マドリー)を継ぐ形となった。 また、最優秀監督賞はルイス・エンリケ監督が受賞。チームを成功に導く手腕を見せ、2018年のウナイ・エメリ監督(アストン・ビラ)以来となるPSGからの受賞となった。 その他、最優秀新人賞はフランス代表MFデジレ・ドゥエが受賞。今季加入した19歳は、リーグ・アンで30試合に出場し6ゴール8アシストを記録。3月にはフランス代表デビューを果たすなど、将来が期待されるウインガーだ。 さらに驚きはベストイレブン。11名中9名がPSGの選手となり、アクラフ・ハキミ、マルキーニョス、ヌーノ・メンデス、ウィリアン・パチョ、ジョアン・ネヴェス、ヴィティーニャ、ブラッドリー・バルコラ、そしてデンベレとドゥエとなった。 これはPSGにとって史上最多記録であり、2016年の8人を超えることに。また、UNFPトロフィー史上最多の記録となった。 <h3>◆リーグ・アン ベストイレブン</h3> GK リュカ・シュヴァリエ(リール) DF アクラフ・ハキミ(パリ・サンジェルマン) マルキーニョス(パリ・サンジェルマン) ヌーノ・メンデス(パリ・サンジェルマン) ウィリアン・パチョ(パリ・サンジェルマン) MF デジレ・ドゥエ(パリ・サンジェルマン) ジョアン・ネヴェス(パリ・サンジェルマン) ヴィティーニャ(パリ・サンジェルマン) FW ブラッドリー・バルコラ(パリ・サンジェルマン) ウスマーヌ・デンベレ(パリ・サンジェルマン) ラヤン・シェルキ(リヨン) 2025.05.12 13:55 Mon2
左SBで新境地開拓!アーセナルの希望の光、ブカヨ・サカ【ライジング・スター】
ビジャレアルに移籍した日本代表MF久保建英など、10代の選手の活躍が目立っているサッカー界。この企画『Rising Stars』では、近いうちにサッカー界の主役を担うであろう、注目の若手選手たちを紹介していく。 今回はアーセナルのU-19イングランド代表FWブカヨ・サカ(18)だ。 <div id="cws_ad">◆アカデミー時代のサカのプレーをチェック<br/><div style="margin:0 auto; max-width:100%; min-width:300px; " ><div style="position: relative; padding-bottom:56.25%; height: 0; overflow: hidden; "><iframe src="https://embed.dugout.com/v2/?p=eyJrZXkiOiJqN0QyNDhQVyIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0=" style="width: 300px; min-width: 100%; position: absolute; top:0; left: 0; height: 100%; overflow: hidden; " width="100%" frameborder="0" allowfullscreen scrolling="no"></iframe></div></div></div> 両親がナイジェリア出身であり、イングランドとの二重国籍であるサカはアーセナルの下部組織で育ち、世代別イングランド代表にも招集されるなど順調に成長を続け、2018年9月にプロ契約を結んだ。 2018-19シーズンは主にカップ戦で経験を積むと、2019-20シーズンから正式にファーストチームに昇格。シーズン当初はウナイ・エメリ監督に左ウイングとして起用され、2019年9月19日に行われたヨーロッパリーグのフランクフルト戦では、シーズン初出場となったこの一戦で、1ゴール2アシストの活躍でチームを勝利に導き、一躍その名を轟かせた。 その後、ボスニア・ヘルツェゴビナ代表DFセアド・コラシナツ、そしてスコットランド代表DFキーラン・ティアニーが相次いで負傷したことを受け、左サイドバックの人材難に陥った結果、本職ではないもののサカが左サイドバックに抜擢される。 ミケル・アルテタ監督の就任後も左サイドバックに定着したサカは、当初は守備面のウィークポイントを突かれる場面も多く、1列前で見せていた輝きを発揮できずにいた。 しかし、徐々に守り方を学ぶと、逆に水を得た魚のようにアーセナルのサイド攻撃のキーマンに。走力を生かした守備に加え、高いポジション取りでゴール前に顔を出すプレーも増えていた。 新型コロナウイルスによる中断期間後は、ケガ人が復帰したこともあり1列前で起用されることに。最終的にはプレミアリーグで26試合に出場し1ゴール5アシスト、公式戦でも39試合に出場し4ゴール11アシストを記録。不振に喘いだチームの中でも奮闘を見せた。 6月にはアーセナルとの契約を長期延長したことを発表し、さらに2020-21シーズンからは現在の背番号「77」から「7」に変更されることが決まっている。 新境地を開拓しつつあるサカは、アーセナルにとって大きな未来と言えるが、どこまで飛躍するのだろうか。 2020.08.24 13:00 Mon3
イギリスのウィリアム王子がサッカー解説者の発言に反応! 愛するアストン・ビラのCL3連勝に「もちろん、見ていました」
新フォーマットに変更された今シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)だが、快進撃を続けている意外なクラブがある。それがアストン・ビラだ。 2023-24シーズンのプレミアリーグで4位と好成績を収めたアストン・ビラ。ウナイ・エメリ監督が率いるチームは古豪として知られ、1981-82シーズンにチャンピオンズカップ(現:チャンピオンズリーグ)を制したこともある。 そのアストン・ビラは、CLに出場したのは優勝した翌年の1982-83シーズン以来。42年ぶりの出場となり、プレミアリーグでトップ4入りしたのも1995-96シーズン以来という快進撃だった。 久々のCL出場でどのような戦いを見せるかと思われたが、ヨーロッパリーグをセビージャ時代に3度、ビジャレアルでも1度も制しているエメリ監督はしっかりと準備。初戦でヤング・ボーイズに0-3で勝利すると、第2節ではバイエルンを1-0で下す大金星。そして第3節では、ボローニャを2-0で下し、開幕3連勝を成し遂げていた。 周囲に驚きも与える3連勝。そんな中、『TNTスポーツ』でボローニャ戦を開設していた元スコットランド代表FWアリー・マコイスト氏がとある冗談を飛ばした。 マコイスト氏は、「ウィリアム王子が自宅で試合を観戦したアストン・ビラファンの1人だったのかどうか」と発言。チャールズ国王の長男でもあるウェールズ公ウィリアムはアストン・ビラの大ファンであることも知られており、イングランドサッカー協会(FA)の会長でもある大のサッカーファンだ。 すると、普段は個人的な反応をほとんどしなにウィリアム王子がこのコメントについて反応。『TNTスポーツ』のツイートを引用し「もちろん。私は見ていました」と反応。また、「#UTV」と、「Up the Villa」を示す3文字と共に、自身を示す「W」を添えてXを更新した。 マコイスト氏は、10月2日に、ウィンザー城にてウィリアム王子から大英帝国勲章を授与されており、その関係もあっての反応と見られている。 ウィリアム王子はビラ・パークのスタンドで試合を観戦するほどのファンであり、息子のジョージ王子と共に一喜一憂している姿は何度も見られている。親しみやすい王子だが、アストン・ビラのCLでの快進撃はさぞ嬉しいことだろう。 <span class="paragraph-title">【SNS】ウィリアム王子が実際に行ったツイート</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">Of course I was watching, <a href="https://twitter.com/Ally_McCoist9?ref_src=twsrc%5Etfw">@Ally_McCoist9</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/UTV?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw"> <a href="https://t.co/KkCwgrj9Lu">https://t.co/KkCwgrj9Lu</a></p>— The Prince and Princess of Wales (@KensingtonRoyal) <a href="https://twitter.com/KensingtonRoyal/status/1848833756846596409?ref_src=twsrc%5Etfw">October 22, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.10.23 23:15 Wed4
ニューカッスルとの上位対決で電光石火弾のワトキンス、快勝劇に貢献もエメリ監督の起用法に不満爆発
アストン・ビラのイングランド代表FWオリー・ワトキンスがウナイ・エメリ監督の起用法に不満を爆発させている。 ワトキンスは19日にホームで行われたプレミアリーグ第33節ニューカッスル戦に先発。開始33秒に電光石火弾を決めてチームの4-1の快勝劇に貢献していた。 このゴールによりプレミアリーグ通算74ゴールとしてFWガブリエル・アグボンラホル氏の持つクラブ記録に並んだが、公式戦ここ6試合で先発は1試合と出番に恵まれず、起用法に不満を爆発させた。 「監督室に行ってなぜプレーできないのかと訴えている。だから監督は少し頭を悩ませていると思う。この地位に到達するために僕らは懸命に努力してきた。しかしPSG戦では2試合とも20分程しかプレーできなかった。正直、プレーできないことに腹を立てていた。そのことを監督にも伝えた。しかし結局は監督に決定権があり、彼の決断を尊重しなければならない。だが、僕はベンチに座って満足するような選手ではない」 「これまで経験したことがないことだ。とりわけチャンピオンズリーグでは常にプレーし続けたいと思うものだ。僕を含め、数人の選手はPSG戦に出場できなかったことにがっかりしていたと思う。2ndレグでは勝てたが、2戦合計では負けた。チームは本当によくプレーしていたが、もっと長くピッチに居たかった。今の僕らの地位に到達するまで僕は大きな役割を果たしてきた。だから重要な試合で先発したかった」 2025.04.20 10:30 Sun5
監督解任のアーセナル、オーナー息子が練習場を訪問…解任、新体制を語る
アーセナルのオーナーであるスタン・クロエンケ氏の息子であり、クラブ幹部の1人であるジョシュ・クロエンケ氏が、ウナイ・エメリ元監督の解任について語った。 クロエンケ氏は、フレドリック・ユングベリ暫定体制となったチームのトレーニング場に現れ、選手、スタッフにメッセージを送った。その後、クラブの公式インタビューに応え、今回の監督解任劇などについて語っている。 クロエンケ氏は、ウナイ・エメリ前監督の解任について「世界中の全てのファン、サポーターと同様に、我々も最近の一連のパフォーマンスを心配していた」と、1カ月にわたって白星から遠ざかっていたことを懸念していた様子。また「ウナイ(・エメリ)と彼のスタッフをサポートしたかったが、最終的には私、ラウール・サンレヒFD(フットボール・ディレクター)、ヴィナイ・ヴェンカテシャムMD(マネージング・ディレクター)、エドゥTD(テクニカル・ディレクター)のグループでここ数週間かけてその決定に至った」と、総意での解任だったことを明かした。 しかし、エメリ前監督の解任は簡単ではなかったようだ。「とても難しい決断だった。何より、ウナイは良い男であり、全員がとても尊敬している。彼と、彼のスタッフとの日常的な仕事の倫理観は素晴らしかった」とこれまで幾多のクラブで指揮を執って結果を残してきたエメリ前監督の人柄を評価。それでも「最終的には、設定したいくつかの目標を達成できなくなった。今シーズン、まだこれらの目標を達成できると感じていたので、すぐに交代することに決定した」と、チームを立て直すためだったと語った。 新監督を探すアーセナルだが、暫定的にはクラブOBでアシスタント・コーチを務めていたユングベリ氏が指揮を執る。ユングベリ氏については「フレディにはアーセナルのDNAがある。彼は何年にもわたってここで選手として活躍し、サポーターは彼をとてもよく知っている。ここ数年、アーセナルと一緒にスタッフとして働いてきた」と黄金期をアーセナルで過ごしたことがプラスに働くとコメント。「だから、彼を抜擢することは素晴らしいことだと思う。クラブのDNAを知っており、クラブを前進させるのにふさわしい人物だと感じている」と、チームを立て直すキッカケになると踏んでいるようだ。 また、トレーニンググラウンドでユングベリ暫定監督、スタッフ、選手たちを集めていた件については「フレディ、そして選手へのメッセージは、基本に戻ろうということだ。最も重要なことは、楽しむことに戻ってみようということ。彼らの笑顔を見て、試合に勝った時、サッカー選手は最高だと思う。それが私にとっての勝利の方程式だ」と語り、アーセナルらしいフットボールを取り戻すことが大切だと語った。 後任監督についても「フレディに対しては自信を持っており、我々は徹底的な検索を行い、正しい候補者を見つけることができるのは非常に幸運だ」とコメントし、急いで後任を探す前に、クラブを正しい道へと導ける指揮官を探し、その間をユングベリ暫定監督に任せることも明かしている。 2019.12.01 21:30 Sunローマの人気記事ランキング
1
ローマが新スタジアム計画を発表…目玉は欧州最大のクルヴァ・スッド
ローマが新スタジアムの計画を発表した。 ローマは1953年の開場以来、ラツィオと共にスタディオ・オリンピコを本拠地として使用してきた。しかし、幾度か修繕や改修は行っているものの、老朽化が否めないこともあり、クラブは以前から新スタジアム建設への動きを進めていた。 ただ、“地面を掘れば遺跡にあたる”とも言われる「永遠の都」特有の事情もあり、その計画はなかなか進まずにいたが、ライアン・フリードキン副会長とリナ・スルークCEOとローマ市長のロベルト・グアルティエリ氏ら市議会の代表者との会談を経て、新スタジアムの計画を発表した。 『YouTube』での新スタジアムのイメージ動画と共にクラブは今回の計画を以下のように説明している。 「ライアン・フリードキン副会長とリナ・スルークCEOを代表とするASローマのトップマネジメントは、本日、ローマ市長ロベルト・グアルティエリ氏と会談し、クラブの新スタジアムのエキサイティングな計画について話し合いました」 「会議では、プロジェクトの革新性と、フットボールファンと地域社会の両方に約束される数多くのメリットに対する共通の熱意が示されました」 「プロジェクトのビデオプレゼンテーションのリリースは、新しいスタジアムのユニークなビジョンとモダンなデザインを紹介し、熱狂的な反響を呼びました。このビジョンの鍵となるのは、ヨーロッパ最大となる予定の新しいクルヴァ・スッドです。このクルヴァ・スッドは、ASローマのサポーターの揺るぎない情熱の証となるでしょう」 また、フリードキン副会長は、このプロジェクトがクラブだけでなくローマという都市、地域社会においても新たな価値を創造するものになると確信している。 「本日、ローマ市長のロベルト・グアルティエリ氏とお会いし、新しいスタジアムのビジョンを発表できたことを光栄に思います。この素晴らしいスタジアムは、ASローマとそのファンの新しいホームであるだけでなく、ローマ市民全員にとってのランドマークでもあります。ヨーロッパ最大のクルヴァとなる予定の新しいクルヴァ・スッドは、サポーターの情熱とエネルギーを体現する強力な焦点となるでしょう。古典的なローマ建築にインスピレーションを得た象徴的なデザインと最先端の設備を備えたこのスタジアムは、フットボールファンから地元のコミュニティまで、すべての人に世界クラスの体験を提供します」 「ASローマの誇りある管理者として、私たちは、クラブの精神と伝統を体現する空間を創り出すとともに、革新と卓越性の世界的なシンボル、そして環境責任のモデルとなることに尽力しています」 「新スタジアムを環境責任のモデルにするという取り組みは、ローマ市長が指摘したように、クラブの価値観やローマ市のより広範な目標と一致しています」 「両者は、開発のさまざまな側面に焦点を当てる作業グループの設立を含む、プロジェクトを進めるためのロードマップについて話し合い、合意しました。これらのグループは、環境基準とコミュニティの関与に細心の注意を払いながら、プロジェクトがスムーズに進むようにします」 「ASローマとそのリーダーシップは、ファンの体験を向上させるだけでなく、コミュニティと環境にプラスの影響を与えるランドマークを作成することに専念しています。新しいスタジアムプロジェクトは、クラブ、ファン、そしてローマ市の誇りのシンボルとなるでしょう」 <span class="paragraph-title">【動画】ローマの新スタジアム構想が発表!</span> <span data-other-div="movie"></span> <iframe width="640" height="360" src="https://www.youtube.com/embed/RE0m08zRgBo" title=" Towards our new stadium " frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" referrerpolicy="strict-origin-when-cross-origin" allowfullscreen></iframe> 2024.07.25 06:30 Thu2
モウリーニョ解任のローマに“レジェンド”デ・ロッシが帰還! 監督就任に「この感動は言葉では言い表せない」
ローマは16日、新監督にダニエレ・デ・ロッシ氏(40)が就任することを発表した。 契約期間は2024年6月30日までの残りシーズンとなる。 デ・ロッシ新監督は、ローマ育ちでアカデミー出身者。2002年にファーストチームに昇格すると、2019年7月にボカ・ジュニアーズに移籍するまでプレー。ローマ時代には2007年、2008年にはコッパ・イタリアで優勝。2007年にはスーペル・コパも制し、フランチェスコ・トッティ氏が引退してからはキャプテンとしてチームを支えた。 引退後はイタリア代表のテクニカルコーチを務め、2021年のユーロ優勝に貢献。2022年10月から2023年2月まではSPALで指揮を執っていたが、半年でわずか3勝に終わり解任されていた。 ローマでは公式戦通算616試合に出場し63ゴール。18年間プレーしたクラブに監督として復帰することとなったデ・ロッシ新監督は、クラブを通じてコメントしている。 「ローマのテクニカル面でのリーダーシップの責任を私に託してくれたフリードキンファミリーに感謝したい。私としては、今からシーズン終了までの間に待ち受ける試練に立ち向かうため、日々の犠牲を払い、自分の中にある全てを捧げる必要があると思っている」 「ベンチに座ることができる感動は言葉では言い表せない。私にとってローマがどんな存在であるかは、誰もが知っているが、我々全員を待っている仕事は既に引き受けた」 「我々には時間がなく、選択肢もない。競争力を持ち、目標のために戦い、達成しようとすることがスタッフと私が自分たちに与える唯一の優先事項だ」 ローマは16日、4シーズン目を迎えていたジョゼ・モウリーニョ監督を解任。就任1年目の2021-22シーズンはヨーロッパ・カンファレンスリーグで優勝。2022-23シーズンはヨーロッパリーグで決勝に進むも、セビージャにPK戦の末に敗れて準優勝。今シーズンはリーグ戦で序盤から調子が上がらず、14日に行われたセリエA第20節でミランに敗れ、3戦未勝利となっており、9位と苦しんでいた。 2024.01.16 22:15 Tue3
「僕はスペイン人」18歳ハイセンが母国オランダに決別…2月にスペイン国籍取得でU-21代表デビュー
ローマDFディーン・ハイセン(18)が自らのアイデンティティを語った。オランダ『Voetbal International』が伝えている。 セリエAでメキメキ頭角を表す197cmの両利きセンターバック・ハイセン。16歳でマラガからユベントスへ移籍し、トップ昇格の今季は後半戦からローマへ武者修行…順調に出場機会を得ている。 そんなハイセン、U-17オランダ代表の一員として2022年にU-17欧州選手権準優勝などなど、これまでは世代別オランダ代表の常連。 しかし、今回の代表ウィークはU-21スペイン代表に招集…元アヤックスの父ドン・ハイセン氏を含めて一家揃ってオランダ出身だが、自身が5歳の時にスペイン・アンダルシア州へ移住し、今年2月にはスペイン国籍を取得しているのだ。 そして、21日に行われたU-21スロバキア代表との国際親善試合でラ・ロヒタ(世代別スペイン代表の愛称)デビュー。スペイン『マルカ』のインタビューでは「僕はスペイン人」と明言した。 「そうだね。僕は自分がスペイン人だと感じているよ。5歳からマラガで育ち、今回スペイン代表の一員になれて嬉しい。いずれスペイン代表でトロフィーを勝ち取りたいよ」 ハイセンをDFヴィルヒル・ファン・ダイクやDFステファン・デ・フライ、DFマタイス・デ・リフトらに続く新時代のディフェンスリーダーと捉えていたオランダ側から見れば、今回の所信表明は痛い。 2024.03.26 16:35 Tue4
34歳パストーレ現役引退へ「痛みに耐えられない」「楽しかったサッカーが罰に」
元アルゼンチン代表MFハビエル・パストーレ(34)がやはり現役引退へ。 淡いピンクのユニフォームを纏ったパレルモ時代に脚光を浴び、以後パリ・サンジェルマン(PSG)、ローマでもプレーしたパストーレ。端正な顔立ちも人気を博した正真正銘のクラックだ。 しかし、そんな彼の現在地は「無所属」。昨夏カタール・スターズリーグのカタールSCを半年で退団後、どのクラブにも属しておらず、以前から問題を抱える股関節の状態が極めて良くないことを明かしている。 今回、アルゼンチン『La Nacion』の取材では、耐え難い股関節の痛み、そしてそれに伴う苦しみに苛まれてきたことを告白。どうやら心は現役引退で固まってるようだ。 「痛みに耐えられなかった…目覚めの瞬間に気分が悪くなり、自然と脳が僕に『もうサッカーを辞める時だ』と語りかけていた。けど、僕自身が受け入れられず、苦しむことを決めたんだ」 「サッカーを続けるためにできることは全て試してみた。けど、望む結果は何もない。練習とプレーは再開できたが、日々の生活は悪いまま。一度紅白戦をやってみたら、その後2日間ベッドで寝て過ごすことになったんだ…痛みでね」 「消耗しきった股関節に再び負荷をかける…有害みたいだ。痛みは以前にも増して大きくなり、サッカーが楽しみではなく、ただの罰になってしまったよ。子どもたちとボールを蹴ることさえままならない」 「今は左足の股関節に人工股関節を入れてある。すべてセラミックでね。毎朝リハビリに励み、なんとか生活は元通りだ。『普通の生活』がこんなにハッピーだなんてね」 「この数年間、常に現役引退の準備をしてきた。股関節が元気だったころ、僕はフットボーラーとしてなんだってできると信じていた…今日の僕はピッチに立つことを一切考えていない」 「ここからさらに回復して、もしランニングして良い気分を維持できたら…その時はもっともっと走りたくなるだろうね。それだけで満足だ」 “El Flaco(エル・フラコ=やせぽっち)”ハビエル・パストーレ。美しい出立ちとプレーの数々でファンを楽しませた男は、スパイクを脱ぐ。 2024.03.22 18:10 Fri5